2025年1月25日土曜日

「共闘の源流」は力強く

 今日は高橋ちづ子前衆議(衆院比例予定候補)と、岩手県党会議へ。大学卒業から30年ぶりに会った仲間、「私も北海道出身だよ」という方など、短時間でしたが交流とあいさつができて、あたたかい岩手のみなさんに感謝です。

 来賓として立憲民主・横沢高徳参議院議員、社民党・木村幸弘県議があいさつされ、達増拓也知事からも心のこもったメッセージ。写真のように、いっしょに「団結がんばろう」も唱和しました。

 達増知事誕生へ誠実に力を合わせてきた、これが「市民と野党の共闘の源流」。達増知事のメッセージにも「野党共闘の源流であるこの岩手から、大いに力を発揮していくべきとき」とありました。

 共闘の取り組みは各県によって温度差がありますが、しっかり力を合わせれば自民党政治は変えられると証明している岩手県。県議団の果たしている役割の大きさも、岩手に来るたび学ばされます。

 私のあいさつは、自己紹介とあわせて参議院選挙へ向けた決意表明。広い岩手県ですので、参院選までにまわれない自治体があるかもしれません。まさに一期一会です。

 北海道に着き、明日は伊達市・洞爺湖町で「新春のつどい」に参加します。よろしくお願いします。

 【今日の句】不都合を隠し 「楽しい日本」とは

2025年1月24日金曜日

分断でなく連帯を

 春を思わせる暖かさのなか、埼玉県春日部市で「語るつどい」、さいたま市・大宮駅前での街頭演説に。たくさんの激励に感謝して、今日のうちに岩手県盛岡市に到着です。

 春日部市では並木敏恵・木下三枝子の両市議が来てくださり、大宮駅では、たけこし連さいたま市議がいっしょに訴えました。

 2人の子育て中というお母さんは、「ママ友に、政治に関心を持ってもらおうと自分なりに声をかけているのですが」。情報収集はSNSばかりで、フェイク情報に接した友人もいたといいます。

 この発言をきっかけに、どうすれば日本共産党のことを伝えられるか、どう接点を持つか、SNSを苦痛に思っている人もいるなどなど、話が止まりません。兵庫県の事態を前に、恐ろしさを感じたという方も。

 何かおかしいとネット上で情報を集め、アルゴリズムの影響で似たような情報がさらに目に入り、いつしか分断されていくーーだからこそ対話やリアルな結びつきの大切さも話題となりました。

 分断でなく連帯のためのSNSに。日本共産党も、演説も含め、さらに発信の工夫などをとの意見もいただきました。ありがとうございます。

 大宮駅での街頭演説では、手を振って応えてくれた若い世代や、「仕事で北海道をまわっていたから、赤旗でがんばる姿を見ていたよ」と嬉しい激励も。

 2日だけで埼玉県はまわりきれません。また来ますね。

 【今日の句】先々で 違う季節に いるみたい

2025年1月23日木曜日

対話が弾む、出会いも広がる

 今日は埼玉県草加市・越谷市へ。先立って草加松原「松並木」を散策し、松尾芭蕉の歩みをたどってから街頭演説へ。「無党派だけど、ぶれない共産党を今回は応援します」という方、「トランプ大統領になって、大変なことにならなきゃいいけど」という方など対話も弾みました。

 獨協大学前駅では学生や子連れのお母さんの姿も多く、シールを貼る要求アンケートにも足が止まります。朝夕は、通学する学生でいっぱいになると聞きました。こういう対話を積み重ねたいですね。

 駆けつけてくださった党員・後援会員のみなさんにも、あたたかく迎えていただきました。高校の教員だった方は北海道高教組との思い出を話され、岩見沢市出身だという方からは熱い激励も受けました。

 私が石巻市出身だと自己紹介したら、震災ボランティアで石巻市へ何度も行ったという方も。当時の仲間が、地域おこしで石巻市に居住されているそうです。いろんな縁があるのですね。

 南越谷駅では人の往来が多いことに驚き。立ち止まって写真を撮る方、要求アンケートに応えてくださる方、いろんな反応があって面白い。それだけ演説も磨かなきゃいけないし、双方向で語り合う機会も大事だと実感です。

 埼玉14区候補だった苗村京子・党東部南地区委員長、工藤しゅうじ越谷市議が司会を務めてくださり、工藤智加子三郷市議も駆けつけてくださいました。三郷市は7月に市議選を控えてもいます。

 埼玉県では26日投票で、戸田市議選がたたかわれています。日本共産党は本田哲・むとう葉子・花井あきこの各候補が、水道料金値上げストップなど掲げて奮闘中。戸田市に知人・友人などいる方は、ぜひ支持の輪をお広げください。

 明日は春日部市・大宮市へ。よろしくお願いします。

 【今日の句】芭蕉なら 今の時代を どう詠むか

2025年1月22日水曜日

必ず比例5議席へ

  思ったより暖かかった北海道札幌市と、思ったより寒かった愛媛県松山市で、参院比例予定候補そろっての街頭演説。どちらも多くの方が足を運んでいただき、本当にありがとうございました。

 札幌市では紙智子参議院議員、宮内しおり道選挙区予定候補も。真下紀子・丸山はるみ両道議や佐藤綾札幌市議など、始まる前の対話アンケートも弾みました。

 井上さとしさんが核兵器廃絶にかかわって、広島出身だった児玉健次・元衆議院議員の活動に触れました。ウンウンうなづく方が多く、感激の輪が広がりました。

 紙さんが比例5人は大きな力を持つメンバーと紹介され、宮内さんも力強く決意表明。終了後にはマスコミ多数の取材も受けていましたよ。私の訴えも力が入りました。

 「5人そろってだね、わかったよ」と、終わった後の激励にも励まされました。YouTube配信をご覧くださった方のチャットも読みました。ありがとうございます。

 飛行機を乗り継いで愛媛県松山市では、夕方の中心街で街頭演説。帰宅途中の高校生の、大きく手を振る姿が目立ちました。

 愛媛県は衆議院議員のときに、西宇和地域や西予市など調査で来たことがあります。愛媛は温州ミカンはじめ中晩柑、はだか麦、豚肉などなど多様な農業が盛んです。

 オレンジ輸入自由化など厳しい状況があっても「代々、受け継いできた農地を守る」との決意を、みかん農家から聞いたことを思い出しました。あれから10年、その農家は続けられているでしょうか。

 北から南まで、切実な願いがあふれています。国会内外で実現へと力を合わせながら、やっぱり自民党政治の大元に切り込まないと。

 松山から羽田空港に降り立ち、先ほど宿泊のホテルに到着。明日は埼玉県へ、よろしくお願いします。

 【今日の句】1日で 空港4つ よく飛んだ

2025年1月21日火曜日

今こそ「日米同盟絶対」脱却を

 トランプ米大統領が就任するや、パリ協定からの離脱、パナマ運河やグリーンランドの領有主張、性別は「男性と女性のみ」が公式見解だとか不法移民の強制送還、さらにWHO脱退の表明などなど矢継ぎ早です。新政権だからと歓迎を表明した石破首相ですが、それでいいのでしょうか。

 大国主義やら覇権主義やら入り混じり、人権擁護・国際協調に背を向けることまで突き進むトランプ氏。NATO各国の国防費をGDP5%まで引き上げるべきと、主張し始めました。日本に対する要求も強まるでしょう。

 これまでも「日米同盟絶対」だった自民党政治。第1次トランプ政権時に軍事費増額を約束したことが、今日の大軍拡につながっています。また同じことを、くりかえさせるわけにはいきません。

 石破首相は、トランプ氏との信頼関係を構築すると言いますが、米国の要求を丸飲みする関係となってはならない。今こそ「日米同盟絶対」脱却へ。日本国内の世論づくりも大事ですし、私も各地で訴えていきたい。

 さて、明日は参院比例予定候補がそろっての街頭演説です。紙智子参議院議員・宮内しおり道選挙区予定候補も訴えます。ご参加とともに、YouTube配信もありますので、こちらでもお聞きくださいね。

 【今日の句】分断を 世界の主流と しないため

2025年1月20日月曜日

高学費で若者を泣かせるな

 寒さが少し緩んで、チラシにも手が伸びた今朝の街頭宣伝。宮内しおり道選挙区予定候補は高い学費を下げようと、私からはくらしを支える財源についてを中心に訴えました。お金のことで学びをあきらめないでいい、欧州のような学費無償の国をつくりましょう。

 昨日は大学共通1次試験。すでに推薦などで進学が決まっている方もいるでしょうが、これからが本格的な受験シーズン。体調管理にも気をつけて、万全の状況で試験を迎えてほしいですね。

 そもそも、なぜ日本は進学にこれだけお金が必要なのか。学費無償だけでなく入学金もゼロ、奨学金も返済不要が多数という欧州諸国と、いったい何が違うのでしょう。

 そもそも日本の教育行政は「受益者負担主義」。学ぶのは、その個人の将来の利益のためであって、だから個人が学費を負担するのは当然という理屈です。学んだことは社会へ生かされるという、公益という考えがないのです。

 学ぶことは基本的人権の重要な柱です。若い世代にその保障もせず、大学には競争的環境を押しつけて淘汰も促し、自由な学びや大学自治の土台から崩してきた自民党政権。大軍拡と一体になった研究も、さらに進めようとしています。

 昨年の総選挙で、学費を払えずに退学したという学生に会いました。悔しい思いをしたはずです。この現実を、どうしても変えたい。お金のことで若者たちを泣かすような政治を、いっしょに変えましょう。

 【今日の句】数兆の 軍事費よりも 学生に

2025年1月19日日曜日

くらし応援に本気で

 今日は紙智子参議院議員・宮内しおり道選挙区予定候補と、札幌市内の「新春のつどい」をかけまわり。新芸能集団「乱拍子」の獅子舞に、人生で一番というくらい頭を噛んでもらいました。無病息災でがんばります。

 池田由美市議団長(豊平区)はじめ、佐藤綾(白石区)・長屋いずみ(北区)各市議も各地で参加。保育士さんの後援会でも獅子舞やひょっとこが登場し、激励の横断幕も。合唱・うたごえ、抽選会など各地で盛り上がりました。

 どこでも「地域が広くなって大変だね」「健康にだけは気をつけてね」と、ねぎらいの言葉をいただきます。幸い大病もせず、健康上の不安がないのは私の取り柄。過信はしないで、変わらず元気にまわりますね。

 昨年は、札幌北区・東区の小選挙区2区候補だった宮内さん。北区以外では演説を初めて聞く方ばかりでしたが、しっかりした宮内さんの訴えに大きな拍手。宮内さんの小さいころから知ってるという方は、「こんなに成長するなんて」と大喜びでした。

 紙さんには、どこでも「24年間も本当におつかれさま」と声がかかります。しかし、議員は議席を引き継ぐことも大事な仕事と紙さん。日本共産党が伸びてこそ自民党政治は変えられると、国会報告にも力を込めました。

 いよいよ通常国会が24日から始まります。大軍拡や大企業優遇の一方で、くらしや社会保障、中小企業・農林漁業には相変わらず冷たい予算案に、野党側は何を訴えるのか。ぜひ注目してください。

 国民民主党が、与党と合意した「年収の壁」に関する内容が実行されたら、予算案に賛成すると報じられました。その財源はどうするか、結局は新たな国民負担や社会保障削減とならないか、まだ見通せません。

 くらし応援の財源を本気で生み出すのなら、大軍拡や大企業優遇という大元を切り替えないと。国会論戦だけでなく、私も各地をまわって訴えていきたい。ここにこそ日本共産党の存在意義があります。

 少しあたたかな1日でしたが、夜には冷えてきました。やっぱり健康には気をつけないと。

 【今日の句】スーパーで 迷って迷って 買わぬ日も