今日、原発は「泊(とまり)で止まり」ます! 泊3号機の定期検査入りで、国内全原発が稼働停止という歴史的な1日となります。
これから「原発なしで電力が足りる」証明の、1日1日となります。
電力不足が宣伝されますが、過剰な需要見積もりではないかとの指摘があります。
そもそも、電力が足りないから「原発の危険には目をつぶれ」というのは、言い分としては乱暴ではないでしょうか。
政府の安全対策も、電力需給の見積りも、出される情報が信用できないというのが多くの国民の感覚ではないでしょうか。
政府が決断すべきは「原発ゼロ」であって、再生可能エネルギー普及への取り組みです。
北海道では、風力や推力など自然エネルギーで「エネルギー自給率」が100%を超える町が苫前町・ニセコ町・幌延町などなどあります。
今日は雨の札幌で街頭宣伝をおこない、岩内町で青年たちによる学習会&交流に足を運びました。
泊原発をバックに「原発ゼロへ!」と決意を交わし合いましたよ(写真)。
その足で泊原発PRセンター「とまりん館」へ行ったのですが、駐車場が満車だったほど関心も高い。
「とまりん館」入口横には「岩宇プラザ」という、周辺4ヵ町村の地勢や特産品を紹介するコーナーがあるんです。
豊かな水産資源のある泊村や神恵内村、らいでんスイカ・メロンが有名な共和町。
岩内町は、道が水力発電をしていた地であり、アスパラガス日本発祥の地でもあるんです。
原発に頼らない、地域資源を生かした町づくりの議論も期待されます。
国策としての原子力政策だったのですから、国が新たな町づくりを後押しすることも必要となるのではないでしょうか。
とにかく、今日を機に新たな情勢となりました。
福島原発事故の検証も安全対策もないまま、原発再稼働は認められない。
過酷事故が起きれば取り返しがつかない被害を及ぼし、使用済み核燃料の廃棄先も決まらない原発を、このまま進めていいのか。
さらに国民的大議論をしつつ、日本共産党は「原発ゼロ」へと力を尽くします。
私も、1人の父として、子どもたちに原発のない日本を手渡したい、と強く思います。
【今日の句】 福島と 心ひとつに 子どもの日