2025年2月1日土曜日

どこでも待たれている農業支援

 今日は栃木県へ。4月に市議選を控える那須塩原市では街頭演説、小山市・下野市の両後援会による「新春のつどい」へとまわりました。生乳産出額で本州一の那須塩原はじめ農業が盛んな栃木県で、食と農を大事にする政治をと訴えました。

 つつみ正明・那須塩原市議との街頭演説には、車から手を振る方の姿も。冷たい吹き下ろしの風が吹くなかに、多くの党員・後援会員のみなさんが駆けつけてくれました。

 18歳までの医療費無料化が実現でき、次は学校給食無償化をと、つつみさんは力を込めました。栃木県では知事も検討する表明があり、国と合わせて一気に進めるチャンスなのです。

 そして基幹産業でもある酪農なのですが、飼料高騰により経営苦が広がる一方で、超大規模農場ではふん尿対策が課題になっています。夏も暑い日が増え、乳量低下や品質への影響もあると聞きました。

 小山・下野の「新春のつどい」は、小室可奈子・宇都宮市議もメンバーの太鼓演奏から始まり日本舞踊や、平野正敏小山市議と五戸豊弘下野市議があいさつに。

 五戸市議からも、資材高騰で苦しむ農家が国保税の納付にも苦しんでいるとの話がありました。こうして各地で農家が減り、地域の人口減少にも歯止めがかからないのだと痛感です。

 45分もの時間をいただき、政治を変える日本共産党の力と役割について、私も力を込めました。「元気をもらったよ」など激励や、北海道・宮城県に縁のある方が結構いてビックリ。

 今日のうちに前橋市へ。明日から始まる市議選で、日本共産党は4議席をめざします。私も応援にまわります。

 【今日の句】肝心の 地方創生 ここにこそ

2025年1月31日金曜日

庶民の味方となる議席を

 今日は茨城県へ。高橋誠一郎・県選挙区予定候補と牛久市・つくば市・筑西市をまわりました。4月の筑西市議補選に挑む石嶋いわおさんも訴え、たくさんの激励もありましたよ。

 牛久駅前では下校の高校生たちが手を振ってくれたり、高齢の方も「がんばってね」と声をかけてくれたり。支持者のみなさんも、約50人ほど来てくださいました。

 司会をされた遠藤のり子市議から、全戸に議会報告を配ったら、立て続けに相談が舞い込んだと聞きました。生活苦や先の見えない状況が、広がっている表れです。

 つくば市では、現金預金で20億もありながら4月から水道料金が上がるとか。反対の署名が短期間に2000人近くから寄せられたことからも、くらしの大変さが伝わります。

 そこで4月の筑西市議補選。今は三浦譲市議が市民の声を届けるべく奮闘していますが、定数2のなかに、市民の味方となって働く石嶋さんを押し上げてほしい。

 「食料品は割引シールが貼ってるものを買い、それさえも分けて食べている」と、市民から聞いた声を紹介した石嶋さん。日本共産党の議席だからこそ市政もチェックできると強調しました。

 選挙区の高橋さんは学費や原発、農業に至るまで実態や政策を語り、どこでも大きな拍手。赤旗記者として学んだ力を、すぐに国会で発揮してほしい。いっしょに私もがんばります。

 つくば市と筑西市では冷たい風が吹きまくりましたが、多くの方が駆けつけてくださり本当にありがとうございます。筑西市には、平陽子結城市議・赤塚千夏八千代町議も見えられました。

 明日は栃木県へ、那須塩原市と小山市で訴えます。

 【今日の句】寒風の先に 政治も春が来る

2025年1月30日木曜日

バス路線維持へ踏み込んだ対策を

 今日は札幌市清田区・南区へ。ずっと応援してきたという方が「せっかく来てくれたから」と赤旗を購読されたり、入党を前向きに考えてくれる方などとの出会いがありました。じっくり要望や疑問も聞きながら、このような対話を積み重ねていきたいです。

 南区の駒岡地域をまわっていると、ちょうど学校からの帰宅時間。駒岡小学校の子どもたちが、バス停に並んでいました。

 小規模特認校で、全校児童約80人の多くが学区外からバスにて通学している同校。ところが、この路線(駒岡線)を運営する中央バスから廃止が発表され、大問題になっていたのです。

 ばんけいバスが引き継ぐことになりましたが、運転手不足を理由にしたバス路線の廃止・減便は全国・全道で続いています。国が、より踏み込んだ支援を進める時ではないのか。

 大型二種免許を持っている方が少ないなか、育成も含めた支援策の強化が必要です。何より賃上げなどの処遇や労働環境改善は欠かせません。

 積雪・寒冷の地域では運転手の緊張も強まりますから、適切な休息時間を保障する体制づくりも急がれます。公設民営へと進めた自治体もあります。

 社会生活は移動が伴います。公的保障が必要です。気候変動を抑制するうえでも、今こそ公共交通の充実を。明日は茨城県へと向かいます。

 【今日の句】外眺め 目的地まで ゆっくりと

2025年1月29日水曜日

仲間が増えれば、あたたかい地域に

 今日は札幌市白石区で入党や赤旗購読の訴え。知人・友人のお困りごとを聞いては議員事務所を紹介し、いっしょに解決もされてきた方に入党していただきました。嬉しいです。

 切実な実態や要求を聞き、苦難解決に力を合わせることこそ日本共産党の真骨頂。それを当たり前のようにされてきた、この方の入党に支部も大喜びでした。

 赤旗日曜版をお読みいただいた方も、体調の悪いご近所の方に食事を持っていったり。何かと世知辛い時代ですが、あたたかい結びつきに励まされている方は多いのです。

 日本共産党の原動力は、このような草の根の声と力。仲間が増えることは選挙勝利だけでなく、あたたかな地域・職場・学園づくりにも欠かせません。

 自力づくりは避けて通れないもの。明日もがんばりたい。

 【今日の句】どの町も 庶民の味方 増やさなきゃ

2025年1月28日火曜日

性差別・性暴力のない社会を

 通常国会が始まり、今日は衆議院で田村智子委員長が代表質問に立ちました。企業・団体献金の禁止、消費税や教育費などくらしの課題と財源、選択的夫婦別姓の実現などズバリ。明日は参議院で、小池晃書記局長が質問に立ちます。

 総選挙で政権与党が過半数割れとなったのは、裏金事件への怒りや、くらし・人権も踏みにじる政権への批判が高まったから。大軍拡や沖縄への基地押しつけも許されません。

 石破首相は、その民意に背を向けた答弁に終始しました。参院選でも厳しい審判を下さねば。財源を示して自民党政治を大元から変える日本共産党が伸びてこそ、切実な願いも実現できることを訴えたい。

 ところで、タレント・中居正広氏による性加害疑惑をきっかけに、フジテレビ幹部社員の関与も疑われている問題。最初の記者会見への批判もあり、再度の記者会見で会長・社長の辞任が発表されました。

 フジテレビが女性アナウンサーを接待要員とし、性的接触も常態化させていたとしたら、とても許されない。旧ジャニーズ事務所はじめ芸能・報道分野での性加害・性暴力が発覚してきましたが、まだ氷山の一角ではないのか。

 「しんぶん赤旗」日曜版で、岩崎貞明さん(民放労連書記次長)が「背景に圧倒的な男性支配の業界風土」があるとの指摘を、重く受け止めたい。他のタレントや報道幹部に同様のことはないのか、根本からただしていくべきです。

 今日は学びの1日。来月初めに対談企画があり、農業政策や農家の現状などについてまとめています。生命の源である食料を、これだけ自民党政治はないがしろにしてきたのかと、あらためて転換の思いを強くしました。

 【今日の句】自民では 家父長制は ただせない

2025年1月27日月曜日

あらためて「原発やめよう」の声を

 札幌駅周辺で定例の朝宣伝を宮内しおり道選挙区予定候補とおこない、昼には道原発連の街頭宣伝にも参加。泊原発の再稼働についてのボード投票には、足を止める若い方の姿が目立ちました。モヤモヤした思いを語り合えるような街頭での活動に、さらに力を入れていかなければ。

 北海道では、発電量の4割を再生可能エネルギーが占めるまでになりました。ただ、自然破壊や住民合意なしの普及は許されません。欧州では地域住民や自治体での話し合いが出発点なのに対し、日本は大企業・大資本が乗り込む形になっている点で違いが大きすぎるのです。

 それでいながら新しいエネルギー基本計画では、原発が発電量の2割ほどを占めるとしています。新たに稼働する原発や、さらなる新増設も視野に入れた計画です。福島第一原発事故で、今も故郷に帰れない方々がいる現実を何だと思っているのでしょう。

 稼働すれば必ず出る「核のごみ」も、地層処分の安全性は見通せません。それでも寿都町・神恵内村での文献調査を誘導し、北海道への持ち込みを狙っているのではとの疑念も消えません。今日の投票でも「持ち込み反対」が圧倒的多数でした。

 北海道で電気料金が高いのは、泊原発の安全確保に向けた工事費が膨らんだことが大きな要因だと思います。安全性にしても、「核のごみ」処分にしても、そして電気料金高騰や北電の経営を考えても、もう泊原発をやめる決断こそ、です。

 原発マネーが、自治体財政に浸食してきた歴史もあります。廃炉を決断しても、その完了まで工事関係者などは滞在するし、固定資産税や他の産業振興などについては、国が責任をもって関与することが、立地自治体にとっても必要になります。

 その政治決断ができるか、どうか。省エネ社会の推進も一体に、北海道から「原発やめよう」の声を広げていきたい。新しい北海道や日本へと切りかえるチャンスでもあるはずです。くりかえし私も訴えていきたい。

 【今日の句】災害のたびに 事故を心配し

2025年1月26日日曜日

地域を本気で支える政治に

 今日は北海道伊達市と洞爺湖町で、党と後援会の「新春交流会」。私への応援歌と踊りや、演奏に福笑いなどおおいに盛り上がりました。やっぱり集まれば元気が湧いてきますね。

 昨年の総選挙で道9区候補を務めた立野広志さん、吉野英雄・伊達市議、今野さちこ・小林まなみ両洞爺湖町議もあいさつされました。

 今日も例年より暖かいだろう1日に。海水温が下がらないせいか、養殖ホタテの貝毒が続いたと立野さんから聞きました。海洋研究の充実が必要ですが、まだまだ予算が少なすぎます。

 JR洞爺駅では、多くの外国人観光客の姿がありました。2次交通の充実が急がれますが、運転手の人員確保など容易ではありません。道内各地で、地元の人が公共交通機関を使えない(乗れない)などのオーバーツーリズムも生まれてきています。

 交流会に参加されていた農家さんから、地域の農家の実情も聞きました。国による効率化と規模拡大の誘導策が、農家の負債を膨らませることへつながっているとの指摘に納得です。

 石破首相は「令和の日本列島改造」と打ち出しましたが、ここまで地域を疲弊させてきた新自由主義経済政策への反省はなし。単なるデジタル・AI活用でなく、地域社会・地域経済の土台の立て直しこそ必要です。

 半導体産業には突出した大盤振る舞いの一方で、中小企業や農林漁業の予算は変わらずじまい。地域を本気で支える政治へ、自民党政治のおおもとから切り替えましょう。

 【今日の句】安心は すぐ足元の 地域から