紙智子参議・池田ゆみ札幌市議と終戦記念日街頭演説--情勢の反映か、チラシを受け取る方が多いように見えました。
今年で72周年となる終戦記念日ですが、今年は独特の情勢のもとで迎えることになりました。
1つは、国内に目を向けると、安倍政権が憲法改定を明確に示すもとで終戦記念日を迎えたということです。
焦点は9条にあり、日本の平和主義の歩みを完全に覆すことになるだけに許されません。
もう1つは、米国と北朝鮮が挑発をくり返しているという状況です。
米国の連邦議員や元政府高官などからも、前提条件なしで米朝の直接対話に踏み出すよう求める声もあがっているし、韓国・文在寅大統領や、諸国の首脳級も冷静な対応を求めています。
こう見ると危険な情勢まっしぐらのようですが、国内外ともに平和を求めるうねりが広がっているのではないか。
国内では、安倍政権打倒をすすめる市民と野党の共闘。
国外では、核兵器禁止条約を採択した国際的連帯。
まさに戦争か平和か綱引きのもとで迎えた今年の終戦記念日。
私からは、このような綱引きで日本共産党は平和の立場でがんばることを述べました。
侵略戦争の反省もなく、このまま改憲の道に進もうとすれば、安倍政権は必ず審判を受けるし、みじめな結果を迎えることになるでしょう。
外交的努力によっても、魔法のように翌日に打開できるものではないかもしれません。
しかし、戦争を起こさないためには、外交的努力に徹することが重要だし、その国際的環境づくりに力を尽くすときだと思います。
話は前後しますが、街頭演説前には札幌市豊平区福住での雇用促進住宅での懇談会。
団地廃止の閣議決定がされて以降、政府の横暴を跳ね返すための運動と連携を続けてきたことはブログで何度も書いてきました。
10年間は同家賃・同共益費で民間売却されることになり一安心とはいえ、駐車場料金や説明会開催など要望も出されています。
国としても民間売却したので責任なしとせず、きちんと役割を果たしてほしい。
日米共同訓練ですが、18日からオスプレイの訓練参加で調整がされたと防衛省が発表しました。
要は「米側が安全と確認している」から追認しているだけで、日本の主体的判断はどこにいったのでしょうか。
多くの不安や批判を、どのように受け止めているのでしょうか。
さっそく明日、防衛省へ中止を求める要請ができないか準備中です。
【今日の句】 少しでも 平和の綱に 手を添えて
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