今日は青葉会(日本共産党を応援する退職教職員の会)の総会で講演‥‥実は私も退職教員の1人なんです。
中学校教諭3年(うち1年は講師でしたが学級担任を持った)という短い期間で、自分では大したことのない教員だったと思うのですが、子どもたちの成長に寄り添い促すことができる職業の尊さを実感できた3年間でした。
教員をめざした理由は、中学生のときに英語が得意だったことで、生かせる職業として何となく「学校の先生」が頭に浮かんでいました。
先月に亡くなった叔父が、教員をしていた影響があるのかどうか‥‥は、自分ではわかりません。
大学では憲法が必修科目でしたし、教育勅語から教育基本法への大転換した歴史を学ぶなかで、「教え子を再び戦場に送らせない」というスローガンの重みを知りました。
国会の場で教育問題を質問する機会はありませんでしたが、関係する院内集会などには足を運んできてもいました。
平和と民主主義が壊されるとき、真っ先に攻められるのが教育分野だと思います。
裏を返せば、学校は平和と民主主義の「砦」とあると言っていい。
だって子どもたちに「相手を憎め、戦争は当然」「話し合いなんか意味がない」という教育をするはずもないんですから。
安倍首相は最初の政権時に、教育基本法を改悪させてしまいました。
安倍首相は議員時代に、イギリスの新自由主義的発想の競争教育を推奨してもいました。
復古主義と新自由主義が合体しているのが、安倍首相の教育観だと思います。
いずれにしても危険!
講演では、総選挙の総括などをもとに、教職員の誇りをもって安倍政権の危険なたくらみを終わらせようと強調しました。
退職教員同士ということで、青葉会のみなさんには、いつもいつも温かく励ましていただきました。
年は老いても、情熱は現役時代と同じく変わらず。
そのような方々が多くいらっしゃいます。
しっかり手をつないで、子どもたちのためにも憲法九条の改悪をさせてはならないと、あらためて思いました。
【今日の句】 子どもらの まっすぐな目を そのままに
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