本州は夏日のようですが、江差町は寒い! 小雨も降るなか街頭宣伝に取り組むと、車から手を降って応えてくれる方が多くいて、寒い中でも心がホッとしました。
「江差の五月は江戸にもない」と詠われ、鰊漁をもとに交易港として栄えた江差町。
懇談・宣伝の合間に、道指定有形文化財の横山家、国指定重要文化財の旧中村家住宅、そして江差追分会館にも足を運び、重みある江差の歴史もしっかり学びました。
横山家では、町議会議員も務める横山敬三さんから直接お話も聞けました(2枚目の写真は中村家です)。
当時の生活用具がそのまま残され、運ばれてきた米を入れる倉庫には「ここはネズミがかじった跡ですよ」など、当時の様子がよくわかるように説明をいただきました。
いま海岸沿いに走る国道は埋め立てた場所でして、元々は海に面して北前船が入れるようにハネダシと言われる船着場もそのままです。
実は、建物の下に泥炭層が見つかったとのことで、建物の傾きなどが心配されています。
有形文化財・重要文化財として、きちんと国が保管に責任を持てる仕組みが必要と、実際に足を運んで実感しました。
追分会館には、新たに山車会館が併設されまして、展示されている山車(ヤマ)のスケールの大きさにあらためてビックリ!
子どもから高齢者まで「江差人の血が騒ぐ」という渡御祭の様子もビデオで見て、ここでも歴史と伝統の重みを実感です。
訪問などは、昨日に引き続き古岡ともや8区予定候補と、小野寺真江差町議、安岡美穂乙部町議らと介護施設などへ足を運びました。
経営上の問題から夜勤職員を1人しかおけない実態などもあり、あらためて国の責任の重さを痛感。
職員のみなさんは、イベントや外出支援などもおこなって、人間らしい老後生活が送れるように心を砕いています。
支援を強めると介護保険料の値上げに跳ね返る今の仕組みをあらためないと、なりません。
利用料も高くて、国民年金の高齢者には使いにくい、という率直な話も伺いました。
行き着くところは財源ということになりますが、党が「提言」の政策を持っているということをさらに広げたい。
夜には江差町で演説会もおこない、古岡ともやさんが江差町出身ということもあり、子どもの頃の学校の先生も来てくださるなど、たくさんの方が足を運んでいただきました。
地元に根ざした候補がいるって、本当に嬉しいことなんですよね。
たくさんの拍手をいただいた江差町を離れ、明日は札幌に向かいます。
【今日の句】 山車走る 熱気伝わる 港町