2024年10月26日土曜日

比例は日本共産党

 最後まで訴え終えました。運行スタッフはじめ対話やポスティング、宣伝・SNSなどで「比例は日本共産党」と広げてくださったみなさんに心から感謝です。小選挙区候補の大奮闘にも励まされたし、支えてくれた家族にも感謝です。

 支持のお願いは今夜23時59分までできます。お広げできる方に、よろしくお願いします。投票日の明日は、「投票に行きましたか」と呼びかけることはできます。

 最後の演説には、清末愛砂・室工大院教授と猫塚義夫・パレスチナ医療奉仕団長が応援に駆けつけてくださいました。いっしょに手を降り、マイクを通じて「比例は日本共産党」と呼びかけていただき、本当に感謝しかありません。

 裏金問題が大争点となり、さらに自民党本部から非公認候補に2000万円も支給されていたことが明らかに。公認料500万円込みで、しかも原資は税金の政党助成金だったのです。これぞ裏公認。

 脱税が疑われる人に、活動費として税金が還流されることも政治倫理的に許されないことではないのか。「しんぶん赤旗」でスクープしてきた日本共産党の議席を増やして、金権腐敗の自民党に審判をくだしましょう。

 くらしや経済、地域を支える政治へと変えましょう。「学費が払えずに退学したばかりです」「年金が少なくて、どうして生活したら」‥‥多くの切実な声も聞いてきた12日間でした。

 世界から遅れているどころか逆行しているジェンダー平等や気候危機対策も、もう自民党には任せられない。財界・大企業を優遇した政治を、おおもとから変えたいのです。

 核兵器廃絶へ、そして憲法9条を活かした外交努力を強める日本へ。いつも揺るがない日本共産党の議席が、今こそ必要です。

 私自身にとっても、議席を失ってから7年という期間の集大成。北海道は自民党政治のもと、多くの苦難が押しつけられてきました。この声を届けなければと、何度思ったことか。

 両親を知るという石巻市から来たという方や、わが子と学童保育がいっしょだった親御さん、さらに教員を勤めていたときの教え子にも今日は出会い、これまで応援してくださったみなさんと合わせ、あらためて感謝を申し上げます。

 残された時間で「比例は日本共産党」と、お広げください!

 【今日の句】今度こそ 悲願の議席 奪還へ

2024年10月25日金曜日

切実な願いを届けなきゃ

 今日は石狩市から当別町・札幌市内を駆けまわり、志位和夫議長が来道しての街頭演説や「女のスペース・おん」山崎菊乃代表の応援演説など、たくさんの激励もいただき、いよいよラストスパート。必ず議席奪還へ、「比例は日本共産党」とお広げください。

 志位さんとの街頭演説には約800人。やっぱり強い関心は、「しんぶん赤旗」がスクープした「非公認なのに2000万円」問題。公認料500万円込みの2000万円ですから、非公認としたことに整合性がありません。

 原資は税金である政党助成金からの支出という点にも、批判の声が大きい。脱税を疑われているのに、税金で公認料まで払われたのですから、いち納税者としても納得はできません。

 裏金だけでなく、くらし応援・人権擁護、平和の課題で日本共産党の公約を志位さんが述べました。私からも必ず国会へと、力を込めて訴えました。何としても、です。

 「女のスペース・おん」山崎さんの応援も、しっかり胸に刻みたい。みずからの体験、性暴力などに苦しむ女性の実態、DV防止法の成立など切々と述べられて、最後に「比例は日本共産党」と呼びかけてくださったのは、本当に嬉しい限りでした。

 「おん」の近藤恵子理事も駆けつけてくださったのも、心から感謝です。傷ついた方々を親身に支え、声として出せない声を上げ続けてきた「おん」のお2人からの激励は、これぞ身に余るというもの。何としても期待に応えなければ。

 切実な願いが、あふれかえっています。支えてこられた方々も、多くいます。人権擁護やくらし応援の政治だったら、どれだけの人が苦しまなくて済んだことでしょう。

 自民党政治とは、裏金に象徴されたようにカネの力での利権誘導や、古い家父長制を維持しようというもの。もう賞味期限切れです。新しい政治に道を開く、そんな議席を勝ち取りたい。

 あらためて1議席の重みを痛感して、いよいよ明日は最終日。最後の最後まで、日本共産党の公約や値打ち、私の決意など訴えぬきたい。

 【今日の句】国民を 欺く政治に 審判を

2024年10月24日木曜日

2000万円支給は「公認料」込みでないのか

 今日は帯広市など十勝管内。どこでも自民党の「非公認なのに2000万円支給」に関心が高く、「日本共産党の比例議席回復で厳しい審判を」との訴えに拍手で応えてくださいました。

 佐藤耕平道11区候補との合同演説はじめ、各地で多くの方が駆けつけてくださいました。幕別町では、足を止めて遠巻きに聞いていた方へ握手に向かうと、「いつも応援してきましたよ」と嬉しい一言も。

 「2000万円支給」について石破首相は、「政党支部に出しているのであって、非公認候補に出したのではない」「報道に憤っている」と反論しているとのこと。

 しかし、その非公認候補は依然として支部代表を務め、支給の2000万円は「公認料500万円」込みですから、実態は非公認候補への支援に支給ではないのか。石破首相の反論は、じゅうぶんな説明になっていません。

 裏金で脱税も疑われる非公認候補に、税金が原資である政党助成金の支給とは、納税者の理解を得られると思っているのでしょうか。政治倫理で考えても、容認できることではない。

 今回の件も裏金事件も、「しんぶん赤旗」がスクープしたものです。スクープがなければ、裏金だって今も裏のままでした。企業・団体献金も政党助成金も受け取っていない、これぞ日本共産党の底力です。

 ここまで腐敗した自民党を追い込んだのだから、次は日本共産党が議席を増やして金権腐敗の一掃へ。ぜひ「比例は日本共産党」と、お広げください。

 【今日の句】裏金を そもそも反省 していない

2024年10月23日水曜日

偽装非公認じゃないか

 朝に北見駅前で訴えた後、飛行機など乗り継ぎ小樽市・苫小牧市へ。小池晃書記局長との街頭演説には、荒天のなか多くの方が来ていただき本当にありがたい。必ず議席回復へ、「比例は日本共産党」とお広げください。

 今日の「しんぶん赤旗」に、裏金事件で非公認とされた候補が代表の自民党支部に、公示直後に政党助成金2000万円が党本部から振り込まれた、と報じられました。内訳は「公認料」500万円、「活動費」1500万円です。

 非公認なのに「公認料」とは? 非公認は偽装ということでしょうか。「活動費」というのも、すでに公示直後ですから、選挙活動費用と考えるのが自然です。

 政党助成金の原資は税金。「裏金で脱税が疑われる議員に、血税である政党助成金を出すなんてひどい話ではないか」と強調した小池さん。もっともです。大きな拍手も起きました。

 まったく反省なしの自民党に審判を下すなら、こうして追及できる日本共産党の議席が増えてこそ。追及されたら最も嫌な相手となる日本共産党の議席を、北海道からも勝ち取らせてほしいのです。

 長く応援してくださる方から「今度は必ずだよ」と声がかかり、苫小牧市では私が勤めていた学校でお世話になった先生も来てくださいました。小樽市は街頭演説の前後に、潮太鼓で盛り上げていただきました。心ひとつに、私もがんばりたい。

 選挙期間も残り3日となりました。明後日25日(金)には志位和夫議長が再度、12日に続き札幌入りします。13:30〜、大通西3丁目です。足をお運びください。 

 【今日の句】血税は 裏金議員の ためじゃない

2024年10月22日火曜日

負担は富裕層にこそ

 今日は旭川市から上川管内へ、夜には北見市まで来ました。比例は大激戦と報道され、北海道では追い上げているしチャンスもあります。「比例は日本共産党」と、お広げください。

 平日の日中だと、演説を聞きに来られるのは退職した方も多くなります。物価は上がり、年金は下げられ、今度は75歳以上に医療費3割負担と閣議決定され、生活苦の声があふれているのです。

 維新や国民民主も、高齢者にさらなる負担を求めています。立憲・野田代表も、討論会では負担増に賛同しました。どうして高齢者ばかりに負担を求めることになるのでしょう。

 現役世代も必ず年を取ります。高齢者負担は現役世代の支援のためとしたら、現役世代に将来不安が広がります。現役世代と高齢者への支援を、対立的にとらえる発想を変えるべきではないのか。

 そもそも赤ちゃんも現役世代も高齢者も、みな同じ国民。憲法でも基本的人権が等しく保障されています。誰もが不安のない生活を送れるように力を尽くすのが、政党・政治家の務めではないのか。

 負担を求めるなら、かつてない内部留保を抱える大企業や富裕層にこそ。膨れ上がった軍事費や、不要不急の大型開発事業にもメスを入れるべき。ここを聖域にしない日本共産党を伸ばしてほしい。

 明日は朝に北見駅前で訴えてから、来道する小池晃書記局長と小樽市・苫小牧市での街頭演説。天気が心配ですが、ぜひ近隣の方はお越しください。

 【今日の句】貧困を押しつけ 自民は裏金か

2024年10月21日月曜日

本気で食と農を守る政治に

 今日は空知管内から旭川市へ。米どころだけに、農業支援をと力を込めました。主食の米が手に入らないなど国の一大事なのに、自民党に危機感や責任感が見られません。今回は農業政策も大争点です。

 北海道で進む人口減少は、農家戸数の減少と重なります。全体の耕作面積が変わらなくても、1戸あたりの面積は増えたため、機械も大型化し、負債も増えています。一方で米価は上がらないのですから、これでは経営難が広がるのも当然です。

 生産費用と価格との差を埋める、国による価格保障の充実が必要なのです。農家の経営が安定すれば後継者も安心できるし、消費者にとっても価格安定につながります。農家の生産が進みますので、食料自給率も向上したというのがヨーロッパの教訓です。

 日本は自動車や工業製品輸出の代わりにと、農産物輸入が進められました。先に書いたように欧米は支援が強力なので、価格競争で日本の農家が負けてしまい、今日の農家減少になったわけです。食料自給率も低下の一途でした。

 食料自給率は、このような国内生産の力を示すバロメーター。自民党政治では引き上げ目標をもっても、政策的な裏付けがないのです。それどころか、引き上げ目標さえ放り投げるような基本法改定だなんて、本気で食と農を守る気が見えません。

 北海道の基幹産業は農林漁業。地域経済の大黒柱です。必ず議席を回復して、しっかり支える政治へ変えたい。旭川市では、おぎう和敏・道6区候補といっしょに訴え、立憲民主党を応援してるという方から「期日前投票で比例は日本共産党に入れました」とも。

 団地でベランダに出て聞いてくれたり、多くの党員・後援会員さんのなかに私の友人がこっそり来ていて驚いたり、青年が「話を聞きたい」と買い物帰りの母親を止めて最後まで聞いてくれたりと、いろんな出会いがありました。明日もがんばります。

 【今日の句】誰だって 食べずに生きて いけないし

2024年10月20日日曜日

「僕は反共」という方とも

 今日は初雪も降った寒い札幌でしたが、パレスチナ医療奉仕団長・猫塚義夫さんや労働者後援会の熱い応援に元気をいただきました。いよいよ選挙戦も後半へ、必ず議席奪還にとがんばりぬきます。

 命と平和を大事にする政治をと訴えた、猫塚さんの迫力に背筋が伸びます。あらゆる現場を見てきた猫塚さんだからこそ、発する言葉が重いのです。何としても議席奪還で応えたい。

 労働者後援会のメガホン宣伝も、まさに宣伝効果抜群。遠くからも、わかるように大きく手を振る方もいて、一帯すべてに前向きなエネルギーが沸く感じでした。この勢いで突き進みたい。

 西区では、乗員スタッフに「応援してる」と3人から声がかかり、「期日前投票で入れてきた」という方も。こうして声をかけてくださる方が、さらに増えるようにしていかないと。

 中央区では、マンションから出てこられた方が最後まで演説を聞いてくださいました。ただ、ずっと腕を組み、演説が終わるとすぐに歩き出したので、納得いかないのかなと思い追いかけて話を聞くと「僕は反共なんです」。

 それでも演説を聞こうとわざわざ出てきてくれたのだし、しっかり最後まで聞いてもくださったのですから本当にありがたい。その旨を述べて握手を求めると、笑顔で手を出してくださいました。こういうのっていいなと、素直に思いました。

 いったん選挙カーから離れ、若い世代が中心に準備した「民主主義ユースフェスティバル」に参加。パネルディスカッション「ヤジと民主主義」のパネリストとしての参加です。

 会場は札幌市狸小路で、憩いの場として集えるフリースペース「空き地」。なのでパネルディスカッションと言っても、焚き火を囲んで車座になりながらの対話形式です。

 パネリストは私のほか「ヤジと民主主義 劇場拡大版」監督のHBC・山崎裕待さん、道警ヤジ事件弁護団の神保大地弁護士、専修大学・内藤光博教授、民青同盟・山本朱莉道委員長。このような顔ぶれに私も少し緊張気味でした。

 私には「政治家からして、ヤジを飛ばされるのはどうか」との問いなのですが、私がすべての政治家を代表するものではないのでとお断りの前提をしつつ、演説は体系的な内容などもあり、聞いてもらいたいという率直な思いはあります。

 しかし、ヤジは表現の自由としての権利の行使だし、ヤジをとばす理由や背景があるはず。何より国会議員は立法府に属する権力を備えた存在ですから、政党・政治家ともども、その自覚をもってヤジを受け止める必要があると述べました。

 公職選挙法のもとの選挙運動と日常の政治活動には違いもあるし、とりわけ日常的には、異なる意見をもつ市民も含めた対話の機会を、政党・政治家の側も意識的に進める必要があるでしょう。その点も自覚したいし、「僕は反共」という方との出会いも思い出したのでした。

 Fridays For Future はじめブースを出してたみなさんとも交流させていただき、日本共産党ブースには千葉なおこ道1区候補・宮内しおり道2区候補や札幌市議も参加。いろんな話が交わされたそうです。

 千葉なおこ道1区候補とは偶然にも演説箇所が重なり、せっかくなのでそろって訴え。明日は空知から旭川へ、旭川市ではおぎう和敏道6区候補とも並んで訴えます。

 【今日の句】お互いを 踏まえてこその 論戦と