「北方領土の日」の今日は返還要求全国大会に参加。B型肝炎訴訟で、北海道の原告の方とも懇談。心ひとつに私もがんばりたい。
1855年2月7日に日魯通好条約を調印したことから、今日を「北方領土の日」と定めて、毎年このような全国大会を開いています。
各党国会議員も参加し、政府からも安倍首相・岸田外務相・鶴保北方相があいさつ。
安倍首相は、私の質問時と同様に「新しいアプローチ」でロシアと交渉を進めると述べていましたが、果たして「新しいアプローチ」の中身も展望も、どれだけ多くの方の理解となったのでしょうか。
領土交渉は厳しいものではありますが、先日の委員会で指摘したように、相手の誤りなどの発言には指摘や反論をしなければ、それが公式見解として固定化しかねません。
プーチン大統領が報道に「領土問題はまったくない」と答えているもとで、共同経済活動を進めることが、どれだけ領土問題の進展に資するのか、交渉当事者の安倍首相の口から語られる必要があります。
今日も発言が相次ぎましたが、元島民には時間もないし、何より国の主権の問題でもあります。
歯舞群島・色丹島は北海道の一部であり、速やかな返還を求めるものですが、そこで平和条約とせず中間的な条約とすること。
択捉島・国後島はもとより全千島列島が日本の歴史的領土であり、ヤルタ協定など戦後処理の不公正をただす立場で領土交渉にのぞむこと。
信頼や協力も、道理が前提としてのものだと思います。
部屋に戻ると、全国B型肝炎訴訟北海道原告団のみなさんが来室されました。
「検査の結果を待つたびにドキドキします」
「それで元気なうちに、こうやって訴えにまわろうと」
ご夫婦で東京に来られて、国会議員の部屋をまわるだけでも体力仕事です。
それでも多くの方々が、このように何度も何度も訴えて、昨年の通常国会で請願が衆参両院で採択されるに至りました。
肝硬変・肝がん患者への新たな支援へ、調査研究も今年3月には完了する見込みでもあります。
これを予算措置へつなげることが大きな課題ですし、C型向けの新薬と同様、B型創薬の研究開発事業にも力も予算も注がなければいけません。
重篤患者の医療費助成も、急がれます。
受けた要請の立場で、私も力を尽くすことを約束しました。
今日の予算委員会は、天下り問題の集中審議で宮本岳志・塩川鉄也の両衆議が追及。
明日は大平喜信(15:22~15:52)・梅村さえこ(15:52~16:19)の両議員が質問します(ネット中継あり)。
金田法相の指示で、「テロ等準備罪の議論は法案提出後に」と予算委員会での質疑を野党に止めるような文書まで出された問題もあり、行政府から国会運営に指図するようなことなど本当にとんでもない!
【今日の句】 運動の 時間の重さ 感じつつ
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