2024年12月7日土曜日

東北6県へ②

 今日は岩手県から宮城県へ、最後は生まれ故郷の石巻市まで。知人・友人や両親とも久しぶりに会い、たくさんの元気をいただきました。街並みは変わっても、ぬくもりは変わらないものですよね。

 岩手県では党事務所でのあいさつ後、盛岡駅前で街頭演説。鈴木努・盛岡市議が司会をされ、斉藤信県議から私の紹介までしていただきました。

 急な案内にもかかわらず、約60人もの党員・後援会員さんらが来てくださり本当にありがたい。見知らぬ私だからか、バス待ちの方も私の方を向いて聞いてくださるようでした。

 最低賃金引き上げには中小支援支援が必要と、県独自の補助制度がおこなわれています。達増県政の大きな決断です。

 ただ県の財源には限りがあるし、本当は国として進めるべきこと。地方でも国でも、前へ進めるうえで日本共産党の前進をと訴えました。

 宮城県では県委員会事務所で、金田もとる・ふなやま由美の両県議、元県議の遠藤いく子さん、元仙台市議の嵯峨サダ子さんなども来てくださり、懐かしい方々ともお会いしました。

 この事務所は大学生の時に立ち寄って以来、30年ぶりの訪問でした。東日本大震災を受けてリフォームなどしたそうですが、変わらぬ雰囲気が懐かしい。

 仙台東地区では福島かずえ前県議、塩釜・多賀城・宮城・黒川地区では藤原益栄県議・辻畑めぐみ塩釜市議はじめ、あたたかい歓迎をいただきました。

 両地区委員会の委員長は、大学は別でしたが、学生時代に活動してきた仲間たち。短時間のためじゅうぶんな話もできませんでしたが、今度は時間を取りますね。

 東部地区は、生まれ故郷・石巻市を含む地域。三浦一敏県議と齋藤澄子・石巻市議や党員・後援会員のみなさんと懇談後に、さっそく「団結がんばろう」。参院選に向けてスタートです。

 まずはあいさつをと駆け足でしたが、地域ごとの課題もしっかり把握したい。塩釜や石巻は水産の町ですし、紙智子参議院議員と連携してきたとの話もうかがいました。がんばらなくては。

 明日は山形県・福島県へ。街頭演説も11時からJR山形駅東口、16時から福島市・ヨークタウン野田付近でおこないます。お近くの方は、お聞きください。

 【今日の句】何気なく 「んだ」と出ちゃった 親の前

2024年12月6日金曜日

東北6県へ①

 明後日まで東北6県へ、今日は青森県・秋田県で街頭演説や懇談に。あたたかく迎えてくださり、北海道や私の生まれ故郷・石巻市との縁がある方も各地にいたり、私も元気をいただきました。

 青森では、おぎの優子・選挙区予定候補と衆議院比例予定候補・高橋ちづ子前衆議院議員と訴えました。1区候補だった斎藤美緒さんが、司会を務めてくれました。

 おぎのさんは、民青同盟で1000人以上の青年たちと対話してきた、若い世代の代表としてがんばれる方。長く非正規雇用として働き、痛み・苦しみ・願いをまっすぐ届けられる方でもあります。

 高橋さんが「東北の命綱」として果たしてきた役割は、誰もが認めるところ。今日も「落として残念」と声が上がりましたが、必ず議席奪還をと、すでに活動を始められています。

 あいにくの雪でしたが、行き交う車からの注目がよくわかる。私もいつもどおり元気に、青森での初演説。少し緊張しました。

 労働者後援会・女性後援会との懇談会は、会場に大きな手作り横幕が。うれしいですね。

 くらし、原発、自衛隊など青森県の課題や取り組みもうかがいました。青森は自民党政治の矛盾が鋭く現れている県だけに、日ごろの粘り強い活動にも学びました。

 秋田では、藤本友里県委員長が司会をされての駅前演説会。私が現職だった2016年にも秋田には演説会で来ていて、当時のことを覚えてくださっている方も。

 雪も止んで晴れ間もあり、40人ほどが駆けつけてくださいました。途中から遠くで演説を聞いていた高校生3人が、最後に大きく手を振って応えてくれたのもうれしい限り。

 秋田(大館市)は、北海道の大先輩・小林多喜二の出生地。参加された方々からも、不屈の思いが伝わってくるようでした。

 大仙市へ移動し、花火伝統文化継承資料館の集会室をお借りして「つどい」。大曲の花火で有名な大仙市らしく、いるだけで気分も高まるようでした。

 3区候補だった藤田和久さん、佐藤文子大仙市議など初めて会う方ばかりでしたが、日本共産党はどこでもあたたかい。すぐ打ち解けました(と思っています)。

 お墓をつくる石工職人さんもいらして、石巻市の「井内石」を採りに行ったことがあるよとのこと。いろんな縁があるんですね。

 明日は岩手県・宮城県へとうかがいます。

 【今日の句】どの町も 共産党が ここにあり

2024年12月5日木曜日

やっぱり企業・団体献金は禁止を

 雪や寒風に負けず、今日は函館市で道8区候補だった本間かつみさんと街頭演説へ。手を振って応えてくれた高校生の激励もうれしい。町の雰囲気も変わってきているように思いました。

 急な日程にもかかわらず、党員・後援会員さんも来てくださり本当にありがたい。「今度こそだね」と、何度も声をかけていただきました。

 臨時国会で本格的な論戦が始まり、自民・石破政権は企業・団体献金を禁止する気がないと、あらためて浮き彫りになりました。

 「企業献金は悪ではない」と言うけれど、見返りを求めずに多額の献金をする企業があるのでしょうか。個人献金と同列には置けないはずです。

 国民生活よりも大企業の利益を優先してきた、自民党の経済政策。大企業からの献金があったからではないでしょうか。

 大企業には法人税減税などの優遇を続けながら、国民や業者には消費税増税・インボイスを押しつけ続けました。

 非正規雇用を増やして人件費が抑制された一方で、労働者には低賃金や不安定雇用が押しつけられ、特に若い世代が苦しめられました。

 これだけ政治をゆがめてきた大元に企業献金があり、自民党では裏金によって脱税まで疑われる議員が続出ーーこれだけ汚れた政治を、もう終わらせましょう。

 日本共産党は企業・団体献金も政党助成金も受け取っていないと、くり返し広げていきたい。だから自民党にズバリと迫ることができます。

 明日からは駆け足で東北地方をまわります。まずは青森県・秋田県のみなさん、よろしくお願いします。

 【今日の句】見返りと 利権の政治を もう変えよう

2024年12月4日水曜日

核廃絶へ熱い思い

 日本被団協のノーベル平和賞受賞式前に、昨日から北海道庁で展示や被爆者の証言などが企画されています。今日は札幌南高校(定)生徒の朗読劇があり、私も足を運びました。まっすぐに伝わる平和の思いを、私も国会へと届けていきたいです。

 主催は、道被爆者協会と被爆二世プラスの会北海道。昨日と今日の午前は、被爆者による証言がおこなわれました。

 朗読劇「あの日 あの時 ヒロシマで」は、生徒三人が朗読した文字がモニター画面に映されただけでなく、映像や資料も織り交えられ、より臨場感が伝わります。多くの方が聞き入りました。

 何より高校生たちが、1つ1つの言葉をていねいに、おおげさな誇張などもせず、それだけに心へ染み入るようでした。それでも核兵器の非人道性は、ひしひしと伝わってくるのです。

 朗読劇の登場人物の1人である松本郁子さんが会場に見えられ、「私はもうすぐ(この世から)いなくなるけど、若い人たちが伝えてくれて嬉しいです」と感想を述べられました。

 道被爆者協会の廣田凱則会長もいらして、あいさつすると「(ノーベル平和賞で)日本政府が前へ進むチャンスなんだから」と、核兵器禁止条約の批准へと期待を述べられました。締約国会議のオブザーバー参加にも、強い期待を語られました。

 日本被団協が受賞した理由の1つに、被爆者の長年の証言活動は「核のタブー」を揺るぎない国際規範にしたことがあります。そして、次世代にも引き継がれてきたという大きな役割もありました。

 高校生たちから、核廃絶への熱い思いが伝わりました。問われているのは日本政府であり、政治にかかわる私たち。そんなメッセージも伝わりました。

 日本政府は早く、核兵器禁止条約の批准を。核廃絶に向けて、積極的な外交を。まずは締約国会議へのオブザーバー参加を。私も引き続き訴えます。

 【今日の句】日本こそ 核廃絶の 先頭に

2024年12月2日月曜日

変化をつくるのは私たち

 朝の街頭宣伝はチラシの受け取りも良く、新しい国会への関心も高い。日本共産党の代表質問(衆議院)は、明日3日17時ごろに田村智子委員長がおこないます。テレビ・ラジオなどで、ぜひお聞きくださいね。

 自公が過半数割れというときに、野党側の各党の態度が問われます。自公を助けるのか、新しい政治へ進めるのか--ぜひ各党の主張を聞き比べてほしいし、国会での対応を注目していてほしいのです。

 日本共産党は、参議院で「企業・団体献金禁止法案」「政党助成金廃止法案」を提出しました。あわせて、さまざまな要求の実現に他党とも力をあわせます。国会での徹底した議論も、おおいに進めましょう。

 この変化を前向きなものへ進めるために、世論も大きくしなくては。やりがいがあります。

 30代の方へ入党の呼びかけもおこないました。ロシアによるウクライナ侵略やイスラエルのジェノサイドなど、どうすれば平和な世界になるのかとの思いをうかがいました。

 確かに表層的には暗い世界・日本の姿ばかりが目につくように思います。国際法にもとづく解決、ASEANが進めるアジアの外交的枠組みの活用、国際世論を広げることなど、私からは話しました。

 平和・人権の尊重を求める運動は世界で広がっているし、確実に変化をつくっています。日本政府が日本国憲法を活かす立場に変われば、どれだけ世界の平和に貢献できることでしょう。

 「考えるきっかけができて良かったです」とのことでしたが、私も楽しい時間を過ごさせてもらいました。こうして、どんどん多くの方と語り合っていきたい。変化をつくるのは、私たち国民です。

 【今日の句】保険証 何も不都合 ないじゃない

2024年12月1日日曜日

また社会保障改悪か

 今日は札幌市中央区へ。「しんぶん赤旗」見本紙を持って、後援会員さんなどをまわりました。寒い1日も「紙さんの後継ですか。がんばってほしいね」などの激励に、元気をいただきました。

 現行保険証を廃止してマイナ保険証への切り替えも話題に。「デジタル化というけど、地方の医療機関では対応できない」とお怒りの方も。もっともです。

 先日、財政制度等審議会が来年度予算に向けた建議を公表しました。社会保障や地域を、これでもかと痛めつける内容です。

 ▼医療費の自己負担増、▼介護利用料の引き上げ、▼生活保護基準の引き下げ、▼学校や図書館など公共施設のさらなる統廃合ーーなど。

 財政審メンバーは経団連・十倉会長らが務め、財界・大企業には大盤振る舞いの建議なのです。財界と一体の、くらし破壊の自民党政治を変えなくては。

 民意を無視してきた自民党には、総選挙で審判が下されました。今度は変化を参議院で。私も心を込めて、話してまわりました。

 今週末には東北へ、来週末には北関東をまわる予定です。よろしくお願いします。

 【今日の句】さあ師走 汚れた政治も 大掃除