2025年3月15日土曜日
尽きない話、広がる熱気
2025年3月14日金曜日
石破首相の責任は重い
商品券配布についての石破首相の説明に、どれだけの方が納得したでしょうか。街頭宣伝で訴えると握手を求める方や「あなたがはたやまさん? がんばって」との激励、立ち止まった青年は「政治に関心を持ち始めたところです」と、寒いなかでしたが反応は熱い。
政治資金規正法に反している疑いがあります。渡された自民党議員からも「適切ではない」ので返したとあり、さっそく市民団体から告発もされました。仮に違法性がなくとも、政治的・道義的責任は避けられません。なにしろ裏金事件の全容解明は進まず、国会では企業・団体献金の禁止をめぐって審議中。その最中に総理・総裁みずから配布していたのですから、国民から批判・不満の声が出るのは当然です。不誠実なのです。
商品券が1人10万円という金額にも驚きでした。15人で150万円とは、月12万円ほどの年金生活者やパート労働者の年収に匹敵です。これでは、物価高に苦しむ庶民の苦しみをわからないだろうと思うのです。自民党は盛んに「政治には金がかかる」と言います。こんな金の使い方を指すのなら、国民は納得できない。汚い金まみれの政治を終わらせるには、やっぱり日本共産党の議席増を。宮内しおり道選挙区予定候補と訴えました。
昨日は党の教育提言(こちら)をもって道教組・道高教組への懇談に。先生にも子どもたちにも余裕を、そのために「教員残業代ゼロ制度」はやめて、教員定数も増やしたい。現場の声に応えた活動をと、新たな思いも強めました。「異常なほどの長時間労働が、教員不足を引き起こしている。そもそもから指摘してくれているのはありがたい」(道教組)、「現場では、お金よりも時間が欲しいという声。子どもの笑顔が消えないように」(高教組)など、小手先でない抜本的な対策が必要というのは、どこでも一致します。
なにしろ、政府自身が小手先で済ませようとしています。これでは長時間労働解消という現場の願いに応えられない。微々たる「教職調整額」の引き上げの一方で、他の手当てが削られるのではと不安があります。望んでもない「主務教諭」まで押しつけられようとしています。
それよりも、現場に教員が増えるようにしなければ。精神性疾患による休職が過去最高になるなか、業務の量は変わらないまま、少ない先生でカバーしあわなければなりません。過度な管理と競争主義が持ち込まれれば、ますます現場が息苦しくなります。国は業務量を減らすため、夕方からの電話は留守番電話の対応をと奨励するようですが、学校と家庭が疎遠にもなりかねません。減らすなら過密・過剰な学習内容であり、余裕もないほどの教員の持ちコマ数こそではないのか。
新しい学年・学校で迎える4月は、子どもも教員も笑顔で迎えられるように。私もがんばりたい。
【今日の句】政治には 金がかかると まだ言うか
2025年3月13日木曜日
重税なんてはね返そう
2025年3月11日火曜日
国や東電は、原発事故の責任を本気で感じているか
2025年3月10日月曜日
変化は力を合わせてこそ
宮内しおり道選挙区予定候補と朝の定例宣伝後、党の提言を届けながら道労連・道民医連・新婦人道本部と懇談。声を上げてこそ変化はつくれると、語り合うなかで実感しました。私も元気をもらいました。
高額療養費の上限引き上げが、反対世論の高まりで凍結となりました。白紙撤回へ、もう一押し。このような切実な要求の実現へ、労働組合や各団体の果たす役割も大きくなっています。春闘のさなかである道労連では、明後日が集中回答日ということもあり、回答次第ではストなども検討されています。物価高に見合う賃上げへ、道労連本部では経済団体とも懇談を重ねてきました。
中小企業団体も合わせ、時給1500円などへ賃上げの必要性はどこでも一致。労使交渉が大事なのとともに、賃上げに必要な原資をどう作るかは政治としても重要な課題です。道労連がアンケートから最低生計費(若者単身世帯)を計算したところ、月26万円ほど(=時給1500円)がやっぱり必要とも。この間の物価高も考えれば、さらに引き上げが必要です。力を合わせて、前へ進めていきたい。
道民医連では、深刻になっている医療機関の経営や医師不足の実態をうかがいました。診療報酬は昨年に改定されましたが、物価高が続き、その分の消費税も増えますので、病院経営が苦しくなる一方なのです。全国民医連が取り組んだアンケートでも、昨年の報酬改定で半数以上の医療機関が減収減益となり、3分の2は資金繰りが厳しいと答えています。コロナ禍での融資返済も重なり、金融機関からの借入返済に苦しんでいるのがわかります。
日本病院会など5団体も、診療報酬について「物価・賃金の上昇に適切に対応できる仕組みを導入」との緊急要望を出しました。医療機関の倒産が過去最高を続けるなか、国の責任は重大だと私も訴えていきたい。
医師数も「月80時間の時間外労働」「引退の前提は80歳」のもとで、政府は「医師は足りている、問題は偏在」とくり返しています。医師不足は地域医療を直撃しているし、合わせて取り組みを強めたいです。
新婦人では、選択的夫婦別姓が話題の中心に。全国3979人からのアンケートでは「私一人が我慢すればいいのだと泣きながら婚姻届を出した」「パスポートの名前と自分の業績が紐づけられず、『何の業績もない人』と不利益を被りました」など、切実な声ばかりなのです。宮内さんの友人も結婚の際に、相手の親から姓を変えるよう求められたと先日、話があったそうです。日本は政治も社会も、女性の尊厳を守ることに遅れている現実を早く変えなければ。
コメの価格高騰も家計を直撃し、どこでも関心が高まっているとも聞きました。食料自給率が低いことにも不安が尽きません。食料・農業も大事な課題として、いっしょに取り組みましょうとエール交換。私もがんばります。
【今日の句】あたたかさ 春といっしょに 政治にも
2025年3月9日日曜日
くらしと地域に安心を
今日は、まだ雪が残る群馬県沼田市へ。「つどい」には予想の倍もの方が来ていただき、農業や高額療養費、学校統廃合などが話題になりました。大東のぶゆき市議も同席され、沼田市政の一端も聞かせていただきました。
こんにゃく芋の生産も盛んな沼田市ですが、需要減少による低価格の一方で、生産資材の高騰なのより農家への打撃が大きいとのこと。きめ細かな農政が必要だと痛感です。「コメを作る農家も減ってきた。子どもに跡を継いでと言えないから、どんどん若い人も減っている」と切実な声。子どもも少なくなり、学校統廃合も市政の課題になっているといいます。
高額療養費制度を使っているという方は、「働けるうちは働いているけど、稼ぎの半分は医療費に消える」。負担上限の引き上げは見送りとなったものの、そもそもの負担が重すぎるのです。
維新の会などは、現役世代の負担軽減とともに高齢者負担や社会保障費削減を主張しています。なぜ世代を分断し、財源を高齢者などに求めようとするのか。
大企業優遇と軍事費にメスを入れなければ、このような分断と負担増を求めることになってしまいます。だから日本共産党の議席が必要との話に、ウンウンとうなづく方の姿がありました。
くらしの安心と、持続的に地域でくらせる施策の充実を。北海道に着いたら、また雪山が待ってました。明日もがんばります。
【今日の句】雪よりも 不安とモヤモヤ 積もってる