2025年2月4日火曜日

やっぱり原点は「くらしを守ろう」

 北海道上砂川町議選は、えちぜん等候補が無投票当選で3期目を果たしました。炭鉱の町として栄えた上砂川も、人口減少のもとで課題が絶えません。国政の立場から私も力になれるよう、参院選に向けてがんばりたい。

 えちぜんさんは2期8年の間で、学校給食費無償化や就学援助入学準備金の3月支給、除雪車出動基準は積雪15cmから10cmにするなど、くらし密着の実績を重ねてきました。今日も第一声には「世話になってるから」と、ご近所の方の姿も。

 上砂川に生まれ、家業を継いで住民と苦楽を共にし、町議としても切実な願いを届けてきたことへの信頼も厚い。「しんぶん赤旗」読者の比率が高い、道内の町の1つが上砂川町なのです。

 もちろん党員のみなさんのがんばりがあってこそ。雪深い町で、新聞の配達・集金を続けるだけでも大きな仕事です。しっかり今回も議席に結べたことを、いっしょに喜びたい。

 とはいえ近郊の町も含めて旧産炭地は、主たる産業育成や若い世代の雇用確保と定着に苦労しています。まずは医療・介護・福祉など人の手を必要とする分野の充実をと思うのですが、その壁となっているのが国ではないのか。

 国民の命と健康を守る社会保障の充実は、地域経済から見れば雇用の安定につながります。私から「くらし守れの声を上げましょう」と呼びかけましたが、地方選であっても国政へとつながる大事な選挙なのです。

 明日は上京し、日本共産党の雑誌「前衛」誌の対談企画。頭が食料と農業のことでパンパンです。

 【今日の句】炭鉱の 苦労に応える 議席こそ

2025年2月3日月曜日

放漫財政の大元に切り込んでこそ

 昨日までの北関東も寒かったけど、今朝の札幌は演説で口がまわらなくなるほど、しばれる寒さ。これから警報級の大雪が降るとの地域は、どうぞお気をつけください。

 大急ぎでニュースなどの原稿をつくり、明日以降の移動を打ち合わせ。まず明日は上砂川町議選告示日にあたり、応援へと駆けつけます。

 今日の衆議院予算委員会には、塩川鉄也衆議院議員が質問に立ちました。低所得者ほど負担が重い消費税は、財界・大企業の要望で法人税減税が進められた一方で、増税が進められたことを浮き彫りにしました。

 この不公平税制のテコとなったのが、企業献金の存在ではなかったか。このゆがみをただしてこそ財源もできるし、立場が違えど、政府もこの主張は認めざるを得ないはずです。

 それにしても質問時間が短い。配分は26分のようでしたが、私が現職でいた時は倍の質問時間がありました。テレビ中継なしの予算委員会で、私1人で57分の質問をしたこともありました(こちら)。

 この時に追及したのが、米国からの有償軍事援助(FMS)。米国からの言い値で武器や戦闘機を購入させられ、軍事費の膨張につながることを批判したのでした。

 円安でさらに費用は膨らみ、軍事費は建設国債の活用という「禁じ手」にまで踏み込むに至っています。大企業優遇と米国いいなりが国民負担の大元であり、放漫財政の原因なのです。

 この大元に切り込む日本共産党の議席を、今度こそ増やさねば。私も再び国会で働けるよう、がんばりたい。

 【今日の句】話すほど 冷たい空気を 吸うのです

2025年2月2日日曜日

これだけ願い届けた議席を今度も

 今日は前橋市議選の応援へ。日本共産党は現有4議席(小林ひさ子・近藤よしえ・吉田なおひろ・吉原だいすけ)をめざします。氷雨に負けず各候補が第一声、たくさんの方が駆けつけて熱気に満ちたスタートです。

 塩川鉄也衆議院議員と手分けして、私は小林ひさ子・吉田なおひろ両候補の応援演説にとまわりました。

 合併前の大胡町議2期と合わせ、9期目をめざす小林ひさ子さん。「市民に密着」との言葉がピッタリくるほど分け隔てなく市民の声を聞き、「小林さんに助けられた」という方は多いはず。

 市民の頼れる相談相手としても、市議団のカナメとしても欠かせない宝の議席です。力強い第一声に、大きな拍手が寄せられました。

 2期目をめざす吉田なおひろさんは、医労連で務めた後に前回初当選。医療・介護の大切さを訴え、済生会前橋病院の存続に力を尽くしたきたことに感謝や激励の声が相次いでいます。

 歴史・文化・平和への熱い思いも伝わり、また市議会へ押し上げてほしいと力を込めた吉田さん。酒井ひろあき県議からの訴えもありました。

 昨年の選挙で小川あきら市長が誕生し、力を合わせて市民の切実な願いを実現してきた党市議団。前橋市では、すでに変化が始まっているのです。

 中学校の給食費無償(小学校は第3子)、18歳まで医療費無料、マイタク助成上限額の引き上げ、産後うつ訪問支援無償、住宅リフォーム補助・商店リニューアル補助拡大、加齢性難聴者への補聴器購入助成、小中学校の30人・35人学級、全中学校と市立高校体育館にエアコン設置‥‥メモが手元にないと紹介しきれないほどです。

 しかし、定数38に過去最多の50人が立候補するという多数激戦。文字通り最後の最後まで支持を広げないと、宝の議席も減りかねません。ぜひ前橋市の知人・友人に、お広げください。

 【今日の句】あたたかな 町に欠かせぬ 共産党

2025年2月1日土曜日

どこでも待たれている農業支援

 今日は栃木県へ。4月に市議選を控える那須塩原市では街頭演説、小山市・下野市の両後援会による「新春のつどい」へとまわりました。生乳産出額で本州一の那須塩原はじめ農業が盛んな栃木県で、食と農を大事にする政治をと訴えました。

 つつみ正明・那須塩原市議との街頭演説には、車から手を振る方の姿も。冷たい吹き下ろしの風が吹くなかに、多くの党員・後援会員のみなさんが駆けつけてくれました。

 18歳までの医療費無料化が実現でき、次は学校給食無償化をと、つつみさんは力を込めました。栃木県では知事も検討する表明があり、国と合わせて一気に進めるチャンスなのです。

 そして基幹産業でもある酪農なのですが、飼料高騰により経営苦が広がる一方で、超大規模農場ではふん尿対策が課題になっています。夏も暑い日が増え、乳量低下や品質への影響もあると聞きました。

 小山・下野の「新春のつどい」は、小室可奈子・宇都宮市議もメンバーの太鼓演奏から始まり日本舞踊や、平野正敏小山市議と五戸豊弘下野市議があいさつに。

 五戸市議からも、資材高騰で苦しむ農家が国保税の納付にも苦しんでいるとの話がありました。こうして各地で農家が減り、地域の人口減少にも歯止めがかからないのだと痛感です。

 45分もの時間をいただき、政治を変える日本共産党の力と役割について、私も力を込めました。「元気をもらったよ」など激励や、北海道・宮城県に縁のある方が結構いてビックリ。

 今日のうちに前橋市へ。明日から始まる市議選で、日本共産党は4議席をめざします。私も応援にまわります。

 【今日の句】肝心の 地方創生 ここにこそ

2025年1月31日金曜日

庶民の味方となる議席を

 今日は茨城県へ。高橋誠一郎・県選挙区予定候補と牛久市・つくば市・筑西市をまわりました。4月の筑西市議補選に挑む石嶋いわおさんも訴え、たくさんの激励もありましたよ。

 牛久駅前では下校の高校生たちが手を振ってくれたり、高齢の方も「がんばってね」と声をかけてくれたり。支持者のみなさんも、約50人ほど来てくださいました。

 司会をされた遠藤のり子市議から、全戸に議会報告を配ったら、立て続けに相談が舞い込んだと聞きました。生活苦や先の見えない状況が、広がっている表れです。

 つくば市では、現金預金で20億もありながら4月から水道料金が上がるとか。反対の署名が短期間に2000人近くから寄せられたことからも、くらしの大変さが伝わります。

 そこで4月の筑西市議補選。今は三浦譲市議が市民の声を届けるべく奮闘していますが、定数2のなかに、市民の味方となって働く石嶋さんを押し上げてほしい。

 「食料品は割引シールが貼ってるものを買い、それさえも分けて食べている」と、市民から聞いた声を紹介した石嶋さん。日本共産党の議席だからこそ市政もチェックできると強調しました。

 選挙区の高橋さんは学費や原発、農業に至るまで実態や政策を語り、どこでも大きな拍手。赤旗記者として学んだ力を、すぐに国会で発揮してほしい。いっしょに私もがんばります。

 つくば市と筑西市では冷たい風が吹きまくりましたが、多くの方が駆けつけてくださり本当にありがとうございます。筑西市には、平陽子結城市議・赤塚千夏八千代町議も見えられました。

 明日は栃木県へ、那須塩原市と小山市で訴えます。

 【今日の句】寒風の先に 政治も春が来る

2025年1月30日木曜日

バス路線維持へ踏み込んだ対策を

 今日は札幌市清田区・南区へ。ずっと応援してきたという方が「せっかく来てくれたから」と赤旗を購読されたり、入党を前向きに考えてくれる方などとの出会いがありました。じっくり要望や疑問も聞きながら、このような対話を積み重ねていきたいです。

 南区の駒岡地域をまわっていると、ちょうど学校からの帰宅時間。駒岡小学校の子どもたちが、バス停に並んでいました。

 小規模特認校で、全校児童約80人の多くが学区外からバスにて通学している同校。ところが、この路線(駒岡線)を運営する中央バスから廃止が発表され、大問題になっていたのです。

 ばんけいバスが引き継ぐことになりましたが、運転手不足を理由にしたバス路線の廃止・減便は全国・全道で続いています。国が、より踏み込んだ支援を進める時ではないのか。

 大型二種免許を持っている方が少ないなか、育成も含めた支援策の強化が必要です。何より賃上げなどの処遇や労働環境改善は欠かせません。

 積雪・寒冷の地域では運転手の緊張も強まりますから、適切な休息時間を保障する体制づくりも急がれます。公設民営へと進めた自治体もあります。

 社会生活は移動が伴います。公的保障が必要です。気候変動を抑制するうえでも、今こそ公共交通の充実を。明日は茨城県へと向かいます。

 【今日の句】外眺め 目的地まで ゆっくりと

2025年1月29日水曜日

仲間が増えれば、あたたかい地域に

 今日は札幌市白石区で入党や赤旗購読の訴え。知人・友人のお困りごとを聞いては議員事務所を紹介し、いっしょに解決もされてきた方に入党していただきました。嬉しいです。

 切実な実態や要求を聞き、苦難解決に力を合わせることこそ日本共産党の真骨頂。それを当たり前のようにされてきた、この方の入党に支部も大喜びでした。

 赤旗日曜版をお読みいただいた方も、体調の悪いご近所の方に食事を持っていったり。何かと世知辛い時代ですが、あたたかい結びつきに励まされている方は多いのです。

 日本共産党の原動力は、このような草の根の声と力。仲間が増えることは選挙勝利だけでなく、あたたかな地域・職場・学園づくりにも欠かせません。

 自力づくりは避けて通れないもの。明日もがんばりたい。

 【今日の句】どの町も 庶民の味方 増やさなきゃ

2025年1月28日火曜日

性差別・性暴力のない社会を

 通常国会が始まり、今日は衆議院で田村智子委員長が代表質問に立ちました。企業・団体献金の禁止、消費税や教育費などくらしの課題と財源、選択的夫婦別姓の実現などズバリ。明日は参議院で、小池晃書記局長が質問に立ちます。

 総選挙で政権与党が過半数割れとなったのは、裏金事件への怒りや、くらし・人権も踏みにじる政権への批判が高まったから。大軍拡や沖縄への基地押しつけも許されません。

 石破首相は、その民意に背を向けた答弁に終始しました。参院選でも厳しい審判を下さねば。財源を示して自民党政治を大元から変える日本共産党が伸びてこそ、切実な願いも実現できることを訴えたい。

 ところで、タレント・中居正広氏による性加害疑惑をきっかけに、フジテレビ幹部社員の関与も疑われている問題。最初の記者会見への批判もあり、再度の記者会見で会長・社長の辞任が発表されました。

 フジテレビが女性アナウンサーを接待要員とし、性的接触も常態化させていたとしたら、とても許されない。旧ジャニーズ事務所はじめ芸能・報道分野での性加害・性暴力が発覚してきましたが、まだ氷山の一角ではないのか。

 「しんぶん赤旗」日曜版で、岩崎貞明さん(民放労連書記次長)が「背景に圧倒的な男性支配の業界風土」があるとの指摘を、重く受け止めたい。他のタレントや報道幹部に同様のことはないのか、根本からただしていくべきです。

 今日は学びの1日。来月初めに対談企画があり、農業政策や農家の現状などについてまとめています。生命の源である食料を、これだけ自民党政治はないがしろにしてきたのかと、あらためて転換の思いを強くしました。

 【今日の句】自民では 家父長制は ただせない

2025年1月27日月曜日

あらためて「原発やめよう」の声を

 札幌駅周辺で定例の朝宣伝を宮内しおり道選挙区予定候補とおこない、昼には道原発連の街頭宣伝にも参加。泊原発の再稼働についてのボード投票には、足を止める若い方の姿が目立ちました。モヤモヤした思いを語り合えるような街頭での活動に、さらに力を入れていかなければ。

 北海道では、発電量の4割を再生可能エネルギーが占めるまでになりました。ただ、自然破壊や住民合意なしの普及は許されません。欧州では地域住民や自治体での話し合いが出発点なのに対し、日本は大企業・大資本が乗り込む形になっている点で違いが大きすぎるのです。

 それでいながら新しいエネルギー基本計画では、原発が発電量の2割ほどを占めるとしています。新たに稼働する原発や、さらなる新増設も視野に入れた計画です。福島第一原発事故で、今も故郷に帰れない方々がいる現実を何だと思っているのでしょう。

 稼働すれば必ず出る「核のごみ」も、地層処分の安全性は見通せません。それでも寿都町・神恵内村での文献調査を誘導し、北海道への持ち込みを狙っているのではとの疑念も消えません。今日の投票でも「持ち込み反対」が圧倒的多数でした。

 北海道で電気料金が高いのは、泊原発の安全確保に向けた工事費が膨らんだことが大きな要因だと思います。安全性にしても、「核のごみ」処分にしても、そして電気料金高騰や北電の経営を考えても、もう泊原発をやめる決断こそ、です。

 原発マネーが、自治体財政に浸食してきた歴史もあります。廃炉を決断しても、その完了まで工事関係者などは滞在するし、固定資産税や他の産業振興などについては、国が責任をもって関与することが、立地自治体にとっても必要になります。

 その政治決断ができるか、どうか。省エネ社会の推進も一体に、北海道から「原発やめよう」の声を広げていきたい。新しい北海道や日本へと切りかえるチャンスでもあるはずです。くりかえし私も訴えていきたい。

 【今日の句】災害のたびに 事故を心配し

2025年1月26日日曜日

地域を本気で支える政治に

 今日は北海道伊達市と洞爺湖町で、党と後援会の「新春交流会」。私への応援歌と踊りや、演奏に福笑いなどおおいに盛り上がりました。やっぱり集まれば元気が湧いてきますね。

 昨年の総選挙で道9区候補を務めた立野広志さん、吉野英雄・伊達市議、今野さちこ・小林まなみ両洞爺湖町議もあいさつされました。

 今日も例年より暖かいだろう1日に。海水温が下がらないせいか、養殖ホタテの貝毒が続いたと立野さんから聞きました。海洋研究の充実が必要ですが、まだまだ予算が少なすぎます。

 JR洞爺駅では、多くの外国人観光客の姿がありました。2次交通の充実が急がれますが、運転手の人員確保など容易ではありません。道内各地で、地元の人が公共交通機関を使えない(乗れない)などのオーバーツーリズムも生まれてきています。

 交流会に参加されていた農家さんから、地域の農家の実情も聞きました。国による効率化と規模拡大の誘導策が、農家の負債を膨らませることへつながっているとの指摘に納得です。

 石破首相は「令和の日本列島改造」と打ち出しましたが、ここまで地域を疲弊させてきた新自由主義経済政策への反省はなし。単なるデジタル・AI活用でなく、地域社会・地域経済の土台の立て直しこそ必要です。

 半導体産業には突出した大盤振る舞いの一方で、中小企業や農林漁業の予算は変わらずじまい。地域を本気で支える政治へ、自民党政治のおおもとから切り替えましょう。

 【今日の句】安心は すぐ足元の 地域から

2025年1月25日土曜日

「共闘の源流」は力強く

 今日は高橋ちづ子前衆議(衆院比例予定候補)と、岩手県党会議へ。大学卒業から30年ぶりに会った仲間、「私も北海道出身だよ」という方など、短時間でしたが交流とあいさつができて、あたたかい岩手のみなさんに感謝です。

 来賓として立憲民主・横沢高徳参議院議員、社民党・木村幸弘県議があいさつされ、達増拓也知事からも心のこもったメッセージ。写真のように、いっしょに「団結がんばろう」も唱和しました。

 達増知事誕生へ誠実に力を合わせてきた、これが「市民と野党の共闘の源流」。達増知事のメッセージにも「野党共闘の源流であるこの岩手から、大いに力を発揮していくべきとき」とありました。

 共闘の取り組みは各県によって温度差がありますが、しっかり力を合わせれば自民党政治は変えられると証明している岩手県。県議団の果たしている役割の大きさも、岩手に来るたび学ばされます。

 私のあいさつは、自己紹介とあわせて参議院選挙へ向けた決意表明。広い岩手県ですので、参院選までにまわれない自治体があるかもしれません。まさに一期一会です。

 北海道に着き、明日は伊達市・洞爺湖町で「新春のつどい」に参加します。よろしくお願いします。

 【今日の句】不都合を隠し 「楽しい日本」とは

2025年1月24日金曜日

分断でなく連帯を

 春を思わせる暖かさのなか、埼玉県春日部市で「語るつどい」、さいたま市・大宮駅前での街頭演説に。たくさんの激励に感謝して、今日のうちに岩手県盛岡市に到着です。

 春日部市では並木敏恵・木下三枝子の両市議が来てくださり、大宮駅では、たけこし連さいたま市議がいっしょに訴えました。

 2人の子育て中というお母さんは、「ママ友に、政治に関心を持ってもらおうと自分なりに声をかけているのですが」。情報収集はSNSばかりで、フェイク情報に接した友人もいたといいます。

 この発言をきっかけに、どうすれば日本共産党のことを伝えられるか、どう接点を持つか、SNSを苦痛に思っている人もいるなどなど、話が止まりません。兵庫県の事態を前に、恐ろしさを感じたという方も。

 何かおかしいとネット上で情報を集め、アルゴリズムの影響で似たような情報がさらに目に入り、いつしか分断されていくーーだからこそ対話やリアルな結びつきの大切さも話題となりました。

 分断でなく連帯のためのSNSに。日本共産党も、演説も含め、さらに発信の工夫などをとの意見もいただきました。ありがとうございます。

 大宮駅での街頭演説では、手を振って応えてくれた若い世代や、「仕事で北海道をまわっていたから、赤旗でがんばる姿を見ていたよ」と嬉しい激励も。

 2日だけで埼玉県はまわりきれません。また来ますね。

 【今日の句】先々で 違う季節に いるみたい

2025年1月23日木曜日

対話が弾む、出会いも広がる

 今日は埼玉県草加市・越谷市へ。先立って草加松原「松並木」を散策し、松尾芭蕉の歩みをたどってから街頭演説へ。「無党派だけど、ぶれない共産党を今回は応援します」という方、「トランプ大統領になって、大変なことにならなきゃいいけど」という方など対話も弾みました。

 獨協大学前駅では学生や子連れのお母さんの姿も多く、シールを貼る要求アンケートにも足が止まります。朝夕は、通学する学生でいっぱいになると聞きました。こういう対話を積み重ねたいですね。

 駆けつけてくださった党員・後援会員のみなさんにも、あたたかく迎えていただきました。高校の教員だった方は北海道高教組との思い出を話され、岩見沢市出身だという方からは熱い激励も受けました。

 私が石巻市出身だと自己紹介したら、震災ボランティアで石巻市へ何度も行ったという方も。当時の仲間が、地域おこしで石巻市に居住されているそうです。いろんな縁があるのですね。

 南越谷駅では人の往来が多いことに驚き。立ち止まって写真を撮る方、要求アンケートに応えてくださる方、いろんな反応があって面白い。それだけ演説も磨かなきゃいけないし、双方向で語り合う機会も大事だと実感です。

 埼玉14区候補だった苗村京子・党東部南地区委員長、工藤しゅうじ越谷市議が司会を務めてくださり、工藤智加子三郷市議も駆けつけてくださいました。三郷市は7月に市議選を控えてもいます。

 埼玉県では26日投票で、戸田市議選がたたかわれています。日本共産党は本田哲・むとう葉子・花井あきこの各候補が、水道料金値上げストップなど掲げて奮闘中。戸田市に知人・友人などいる方は、ぜひ支持の輪をお広げください。

 明日は春日部市・大宮市へ。よろしくお願いします。

 【今日の句】芭蕉なら 今の時代を どう詠むか

2025年1月22日水曜日

必ず比例5議席へ

  思ったより暖かかった北海道札幌市と、思ったより寒かった愛媛県松山市で、参院比例予定候補そろっての街頭演説。どちらも多くの方が足を運んでいただき、本当にありがとうございました。

 札幌市では紙智子参議院議員、宮内しおり道選挙区予定候補も。真下紀子・丸山はるみ両道議や佐藤綾札幌市議など、始まる前の対話アンケートも弾みました。

 井上さとしさんが核兵器廃絶にかかわって、広島出身だった児玉健次・元衆議院議員の活動に触れました。ウンウンうなづく方が多く、感激の輪が広がりました。

 紙さんが比例5人は大きな力を持つメンバーと紹介され、宮内さんも力強く決意表明。終了後にはマスコミ多数の取材も受けていましたよ。私の訴えも力が入りました。

 「5人そろってだね、わかったよ」と、終わった後の激励にも励まされました。YouTube配信をご覧くださった方のチャットも読みました。ありがとうございます。

 飛行機を乗り継いで愛媛県松山市では、夕方の中心街で街頭演説。帰宅途中の高校生の、大きく手を振る姿が目立ちました。

 愛媛県は衆議院議員のときに、西宇和地域や西予市など調査で来たことがあります。愛媛は温州ミカンはじめ中晩柑、はだか麦、豚肉などなど多様な農業が盛んです。

 オレンジ輸入自由化など厳しい状況があっても「代々、受け継いできた農地を守る」との決意を、みかん農家から聞いたことを思い出しました。あれから10年、その農家は続けられているでしょうか。

 北から南まで、切実な願いがあふれています。国会内外で実現へと力を合わせながら、やっぱり自民党政治の大元に切り込まないと。

 松山から羽田空港に降り立ち、先ほど宿泊のホテルに到着。明日は埼玉県へ、よろしくお願いします。

 【今日の句】1日で 空港4つ よく飛んだ

2025年1月21日火曜日

今こそ「日米同盟絶対」脱却を

 トランプ米大統領が就任するや、パリ協定からの離脱、パナマ運河やグリーンランドの領有主張、性別は「男性と女性のみ」が公式見解だとか不法移民の強制送還、さらにWHO脱退の表明などなど矢継ぎ早です。新政権だからと歓迎を表明した石破首相ですが、それでいいのでしょうか。

 大国主義やら覇権主義やら入り混じり、人権擁護・国際協調に背を向けることまで突き進むトランプ氏。NATO各国の国防費をGDP5%まで引き上げるべきと、主張し始めました。日本に対する要求も強まるでしょう。

 これまでも「日米同盟絶対」だった自民党政治。第1次トランプ政権時に軍事費増額を約束したことが、今日の大軍拡につながっています。また同じことを、くりかえさせるわけにはいきません。

 石破首相は、トランプ氏との信頼関係を構築すると言いますが、米国の要求を丸飲みする関係となってはならない。今こそ「日米同盟絶対」脱却へ。日本国内の世論づくりも大事ですし、私も各地で訴えていきたい。

 さて、明日は参院比例予定候補がそろっての街頭演説です。紙智子参議院議員・宮内しおり道選挙区予定候補も訴えます。ご参加とともに、YouTube配信もありますので、こちらでもお聞きくださいね。

 【今日の句】分断を 世界の主流と しないため

2025年1月20日月曜日

高学費で若者を泣かせるな

 寒さが少し緩んで、チラシにも手が伸びた今朝の街頭宣伝。宮内しおり道選挙区予定候補は高い学費を下げようと、私からはくらしを支える財源についてを中心に訴えました。お金のことで学びをあきらめないでいい、欧州のような学費無償の国をつくりましょう。

 昨日は大学共通1次試験。すでに推薦などで進学が決まっている方もいるでしょうが、これからが本格的な受験シーズン。体調管理にも気をつけて、万全の状況で試験を迎えてほしいですね。

 そもそも、なぜ日本は進学にこれだけお金が必要なのか。学費無償だけでなく入学金もゼロ、奨学金も返済不要が多数という欧州諸国と、いったい何が違うのでしょう。

 そもそも日本の教育行政は「受益者負担主義」。学ぶのは、その個人の将来の利益のためであって、だから個人が学費を負担するのは当然という理屈です。学んだことは社会へ生かされるという、公益という考えがないのです。

 学ぶことは基本的人権の重要な柱です。若い世代にその保障もせず、大学には競争的環境を押しつけて淘汰も促し、自由な学びや大学自治の土台から崩してきた自民党政権。大軍拡と一体になった研究も、さらに進めようとしています。

 昨年の総選挙で、学費を払えずに退学したという学生に会いました。悔しい思いをしたはずです。この現実を、どうしても変えたい。お金のことで若者たちを泣かすような政治を、いっしょに変えましょう。

 【今日の句】数兆の 軍事費よりも 学生に

2025年1月19日日曜日

くらし応援に本気で

 今日は紙智子参議院議員・宮内しおり道選挙区予定候補と、札幌市内の「新春のつどい」をかけまわり。新芸能集団「乱拍子」の獅子舞に、人生で一番というくらい頭を噛んでもらいました。無病息災でがんばります。

 池田由美市議団長(豊平区)はじめ、佐藤綾(白石区)・長屋いずみ(北区)各市議も各地で参加。保育士さんの後援会でも獅子舞やひょっとこが登場し、激励の横断幕も。合唱・うたごえ、抽選会など各地で盛り上がりました。

 どこでも「地域が広くなって大変だね」「健康にだけは気をつけてね」と、ねぎらいの言葉をいただきます。幸い大病もせず、健康上の不安がないのは私の取り柄。過信はしないで、変わらず元気にまわりますね。

 昨年は、札幌北区・東区の小選挙区2区候補だった宮内さん。北区以外では演説を初めて聞く方ばかりでしたが、しっかりした宮内さんの訴えに大きな拍手。宮内さんの小さいころから知ってるという方は、「こんなに成長するなんて」と大喜びでした。

 紙さんには、どこでも「24年間も本当におつかれさま」と声がかかります。しかし、議員は議席を引き継ぐことも大事な仕事と紙さん。日本共産党が伸びてこそ自民党政治は変えられると、国会報告にも力を込めました。

 いよいよ通常国会が24日から始まります。大軍拡や大企業優遇の一方で、くらしや社会保障、中小企業・農林漁業には相変わらず冷たい予算案に、野党側は何を訴えるのか。ぜひ注目してください。

 国民民主党が、与党と合意した「年収の壁」に関する内容が実行されたら、予算案に賛成すると報じられました。その財源はどうするか、結局は新たな国民負担や社会保障削減とならないか、まだ見通せません。

 くらし応援の財源を本気で生み出すのなら、大軍拡や大企業優遇という大元を切り替えないと。国会論戦だけでなく、私も各地をまわって訴えていきたい。ここにこそ日本共産党の存在意義があります。

 少しあたたかな1日でしたが、夜には冷えてきました。やっぱり健康には気をつけないと。

 【今日の句】スーパーで 迷って迷って 買わぬ日も

2025年1月18日土曜日

この勢い、さらに広げよう

 全道後援会総会から新春のつどいなどに分刻みで駆けつけ、たくさん「今度は必ず国会へ」との激励もいただき胸いっぱい。みんなで力を合わせれば、必ず社会は変えられると実感した1日ともなりました。

 札幌市手稲区・西区のつどいには紙智子参議院議員・宮内しおり道選挙区予定候補と、札幌北部民商の新年祝賀会には太田秀子・長屋いずみ両札幌市議、前道議・宮川潤さん、元札幌市議の平岡だいすけさんといっしょに参加しました。

 平岡さんとは、党道委員会の「ジェンダーのモヤモヤ聞かせて」宣伝・対話にも参加。若い男性からも、いろんな「モヤモヤ」を聞きました。

 各地で合唱・うたごえ、よさこい演舞、手稲区ではモノノケユースケさんのステージもあり聴き入りました。どこでも大盛り上がりです。

 紙さんには「長い間おつかれさま」との声もかかりましたが、これから通常国会が待ち構えています。リアルな国政報告に、参加された方から真剣な眼差しが向けられました。

 平和やジェンダー平等への熱い思いを語った宮内さんには、大きな拍手が寄せられました。エレベーターがいっしょだった元市議の横山博子さんからも、「まだ私もがんばらなきゃね」。

 申込書へのサインは持ち越しになりましたが「入党を断る理由はない」という方や、いま読んでいる赤旗日曜版だけでなく日刊紙の購読を申し込まれた子連れのお母さんも。嬉しいですね。

 西区のつどいには、広島で被爆された金子廣子さんの姿が。先日も小学校で被爆体験を語られたそうです。「戦争も核兵器もダメです」との訴えに、会場いっぱいの拍手が広がりました。

 昨年の総選挙で日本共産党は議席を減らす残念な結果でしたが、参院選は必ず前進をとの思いが広がっているのを実感します。何より私が、その先頭に立ってがんばりたい。

 明日は札幌市白石区・北区・豊平区へ。東北・北関東までまわると、もしかしたら今回が参院選前に会える最後の機会となる地域もあるかもしれません。

 まさに一期一会。明日もよろしくお願いします。

 【今日の句】集まれば 希望も意欲も 膨らむし

2025年1月17日金曜日

あなたの声を聞かせて

  阪神淡路大震災から30年ーー哀悼とともに、今も苦しむ方がいる能登地方を思えば、くらしと生業を支える政治にとの決意を新たにしました。私も参議院で役割を果たせるよう、さらに活動を強めていきたい。

 今日は党道委員会で会議の1日。真下紀子道議が激励のネクタイをくださり、宮内しおり道選挙区予定候補と、旭川市で広め始めたポーズで撮影。腰が曲がった人のように映ってますが、心はまっすぐに参院選へ向かってがんばります。

 先週の第4回中央委員会総会を受けての道委員会総会です。特に議論が集中したのは要求対話・要求アンケートについて。すでに地方選挙などで取り組んでいますが、さらにあらゆる場面で切実な要求を聞き、いっしょに実現へと力をあわせていくものです。

 この活動を通じて、新しい結びつきも広げていきたい。自公が過半数割れという国会で、いろんな要求を実現するチャンスが生まれています。結びつきが広がり強まれば、その力はさらに大きくなるでしょう。

 あわせて、日本共産党の値打ちも知ってもらいたい。要求のうちには、自民党政治のおおもと--「財界・大企業優遇」「米国いいなり」という「2つのゆがみ」--から変えなければ実現できないものもあります。

 そこへ正面から切り込むのが日本共産党。要求を聞くのは単なる御用聞きではなく、いっしょに実現していくスタートともなります。これが全国で日常的に広がれば、参院選に向けても大きな力になります。

 党中央委員会ホームページにもアンケートがあります(こちら)。ぜひ、お答えくださいね。

 【今日の句】草の根で 政治を変える 党だから

2025年1月15日水曜日

核廃絶へ、思い新たに

 今日は5人の参院比例予定候補そろって広島市・名古屋市へ。高見あつみ(広島)・すやま初美(愛知)両県選挙区予定候補と訴え、広島では大平よしのぶ元衆院議員(衆院比例予定候補)が呼び込みをしてくれました。ありがとうございました。

 両市とも冷たい風のなか、熱気とあたたかさがあふれる街頭演説に。名古屋はまさに目の前というほどの距離で、聞いている方の合いの手や掛け声も、熱く伝わってきました。

 5人そろってワンチーム、必ず全員を参議院へ。昨年総選挙の得票では3議席分しかありませんので、全国で比例5議席へと支援をお広げいただきたいのです。

 広島は、やっぱり核兵器廃絶の訴えなしに始まりません。私は昨夜のうちに広島入りし、演説前に原爆ドームへ。偶然にも県被団協・忍岡(おしおか)妙子さんが続けている、平和公園ガイドも聞くことができました。

 なぜ広島が原爆投下地になったのか、どのような計画を米国は進めていたのか、爆心地の当時の状況や誰がなくなったかさえ未だにわからない現状、戦争も核兵器もない世界をとの話を、じっくり聞くこと40分ほど。

 このような語り広げる活動があったからこそ、日本被団協はノーベル平和賞を受賞したのでした。私以外にも10人ほど、立ち止まって話に聞き入りました。

 「米国・ロシアを中心に実戦配備されている核兵器があります。これを止める力は、私たちの世論です」との呼びかけが、あらためて胸に響きます。全員が署名もおこないました。

 比例予定候補の井上さとし参議院議員も被爆二世。核兵器廃絶をとの今日の訴えは、胸に響きました。私もがんばりたい。

 街頭演説は各県で配信してくれています。YouTubeでご覧くださいね。

 広島→https://www.youtube.com/live/asQAZazZauw?si=bSfaooYYmbQpyLfo

 愛知→https://www.youtube.com/live/qxSRyVlFjfc?si=U7gn0dMbNV8P4Mek

 【今日の句】この先も 同じ過ち なきように

2025年1月14日火曜日

責任ある財源論を

 朝の定例宣伝を宮内しおり道選挙区予定候補とおこない、今日のうちに広島へ。明日は11:00 広島市本通り電停前/14:30 JR名古屋駅西口で、比例予定候補5人そろっての街頭演説です。

 広島では高見あつみ県選挙区予定候補・大平よしのぶ元衆院議員、愛知ではすやま初美県選挙区予定候補も訴えます。

 広島と愛知のみなさんには初めての訴えです。天気も良さそうですし、足を運んで訴えをお聞きください。よろしくお願いします。

 通常国会は来週の24日召集と、正式に決まりました。本格的な予算審議ですので、各党の税と財政についての考え方も問われます。

 国民負担を正当化したり、社会保障予算の削減を主張する党があります。それが若い世代と高齢者の分断まで引き起こしています。

 膨れ上がる軍事費や、不要不急の大型開発のムダにメスを入れたらいいではないか。超富裕層や多額の内部留保を抱える大企業への優遇も、今こそ見直すべき。

 「年収の壁」にしても学費軽減にしても、財源が必要です。恒久的な制度にするなら、本来は限定的なものである国債発行に頼るのでなく、税と財政の改革こそ進める時です。

 わかりやすく街頭で伝えるのは難しいのですが、日本共産党は責任ある財源を示していることも、ぜひ多くの方に知ってほしい。

 明日も元気に広島・愛知で訴えます。

 【今日の句】南北に 長い日本の 気温差よ