2025年2月4日火曜日

やっぱり原点は「くらしを守ろう」

 北海道上砂川町議選は、えちぜん等候補が無投票当選で3期目を果たしました。炭鉱の町として栄えた上砂川も、人口減少のもとで課題が絶えません。国政の立場から私も力になれるよう、参院選に向けてがんばりたい。

 えちぜんさんは2期8年の間で、学校給食費無償化や就学援助入学準備金の3月支給、除雪車出動基準は積雪15cmから10cmにするなど、くらし密着の実績を重ねてきました。今日も第一声には「世話になってるから」と、ご近所の方の姿も。

 上砂川に生まれ、家業を継いで住民と苦楽を共にし、町議としても切実な願いを届けてきたことへの信頼も厚い。「しんぶん赤旗」読者の比率が高い、道内の町の1つが上砂川町なのです。

 もちろん党員のみなさんのがんばりがあってこそ。雪深い町で、新聞の配達・集金を続けるだけでも大きな仕事です。しっかり今回も議席に結べたことを、いっしょに喜びたい。

 とはいえ近郊の町も含めて旧産炭地は、主たる産業育成や若い世代の雇用確保と定着に苦労しています。まずは医療・介護・福祉など人の手を必要とする分野の充実をと思うのですが、その壁となっているのが国ではないのか。

 国民の命と健康を守る社会保障の充実は、地域経済から見れば雇用の安定につながります。私から「くらし守れの声を上げましょう」と呼びかけましたが、地方選であっても国政へとつながる大事な選挙なのです。

 明日は上京し、日本共産党の雑誌「前衛」誌の対談企画。頭が食料と農業のことでパンパンです。

 【今日の句】炭鉱の 苦労に応える 議席こそ

2025年2月3日月曜日

放漫財政の大元に切り込んでこそ

 昨日までの北関東も寒かったけど、今朝の札幌は演説で口がまわらなくなるほど、しばれる寒さ。これから警報級の大雪が降るとの地域は、どうぞお気をつけください。

 大急ぎでニュースなどの原稿をつくり、明日以降の移動を打ち合わせ。まず明日は上砂川町議選告示日にあたり、応援へと駆けつけます。

 今日の衆議院予算委員会には、塩川鉄也衆議院議員が質問に立ちました。低所得者ほど負担が重い消費税は、財界・大企業の要望で法人税減税が進められた一方で、増税が進められたことを浮き彫りにしました。

 この不公平税制のテコとなったのが、企業献金の存在ではなかったか。このゆがみをただしてこそ財源もできるし、立場が違えど、政府もこの主張は認めざるを得ないはずです。

 それにしても質問時間が短い。配分は26分のようでしたが、私が現職でいた時は倍の質問時間がありました。テレビ中継なしの予算委員会で、私1人で57分の質問をしたこともありました(こちら)。

 この時に追及したのが、米国からの有償軍事援助(FMS)。米国からの言い値で武器や戦闘機を購入させられ、軍事費の膨張につながることを批判したのでした。

 円安でさらに費用は膨らみ、軍事費は建設国債の活用という「禁じ手」にまで踏み込むに至っています。大企業優遇と米国いいなりが国民負担の大元であり、放漫財政の原因なのです。

 この大元に切り込む日本共産党の議席を、今度こそ増やさねば。私も再び国会で働けるよう、がんばりたい。

 【今日の句】話すほど 冷たい空気を 吸うのです

2025年2月2日日曜日

これだけ願い届けた議席を今度も

 今日は前橋市議選の応援へ。日本共産党は現有4議席(小林ひさ子・近藤よしえ・吉田なおひろ・吉原だいすけ)をめざします。氷雨に負けず各候補が第一声、たくさんの方が駆けつけて熱気に満ちたスタートです。

 塩川鉄也衆議院議員と手分けして、私は小林ひさ子・吉田なおひろ両候補の応援演説にとまわりました。

 合併前の大胡町議2期と合わせ、9期目をめざす小林ひさ子さん。「市民に密着」との言葉がピッタリくるほど分け隔てなく市民の声を聞き、「小林さんに助けられた」という方は多いはず。

 市民の頼れる相談相手としても、市議団のカナメとしても欠かせない宝の議席です。力強い第一声に、大きな拍手が寄せられました。

 2期目をめざす吉田なおひろさんは、医労連で務めた後に前回初当選。医療・介護の大切さを訴え、済生会前橋病院の存続に力を尽くしたきたことに感謝や激励の声が相次いでいます。

 歴史・文化・平和への熱い思いも伝わり、また市議会へ押し上げてほしいと力を込めた吉田さん。酒井ひろあき県議からの訴えもありました。

 昨年の選挙で小川あきら市長が誕生し、力を合わせて市民の切実な願いを実現してきた党市議団。前橋市では、すでに変化が始まっているのです。

 中学校の給食費無償(小学校は第3子)、18歳まで医療費無料、マイタク助成上限額の引き上げ、産後うつ訪問支援無償、住宅リフォーム補助・商店リニューアル補助拡大、加齢性難聴者への補聴器購入助成、小中学校の30人・35人学級、全中学校と市立高校体育館にエアコン設置‥‥メモが手元にないと紹介しきれないほどです。

 しかし、定数38に過去最多の50人が立候補するという多数激戦。文字通り最後の最後まで支持を広げないと、宝の議席も減りかねません。ぜひ前橋市の知人・友人に、お広げください。

 【今日の句】あたたかな 町に欠かせぬ 共産党

2025年2月1日土曜日

どこでも待たれている農業支援

 今日は栃木県へ。4月に市議選を控える那須塩原市では街頭演説、小山市・下野市の両後援会による「新春のつどい」へとまわりました。生乳産出額で本州一の那須塩原はじめ農業が盛んな栃木県で、食と農を大事にする政治をと訴えました。

 つつみ正明・那須塩原市議との街頭演説には、車から手を振る方の姿も。冷たい吹き下ろしの風が吹くなかに、多くの党員・後援会員のみなさんが駆けつけてくれました。

 18歳までの医療費無料化が実現でき、次は学校給食無償化をと、つつみさんは力を込めました。栃木県では知事も検討する表明があり、国と合わせて一気に進めるチャンスなのです。

 そして基幹産業でもある酪農なのですが、飼料高騰により経営苦が広がる一方で、超大規模農場ではふん尿対策が課題になっています。夏も暑い日が増え、乳量低下や品質への影響もあると聞きました。

 小山・下野の「新春のつどい」は、小室可奈子・宇都宮市議もメンバーの太鼓演奏から始まり日本舞踊や、平野正敏小山市議と五戸豊弘下野市議があいさつに。

 五戸市議からも、資材高騰で苦しむ農家が国保税の納付にも苦しんでいるとの話がありました。こうして各地で農家が減り、地域の人口減少にも歯止めがかからないのだと痛感です。

 45分もの時間をいただき、政治を変える日本共産党の力と役割について、私も力を込めました。「元気をもらったよ」など激励や、北海道・宮城県に縁のある方が結構いてビックリ。

 今日のうちに前橋市へ。明日から始まる市議選で、日本共産党は4議席をめざします。私も応援にまわります。

 【今日の句】肝心の 地方創生 ここにこそ

2025年1月31日金曜日

庶民の味方となる議席を

 今日は茨城県へ。高橋誠一郎・県選挙区予定候補と牛久市・つくば市・筑西市をまわりました。4月の筑西市議補選に挑む石嶋いわおさんも訴え、たくさんの激励もありましたよ。

 牛久駅前では下校の高校生たちが手を振ってくれたり、高齢の方も「がんばってね」と声をかけてくれたり。支持者のみなさんも、約50人ほど来てくださいました。

 司会をされた遠藤のり子市議から、全戸に議会報告を配ったら、立て続けに相談が舞い込んだと聞きました。生活苦や先の見えない状況が、広がっている表れです。

 つくば市では、現金預金で20億もありながら4月から水道料金が上がるとか。反対の署名が短期間に2000人近くから寄せられたことからも、くらしの大変さが伝わります。

 そこで4月の筑西市議補選。今は三浦譲市議が市民の声を届けるべく奮闘していますが、定数2のなかに、市民の味方となって働く石嶋さんを押し上げてほしい。

 「食料品は割引シールが貼ってるものを買い、それさえも分けて食べている」と、市民から聞いた声を紹介した石嶋さん。日本共産党の議席だからこそ市政もチェックできると強調しました。

 選挙区の高橋さんは学費や原発、農業に至るまで実態や政策を語り、どこでも大きな拍手。赤旗記者として学んだ力を、すぐに国会で発揮してほしい。いっしょに私もがんばります。

 つくば市と筑西市では冷たい風が吹きまくりましたが、多くの方が駆けつけてくださり本当にありがとうございます。筑西市には、平陽子結城市議・赤塚千夏八千代町議も見えられました。

 明日は栃木県へ、那須塩原市と小山市で訴えます。

 【今日の句】寒風の先に 政治も春が来る

2025年1月30日木曜日

バス路線維持へ踏み込んだ対策を

 今日は札幌市清田区・南区へ。ずっと応援してきたという方が「せっかく来てくれたから」と赤旗を購読されたり、入党を前向きに考えてくれる方などとの出会いがありました。じっくり要望や疑問も聞きながら、このような対話を積み重ねていきたいです。

 南区の駒岡地域をまわっていると、ちょうど学校からの帰宅時間。駒岡小学校の子どもたちが、バス停に並んでいました。

 小規模特認校で、全校児童約80人の多くが学区外からバスにて通学している同校。ところが、この路線(駒岡線)を運営する中央バスから廃止が発表され、大問題になっていたのです。

 ばんけいバスが引き継ぐことになりましたが、運転手不足を理由にしたバス路線の廃止・減便は全国・全道で続いています。国が、より踏み込んだ支援を進める時ではないのか。

 大型二種免許を持っている方が少ないなか、育成も含めた支援策の強化が必要です。何より賃上げなどの処遇や労働環境改善は欠かせません。

 積雪・寒冷の地域では運転手の緊張も強まりますから、適切な休息時間を保障する体制づくりも急がれます。公設民営へと進めた自治体もあります。

 社会生活は移動が伴います。公的保障が必要です。気候変動を抑制するうえでも、今こそ公共交通の充実を。明日は茨城県へと向かいます。

 【今日の句】外眺め 目的地まで ゆっくりと

2025年1月29日水曜日

仲間が増えれば、あたたかい地域に

 今日は札幌市白石区で入党や赤旗購読の訴え。知人・友人のお困りごとを聞いては議員事務所を紹介し、いっしょに解決もされてきた方に入党していただきました。嬉しいです。

 切実な実態や要求を聞き、苦難解決に力を合わせることこそ日本共産党の真骨頂。それを当たり前のようにされてきた、この方の入党に支部も大喜びでした。

 赤旗日曜版をお読みいただいた方も、体調の悪いご近所の方に食事を持っていったり。何かと世知辛い時代ですが、あたたかい結びつきに励まされている方は多いのです。

 日本共産党の原動力は、このような草の根の声と力。仲間が増えることは選挙勝利だけでなく、あたたかな地域・職場・学園づくりにも欠かせません。

 自力づくりは避けて通れないもの。明日もがんばりたい。

 【今日の句】どの町も 庶民の味方 増やさなきゃ