2025年7月27日日曜日

「赤い涙」に願い込め

 パレスチナ医療奉仕団が呼びかけている集会とデモに、久しぶりに参加できました。猛暑のなか準備・運営されているスタッフのみなさんも、本当におつかれさまでした。私も一言スピーチさせていただきました。

 猫塚義夫団長から、イスラエルによる非人道的な虐殺が続いている実態が述べられました。猫塚さんの怒りが、参加している私たちにも伝播していきます。早く終わらせなければと、心から思います。

 連帯を示す「赤い涙」を描く布には、若い人を中心に多くの方が足を止めました。友達同士で話しながら来る人、1人でスタスタと歩いてくる人⋯⋯平和の思いが伝わってきました。

 身近で大事な方が亡くなれば、悲しい思いになります。理不尽に奪われた命なら、なおさらです。パレスチナという遠い地域であっても、それは同じ。ましてや国家的な虐殺行為など、決して許されない。

 「◯◯ファースト」が国家規模で広がれば、人種や民族の差別や排除が当たり前になり、国際法・国連憲章まで無きものにされてしまいます。虐殺や民族浄化に進んでいる現実を前に、何らかの形ででも意思表示をしなければ。

 1人の行動はささやかでも、多くの方の行動となれば、目に触れる方も多くなります。世界的な連帯となり、励まし合うことにもなるでしょう。今日の集会やデモも、世界のどこかや誰かとつながっています。

 日本政府がイスラエルとともに、どう米国に向き合うかが問われています。選挙が終わった後でも、大事なのは国民世論が広がること。私も力を尽くしていきます。

 【今日の句】あきらめず 平和の声を 何度でも

2025年7月25日金曜日

核廃絶の世論を広げる夏に

 札幌市内を中心に、お礼へとまわっています。北海道各地や東北・北関東も足を運べないでいて申し訳ありませんが、情勢も進んでいるし、新たな活動へと取り組んでいきたいです。今日は道原発連の宣伝や、年金者組合北海道本部の定期大会でのあいさつなどにもまわりました。

 ところで昨日、日本被団協・日本原水協・原水禁の3団体が、初めての3者共同アピールを発表しました。これまでの経過を考えれば、驚きと喜びのアピールです。

 被爆者の平均年齢は85歳を超え、当時を語れる方は少なくなっていきます。核兵器の非人道性と核廃絶の重要性を、私も含めて次世代へ引き継ぐ重要な時期に、しっかりアピールを胸に刻みたい。

 「核兵器は安上がり」と肯定した参政党の候補者が当選するなど、逆流の流れもあります。被爆者を前に、同じことを言えるのでしょうか。そもそも被爆の苦しみを知っているのでしょうか。

 世論と運動を広げることが大事だと思います。各地で開かれる反核・平和の取り組みには、子どもたちを含め、多くの方が参加されています。粘り強く広げていく活動に、私も力を合わせていきたいです。

 それにしても暑すぎる。今日も北海道は猛暑で、命と健康とともに農作物への影響も心配です。ぜひお体には、お気をつけください。

 【今日の句】核抑止言うが 机上の空論だ

2025年7月23日水曜日

連帯を強める活動に私も

  応援いただいた方や党と後援会のみなさんへ、お礼にまわっています。電話・メールやSNSなども用いてますが、ご連絡できていない方がいるかもしれません。このブログにて、あらためてお礼を申しあげます。

 猛暑のなか、党員・後援会員のみなさん、支持者・サポーターのみなさんが大奮闘くださいました。あたたかい応援も、各地でいただきました。清算的にならず、手ごたえを感じた活動もあったはずですから、次へ生かせるようにしていきたいです。

 大幅な減票という事実を受けて、底をついた議論と総括が必要です。まわりながら、ご意見もいただいています。私自身の考えも合わせ、今後の議論に参加・反映していきます。

 議論はしつつも情勢は進んでいますから、新たな活動の具体化も急がねば。トランプ関税が15%で決着となりましたが、どのような影響があるのか。また、農産物輸入や軍事費増額の合意はないとのことですが、きちんと国会・国民への報告と質疑が必要です。

 一部報道で、石破首相が退陣を表明するともされています。国会では自公少数ですので、新しい自民党総裁が、そのまま新しい総理になるとは限りません。野党側の各党の態度が、今度は迫られることになります。

 自民党へ助け舟を出すのか、新しい政治の枠組みをつくるのか。新しい政権が差別や排外主義、改憲を掲げる可能性も否定できません。一方で、選択的夫婦別姓の実現など前向きな変化を進めるチャンスも続いています。

 国会の力関係は流動的で、だからこそ国民の世論と運動が大事になります。平和や民主主義に反するものには反対し、切実な願いの実現は前に進めていく。連携・連帯・共同を、市民と野党でつくっていく新たな契機ともできるでしょう。

 どんな組み合わせの政権になろうとも「財界・大企業優遇」「米国いいなり」では国民の苦難が続きます。多くの方と語り合い、いっしょに解決や打開の道筋をつくっていく草の根の運動に、私も力を尽くしたい。

 それにしても暑すぎる。北海道で40℃に迫るなんて異常では。命と健康を脅かし、食料生産への影響も心配な暑さに、本気の気候危機対策を。

 【今日の句】40℃ 北海道で 迫るとは

2025年7月21日月曜日

これまでの応援に感謝

 朝6時半時点で日本共産党の比例議席は2議席となり、私は届かない見通しです。応援くださったみなさんに心からの感謝と、お詫びを申し上げます。掲げた公約の実現へ、多くの方と語り合うことを大事に、地に足をつけた活動に今後は取り組みます。

 自公が参議院でも過半数割れとなり、世論と運動を広げれば、切実な要求を実現できる可能性が生まれました。ここまで追い込んだことに、私も演説を通して貢献したことは胸を張りたい。

 自公政治のゆきづまりは明らかです。そこから生まれてくる様々な不安や要求に応えられる党として、政策や日常活動をバージョンアップしていかなければ。ゆきづまりの大元にある「財界・大企業優遇」「米国いいなり」と、目の前の不安や要求と結びつけられるように、です。

 大元からの改革は必要ですが、それを待てないほど不満や閉塞感を抱えていたら、すぐに実現可能な政策を求める方もいるでしょう。外国人など少数者が奪いやすい対象として焦点化されたことを、わかりやすいと受け止めた方が多かったかもしれません。

 日ごろから政治と社会、民主主義について語り合うことを、粘り強く進めていきたい。くらしや地域密着の課題と、国政を現実に動かすことを結んだ活動で、日本共産党が鮮明に見えるように。漠然とした不安なのですから、解決の道筋とともに、見えていくように。

 今回は、これまでの北海道だけでなく東北・北関東も活動地域となりました。限られた時間で「自己紹介」が中心となり、地域に密着した要求をいっしょに実現していく活動を進める時間がなかったことは心残りでした。

 それでも各地で激励をいただき、支持を広げてくださった党員・後援会員の方々に、あらためて感謝でいっぱいです。滞在日数が少なくなった北海道でも、変わらぬ応援をいただいたことも嬉しい限りです。

 紙智子参議院議員の宝の議席を引き継げなかったことは、申し訳ない思いでいっぱいです。長く私たちを励ましてくれた紙さん、本当にありがとうございました。おつかれさまでした。

 北海道の宮内しおり選挙区候補はじめ、候補のみなさん本当におつかれさまでした。あらためて、多くの応援をいただいたことに心から感謝を申し上げます。

 【今日の句】引き続き 苦難軽減 貫こう

2025年7月19日土曜日

比例は日本共産党

 マイクを使った最後の演説に多くの方々が来てくださり、紙智子参議院議員の応援にも励まされ、訴えぬきました。まだ時間はあります。日が変わるまで「比例は日本共産党」とお広げください。

 自民・公明が参院でも過半数割れとなる可能性が出てきました。1人区での共同・連携が効いてもいます。新しい政治へのチャンスです。

 「しんぶん赤旗」の裏金事件スクープから、衆議院での過半数割れとなった昨年の総選挙。参議院も過半数割れとなれば、政治の激変は進みます。

 その時に、最後は石破政権に助け舟を出してきた維新や国民民主が伸びても変わりません。差別や排外主義を掲げる党が伸びても、いっそう悪くなります。

 いつも「国民が主人公」の立場を貫いて、自公政治に正面から対決し、対案も示して共同で政治を変える。この日本共産党が伸びてこそ、本当に政治が変わると訴え続けてきました。

 戦争させない市民の風・北海道の山口たか共同代表が、応援弁士を引き受けてくださりました。あらためて、たかさんの平和への思いがひしひし伝わりました。

 大軍拡を批判している日本共産党の躍進とともに「はたやまさんには、また国会で働いてほしい」との、あたたかいエールをいただきました。本当に感謝しかありません。

 精神障害があるという方が私の演説に足を止めてくださり、「差別を許さないとの訴えに期待します」と話してくださいました。ただ、期日前投票で他党に入れてしまい、残念ですとのこと。

 まだ声がかかっていない方がいると思います。この時間からでも可能な方には、ぜひ「比例は日本共産党」とお広げください。SNSからの発信・拡散も、よろしくお願いします。

 紙智子参議院議員の宝の議席を、途絶えさせるわけにはいきません。私も最後の最後まで、がんばります。あと1人、もう1人とお広げください。

 【今日の句】悪政を 変える力は 共産党

2025年7月18日金曜日

環境・食料・人権は大争点

 今日は栃木県足利市を皮切りに、群馬県は桐生市、埼玉県は春日部市・さいたま市で最後の訴え。伊藤岳・埼玉選挙区候補の再選、福田みちお栃木選挙区候補と高橋たもつ群馬選挙区候補の躍進・勝利ともども、比例5議席をと力を込めました。

 選挙が始まる前から、そして始まってからも、最終盤の今日も暑かった。地球沸騰化を抑えるために、政治が本気の気候危機対策を。日本共産党は大胆な温室効果ガスの削減目標を持ち、石炭火力からの計画的撤退、省エネと再エネを抜本的に広げます。

 ただ、再エネは大型開発や住民合意なき設置など、全国で問題が多発しています。国による規制が緩いのも背景にあります。また今でもじゅうぶんな再エネ発電量があるのに、原発由来の電力を最優先とした送電体制にもメスを入れるべきです。

 NGO団体・気候ネットワークが各党の政策を公平に点数化し、最高得点は日本共産党でした。ちなみに最下位は参政党でした。地球の未来・子どもたちの未来に責任を負わない自公政治を、この点でもどうしても変えたい。

 農業が盛んな各県ですので、あらためて食料と農林漁業を守る日本共産党の政策も訴えました。コメは1俵あたり2万円以上の価格を保障し、農家が安定的に生産できることと、後継者不足の解消につながるよう支えたい。所得補償の充実とあわせ、そのために農業予算を1兆円増やします。

 畜産・酪農、畑作や果樹農家などへきめ細かい支援とともに、有機農業の推進も。農家の努力をふみにじるような、米国に言われて農産物輸入を増やすようなことは許しません。これまでの自民党農政を、おおもとから変えましょう。

 埼玉県はじめ北関東では、多くの外国人が住んでいます。ともに働き、ともに学び、ともに地域社会やコミュニティを支えています。税金や保険料だって納めています。デマやフェイクで外国人差別が扇動され、くりかえす政党・政治家もいるなど許されません。

 くらしの大変さは、そもそも自公政治によるもの。不満の矛先を外国人などに向けるのは、悪政を覆い隠すことにもなります。各選挙区候補も、この部分には力を込めて訴えました。ここで日本共産党ががんばらなければ、という思いなのです。

 環境・食料・人権は21世紀の世界では重大テーマ、参院選でも大争点。しっかり取り組む日本共産党を、何としても増やしてほしいのです。

 最終日は北海道で、先ほど新千歳空港に到着。最後の最後まで、党の政策や値打ちを訴えていきたい。

 【今日の句】安心の 地球と未来と つながりを

2025年7月17日木曜日

絞り出された怒りの言葉

  北関東でも今日と明日が最後の訴え。さいたま市では塩川鉄也衆議院議員と小集会、取手市では高橋誠一郎・茨城選挙区候補と街頭演説で、何としても日本共産党の躍進をと力を込めました。残り3日間、最後まで全力です。

 自公を参議院でも少数に追い込むチャンスです。しかし維新・国民民主など補完勢力が伸びても変わらないし、差別や排外主義を掲げる党が伸びたら、いっそう悪くなる。悪い政治に対決し、変える対案を示し、共同の力で政治を変える日本共産党が伸びてこそ、必ず変化につながります。

 政策論戦でも、責任ある財源を示して消費税減税・インボイス廃止、賃上げと社会保障の充実、食料と農林漁業を守ることなど、くらしと経済の好循環を訴えてきました。

 ジェンダー平等を前に進め、差別や排外主義を許さないことも、今日も街頭から強調しました。安全保障でも、米国いいなりで軍事力に頼るのでなく、独自の外交を尽くす国に変えようと、日本共産党自身の外交力も交えて訴えてきました。

 取手市では、小さい子どもを連れたお母さんたちや、韓国にルーツがあるという方も来てくださいました。高橋候補と面識があって、とりわけ参政党による外国人差別への怒りを、絞り出すように話されたのです。

 くらしの大変さは自公政治の責任です。それなのに、日常の不満を外国人や一部民族、少数者に向けて煽り立てることを、政党・政治家がやってはいけない。正面から日本共産党は立ち向かうことを、最後まで私も訴えていきたい。

 明日は足利市から桐生市、そして春日部市・さいたま市へ。春日部とさいたまには志位和夫議長も訴えます。比例5議席の実現とともに、各選挙区候補の勝利へ、とりわけ埼玉・伊藤岳候補の再選へと私も力を尽くしたい。

 【今日の句】足を止め くれた拍手に 励まされ

2025年7月16日水曜日

どうしても変えたい

 今日は恵庭市・千歳市から始まり、田村智子委員長を迎えて札幌市・小樽市での街頭演説。宮内しおり道選挙区候補ともども、何としても押し上げてほしいと力を込めました。

 恵庭市は、ちょうど大学・高校の通学時間での訴え。教育予算を増やして学費を半分に、差別や排外主義は許さない日本にとの訴えに、手を叩きながら通っていく方の姿も。

 千歳市は、自衛隊員や家族が多く住む町。日本共産党は隊員を戦場へ送ることは許さない、外交努力を尽くす政治に変えようと呼びかけました。

 激しい雨が上がった札幌・小樽は、一気に上がった気温同様に、田村委員長の渾身の訴えに熱い拍手が何度も起きました。歩きながら手を振る方の姿も、随所に見られました。

 札幌では私の友人、わが子と同じ学童保育にいた子などが来てくれていて、本当にありがたい。小樽では後援会の方々による潮太鼓が、おおいに盛り上げてくださいました。

 小樽では党と後援会の決起集会もあり、宮内さんと私とで、小樽のみなさんへの最後の訴え。参院で自公を少数に追い込みながら、大元から変えるためには日本共産党の躍進が、どうしても必要です。

 明日は埼玉県・茨城県へ。いよいよ各県での最後の訴えです。日本共産党の公約と値打ちを、しっかり訴えていきたい。

 【今日の句】消費税減税 やっぱり共産党

 

2025年7月15日火曜日

今こそ理性の声を

 今日は石狩市から始まり、小樽市では紙智子参議院議員と訴えました。北海道と思えない蒸し暑さでも、多くの方が駆けつけてくださいました。本当にありがとうございます。

 今日は日本共産党の創立記念日。103年となりました。平和と自由を掲げ、侵略戦争に反対し、仲間を広げてきた先輩たちの奮闘があったことが、今の私たちの土台となっています。

 ジグザグはあったし、誤りもありました。しかし、「国民の苦難軽減」を活動の精神に据え、国会でも地方議会でも独自の役割を担っています。

 今の私たちの苦しみの大元には、「財界・大企業優遇」「米国いいなり」という2つのゆがみがあります。日本共産党がぶれないのは、この大元から変えようという方針があるからです。

 今日は紙さんからも、小樽ゆかりの小林多喜二はじめ党の先輩たちが平和のために力を尽くした歴史を振り返り、今こそ戦争する国づくりを止めようと訴えました。私も別の箇所で、同様に訴えました。

 これまでの選挙と違い、多くの党が乱立しているだけでなく、事実や道理とかけ離れた論調があります。本当にただすべきは自公政治だし、理性的な訴えに耳を傾けてくださる方は必ずいるはずです。

 石狩市でも平日の日中にかかわらず、50人以上の方が駆けつけていただきました。「私たちもがんばるよ」との激励がありがたい。残る数日、私もがんばります。

 明日は田村智子委員長が来道し、札幌市・小樽市での街頭演説です。宮内しおり道選挙区候補と私も訴えます。暑さ対策などされて、足をお運びください。

 【今日の句】いつだって 苦難軽減 貫こう

2025年7月14日月曜日

良識ある人が声をあげて

 今日は札幌市中央区・西区・手稲区の計15カ所で訴え、合間に党の全道決起集会にオンライン参加。宮内しおり道選挙区候補も洞爺湖町から元気にあいさつをされました。暑さと強風に髪は乱れても心は乱れず、党の政策を訴えました。

 中央区の演説には「女のスペース・おん」代表の山崎菊乃さん・理事の近藤恵子さんも見えられ、手稲区ではアイヌ女性の複合差別解消をと活動してきた多原良子さんも。本当にありがとうございます。

 初めて多原さんとお会いしたのは、私が衆議院議員の時。北海道の議員を中心にした、アイヌ政策を推進する議員連盟というのがあり、その会合で多原さんが複合差別の話をされていたのです。今日の話でわかったのですが、この議連で話ができるよう働きかけていたのが紙智子参議院議員とのことでした。

 持ち時間は5分。調査などで15年かかって、ようやく国会議員に発言できるとの思いだったそうです。その後の質問で、真っ先に手を上げたのが私でした。持ち時間以上の話をすることができ、その後の実態調査には複合差別の項目が盛り込まれたという経過です。

 あらためて今日お礼と応援をいただいたのですが、私の方こそ恐縮です。何年も激しい言葉で差別を受け、国会議員からの暴言も投げかけられ、それでも立ち向かってきた多原さんの苦闘を思えば、できていないことが多いというのが実感だからです。

 以前のブログに書きましたが、多原さんから話を聞いたときに、投げかけられた言葉が今も忘れられません。「良識ある人が声をあげてほしい」。当事者は何度となく声を上げてきて、問われているのは私のほうだと痛感しました。

 外国人差別や排外主義、また女性差別も参院選で飛び交っています。許さないと、良識をもって多くの方が声をあげています。分断ではなく連帯を、そして一人ひとりの尊厳を大事にする日本にしよう。選挙の争点として、明日も訴えていきたい。

 【今日の句】尊厳を 奪う党には 審判を

2025年7月13日日曜日

地域密着なら日本共産党

 参院選ラストサンデーは盛岡市・秋田市へ、盛岡では青年後援会・女性後援会のスピーチもあり、立ち止まって対話になる方も。秋田市では車から手を振る方が多く、励まされました。

 「全国チェーン店で働いたことがあります。業務内容もマニュアルも同じなのに、なぜ賃金の違いが出るのでしょうか」。青年のスピーチに、はっとしました。「人間らしく暮らせない最低賃金でいいのか」とともに、同じ業務なのに格差があるというのは、納得がいかないのも当然です。

 シールボードで対話を続けてきた青年は、消費税減税を求める方が多かったと話されました。減税の財源は赤字国債でという青年に、インフレの恐れや利払いの増加などを話すと、日本共産党の支持に変わったといいます。スピーチをした2人とも、しっかりした内容で私も聞き入りました。

 そして2人とも、外国人差別や排外主義を許さないと訴えました。生活の困難は外国人が増えたからではなく、自公政治が財界・大企業優遇と米国いいなりを続けてきたからです。頼もしい青年たちと、私も「比例は日本共産党」をと訴えました。

 秋田市では、日本最後の空襲を受けた土崎地域からスタート。長く空襲の歴史を語り継いできた地域だけに、平和な日本へと力を尽くす決意を述べました。

 秋田駅前では、市内世帯の約2割が浸水した水害で日本共産党が果たした役割を話しました。御所野地域では、隣の旧河辺町で社協が訪問介護事業ができなくなっていると聞いたので、社会保障の充実をと力を込めました。

 地域の課題がわかるのは、地域密着の日本共産党だからこそ。国政にも、地域の声や願いを届ける議席が必要です。

 30℃ほどの暑いなかでしたが、多くの方が駆けつけていただき感謝です。東北での演説はこれで終わり、明日から北海道3日間・北関東2日間・最終日は北海道にて訴えます。

 日本共産党の政策や値打ちが伝われば、支持は広がります。私も訴えますし、ぜひまわりにもお広げください。

 【今日の句】変えようの声が 東北すみずみに

2025年7月12日土曜日

自公を少数にするなら日本共産党

 今日は田村智子委員長と福島・宮城・岩手・青森へ。小山田ともこ・福島かずえ両比例候補、おぎの優子青森選挙区候補も元気いっぱいに訴え、私も比例5議席を必ずと力を込めました。

 どこも多くの方が来ていただき、ありがとうございます。初めて私の演説を聞く方も多いのですが、「応援するよ」「もう入れてきたよ」と声をかけてくださるのも本当にありがたい。

 福島では東京電力が引き起こした事故で「謝れ・償え・原発ゼロへ」と強調し、宮城では危険な女川原発の廃炉をと訴えました。岩手では大船渡山林火災などあったなか、くらしと生業を守る政治を、青森では陸奥湾ホタテ養殖や豪雪にかかわり本気の気候対策をと強調しました。

 東北各県には、自公政治で押しつけられた苦しみや矛盾が随所にあるのです。農林漁業が基幹産業の自治体も多いだけに、農業政策の転換などは待ったなしの課題。この点を私や田村委員長から訴えると、ひときわ大きな拍手が寄せられました。

 田村委員長から迫力も説得力も十分な演説で、何度も「そうだ」の声や拍手が起きました。もう自公政治を変えたいし、変えなければならない。そう思っている方のところに、日本共産党の政策や値打ちが届くかどうかがカギです。

 おぎの候補も各地をまわるなかで、政策や広報を通じて、支持や応援の声がかけられているとのこと。今日も演説場所近くで働く方が「外国人差別など許されない、がんばってください」と述べたそうです。

 テレビなどで見る機会の少なかった日本共産党ですが、選挙期間中は公約を知ってもらう機会が増えました。SNSでも、中央委員会や党員・サポーターの方が拡散してくれています。この勢いで1週間、私もいっしょに広げていきたい。

 福島・宮城・岩手は、日本共産党が立憲民主党の候補の勝利に力を合わせています。福島では立憲県連からメッセージが寄せられ、宮城では市民連合の多々良哲さんもスピーチ、岩手では達増拓也知事・小沢一郎衆議院議員からのメッセージとともに佐々木順一・県連代表も見えられました。

 自公を少数に追い込むチャンスの参院選です。日本共産党の果たしている役割は大きいことが、演説後の田村委員長への取材の多さでわかります。何より比例で議席を増やしてこそ、自公政治を本格的に変える力になります。くりかえし訴えていきたい。

 明日は盛岡から秋田へ。東北での訴えは明日が最後になるので、しっかりがんばります。

 【今日の句】底力 今こそ発揮 共産党

2025年7月11日金曜日

父からもありがたい一言

 今日は鶴瀬駅前(富士見市)から始まり、宇都宮市では福田みちお栃木選挙区候補と訴え、夜は生まれ故郷の宮城県石巻市で個人演説会。親や親戚も駆けつけて、私も今度こそ国政へと決意を込めて訴えました。

 選挙中盤になって、ようやく栃木県に来れました。まだ行けていない青森・岩手・秋田は、明日からまわります。活動地域が広いだけに、1回1回の演説が最初で最後。しっかりと、しかし端的に、引き続き訴えていきたい。

 日光市議として「住民の苦難軽減」を貫いてきた務めてきた福田みちお候補の押し上げと、比例で日本共産党を広げてほしいと力を込めました。田中正造のように、住民のためにたたかいぬけるのが福田候補です。

 石巻市では動画撮影もあり、演説会前に日和山に立ち寄りました。石巻市にとって象徴的な場所の1つで、子どものころには正月飾りを持って、どんど焼きに連れてもらった記憶があります。

 東日本大震災では日和山が避難場所にもなり、雪が降るなか多くの方が一夜を過ごしました。津波が押し寄せ、家などが倒された様子も、よく見えたことでしょう。市民の幸せな記憶も、つらい記憶も、日和山には刻まれています。

 そんなことも思い出しながらの演説でしたが、打撃を受けてる石巻のホヤを支えるための手立て、隣町・女川町にある女川原発の再稼働反対なども交え、党の基本政策を述べました。

 私の後に父が紹介され、一言をと促されました。変なことを言わなきゃいいなとハラハラしましたが、紙智子さんの大切な議席を引き継がせてくださいと一言。ありがたいです。

 私を紹介する紙芝居や三浦一敏県議の応援演説もあり、参加された方からも「私も石巻中学出身」「私も石巻高校出身」など声がかかり、何と私がお世話になった保育士さんまで来られたのはビックリ。

 生まれ故郷の激励に励まされ、最後まで元気にがんばりたい。明日は東北4県を、田村智子委員長とかけまわります。

 【今日の句】この風景 守るためにも 共産党

2025年7月10日木曜日

政治は命を守るため

 今日は群馬県から埼玉県へ。大雨に襲われている地域では、被害が出ていないでしょうか。今も雨が続いていますので、お気をつけください。田村智子委員長とまわり、比例躍進と選挙区勝利をと呼びかけました。

 群馬県では高橋たもつ選挙区候補、埼玉県では伊藤岳選挙区候補も、勝利に向けて力を込めた訴え。再選に向けて伊藤岳さんには、何度も力強い激励が寄せられました。私も力を合わせます。

 群馬県は平日の日中にかかわらず、多くの方が高崎駅前に駆けつけスペースがびっしりに。長く教員を務めた高橋たもつ候補の、日本こそ平和の外交努力をとの訴えにも大きな拍手が起きました。

 所沢駅前では若い人が足を止めて聞いてくれるなど、熱気があふれました。伊藤岳候補がくりかえし質問してきたマイナ保険証で、今ある保険証を使えるように押し込んでいる実績にも、大きな拍手が寄せられました。

 田村委員長も力を込めて、消費税減税が経済の好循環をつくること、医療・介護を守ることの意義、ジェンダー平等・人権を守れ、そして米国いいなりをやめて平和外交をとの訴え。何度も拍手や「そうだ」の声がかかりました。

 私からは、食料と農林漁業を守るなら日本共産党の躍進こそと訴え。所沢は露地野菜や有機農業も盛んなだけに、選別ではなく、すべての農家を支える政治にしようと呼びかけました。

 握手にまわると「将来は政治家になりたい」という青年が。前にも日本共産党の演説を聞いているそうで、政治家になりたい理由を聞くと「市民の声を届けたい」。嬉しいことです。

 北朝霞駅の演説は、雷も鳴る豪雨のもと残念ながら中止に。このような中止は初めてです。田村委員長、岳さんと私で中止を告げるアナウンスをしながら、短く党の政策などを述べました。

 すでに来てくださった方々へ3人で挨拶にまわりましたが、あたたかい「がんばって」との激励もありがたい。このように支えられていることを思えば、さらにがんばっていきたい。

 何と私と同じ石巻高校卒業、さらに同じ新聞部長だったという青年が、わざわざ来てくださっていたのに驚き。「僕も鰐陵(がくりょう)です」との一言だけで、距離が縮まるのが石巻高校なのです。

 その石巻市で、明日は個人演説会も開きます。埼玉県・鶴瀬駅から始まり、栃木県では福田みちお選挙区候補と宇都宮インターパークFKD北側でも訴えます。足をお運びください。

 【今日の句】災害を 「運のいい」とは 許せるか

2025年7月9日水曜日

詩人・今野大力の言葉が響く

 今日は北海道旭川市・岩見沢市へ。小池晃書記局長との訴えに「そうだ」「がんばれ」と、何度も合いの手が入りました。小池さんも私も旭川ゆかりの詩人・今野大力を引用し、差別や排外主義を許さない1票は日本共産党へと訴えました。

 ふだんは話す内容が自然と重ならないものの、珍しく「凍土を噛む」の引用部分が重なりました。今の情勢に照らして、この反戦詩が、とても胸に響いてくるからです。

 殺す相手も/殺される相手も/同じ労働者の仲間/おれたちにはいま仲間を殺す理由はない/この戦争をやめろ

 国籍や民族は違っても同じ仲間、同じ人間。分断や憎悪ではなく、連帯しあえれば平和な社会はできるはず。外国人差別などが振りまかれる今回の参院選で、今こそ平和と人権、そして連帯の大切さと尊厳を守ることを訴えていきたい。

 今年は治安維持法の制定から100年。今野大力や野呂栄太郎、小林多喜二などが、特高警察による拷問などで命が奪われました。平和や社会変革を訴えることが命がけの時代でした。その後の多くの国民のたたかいは、今の憲法制定に実を結んだのでした。

 ここは日本共産党のがんばりどき。全国の党員・候補が各地で訴え、多くの方々が差別や排外主義を許すなと声をあげ、急速に広がってもいます。小池さんも私も、訴えに力が入りました。

 「他党を支持しているという人と話して、2人が共産党に変わったよ」「衆議院議員でがんばってたのを覚えてる。何としても国会へ行ってほしい」など、握手ともに熱い思いも伝わってきました。岩見沢市では「がんばれ共産党」とのエールも。

 明日は群馬県・埼玉県へ。天気が崩れるかもしれませんので、暑さ対策ともども万全に、11:00 高崎駅東口/15:00 所沢駅西口/18:30 北朝霞駅へとお越しください。

 【今日の句】次々と 連帯の輪を 広げたい

2025年7月8日火曜日

しのぎを削る大激戦、比例は日本共産党

 今日も猛烈な暑さのなか、小池晃書記局長・高橋誠一郎茨城選挙区候補と水戸駅前で訴え。暑さに負けない盛り上がりに、私も元気をいただきました。高橋候補とは常陸太田市でも訴え、車から手を振ってくれる反応に励まされました。

 高橋候補から「選挙区候補のなかで、東海第2原発の廃炉を主張してるのは私だけ」との訴えに、大きな拍手が寄せられました。老朽化とともに防潮堤工事の不良が発覚、また構内火災が頻発しているのに再稼働とはありえません。

 政府は気候危機対策のためにも原発活用をとしますが、石炭火力から撤退するともしていません。原発は過酷事故を起こせば、大きな被害をもたらします。石炭火力からの計画的撤退とともに、原発ではなく省エネと再エネの普及こそと訴えたい。

 中央委員会常任幹部会の訴え(こちら)では、比例は5議席という目標にかなりの距離があるということを、現時点の情勢判断で示しました。現在の活動の規模とテンポで推移するなら、かなり厳しい結果になりかねない状況です。

 同時に、党の政策・公約を知れば支持が広がってもいるだけに、さらに勢いを広げて勝利を勝ち取りたい。今日も水戸駅前では若い世代が足を止めて演説を聞き、コメ増産について共感をしてくれたと聞きました。

 農林漁業を基幹産業とする自治体が多い茨城県。それでも農家の戸数は減っているし、後継者不足に直面している話も聞きました。大きな農家も、家族経営でふんばる農家も、等しく支える価格保障・所得補償の充実が、どうしても必要です。

 比例は「全国は一つ」の選挙区ですので、ぜひ全国のお知り合いにも「比例は日本共産党」と、ぜひお広げください。明日は北海道で、旭川市・岩見沢市とまわります。

 【今日の句】ありえない 東海第2の 再稼働

2025年7月7日月曜日

命と健康を守る政治に

 今日は仙台市へ。泉区を中心にまわりました。国が進める病院再編・病床削減を具体化するように、村井知事が4病院の再編計画を進めています。「病院を守ってほしい」との運動が広がるなか、国にもモノ言う議席として日本共産党を伸ばしてほしいと訴えました。

 県民世論に押され、精神医療センター(名取市)の移転計画は撤回され、名取市内での建て替えとなりました。東北労災病院の現地存続、県立がんセンターと仙台赤十字病院の統合撤回をと、引き続き運動は続いています。

 応援弁士に立った元県議・中嶋廉さんが詳しく述べられ、自民・公明とともに医療費削減をめざす維新・国民民主にも厳しい審判をと呼びかけました。

 全国11万もの病床削減や、OTC類似薬の保険外しなどが狙われています。宮城のような病院再編も、いっそう迫られてくるでしょう。ストップをかける日本共産党を伸ばしてほしい。

 今日も「がんセンターで夫が働いていました」という方が、演説を聞きに来てくださいました。誇りを持って働き、コロナ禍で最も厳しい環境にあった医療従事者を、今こそ支える時です。

 社会保障は抑えつけながら、軍事費は米国の要求に応えて大幅増額でした。さらなる増額が要求されてもいます。とんでもない。

 命と健康を守る政治に変えましょう。日本共産党が伸びれば、確かな力となります。明日は茨城県へ、暑さに負けず元気に訴えます。

 【今日の句】政治から 差別や分断 持ち込むな