仙台市長選は郡さんが勝利! 私は今日も暑い札幌で汗をかきかき国会情勢などを報告するなか、「息子のことですが」と手を挙げた女性がいて‥‥。
「契約社員で、今の仕事は3つ目。
手取りは12万円ぐらい。
正社員で給料も安定した仕事を探した方がいいんじゃないの、と話しています。
あまり話を聞いてくれないのと『自分のまわりも、そういう友達ばかり』と言って、当たり前と思っているのか、あきらめているのか」
これが職場の現実なんだと、つくづく思いました。
連合が「残業代ゼロ法案」に修正のうえ合意するのか、と大問題になっています。
連合会館前で「連合は本当に労働者の味方なのか」と、デモまで起きました。
かたや労働組合の存在や、労働者の権利を知らないままの青年たちも多くいる実態。
もちろん労働組合の責任だけではなく、教育現場に対する権力側の策動や「自己責任論」というイデオロギーの浸透などが問題なんですよね。
同時に、労働組合や国民・労働者の党としての私たち日本共産党の存在意義も鋭く問われていると痛感する話でした。
先日、全労連加盟の道労連で懇談した時も、最低賃金引き上げや非正規雇用の改善などの取り組みと合わせて「今こそ労働組合が問われている」との話がありました。
安倍政権が国民・労働者へ牙を向いているときに、連合はどちらの方向を向くのでしょうか。
市民と野党の共闘で新しい政治をめざしているときに、よもや自民党政治を補完することになりはしないのか。
私も中学校教員のときは北教組に所属していましたが、官民を問わず、安心して働ける日本へとがんばる連合傘下の組合員も多数いました。
「残業代ゼロ法案」は必ず葬らなければいけないし、同時に市民と野党の共闘を成功させる意義は大きいと、今日の集会でも力説したところだったんです。
その数時間後、仙台市長選で下された明確な審判。
この流れにこそ希望がある。
やっぱり政治は、必ず変えられる。
明日の閉会中審査で、安倍総理はどのような顔を見せるのでしょうか。
【今日の句】 総理見よ 杜の都も 北の地も
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