2023年12月16日土曜日
子どもに安心を、学校に余裕を
2023年12月15日金曜日
人権後進国から先進国に
アイヌ施策推進法の見直しへ、先住権や差別解消などの課題について、紙智子参議院議員と懇談にまわりました。世界では過去の植民地化や先住民抑圧への謝罪・補償が広がるなか、日本はあまりに遅れすぎています。
アイヌ民族と女性という「複合差別」解消に声を上げてきた多原良子さん、アイヌ民族政策検討市民会議、少数民族懇談会のみなさんから、率直な意見や提言をいただきました。多原さんとの懇談には、丸山はるみ道議も参加しました。
推進法はアイヌを先住民族と明記した一方、具体的な先住権や差別禁止については踏み込まれてきませんでした。国が進めた同化政策や強制移住などへの謝罪も、かたくなに政府は拒んでいます。
推進法をつくる際にも、当事者であるアイヌとの話し合いは十分ではありませんでした。今日も「法律の主語がアイヌではなく、自治体になっている」との指摘があり、ハッとしました。
自民党・杉田水脈衆議院議員のアイヌに対する差別・侮辱の発言には、誰もが怒っています。法務局から「人権侵犯」とされた理由も、本人はわかっていないのではないでしょうか。自民党総裁として処分などをしない、岸田首相の責任も問わなければなりません。
差別・ヘイトが繰り返されるのは、国として歴史的不正義を認めてこなかったからです。政府から独立した人権擁護機関の設置などの提言もいただき、紙議員も今後の論戦などに生かしたいと述べました。北海道での世論形成に、私も力を尽くしたい。
なお、来年1月におこなう党大会の決議案にも「人権後進国から先進国に」と章を立て、アイヌ民族にかかわり、国連宣言に沿った人権尊重への前進をと方針にしています。参考にお読みください(こちら)。
昼には札幌市白石区にて、伊藤りち子・道3区予定候補や佐藤綾札幌市議らと街頭宣伝。寒風のなか党員・後援会員さんが駆けつけてくださり、通りがかりにガザ人道支援募金への協力や「しんぶん赤旗」日曜版を読むよ、という方も。
相談を通じて「日本共産党に命を救ってもらった」という方、私の恩師から呼びかけられたことをきっかけに「ずっと応援してきて、偶然に通りかかって初めて会えました」という方など、びっくりするような出会いも。元気をもらいました。
【今日の句】本当に 民主国家の 日本かな
2023年12月14日木曜日
国民よりも業界利益か
今日は幕別町・芽室町へ。政権支持率が1割台となった世論調査もあり、内閣の顔ぶれを変えても不信や不満はぬぐえません。「安倍政治の破たんだね」との声や、「そもそも自民党は(カネの問題で)昔から変わっていない」との声もありました。
岸田首相が本気で政治改革をするというのなら、パーティー券を含む企業・団体献金の禁止へと踏み込むべき。しかし、昨日の記者会見でも具体的な中身は聞かれませんでした。これまでも「政治とカネ」の問題では、どこかに抜け穴がつくられてもきました。企業側からすれば善意でパーティー券購入のお金を出すわけではなく、何らかの見返りや関係維持を期待してのものになります。形を変えた企業献金であって、利権もからむ「政治とカネ」の問題は法律で禁ずるのが一番です。
今日はマイナ保険証についての意見も相次ぎました。「そもそもマイナカードは任意のはずなのに、紙の保険証を廃止したら強制になる」「河野大臣の『イデオロギー的に反対する人はいつまでも不安』という発言は、問答無用という恐ろしい態度と感じた」と、疑問や怒りが尽きません。
紙の保険証廃止は世論調査で反対が多数なのに、それをイデオロギーの問題というのは見当違いどころか敵視・悪意さえ感じます。医療機関でも機械の導入や維持への負担、慣れない患者への対応など直面している問題があるのに、それらを切り捨てるような強行を許していいのか。今の紙の保険証に、何の不都合があるというのでしょう。マイナ保険証の導入は、関係業界にとっては新たな市場となります。期限を区切って実行をと、経済団体からの要請もありました。自民党は国民のことより業界の利益優先かと、多くの方が気づいています。こういうことも重なった、政権支持率の低下ではないのでしょうか。
幕別町は議会の合間を縫って中橋友子・野原惠子・酒井はやみの各町議が参加され、お2人が入党してくださり嬉しい限り。芽室町では私の公式LINEでつながっている方から、あたたかい激励もいただきました。励みに明日もがんばります。
【今日の句】変えるなら 大臣よりも 政権を
2023年12月13日水曜日
泥船政権に期待などできない
長崎屋やイトーヨーカドーが相次いで閉店を決めた帯広市だけに、買い物や地域経済が心配という意見もありました。新たな大型店の招致をとの声もあると聞きますが、大企業頼みの地域経済でいいのか、まちづくりについて市民を交えた議論が必要ではないでしょうか。
2023年12月12日火曜日
もう自民党政治ではダメだ
今日は音更町へ。ブログ表題は、ある中小企業役員さんの一言です。これだけのパー券・裏金疑惑なのに、保身と利権に固執する岸田政権に不満や怒りが爆発しています。野党の本気さを問う意見もあり、北海道でも応える活動をしなければ。
定例会の合間を縫って神長基子・石垣加奈子・重堂聡の3町議が、地域のみなさんとの「語るつどい」に参加しました。地域住民との密着の深さこそ、日本共産党の根強さの1つなのです。冒頭の中小企業役員さんは「困っている人を放っておけない」と、とても情の厚い方でした。だからこそカネと利権にまみれた政治への怒りも強い。「いずれ入党するとは思うけど」と、日本共産党への信頼を口にされたのも、嬉しいことでした。
語るつどいでは、「リクルート事件以来の大問題。どこまで検察は本気なのか」「こういう時は、筋を通してきた日本共産党にがんばってもらわないと」との声も。くらしも地域も追い詰められているような毎日なのに、自民党はカネまみれだなんて納得できないのは当然です。安倍派だけの問題だと、誰も思っていません。
明日は臨時国会最終日。内閣不信任決議案も含めて、まだ流動的な状況です。多くの国民の不満が強まっているもと、その声に今こそ野党が応えなければ。明日もがんばりたい。
【今日の句】さあ今だ 利権政治を 終わらせよう