2025年1月11日土曜日

今年は国政も県政も変える年に

 今日は宮城県へ。党と後援会の「新年のつどい」は、会場一体に大盛り上がり。私が石巻市生まれと言っただけでも大きな拍手が寄せられ、最後まで「参院選がんばろう」と力のこもったつどいでした。

 来賓として立憲・鎌田さゆり衆院議員と石垣のりこ参院議員、「市民連合みやぎ」共同代表の多々良哲さん、事務局次長の須藤道子さんが見えられました。ちなみに石垣さんは、私と同じ宮城教育大学卒です(学年は違います)。

 県議は三浦一敏団長はじめ金田もとる・ふなやま由美の両県議、仙台市議団(花木則彰・ふるくぼ和子・高見のり子・すげの直子・高村直也・吉田ごう)は勢ぞろい。

 宮城は今年10月に知事選があり、村井県政の転換をとの思いも熱い。県議補選(宮城野区)をたたかう大内まり前県議も元気にあいさつされ、仙台市議補選(太白区)では板橋ののかさんの擁立が紹介されました。

 総選挙で県5区候補だった中嶋れんさんのあいさつ、高橋千鶴子前衆院議員のメッセージがあり、私は自己紹介と合わせてあいさつと決意表明。何度もいただいた激励の拍手が、ありがたかったです。

 宮城県では、4病院の統廃合や県営住宅の廃止、女川原発再稼働も容認など村井知事の暴走に、県民と日本共産党が立ち向かってきました。国の悪政ともども、今年は変える年にしようと意気高い。

 仙台市各区後援会の活動交流は、歌あり演奏あり紙芝居ありで、とにかく明るく元気が満ち満ちるほど。アコーディオンとともに響く歌声にはしびれました。

 帰り際には「私も宮教大の先輩だよ」「石巻市に住んでいたことがあるよ」などの声をかけていただきました。久しぶりに会えた友人から、赤旗電子版の申込みをしたよとの連絡も嬉しい。

 明日は秋田。よろしくお願いします。

 【今日の句】どの町も 庶民の味方は 共産党

2025年1月10日金曜日

足を運ぼう、思いを聞こう

 今日は党本部で中央委員会総会。党内外を問わず、こちらで田村智子委員長の報告などを聞けます。私も参院比例5議席を必ずと、決意を込めての発言。明日は宮城県の新春のつどいに行きます。よろしくお願いします。

 衆議院で自公の過半数割れという状況の一方で、石破政権を助ける野党なのか、自民党政治の大元から変える野党なのか、さっそく臨時国会でも問われました。通常国会では、さらに政党の立ち位置がはっきりするでしょう。

 くらしや商売には物価高、社会保障は削減して学生たちには高学費を押しつける自民党政治は、もう続けさせるわけにはいかない。ジェンダー平等も、男尊女卑・家父長制に固執する自民党政治では実現できません。

 米軍と自衛隊の一体化を進め、大軍拡と沖縄への基地負担押しつけと性暴力をはじめ県民への被害。核廃絶にも背を向ける、この自民党政治も変えよう。発言で各地の奮闘を聞き、あらためて強く思いました。

 ゆきづまっているからこそ、足を運んで要求や願いを聞こう。その大運動も呼びかけられました。私も、とりわけ若い世代や子育て世代との対話を広げていきたいです。

 昨年末に入党してくれた51歳の方も、誰にも話せなかった長時間労働の実態を打ち明けてくれたところからが始まりでした。「何かおかしい」と考えている方は、きっと多いはずです。

 そして、その「おかしさ」は、財界中心と米国いいなりという自民党政治の「2つのゆがみ」が根っこにあるからだと、わかりやすく広げていきたい。新たな決意で、明日からもがんばります。

 【今日の句】変化への 原動力は 市井から

2025年1月9日木曜日

人情と坂の町はあたたかい

 今日は宮内しおり道選挙区予定候補と小樽市へ。党と後援会の「新春のつどい」は、迫俊哉市長・鈴木喜明市議会議長など来賓はじめ、多くの方のご参加でにぎわいました。最後までいられず残念でしたが、きっと熱気あふれる集いだったはず。

 「地域が広くなって大変だね。体には気をつけて」「私たちもいっしょにがんばるから」などなど、たくさんのお気遣いや激励がありがたい。小樽は人情と坂の町だと、聞いたことを思い出しました。

 迫市長はあいさつで、かつて党市議が就学援助支給を前倒しすべきとの質問に納得し、実行の検討を指示したことがあると話されました。多数・少数を問わず、合理的な提起に耳を傾けますとの話に大きな拍手も。

 宮内さんは、お父さんの生家が小樽市ということもあり、具体的な町名を上げての自己紹介に笑顔と拍手。さっそく多くの激励を受けました。

 私からは東北・北関東でも日本共産党の役割が大きいこと、くらしでも平和でも石破政権に任せられない、参院選で日本共産党の躍進をーーと訴えました。

 鏡開きと乾杯で会場を後にし、明日の会議のために先ほど東京へ到着。各地で悪天候が続いていますが、移動のみならず生活の支障は出てないでしょうか。

 降雪量や強風雪によっては命にかかわるのが雪害。ぜひ、お気をつけください。

 【今日の句】新年は 潮太鼓の 勢いで

2025年1月8日水曜日

米政策の大転換を

 「米 異例の民間輸入」。国産米の不足感が強まっているから、高関税でも輸入だという。生産者の減少や資材高騰など厳しい環境に、何より米の流通自由化が生産基盤を崩す結果になってきたのではないか。食管法廃止から30年、その検証を急ぐべきです。

 今日の日本農業新聞は、この1面記事とともに「論説」で「米の流通自由化30年」を取り上げ、次のように結んでいます。「安値競争を続けていては農業は衰退し、食料安全保障は確保できない」。

 高関税の輸入米が広がるのは、そもそも輸入米の価格が低いため。米国では、実質的に輸出補助金とも言える手厚い保障がされています。一方で日本政府は農業予算を減らし、農家が再生産できる所得確保には後ろ向きでした。

 その結果として「論説」で指摘するような「安値競争」に。農家の手取りが減り、離農が続いたのも当然です。この間は米価が上がりましたが、賃上げや年金増が追いついていません。輸入米への置き換えが進めば、また農家が苦しむ状況となります。

 だから、国の関与が欠かせない。食管法の時代のように国への全量売り渡し義務を課さないのなら、農家が再生産できるだけの価格保障・所得補償を、他国並みに充実させていくことが必要ではないのか。

 江藤農水相は、今年を「農政大転換の年に」と記者会見で述べました。それならば、農政の基本となる米政策こそ大転換を。くりかえし訴えたい。

 【今日の句】主食さえ 守れぬ国で いいものか

2025年1月7日火曜日

早く「人権後進国」の日本を変えよう

 党道委員会の会議で新春の決意を固めあい、夜は自由法曹団道支部の新春の集いへ。道内の労働・人権などをめぐるたたかいを学び、交流も深める大事な会なのです。

 今年は袴田事件を通じての再審法改正に向けた論点について、詳しい報告がありました。団長の佐藤博文弁護士からは、新しい政治状況に触れて自由法曹団としても役割を果たす旨のあいさつも。

 日本共産党からは紙智子参議院議員が連帯あいさつ。参加していた私と宮内しおり道選挙区予定候補、丸山はるみ道議、田中啓介札幌市議、酒井隆裕小樽市議も壇上に並びました。

 自由法曹団の設立は、日本共産党創設の1年前となる1921年。神戸における労働争議の弾圧に対する調査団が契機となり、結成されたとHPに記されています。基本的人権や民主主義を守るたたかいには、自由法曹団の弁護士の姿があります。

 これまでも争議や国賠訴訟の報告から、日常の法律相談やくらしの安心まで話題になってきた、この集い。さまざまな話のなかで「もっと司法について国民的関心を。そのために私たちの活動も」との話も、しっかり受け止めたい。

 市民運動や司法の場、そして国会での連携が強まれば、実現のチャンスが生まれています。その役割を、しっかり私も果たしていきたい。はやく「人権後進国」の日本を変えましょう。

 【今日の句】今年こそ 男尊女卑よ さようなら

2025年1月6日月曜日

巳年は、政治も変化の年に

 紙智子参院議員・宮内しおり道選挙区予定候補と仕事始めにあたっての街頭宣伝に始まり、北農中央会の交礼会などあいさつまわり、道原水協などと核兵器廃絶に向けた街頭宣伝、夜は党道委員会の党旗びらき。あらためて今年は変化の年にしたいと、語り合いました。

 湿った雪の朝でしたがチラシを受け取ってくれる方や、通りすがりに「がんばって」と激励してくださる方など、反応はあたたかい。宮内さんも予定候補と発表されて最初の演説でしたが、元気な第一声を響かせました。

 私からは、昨年末に成立した補正予算は、能登の復旧関連予算より3倍もの軍事費が計上されたことを強調しました。自然災害だけでなく物価高などでも国民生活が苦しいもと、税金の使い道をくらし優先に切りかえなければなりません。

 すでに衆議院では少数与党ですから、今年の参院選は何度強調しても足りないほど、重要な政治戦になります。その時に、自民党政治をおおもとから変える日本共産党が伸びることで、必ず「国民が主人公」の政治へ変わります。

 今年は巳年。脱皮するヘビと重ねて、巳年は「新しいものに生まれ変わる」年と言われます。各地のあいさつでも同じような話題になり、政治も変化の年にしなければ。

 被爆80年の今年こそ、核兵器禁止条約の批准へと進む年にもしたい。道原水協の宣伝には長崎で被爆した宮本須美子さんもマイクを握り、核廃絶への世論を広げるべく、日本被団協で被爆の実相を語り広げていくとスピーチされました。

 ノーベル平和賞の受賞は「被爆の実相を、世界が受け止めてくれた」からと宮本さん。本当は真っ先に受け止めるべき日本政府が、米国の「核の傘」に依存しているのが恥ずかしい限り。党を代表して紙議員が、条約批准へ進めようとスピーチしました。

 道党旗びらきは、清末愛砂・室工大教授と紙智子参議院議員との新春対談という形式で、私が進行役を務めました。昨年の総選挙から臨時国会に至るまでの変化のプロセスを、今年は前に進められるか、ざっくばらんに語り合いました。

 紙議員は「市民の声が政治を動かしている」と、臨時国会で多くの要請行動があったことをリアルに報告。日本共産党も切実な要求実現や政治変革へ力を尽くすと述べました。

 清末先生は、若い世代にあきらめがあるなか「地道な声がけ、対話が大事」と、ご自身の体験も含めた話に会場からは笑いも。憲法にもとづきブレることがない点で、日本共産党を評価くださったことにも励まされました。

 選択的夫婦別姓のように長く運動してきたことが実現できるチャンスがある一方で、軍事大国へまっしぐらという危険性もある政治情勢。清末先生の「いつも防衛の名で軍拡」という一言が、ズバリ本質を言い表しています。

 やっぱり巳年は、政治も変化の年に。私もがんばります。

 【今日の句】新春の 決意を夏に 実らせよう 

2025年1月5日日曜日

三八豪雪を忘れず

 豪雪に襲われている青森県では、雪下ろし中に転落で亡くなる方も。あらためて「雪は災害」との認識で、国も財政・施策の支援を進めてほしい。北国に住む者にとって、雪害は命にかかわるものなのです。

 忘れてならない「三八豪雪」。雪害として初めて災害救助法が適用された、1963(昭和38)年の豪雪です。

 北陸地方を中心にくりかえし雪雲が発達し、全国各地で記録的豪雪になりました。雪崩や住宅倒壊での犠牲や、自衛隊の救援ヘリの墜落事故もありました。

 集落の孤立が相次ぎ、これで大地震などに襲われたら犠牲は広がったに違いありません。当時の教訓が、今の除排雪行政につながってもきました。

 明日には気温も上がるようで、雪崩や融雪被害も心配されます。晴れてからも災害の不安があるのが豪雪なのです。

 青森県はもとより全国的に、人員不足などで体制の困難も強まっています。防災省構想も結構ですが、地方自治体レベルでの実効性こそ。私も声を上げていきたい。

 【今日の句】重き雪 命にかかわる 認識を