打ち合わせ、政府交渉、本会議‥‥と慌ただしくなってきました。そんな時も1つ1つ、雑なことはしないように心掛けています(机上は雑ですが‥‥)。
今日から衆院予算委員会が始まりましたが、会派と議員数の変更にともない質問時間の分配が変わっています。
日本共産党は議員数に変わりはないのでそのままですが、おおさか維新・改革結集の各党ができたことでの変化です。
報道にあるように、おおさか維新が先日の代表質問で「与党でも野党でもない」と自己規定したものだから、質問時間の分配を与党枠か野党枠かで話し合いが続いているのです。
このブログを書いている時点も実はその話し合いが続いていて、12日に質問する議員の時間がまだ確定していません。
連休に入るため今日のうちに質問項目の通告をする必要があるのですが、時間が決まらないと質問数も決まらないので、たぶん関係議員も省庁役人も残っているのではないのでしょうか。
これもまた国会活動の1コマではあるのですが、とはいえ政治的に考えると大きな内容を持っているのです。
おおさか維新は憲法改正案を出すとしていて、与党を政治的に補完する立ち位置にいると思います。
そうなれば与党枠ではないかと思うのですが、野党枠での分配を要求しているとか。
決着は予算委員会の理事会にゆだねるのみですが、ブログをお読みのみなさんに知っていただきたいのは、このような1つ1つの積み重ねで質問時間を確保しているということなのです。
政府を追及する、あるいは提案するなど、議員にとって質問時間の長さは大きな意味があります。
議員はみな、常任委員会に所属して質問する権利があるわけですから、それは保障されうるべきもの。
そこで昔は、1人30分と決めて時間数を足し算したこともあったようです。
それは今も予算委員会分科会で1コマ30分という点で引き継がれていますが、多くは議席数に応じた分配となっています。
ただ与党は、政府と一体に政策を反映できるので、質問時間は短めになっています。
このような議会運営1つみても、国会を民主的に進めることの蓄積があるわけです。
議会改革をするのなら、国会議員がフルに質問などができる改革こそ必要ではないのでしょうか。
そういう点も提案していかなければいけないですね。
さて写真は、諫早湾干拓事業問題での政府交渉に同席したもの。
有明海の再生と、農漁共存の道へ国が責任を果たすよう、交渉団は23,507筆もの署名も手渡しました。
昨年10月に調査に行って以来、長崎地裁の判決などがありましたが、大きな状況の変化は開門阻止のみなさんが和解のテーブルに着くことになったということ。
そうであるなら、三者協議が必要と言っていたはずの国の主体性が問われることになります。
テーブルについて「じゃあ、どうしますか」と国が第三者のようなことを言い始めたのでは、まったく責任を感じていないと言わざるを得ません。
いつも農水省は「異なる2つの判決にはさまれて、身動きが取れません」と責任放棄をしてきたわけですが、にっちもさっちも行かず困って身動きが取れないのは漁業者・農業者の方ですよ。
ここまで四半世紀にも及んでいるわけですから、不漁で苦しむ漁業者の気持ちも生活も限界です。
交渉団と、参加した議員団(仁比聡平参議、田村貴昭衆議、真島省三衆議、斉藤和子衆議、私)とで、厳しくクギをさしました。
やるべき仕事は本当に多い、と痛感です。
【今日の句】 答弁を 雑にする人 困ります
2016年1月8日金曜日
2016年1月7日木曜日
AKB48が出たNHKニュースを見て
今日は参議院で、井上哲士議員による代表質問。安倍首相の答弁ぶりに、不誠実さを感じたのは私だけでしょうか。明日から衆議院は予算委員会!
明日の委員会での質問は自民・民主のみで、日本共産党は週明け12日になります(詳しい時間が決まれば、お知らせしますね)。
余談ですが、いまNHKニュースでAKB48の18歳のメンバー(すみません、私は名前を知らないんです‥‥)に、18歳選挙権を前に政治・社会の問題でインタビューしています。
「よくわからないけど、大事なことと思って」と、政治・社会の関心に「○」を挙げたメンバーの方。
「ブラック企業で働く人も大変。働けない人もいるって大変」とも。
それだけ日本社会は、矛盾に包まれているということですよね。
かたや18歳へのアンケートで、「競争社会だから貧富の格差が生まれるのは仕方ない」と答えた方が半数を超えていました。
でも、そういう思いも含めて率直な議論が交わされた方が、流されるまま投票に行くよりも遥かにいいですよね。
新しい議員を選ぶということは、新しい未来を選択するということ。
だから若い人こそ、率直な意見を交わしあってほしいし、政治家である私たちも謙虚に話を聞かないといけない。
誰が上とか下とかではなく、同じ立場で、同じ人間同士としての会話をしたいと多くの方は思っているんじゃないのかな。
話は戻って予算委員会ですが、とはいえ政治の世界は専門用語も飛び交うし、経験が幅を利かす側面もあるのです。
しかし、ベテランだろうが新人だろうが、国民から選ばれたという点では、みな同じ国会議員。
その決意をもって、私も準備に励みます。
【今日の句】 青年の 真摯な声に 応えたい
明日の委員会での質問は自民・民主のみで、日本共産党は週明け12日になります(詳しい時間が決まれば、お知らせしますね)。
余談ですが、いまNHKニュースでAKB48の18歳のメンバー(すみません、私は名前を知らないんです‥‥)に、18歳選挙権を前に政治・社会の問題でインタビューしています。
「よくわからないけど、大事なことと思って」と、政治・社会の関心に「○」を挙げたメンバーの方。
「ブラック企業で働く人も大変。働けない人もいるって大変」とも。
それだけ日本社会は、矛盾に包まれているということですよね。
かたや18歳へのアンケートで、「競争社会だから貧富の格差が生まれるのは仕方ない」と答えた方が半数を超えていました。
でも、そういう思いも含めて率直な議論が交わされた方が、流されるまま投票に行くよりも遥かにいいですよね。
新しい議員を選ぶということは、新しい未来を選択するということ。
だから若い人こそ、率直な意見を交わしあってほしいし、政治家である私たちも謙虚に話を聞かないといけない。
誰が上とか下とかではなく、同じ立場で、同じ人間同士としての会話をしたいと多くの方は思っているんじゃないのかな。
話は戻って予算委員会ですが、とはいえ政治の世界は専門用語も飛び交うし、経験が幅を利かす側面もあるのです。
しかし、ベテランだろうが新人だろうが、国民から選ばれたという点では、みな同じ国会議員。
その決意をもって、私も準備に励みます。
【今日の句】 青年の 真摯な声に 応えたい
2016年1月6日水曜日
首相なりに緊張か‥‥?
北朝鮮の核実験を糾弾しつつ、今日から国会は論戦開始。衆院・代表質問で、日本共産党は穀田恵二議員が安倍政権を追及!
質問の柱は以下のとおりです。
●冒頭に、北朝鮮の核実験を糾弾
●日本国憲法公布70年の今年、日本共産党は引き続き戦争法の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を断固として求める
●新たな日米間の「同盟調整メカニズム」等の設置合意や、5兆円を超す軍事費の増大も見逃すわけにはいかない
●テロと戦争の悪循環ではなく、テロ組織への資金提供の遮断やテロの土壌をなくす努力などの4点を提案する
●辺野古の新基地建設へ、翁長沖縄知事を裁判に訴え、露骨な振興策で住民分断などとんでもない。移設条件つきでない普天間基地の閉鎖・撤去を
●大企業は史上最高の大儲けでありながら、国民の実質所得は3年前を下回りワーキングプアも1100万人--安倍政権の経済政策は誤っている
●赤字企業や中堅企業への外形標準課税の拡大により、もうけすぎている大企業の法人税減税の財源にするなどとんでもない
●消費税10%で1世帯あたり4万円以上の大増税になるのに、何が「軽減」か。低所得者対策をいうなら、増税中止と消費税頼みの道から転換を
●加えて政府の調査でも、すべての年齢層で社会保険料の負担が増えている。憲法が保障する生存権を侵害する状況ではないのか
●間もなく5年となる東日本大震災。政府が医療費負担などの減免を早々に地元へ押し付けたことで、被災者の基本的人権がないがしろにされてきたのでは
●被災自治体に地元負担の押し付けることは、復興へ水を差す。被災者生活再建支援金を、住宅が再建できる水準に引き上げることが不可欠
●福島原発事故による被害が続いているのに、東電が損害賠償を打ち切るのは言語道断。まして既存原発の再稼働などすべきではない
●自民党は小選挙区制による虚構の多数。選挙制度の基本原則は、国民の多様な民意を議席へ反映すること。小選挙区制は廃止を。企業・団体献金の禁止、政党助成金の廃止を求める
●国会で多数を持つ政権党でも、憲法の枠組みに反する政治をしてはならない--この立憲主義をふみにじり、暴走に暴走を重ねる安倍政権が「憲法改正」など断じて許されない
維新の分裂があって質問時間の配分が変わり、昨年は10分ほどだった代表質問が今回は15分。
衆議員議院8人では3分しかなかった時もあり、事前の代議士会ではベテラン議員から「隔世の感」との話も。
それだけ責任も重くなっているし、これからの論戦にも正面から向かっていきたい。
答弁は、これまでの安倍政権と変わらぬものでしたが、安倍首相は2回、水を飲みました。
民主党などへの答弁には挑発的な答弁だったものの、日本共産党には答弁書から踏み外さないかのような答弁ぶりだったようにも思います。
首相なりに緊張したのか、答弁漏れも1箇所あり、後に補充の答弁がありました。
長い時間の本会議となりましたが、このように議論を交わすことこそ議員の仕事。
質問がない時でも、国民の声をもとに何を政府に訴え、どのような議論が交わされたのかを伝える責任もあります。
インターネットでいつでも審議が見られる便利な時代にはなりましたが、議場の雰囲気や私個人の思いも込めるなら、このような発信を私は大事にしたい。
明日は参議院で井上哲士議員が質問に立ちますので、ぜひ注目ください!
【今日の句】 バッジ見て 議席の重み 再確認
質問の柱は以下のとおりです。
●冒頭に、北朝鮮の核実験を糾弾
●日本国憲法公布70年の今年、日本共産党は引き続き戦争法の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を断固として求める
●新たな日米間の「同盟調整メカニズム」等の設置合意や、5兆円を超す軍事費の増大も見逃すわけにはいかない
●テロと戦争の悪循環ではなく、テロ組織への資金提供の遮断やテロの土壌をなくす努力などの4点を提案する
●辺野古の新基地建設へ、翁長沖縄知事を裁判に訴え、露骨な振興策で住民分断などとんでもない。移設条件つきでない普天間基地の閉鎖・撤去を
●大企業は史上最高の大儲けでありながら、国民の実質所得は3年前を下回りワーキングプアも1100万人--安倍政権の経済政策は誤っている
●赤字企業や中堅企業への外形標準課税の拡大により、もうけすぎている大企業の法人税減税の財源にするなどとんでもない
●消費税10%で1世帯あたり4万円以上の大増税になるのに、何が「軽減」か。低所得者対策をいうなら、増税中止と消費税頼みの道から転換を
●加えて政府の調査でも、すべての年齢層で社会保険料の負担が増えている。憲法が保障する生存権を侵害する状況ではないのか
●間もなく5年となる東日本大震災。政府が医療費負担などの減免を早々に地元へ押し付けたことで、被災者の基本的人権がないがしろにされてきたのでは
●被災自治体に地元負担の押し付けることは、復興へ水を差す。被災者生活再建支援金を、住宅が再建できる水準に引き上げることが不可欠
●福島原発事故による被害が続いているのに、東電が損害賠償を打ち切るのは言語道断。まして既存原発の再稼働などすべきではない
●自民党は小選挙区制による虚構の多数。選挙制度の基本原則は、国民の多様な民意を議席へ反映すること。小選挙区制は廃止を。企業・団体献金の禁止、政党助成金の廃止を求める
●国会で多数を持つ政権党でも、憲法の枠組みに反する政治をしてはならない--この立憲主義をふみにじり、暴走に暴走を重ねる安倍政権が「憲法改正」など断じて許されない
維新の分裂があって質問時間の配分が変わり、昨年は10分ほどだった代表質問が今回は15分。
衆議員議院8人では3分しかなかった時もあり、事前の代議士会ではベテラン議員から「隔世の感」との話も。
それだけ責任も重くなっているし、これからの論戦にも正面から向かっていきたい。
答弁は、これまでの安倍政権と変わらぬものでしたが、安倍首相は2回、水を飲みました。
民主党などへの答弁には挑発的な答弁だったものの、日本共産党には答弁書から踏み外さないかのような答弁ぶりだったようにも思います。
首相なりに緊張したのか、答弁漏れも1箇所あり、後に補充の答弁がありました。
長い時間の本会議となりましたが、このように議論を交わすことこそ議員の仕事。
質問がない時でも、国民の声をもとに何を政府に訴え、どのような議論が交わされたのかを伝える責任もあります。
インターネットでいつでも審議が見られる便利な時代にはなりましたが、議場の雰囲気や私個人の思いも込めるなら、このような発信を私は大事にしたい。
明日は参議院で井上哲士議員が質問に立ちますので、ぜひ注目ください!
【今日の句】 バッジ見て 議席の重み 再確認
2016年1月5日火曜日
トンボ返りも何のその
ビューンと党北海道委員会の旗びらきへ。橋本みか衆院道5区予定候補の民謡から始まり、森つねと・いわぶち友の両参院予定候補の力強いあいさつ。本会議が明日あるため、先ほど東京へ着きました。
会場にはテレビカメラや取材陣が多く、5区補選・参院選へ注目が集まっている!
あすわか・ママの会・ユニキタ(こうやって略称ばかりだと、わからない方もいらっしゃるかな?)からのスピーチもあり、この「本気」に応えなければとも痛感しました。
私からは安倍政権は決して強くないこと、今日の昼に新宿駅前でおこなわれた「市民連合」宣伝の様子と野党共闘、そして要となる日本共産党の躍進をと話させてもらいました。
「トンボ返りとは大変だね~安倍首相のせいだね」とか「くれぐれも健康だけは気をつけるんだよ」など声をかけていただき、まさしく短時間の交流しかできませんでしたが、私も元気をもらいました。
今年は道内の新年会などに行く機会も限られますが、このように多くの方に支えていただいていることには、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。
明日からの本格論戦は、まず衆院の代表質問に日本共産党は穀田恵二議員が立ちます。
参院選も意識して、安倍政権は実績や「挑戦」を強調するでしょうが、事実にもとづきながら1つ1つを暴いていきたい。
昨日も書きましたが、安倍政権の3年間を大きく問うことになるでしょう。
ぜひご注目ください!
【今日の句】 希望へと 一日一日 真剣に
会場にはテレビカメラや取材陣が多く、5区補選・参院選へ注目が集まっている!
あすわか・ママの会・ユニキタ(こうやって略称ばかりだと、わからない方もいらっしゃるかな?)からのスピーチもあり、この「本気」に応えなければとも痛感しました。
私からは安倍政権は決して強くないこと、今日の昼に新宿駅前でおこなわれた「市民連合」宣伝の様子と野党共闘、そして要となる日本共産党の躍進をと話させてもらいました。
「トンボ返りとは大変だね~安倍首相のせいだね」とか「くれぐれも健康だけは気をつけるんだよ」など声をかけていただき、まさしく短時間の交流しかできませんでしたが、私も元気をもらいました。
今年は道内の新年会などに行く機会も限られますが、このように多くの方に支えていただいていることには、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。
明日からの本格論戦は、まず衆院の代表質問に日本共産党は穀田恵二議員が立ちます。
参院選も意識して、安倍政権は実績や「挑戦」を強調するでしょうが、事実にもとづきながら1つ1つを暴いていきたい。
昨日も書きましたが、安倍政権の3年間を大きく問うことになるでしょう。
ぜひご注目ください!
【今日の句】 希望へと 一日一日 真剣に
2016年1月4日月曜日
安倍政権3年間の暴走政治を問う
第190通常国会が開会。安倍首相は記者会見で3年間の成果を強調しましたが、実際は民意に背く暴走ばかり‥‥厳しく論戦に挑まねば!
今日は私も初心を忘れず、初登院と同じ「TPP STOP!」のネクタイを締めました。
なお写真のSTOP!TPPのTシャツは、道労連が作成したもの(さすがにこれを着て本会議場には入れません)。
国会周辺では約3500人が集まって「戦争法は今すぐ廃止!」のコールが鳴り響き、通常国会冒頭から与野党対決ムードが漂っています。
今日の本会議の中心は、安倍首相の「最近の海外出張に関する報告」と、麻生財務相の財政演説(補正予算)を聞くこと。
これを受けての代表質問は、衆議院で6日、参議院で7日に予定されています。
予算委員会も始まりますので、ブログなどでも随時お知らせしていきますね。
話は戻って安倍首相の記者会見を聞きましたが、成果を誇張しすぎていないでしょうか。
「アベノミクス」で大企業の経常利益は6割以上も増加し、内部留保は300兆円を超えました。
しかし、実質で見れば国民の所得は3年前を下回り、非正規雇用は4割にまで拡大。
つまりトリクルダウンに頼っても日本経済は良くならない--これが今の日本の現実ではないのでしょうか。
貧困と格差を是正し、内需を支える道へと転換することが求められていると思います。
安倍政権時代を振り返れば、社会保障の削減、労働者派遣法の改悪、原発の再稼働、TPP、沖縄新基地建設の強行、秘密保護法・戦争法と日本の平和・民主主義を破してきた3年間。
参院選を前に、見せかけの対策で乗り切ろうというのなら認められない。
一方で、緊急事態条項を入り口に憲法を変えるとの、安倍首相のとんでもない意欲も伝わってきています。
昨年の夏と変わらぬ国会周辺での怒りのコールの大きさに、私たち国会議員も本気で応えて行動しなければ。
戦争法廃止と安倍政権の暴走阻止・転換へ、参院選も見据えて共同を広げつつ、日本共産党も大きくしなくちゃ。
今日の日本農業新聞では、JA組合長へのアンケート結果が載っていました。
安倍農政は「まったく」「どちらかと言えば」評価しないは合計で93%。
TPPについては、国会決議を「守れていない」は92%。
どの党の農業政策に期待するかは、「ない」50.1%、自民31.4%、共産7.8%、民主4.4%の順。
日本共産党への期待が自民党に次いでいることはありがたいことですが、半数の組合長さんは政治に期待していないという厳しい現実も受け止めなければいけないと思います。
どのように安倍政治を変えるのか、どんどん発信していかねば!
【今日の句】 がっぷりと 四つに組むなら 共産党
今日は私も初心を忘れず、初登院と同じ「TPP STOP!」のネクタイを締めました。
なお写真のSTOP!TPPのTシャツは、道労連が作成したもの(さすがにこれを着て本会議場には入れません)。
国会周辺では約3500人が集まって「戦争法は今すぐ廃止!」のコールが鳴り響き、通常国会冒頭から与野党対決ムードが漂っています。
今日の本会議の中心は、安倍首相の「最近の海外出張に関する報告」と、麻生財務相の財政演説(補正予算)を聞くこと。
これを受けての代表質問は、衆議院で6日、参議院で7日に予定されています。
予算委員会も始まりますので、ブログなどでも随時お知らせしていきますね。
話は戻って安倍首相の記者会見を聞きましたが、成果を誇張しすぎていないでしょうか。
「アベノミクス」で大企業の経常利益は6割以上も増加し、内部留保は300兆円を超えました。
しかし、実質で見れば国民の所得は3年前を下回り、非正規雇用は4割にまで拡大。
つまりトリクルダウンに頼っても日本経済は良くならない--これが今の日本の現実ではないのでしょうか。
貧困と格差を是正し、内需を支える道へと転換することが求められていると思います。
安倍政権時代を振り返れば、社会保障の削減、労働者派遣法の改悪、原発の再稼働、TPP、沖縄新基地建設の強行、秘密保護法・戦争法と日本の平和・民主主義を破してきた3年間。
参院選を前に、見せかけの対策で乗り切ろうというのなら認められない。
一方で、緊急事態条項を入り口に憲法を変えるとの、安倍首相のとんでもない意欲も伝わってきています。
昨年の夏と変わらぬ国会周辺での怒りのコールの大きさに、私たち国会議員も本気で応えて行動しなければ。
戦争法廃止と安倍政権の暴走阻止・転換へ、参院選も見据えて共同を広げつつ、日本共産党も大きくしなくちゃ。
今日の日本農業新聞では、JA組合長へのアンケート結果が載っていました。
安倍農政は「まったく」「どちらかと言えば」評価しないは合計で93%。
TPPについては、国会決議を「守れていない」は92%。
どの党の農業政策に期待するかは、「ない」50.1%、自民31.4%、共産7.8%、民主4.4%の順。
日本共産党への期待が自民党に次いでいることはありがたいことですが、半数の組合長さんは政治に期待していないという厳しい現実も受け止めなければいけないと思います。
どのように安倍政治を変えるのか、どんどん発信していかねば!
【今日の句】 がっぷりと 四つに組むなら 共産党
2016年1月3日日曜日
勇気と行動力が北海道を変える
私が20代のとき、三が日に彼らほど行動しただろうか--ふと思った「ユニキタ」の「大署名大会」。本気で戦争法廃止へ!
「ユニキタ」とは、UNITE & FIGHT Hokkaido の略で、戦争法廃止をめざす北海道の青年グループ。
詳しくはFBページのこちらをご覧いただきたいのですが、傍目で見ていても彼らの団結力はうらやましいほど。
グループ名の “UNITE” が輝いて見えるのです!
私の好きな言葉に「意思あるところ道があり」というのがあります。
複雑な時代に、自分の意思で街頭に立つ彼らの誠実な生き方に触れると、私もがんばらねば!と心から思うのです。
たぶん彼らもだって、三が日から街頭で署名を呼びかけたくはないでしょう。
でも、やむにやまれぬ思いがある。
明日から始まる通常国会、その「やむにやまれぬ思い」を受け止めて私もがんばりぬきたい。
ちなみに、彼らは今日1日で230人の方から署名を集めたそうです。
署名した方の分の思いも!
【今日の句】 無力じゃない 何度も言うぞ 無力じゃない
「ユニキタ」とは、UNITE & FIGHT Hokkaido の略で、戦争法廃止をめざす北海道の青年グループ。
詳しくはFBページのこちらをご覧いただきたいのですが、傍目で見ていても彼らの団結力はうらやましいほど。
グループ名の “UNITE” が輝いて見えるのです!
私の好きな言葉に「意思あるところ道があり」というのがあります。
複雑な時代に、自分の意思で街頭に立つ彼らの誠実な生き方に触れると、私もがんばらねば!と心から思うのです。
たぶん彼らもだって、三が日から街頭で署名を呼びかけたくはないでしょう。
でも、やむにやまれぬ思いがある。
明日から始まる通常国会、その「やむにやまれぬ思い」を受け止めて私もがんばりぬきたい。
ちなみに、彼らは今日1日で230人の方から署名を集めたそうです。
署名した方の分の思いも!
【今日の句】 無力じゃない 何度も言うぞ 無力じゃない
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