2025年6月28日土曜日

伊藤岳さんは埼玉県民の命綱

 酷暑を跳ね飛ばすほど、大宮駅前は大盛り上がり。山添拓参議院議員、伊藤岳参議院議員、矢野ゆき子参院比例予定候補と訴え、手を振る若い方の姿も目立ちました。この勢いで、参院選本番を迎えたい。

 何しろ、現職・岳さんの再選へと力が入っています。応援のプラカードばかりでなく、演説後の懇談会会場でも20代はじめ3人が入党されるなど、どんどん新たな広がりもつくっています。

 岳さんは、この6年間で質問回数202回。八潮市陥没事故、さいたま新都心郵便局職員の自死事件など埼玉県の課題を取り上げてきました。まさに埼玉県民の命綱です。

 山添さんは国政全般で、日本共産党の政策を訴え。何度も大きな拍手が起きました。昨日の、いのちのとりで裁判勝訴に触れて社会保障の意義を説いたことには、ひときわ大きな拍手が起きました。

 核廃絶に進む政治をと矢野さんは力を込め、私からは食料と農業を守る政治に、また子どもたちの尊厳を大切にする社会をと、私の現職時代の経験も交えて訴えました。

 先立って別の駅前で大門実紀史参議院議員も応援に駆けつけ、消費税減税の実現性や財源、日本共産党が国会で果たしてきた役割を述べました。消費税減税は、日本共産党が伸びてこそ実現の道が開けると実感です。

 この後にSNS用の撮影もおこないました。まずは伊藤岳さんのチャンネルにアップされると思いますので、ご覧くださいね。

 明日も引き続き埼玉県。戸田市・蕨市をまわります。

 【今日の句】手を振ってくれた 笑顔が嬉しいな

2025年6月27日金曜日

誰もが人間らしい生活を

 生活保護費の減額は違法! 亡くなった北海道の原告の方々を思い出し、がんばりが報われたことを、いっしょに喜びたかった。すみやかに賠償・補償をおこない、国は他の係争中のものを打ち切って謝罪すべきです。

 人間らしく生きられないほどの減額は、なぜ実行されたのか。自民党が2012年に政権復帰し、強引に保護基準が引き下げられたのでした。引き下げの根拠は不明瞭だったわけで、検証と反省は欠かせません。

 原告の方々から、何度も「これが人間らしい生活か」との訴えを聞きました。食事を減らす、暖房を我慢する、服も買い替えられない、冠婚葬祭などもってのほかーー1人ひとりの尊厳をも踏みにじった、自公政権の責任は重大です。

 生活保護バッシングも、同時に広がりました。それに負けずに声をあげ、実名でたたかった原告もいらっしゃいます。保護費だけでなく、尊厳も勝ち取ったみなさんに心から敬意を表したいです。

 自公政権の社会保障削減路線は、もはや切り替えるべき。維新や国民民主など削減路線を進める補完勢力にも、厳しい審判を。参院選でも大きな争点としなければ。

 今日は党北海道委員会の総会であいさつ、本番準備に向けた打ち合わせや文章作成などで1日が過ぎました。明日から埼玉県へ、暑さに負けず元気に訴えたい。

 【今日の句】生きていた司法 今度は国会だ

2025年6月26日木曜日

安全性も経済面も、本当に原発でいいのか

 北海道電力の株主総会に先立ち、脱原発をめざす北電株主の会・道原発連がおこなった宣伝行動に参加。泊原発は安全性の問題だけでなく、北電の経営も圧迫する「金食い虫」となっています。廃炉へ進み、再生可能エネルギーへの転換をとの訴えが次々とありました。

 宮内しおり道選挙区予定候補も参加し、党を代表して私が連帯スピーチ。政党では社民党・れいわ新選組からも参加されました。報道各社も多く駆けつけ、夕方のニュースなどでも報じられました。

 「株主の会」は10議案を準備し、原子力事業からの撤退や海底活断層の再評価、情報の透明化などを提案したとのこと。いずれも否決されましたが、公益企業としての北海道電力にとって重要な提案ばかりのはずです。

 収益を圧迫している安全対策費等は1兆円を大幅に超えたことを、昨日の道議会で真下紀子道議が明らかにしました。新たにつくる核燃料輸送の港は完成に4年かかるとされ、さらなる費用の増加も懸念されます。

 その費用は電力料金として、道民へはね返るのではないか。齊藤社長は、規制委員会から再稼働への正式合格を受けた後に、電気料金の引き下げの見通しを示したいと述べたとか。現状では引き下げの見通しはない、と言っているようなものです。

 福島第一原発事故は収束していないし、「核のごみ」の処分方法も決まらないまま。持続可能な未来を望むなら、原発の再稼働が本当にいいことなのか。再生可能エネルギーの推進と原発ゼロの政治決断をと、くりかえし訴えていきたい。

 【今日の句】原発に 頼らぬ未来 できるはず

2025年6月25日水曜日

今度は参議院で自公を少数に

 今日はオンライン全国決起集会を兼ねた中央委員会総会に、党本部会場で参加しました。必ず比例5議席以上へ、選挙区も東京・埼玉・京都の現職に、神奈川・愛知・大阪などで勝利を。決意も新たにがんばります。

 昨年の総選挙に続き、自公政権を少数に追い込む参院選。企業・団体献金の禁止や選択的夫婦別姓などが法案として議論され、この流れを止めることなく参議院にも広がれば、必ず大きな変化につながるはずです。

 とはいえ自公政権を助ける補完勢力が伸びても、差別や排除を掲げる右翼的政党が伸びても、変化にはなりません。日本共産党が議席を増やして、市民と野党の共闘が前進してこそ、新しい政治が開かれます。

 東京都議選は議席を減らした残念な結果でしたが、どんどん押し返してきたのは得票数を見ても、たたかった現場からの報告を聞いても実感できました。私も含め各予定候補からも、変化を実感できる発言が続きました。

 ぜひ、こちらから田村委員長の報告をお聞きください。この後、羽田空港から北海道へ。北海道も暑いようですが、元気にがんばりたい。

 【今日の句】連帯の 力で変える 共産党

2025年6月24日火曜日

杜の都も熱い思いで

 今日は仙台市で、山添拓参議院議員を招いた街頭演説会。高橋ちづ子衆院比例予定候補・福島かずえ参院比例予定候補とで訴えて大盛り上がりのうえ、19歳の学生も入党されて大喜び。私も元気をいただきました。

 ふなやま由美県議が司会を務め、まず市民連合の多々良哲さんが応援スピーチ。共産・立憲の党首間での連携が確認されたことを歓迎し、宮城県でも段取りを進めているとのこと。「選挙区は石垣のりこ、比例は共産党」と、呼びかけられました。

 高橋さんは子どもの貧困と学費、福島さんは入党のきっかけと平和について話され、私からは女川原発の再稼働を許さず原発ゼロの日本へ、消費税減税とインボイス廃止、食料・農業を守ろう、そして1人ひとりの尊厳を守る政治に変えようと訴えました。

 山添さんは国会論戦も引き合いに、物価高対策として消費税は廃止めざして減税をと強調。賃上げと社会保障も、日本共産党が財源と打開策を示していることに共感の拍手が湧きました。米国いいなりはやめようとの呼びかけは、さらに大きな拍手に。

 最後に山添さんが在日外国人を排除する潮流に触れて、日本共産党が差別や排除を許さないと訴えると、今日一番の大きな拍手。誰もが人間らしく生きられる社会をと願っているなか、モヤモヤしたものを吹き飛ばしてくれる演説に私も納得です。

 「私も宮教大出身」などの激励のほか、学生時代にアルバイトをしていた、うたごえの店・バラライカのみなさんが応援に来てくれたことにビックリ。歌集とともに激励のメッセージを、ありがたくいただきました。

 北海道江別市出身という方は、施設で亡くなられた親が「はたやま和也」と何度も書いていたノートを見つけた、と教えてくださいました。投票の練習だったようです。誰かと思っていたら共産党の候補だったんですね、と駆けつけてくださったのです。胸が熱くなりました。

 冒頭に書いたように19歳の学生が「日本共産党が『2つのゆがみ』を正そうということに納得しました」と、入党してくれたことも本当に嬉しい。昨年の総選挙では、どこに投票したらいいかわからなかったそうです。がっちり握手を交わしました。

 北海道を発つ前に、消費税廃止各界連の宣伝でも一言訴えました。北海道から杜の都・仙台までも熱い思いを広げ。さらに勢いつけてがんばります。

 【今日の句】思い出す 学生時代の 勢いで

2025年6月23日月曜日

早くジェンダー平等の社会に

 今日は定例の街頭演説にまわり、夜はオンラインで「ジェンダーしゃべり場 in さっぽろ」。作家のアルテイシアさん・宮内しおり道選挙区予定候補と語り合いました。誰もの尊厳が大事にされる日本へ。参院選でも訴えていきたいです。

 今日の企画は少し趣向が変わり、宮内さんや私が感じるジェンダーの「もやもや」を語り、アルテイシアさんが話していく、というもの。体格への言及やルッキズム、男らしさ・女らしさなど、政治家や候補者にも浴びせられるのです。

 政治の方を見ても、選択的夫婦別姓に自民党や参政党は明確に反対し、公明や維新・国民民主が助け舟を出すという状況。尊厳より家父長制を優先するような政治を、何としても変えたいとの話にも。

 YouTube 配信の後は、アルテイシアさんと会場の参加者も交えての「しゃべり場」に。痴漢対策、家父長制に凝り固まった高齢男性のこと、長男としてのプレッシャーなど、次々と質問や体験が出されました。

 個人的なことは政治的なこと。とりわけジェンダーの課題は古い慣習や上下関係などから言い出しにくく、それを利用した性犯罪・性暴力や差別・排除も広がるなか、世論にしていかなければと痛感です。

 トランプ米大統領が、イランの体制転換に言及したと報じられています。次々と国際法に反する攻撃など、とても許されない。イスラエルに「強く非難」と述べた日本政府は、米国にも同じく非難すべきなのに、石破首相は注視にとどまっています。このまま米国いいなりで、本当にいいのか。

 街頭ではチラシを受け取る若い方が増えたり、「今度は伸びるよ」と声をかけてくださる方など、参院選を前に関心が高まっている感じです。とはいえ、裏金事件が発覚した昨年の総選挙も「今度は伸びるよ」と言われていました。大事なのは、やるべきことをしっかりやること、です。

 東京都議選は、日本共産党は5議席減という残念な結果でした。定数の少ない選挙区では共闘効果が発揮されて議席につながった一方、定数4~5では競り負けているようです。日本共産党そのものの値打ちや役割を、しっかり伝えていきたいです。

 【今日の句】人の足 踏んでる自覚 ないなんて

2025年6月22日日曜日

もう米国いいなりはやめよう

 今日は札幌市で、小池晃書記局長を迎えた街頭演説。紙智子参議院議員に加え、清末愛砂・室工大教授も応援のマイクを握ってくださり、熱気があふれた街頭演説に。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 昨夜からの雨も上がり、気温も高すぎず道行く方も多いなか、注目も集まりました。やっぱり小池さんの知名度は抜群です。

 清末先生からは何度も応援いただきましたが、今回は「友人と思って」と嬉しい一言も。乱暴な社会から、やさしい社会へ変えようとの、心あたたまるメッセージをいただきました。本当にありがとうございます。

 紙議員は国会論戦を振り返り、コメをはじめとする自民党の農業政策を厳しく批判。食料・農業で紙さんが果たしてきた役割の大きさを、あらためて実感しました。背筋が伸びる思いです。

 私からはコメと消費税、昨日に聞いた若い世代の願いーー誰もが自分らしく、自由に生きられる社会をーーに応えたいと訴え。何より自由を奪う最大のものは戦争で、今こそ日本共産党を伸ばしてほしいと強調しました。

 小池さんの迫力ある演説には、何度も大きな拍手が起きました。米国のイラン攻撃を糾弾しつつ、かつての戦争の反省から憲法9条をもつ日本が平和外交をとの訴えには、ひときわ大きな拍手。

 あからさまな国際法違反も気にかけず、軍事力による支配だなんて許されない。日本にも、さらなる軍事費増額の要求をしていると報じられました。もう米国いいなりはやめるべきです。

 演説後の懇談会場では、入党された方もいて大喜び。東京都議選の結果が気になりますが、勢いつけて参院選へ挑みたい。

 【今日の句】暴力と 破壊の世界に するものか