2025年6月18日水曜日

インボイス廃止も、くり返し訴えたい

 今日は小樽市へ。真夏のような暑さと日差しのなか、多くの方が演説を聞きに来てくださり、本当にありがとうございます。小樽市は宮内しおり道選挙区予定候補にとって、お父さんの出身地でもあることから、より多くの激励が寄せられていましたよ。

 石破首相が、消費税減税より給付金のほうが効果があると述べています。一時しのぎで収まらないほど、くらしや商売は物価高に苦しめられています。消費税減税の方が効果は大きいはず。

 小樽市は、多くの個人事業主や小規模事業者が地域経済・地域社会を支えています。古くからの街並みを守り、人情の町・小樽市を築いてもきました。その業者に新たな負担となっているのがインボイスです。

 インボイス登録をしなければ取引を打ち切られるかもしれない、しかし登録すれば課税となるーーこの選択に、どれだけ業者やフリーランスが苦しめられてきたことでしょう。

 インボイスが導入された口実の1つは、複数税率があることでした。一律5%へと減税すれば、その口実が失われます。だから一度きりの給付金でなく、消費税減税の方が効果は大きいのです。

 もちろん消費税は、減税を実現したら廃止へ。大企業減税をやめれば、赤字国債に頼らず、消費税減税の道が開かれます。くり返し訴えていきたい。

 明日からは東北へ。輪をかけて暑くなりそうですが、健康にも気をつけながら元気にまわります。

 【今日の句】この夏は いったい何度に 上がるのか

2025年6月17日火曜日

原発再稼働も「核のごみ」も押しつけるな

 今日は宮内しおり道選挙区予定候補と、北海道後志管内の街頭演説キャラバン。日が照り気温も上がるなか、多くの方が足を運んでいただき感謝です。久しぶりにお会いできた方もいて、嬉しい限りです。

 ニセコ町では役場の近くだったこともあり、片山健也町長が見えられました。寿都町では、越前谷由樹町議から激励いただきました。本当に、ありがとうございます。

 後志管内は、国政の重要課題が集中している地域。泊原発の隣町・岩内町、「核のごみ」文献調査が押しつけられた寿都町、新幹線・並行在来線や農林漁業の課題で黒松内町・蘭越町・ニセコ町・倶知安町・余市町とをまわりました。

 泊原発は原子力規制委員会から「事実上の合格」とされました。しかし、防潮堤などの工事は途中だし、核燃料を搬送する港や運送ルートにもどれだけの費用がかかるかもわからない。高い電気料金が続きかねません。

 そもそも活断層や、埋め立てた敷地の液状化など、本当に安全と言えるのでしょうか。原発を動かせば出てくる「核のごみ」処分も決まらないまま、再稼働に進むことは認められません。

 その「核のごみ」文献調査で、町民の分断が起きた寿都町。概要調査に進めば、また同じことが起きてしまいます。鈴木知事でさえ「札束で頬をたたく」ようなやり方だと言った、地方への押しつけをやめるために私も力を尽くしたい。

 新幹線の札幌延伸が延期されたもと、バス転換するとした函館本線(山線)についても、あらためて検討し直す時とも訴えました。並行在来線はJRから経営分離するという過去の閣議決定も、見直す時です。

 バス転換といっても運転手の確保が見通せず、具体的な議論は進んでいません。新幹線工事は立ち止まって、公共交通の維持・存続に国が役割を果たすよう訴えていきたい。

 基幹産業の農林漁業、医療・介護、子育てなど他にも課題は山積です。「今度こそ国会に行かなきゃね」など、たくさんの激励もいただきました。

 ちなみに今日は、宮内さんが33歳となる誕生日。ケーキでお祝いしました。

 【今日の句】核のごみ いつも地方へ 押しつけか

2025年6月16日月曜日

庶民のくらしを知る政治家を

 きょうは朝・昼・夕と札幌市内で、宮内しおり道選挙区予定候補と街頭演説。シールボードをもっての対話では「政治家は庶民のくらしを知らない、信用できない」という方もいらっしゃいました。

 日本共産党が企業・団体献金や政党助成金を受け取っていないことを知らなかったようで、それを話しても何やら半信半疑のよう。くり返し広げなければと痛感しました。

 物価高で苦しい毎日を、どれだけ政治家はわかっているのか-ー自民党政治では、もうダメだとの思いが広がっています。苦しみを代弁し、実際に政治を動かす力を語っていきたい。

 自民党が参院選公約に、全国民に2万円を給付するとしています。一時的な給付より、継続した減税の方が経済的にも効果があるのでは。聞いた限りでは、給付に不評の声も多い。

 参院選は、どの党が伸びれば消費税減税へと進める力になるのか問われます。市民の苦難を聞いてきた草の根の党・日本共産党を伸ばしてほしいと訴えます。

 明日は後志管内へとまわります。

 【今日の句】施しのように 給付と言われても

2025年6月15日日曜日

奪っていい命などない

 北海道パレスチナ医療奉仕団が中心になった「ガザのパレスチナの命を救え」集会に、久しぶりに参加できました。足を止める若い方の姿が多く、みんな胸を痛めているのですね。このように声を上げ続けることが、やっぱり大事です。

 私も一言スピーチ。ガザへのジェノサイドにとどまらず、国際法に反するイランへの先制攻撃をおこなうイスラエルは許されない。日本から声を上げよう、私もいっしょにがんばると述べました。

 国籍を問わずスピーチされる方が続き、医療奉仕団長の猫塚義夫からは、ガザ虐殺などは国連でも政治的問題と議論されていると報告。「参院選で、パレスチナ国家樹立を表明する政党を」と述べられました。

 イスラエルの虐殺や先制攻撃を、米国が容認・共同していることもひどすぎる。それでも日本政府は米国追随を続けるのか。石破首相はG7サミットで、トランプ関税と合わせ何を語るのでしょう。

 常軌を逸しているイスラエルには、国際法と国際世論で追い詰めなければなりません。簡単ではないにせよ、暴力の連鎖を止める力は世論なのだとくり返し訴えたい。

 通常国会も残り1週間。明日も、しっかりがんばります。

 【今日の句】暴力の 連鎖を止める 団結を

2025年6月14日土曜日

いろんな形で日本共産党をアピール

 今日は「JCPサポーター北海道のスタート集会」。最初の部分はこちらで視聴できますよ。サポーター・ボランティアのみなさんとも力をあわせて参院選での躍進・勝利へ、宮内しおり道選挙区予定候補とあいさつ・交流しました。

 北海道でのサポーター・ボランティアの問い合わせは、日本共産党北海道委員会へご連絡ください。札幌市以外の方は、近隣の党地区委員会をご紹介する場合があります。ご了承ください。

 宮内さんと私からのあいさつ後、昨年の総選挙を動画で振り返り、参院選に向けて意見交換の時間もありました。「ひとり街宣のマップをつくって可視化できるように」「2人のポスターを掲げて、自分の応援理由を広げる宣伝は?」など、取り組みたいことも自由に出し合い、これから本格化していくことになります。

 年齢はバラバラでも、よりよい社会にしたい思いは、みんな同じ。少しずつ空いてる時間を持ち寄って、街頭宣伝・ポスティング・SNSなど、いろんな形で日本共産党をアピールしてくださったら嬉しいです。

 参院選が7月3日公示としたら、あと18日。22日が投開票の東京都議選の結果も、大きく影響することでしょう。東京に知人・友人がいる方は、ぜひ日本共産党候補への支持を呼びかけていただけないでしょうか。私も心ひとつにがんばります。

 【今日の句】政治・未来 もっと気軽に 語り合おう

2025年6月13日金曜日

どの町でも安心してくらせるように

 今日は宮内しおり道選挙区予定候補と、上砂川町・歌志内市・赤平市・芦別市をまわる宣伝キャラバン。産業育成・地域社会の維持に今も苦労している旧産炭地を、しっかり支える政治にしたいと訴えました。

 多くの方が演説を聞きに来てくださり、芦別市では若松市政市議からの激励もいただき本当にありがたい。越前等・上砂川町議、女鹿聡・歌志内市議、松井邦男・芦別市議が紹介・案内してくださいました。赤平市では宮井元市議がマイクを握りました。

 「石炭から石油へ」との国策転換により、旧産炭地では一気に人口減少が進み、その後の町づくりに苦労が強いられました。なかでも夕張市は財政再建を強いられ、ようやく2年後に終了となります。各自治体だけの責任で済ませてはならない課題と思います。

 どの町でも、医療・介護・福祉など安心してくらせる土台は、国が責任を果たして守るべき。それでこそ社会保障です。しかし、多くの病院が赤字経営を強いられ、今日まわった各自治体も例外ではありません。医療・介護の緊急支援や期中でも報酬改定をと、くりかえし訴えたい。

 赤平市の農家戸数は、2020年の農林業センサスでは79戸。宮井元市議の話では350戸いた時代もあったそうで、直近では79戸より減っていると思われます。中山間地域であり、大規模化・効率化なども簡単ではありません。規模を問わずに、どの農家も支援する農政への転換が必要です。

 移動中に、イスラエルがイランへの攻撃とのニュースが。どんな理由であれ、国際法に反した先制攻撃など許されません。ガザ虐殺など、ことごとく国際秩序をふみにじるイスラエルの蛮行を許さない世論と国際協調が必要です。日本も厳しい態度で臨むべきではないか。

 東京都議選も始まりました。都政を動かしてきた野党第1党・日本共産党の躍進・勝利へ、ぜひ東京のお知り合いに支持をお広げください。参院選と一体に、国民のくらしと平和を守る政治へと進めましょう。

 【今日の句】躍進へ あなたの町も 東京も

2025年6月12日木曜日

何としても議席を引き継ぐ決意

 宮内しおり道選挙区予定候補との合同「事務所びらき」に多くの方のご参加や、心あたたまる激励もいただき、本当にありがとうございました。今度こそ国政へとの思いを、私も新たにしました。さらに勢いをつけて、各地で訴えてまわります。
 
 ご参加いただいた方から、女のスペース・おん代表理事の山崎菊乃さん、戦争させない市民の風・北海道事務局次長の小林久公さん、道労連議長の三上友衛さんから、あたたかい激励のあいさつをいただきました。

 「DV被害や共同親権の問題を、しっかり国会で取り上げてほしい」(山崎さん)、「市民と野党の共闘にも、共産党の躍進が必要」(小林さん)、「賃上げを具体的に進める政策を持つ共産党に期待」(三上さん)との声を、しっかり国政に届けたい。

 本会議で最後の登壇を終えた紙智子参議院議員も、国会から駆けつけてくださいました。農林漁業はもとより数々の北海道の課題を国政に反映し、南富良野町を水害が襲ったときの対応についても真下紀子道議から触れられました。

 この貴重な議席を、何としても引き継がなければ。紙さんからも「比例5議席を必ず、そのために私も最後まで力を尽くします」と強調されました。

 宮内さんと私からも、それぞれお礼と合わせた決意表明。報道各社も多く、本番に向けた準備も加速して、事務所内も慌ただしくなってきました。スタッフともども力を合わせて、必ず勝利へとがんばります。

 あわせて昨日は街頭演説や道原発連の宣伝、道労働局へ最低賃金の引き上げに関する要請をおこないました。要請は真下紀子・丸山はるみ両道議と吉岡弘子札幌市議といっしょに、●すみやかに時給1500縁に引き上げ1700円をめざすこと、●全国一律の最低賃金制度、●中小企業・小規模事業者への実効ある制度の創設-ーを求めました。

 道労働局としては、地方審議会における議論へ準備する立場として、要請があったことは確実に審議会や本省へ報告すると回答。党道委員会としても本省への要請はおこなっていますが、中央審議会で示される目安に上乗せして引き上げられるかは、北海道独自の重要課題です。

 物価高に賃上げが追いつかず、最賃の大幅引き上げの必要性は共有されてきています。焦点は中小企業等への支援ですが、岩手県や徳島県は県が特段の支援策を講じています。全国にくらべて支援策が薄い北海道に対しても、同様に求めていきたい。

 街頭演説でのシールアンケートでは、個人事業主でインボイスに苦しんでいる方と話がはずみました。取引先との関係を続けるなら登録しないといけない、しかし登録すると新たに課税されてしまう-ーやっぱり消費税は廃止へ、まず一律に減税してインボイス導入の口実をなくさねば。

 「X(エックス)で大企業の減税を知って、おかしいと思っていました」という女性は、以前の選挙で私にも投票したことがあったとのこと。22日に小池晃書記局長が札幌に来る街頭演説も知っていて、「聞きに行きます」と嬉しい返事も。

 いろんな課題にも触れた1日。引き続きがんばります。

 【今日の句】紙さんの 志高清遠 ぐっと来た