生活保護費が3年にわたって引き下げられ、このままでは生活ができないと「新・人間裁判」もたたかわれています。ある70代の方でいうと、10年前の生活扶助費は75960円/月でしたが、現在は74220円まで下げられています。お風呂は1週間にシャワー1回のみ、冬は朝に部屋を暖めたら暖房を消して夕方までつけないそうです。新しい衣類なども買えません。
2022年5月14日土曜日
熱い思いをぶつけよう
生活保護費が3年にわたって引き下げられ、このままでは生活ができないと「新・人間裁判」もたたかわれています。ある70代の方でいうと、10年前の生活扶助費は75960円/月でしたが、現在は74220円まで下げられています。お風呂は1週間にシャワー1回のみ、冬は朝に部屋を暖めたら暖房を消して夕方までつけないそうです。新しい衣類なども買えません。
2022年5月13日金曜日
笑え わらえ へば ええごと ある
「江差の5月は江戸にもない」との横断幕が目を引く江差町役場でのあいさつ後、上ノ国町・厚沢部町での街頭演説にまわりました。今日は波も穏やかで、江戸ほど賑やかでなくとも落ち着いた江差町もいいものですね。
上ノ国町では川島忠治町議はじめ党員・後援会員のみなさんが、そろいのジャンパーを着てまわってくださいました。党議席がなかった町で、こうやって支え合って議席を勝ち取れたんだなと伝わってきました。まわった各地で町民から川島町議へ声がかけられて、信頼が広がっていることもわかりました。地域に根ざした党支部や議員の存在こそ、日本共産党の強さです。
厚沢部町の街頭演説では「知人を誘ってきました」という後援会員さんの一言も嬉しい。感想を聞くチャンスがなかったのが残念でしたが、心に残ってほしいと願うばかりです。
前後しましたが、江差町役場では出張中の照井誉之介町長に代わり、田畑明副町長さんが応対してくださいました。物価高騰の話題のなかで、触れられたのは漁業者への燃油支援。イカの不漁はじめ水産資源の減少に苦労してきたところへ、今回の高騰は厳しいものです。本来は国が、これまで以上の支援強化へ足を踏み出すべきと思います。
世界的な気候変動のもと、水産環境も変化してきました。魚種が変われば漁法も価格も変わるのですから、いっそうの魚価安定策が必要です。国は養殖も推進していますが、海の状況は千差万別。研究体制の強化も含めて、国がこれまで以上に水産予算を増やすべきと訴えていきたい。
昨日から今日までの段取りをしてくださった、小野寺真・江差町議と最後に1枚。江戸時代に江差町で実在したといわれる「とんち名人」の繫次郎像を前に、私たちも思わずほっこり。石台には「笑え わらえ へば ええごと ある」。戦争を身近に感じるようになった時代の今こそ、繁次郎のような存在が必要なのかもしれません。マスク越しでも、私も笑顔が伝わるようにしよう。
【今日の句】心から 笑える世界に かの国も
2022年5月12日木曜日
大事なことは根づいていること
せたな町は2018年に江上恭司町議が亡くなられ、その時の通夜にも多くの方が足を運ぶほど慕われていたことを思い出します。江上さんを応援された方のなかには、保守の立場と公言されていた方もいます。その姿を近くで見ていた藤谷さんの挑戦に、多くの期待の声が寄せられているのです。街頭宣伝にも、藤谷さんの結びつきで参加してくださった方がいらっしゃいました。
2022年5月11日水曜日
やっぱり国の責任で鉄路の維持・存続を
今日の函館市内は初夏を思わせる気温と陽射し。街頭演説にまわると修学旅行生らしき姿が多く見られました。ロシアの侵略をやめさせようとの訴えに手を振ったりと、きちんと聞いてくれているんですね。
来年の道議候補として発表された本間かつみさん、党函館市議団(市戸ゆたか・紺谷克孝・富山悦子)もいっしょにまわってくださいました。朝は稜北病院前でのあいさつに立ち、激励とともに後援会員さんもいっしょにスタンディング。命と健康を守る職場だからこそ、憲法9条を守ることも一体に活動されています。自民などが言う防衛費倍増で、結局は社会保障予算が抑えられることになります。命を守る現場を知らない、軍事力偏重の政治は許されません。
街頭演説では、足を止めて聞いてくださる方が各地で見られました。自転車を止めて聞いてくださった方は「あなたたちの言うとおりだ、がんばって」と話してくれたとのこと。別の箇所では、手渡された日本共産党の「?」リーフを隅から隅まで読んでくださった方もいました。それほど日本共産党のことが気になるなら遠慮なく声をかけてくださればいいのですが、反共風土のある日本であることとともに、私たちからもさらに身近に感じられる歌手や取り組みが必要なのでしょうね。しっかり腹に落としたい。
ところで、北海道新幹線の札幌延伸にともなう並行在来線切り離し問題で、小樽~長万部間のバス転換に首長が合意したことから、今度は長万部~函館間はどうするのかという局面になっています。新幹線駅は北斗市の新函館北斗駅ですから、函館に結ばれる鉄路もどうなるのか心配が広がっていると聞きました。いさりび鉄道も、さまざまな努力をしていますが楽な経営状況にはありません。ちょうど先日、渡島トンネルからの工事残土で基準値を超えるセレンが出ていることも報道されたばかり。いろんな問題が道南地方を襲っています。
そもそもJR北海道の最大の赤字路線は新幹線なのに、この赤字路線が放置されたままで、このまま行けばJR北海道は不動産と新幹線頼みの会社になってしまいます。でも、「R」はrailways(鉄道)の「R」ではないのか。国は分割民営化されたことをもってJR北海道の責任に転嫁しますが、国の支援なくして成り立たないことはわかっているはずです。JR北海道にも国にも、公共交通を守る責任があります。これまで訴えてきたものの、やっぱり参院選でも重大な焦点として浮き彫りにしていきたい。
街頭演説の後は、ロシアによるウクライナ侵略に抗議・反対する市民有志の会がおこなう宣伝にも足を運びました。こういう粘り強い各地の活動は、直接・間接を問わず、ロシアやウクライナに届いているはずです。チラシを受け取る方の姿も多く、親子と思われる方がウクライナ支援募金に協力する姿も。私も一言、連帯のスピーチをおこないました。
夜は党と後援会の「語るつどい」もあり、終日びっしりと日本共産党を政策や値打ちを訴えました。思わぬ暑さもあって少し疲れはしたものの、この後に寝れば朝には元気になっているでしょう。明日は桧山地方を元気に訴えてまわります。
【今日の句】切り捨てが続けば 国も成り立たぬ
2022年5月10日火曜日
命は食あってこそ
今日は伊達市・洞爺湖町・豊浦町をまわり、函館市まで到着。北海道は第一次産業を支えることこそ地域に必要と、まわるたびに痛感です。食料自給率37%では食料品の値上がりも当然で、こんな日本に誰がしたのか。しっかり訴えていきたい。
物価高騰は、ウクライナ情勢の前から燃油はじめ悲鳴が上がってきたもの。漁業が基幹産業の洞爺湖町・豊浦町でも、その影響は小さくありません。これまでも養殖ホタテへのザラボヤ被害などで苦しんできただけに、当面の対策にとどまらない価格保障・所得補償の拡充といった抜本的支援こそ必要です。
洞爺湖町では観光地支援も欠かせません。どうみん割も「この機会に」とばかりに大手ホテルへ流れるだけに、地元資本の観光ホテルを支えるうえでも、直接に消費をあたためる消費税減税こそなのです。
2000年の有珠山噴火から復興したシンボルとしての湖上花火が、コロナ禍で止まった時に「地域で使いやすい補助金を」と聞いた話を忘れず、しっかり訴えてもいきたい。やれることはたくさんあります。この苦境にこそ野党がガンガン代弁しなければ。
地に足をつけた訴えができるのも、日本共産党は地方議員のみなさんがいて実態をとらえているからこそです。今日も議会があった豊浦・山田秀人町議をカバーしながら、伊達・吉野英雄市議、洞爺湖は立野広志・今野幸子の両町議が同行いただき、現状を教えてもらいました。
夕方に函館市へ入り、紺谷克孝市議らと報道各社などをまわりました。明日は市内を元気に訴えてまわります。
【今日の句】食べること守れば 地域も元気出る
2022年5月9日月曜日
野党の力が問われている
2022年5月8日日曜日
大雪害を忘れず
今日は札幌東区で、宮川潤道議・太田秀子市議と地域懇談会を渡り歩き。次から次へと出されたのは、札幌市の除排雪に対する不満! 2030冬季五輪招致やアクセス道路などやってる場合じゃありません。国が推進していることですから、参院選に向けてもしっかり訴えていきます。
「歩道に雪が積まれ、その上を高齢者が歩くなどできない」「市長は『命にかかわる問題ではない』と言ったそうだが、危険な車道を歩かざるを得なかった」「家から5時間、スタックする車が続出で、結局仕事を休まざるを得なかった」など、懇談会の後からも「ふだんは話をしない近所の方と、雪かきをしながら『市長は何をしてるんだ』と言いあっていた」とも聞きました。
市から業者には「20cm残して」除雪をとなっていたそうで、どうして全部持っていかないんだと市民から業者に苦情も相次いだとか。きれいに除排雪する技術はあるのですから、市の考え方が理解できないとの意見も理解できます。市民が雪に困っている時に冬季五輪招致のアンケートやキャンペーンに力を注いだことへ、不満が増したのも当然です。
宮川道議からも公立・公的病院の再編・統合について、鈴木知事が国と歩調をあわせているなどの告発が続きました。88歳という方からは「10月から病院代が2割になると聞いたけど」と、くらしが切羽詰まっているもとで相談がともなう話がありました。別の女性は「夫が介護施設に入ることになったが、少ない年金なのに負担が重い」。物価高騰が重なって、くらしの大変さは増してきています。
こういう時こそ国会で、野党がズバズバと訴えるべき。参院選とともに来年の統一地方選とあわせて、日本共産党を伸ばしていただく意味がここにあります。明日も元気に訴えたい。
【今日の句】母の日は 自分の元気を プレゼント