2023年10月21日土曜日
「福祉の町」で必ず2人を議会へ
2023年10月20日金曜日
対決とともに希望を
臨時国会が開会。日本共産党が臨む姿勢は、志位委員長の国会議員団総会あいさつをご覧ください(こちら)。対決とともに希望が見える論戦は、北海道でも広げていかなければ。岸田政権の行きづまりに対する不満や閉塞感に、応えられる力こそ発揮していきたい。
岸田首相は所得税減税を突然に打ち出しながら、一方では軍事費増額にともなう増税を進めます。給付の検討も打ち出しながら、これまで75歳以上の医療費負担などを増やしてきました。家計が楽になっている実感はありません。
そもそも、なぜ負担と言ったら国民ばかりなのか。大企業などの内部留保が500兆円を超え、富裕層の資産も膨らんでいます。大企業や富裕層を優遇してきた税制を見直せば、財源の確保は進むはずです。くらし・教育・食料への支援を強めれば、内需拡大や地域振興につながります。
軍事費が青天井に膨らんで、国家財政が破たん寸前となった戦時の教訓を忘れてはいけません。平和憲法にもとづく外交努力は、財政の健全化と一体です。経済成長が著しいASEANが国際協調の求心力となってきたなか、日本の外交方針は「日米同盟が基軸」のままでいいのでしょうか。
臨時国会は来週、岸田首相の所信表明演説に、各党の代表質問がおこなわれます。テレビ・ラジオでの中継があるはずなので、ぜひ日本共産党の質問をお聞きください。
一気に寒さが強まり、わが家もいよいよストーブ点火。電気料金をはじめ物価高騰の厳しさを痛感します。早く大元から、岸田政権を変えないと。
【今日の句】悩むのは タイヤ交換 いつにする
2023年10月19日木曜日
頼りになる議席を今度も必ず
22日が投開票日の釧路町議選挙。日本共産党の3議席(中田おさむ・佐藤昭平・中家はる子)を今度も必ずと、応援に駆けつけました。昨日までの東京と違って風が冷たい釧路町でしたが、3候補とも元気いっぱい。私も力を込めて応援しました。
私より若くして、私より政治経験が長い中田おさむ候補。6期24年も町議を務め、議会運営委員長という重責も担いました。会派を問わず信頼されてこそ、なのです。党町議団の大黒柱としても欠かせない議席です。2年前の赤潮被害で受けた深刻な被害をしっかり調査し、国や道へ反映させるなど、その行動力は折り紙付き。もっと住みやすい釧路町にとデマンドバス実施をと訴えると、団地から出て演説を聞いてくれる方の姿も。釧路町の未来を考えても、引き続き議会にとって必要な中田候補です。
佐藤昭平候補は長く医療現場で働き、町民の命と健康を守る仕事をライフワークとしてきました。大型台風によって別保地域などが水害に見舞われた10年前、後片付けや調査に奔走し、防災無線が聞こえなかった課題を取り上げて個別受信機の設置に結びつけたのでした。4期目をめざすにあたって、介護の充実をと訴えた佐藤候補。「事業者まかせにしないで、町が家賃補助などで職員確保を積極的に」と、力を込めました。現場重視の佐藤候補の論戦力が引き続き発揮されるようと、私も訴えました。
中家はる子候補は、かつて横浜市議を務めた経験も生かして1期目からの大活躍。住民から要望の強かった津波避難タワー設置を実現し、あたたかくも力強い、くらしに密着した訴えには共感が広がっています。5年前に中家候補が補欠選挙に立候補したとき、子どもの医療費無料化は小学校入学前までにとどまっていました。その後、中学校卒業までに拡充され、今年8月からは高校卒業まで広がっています。その力となってきたのが中家候補でした。
3人それぞれの持ち味が発揮され、党3議席で豊かな実績を積み上げています。先の子ども医療費無料化だけでなく、就学援助は生徒会費・クラブ活動費やPTA会費まで拡充、福祉灯油の支給量も増えました。限定実施されている学校給食費無償化も、今度は恒久措置にと住民のみなさんと取り組んでいます。
岸田政権が物価高騰へ無為無策のときに、地方自治体が住民生活を支える砦になり、議会でその促進の力になっているのが日本共産党です。あわせて、おおもとにある国政の問題点を3候補とも強調して、地方から国政を変えようとの訴えも。住民にとって、これほど頼れる3議席はありません。
とはいえ選挙は、最後まで何が起こるかわかりません。少数激戦のなか3人とも再選へ、釧路町に知人・友人のいる方は、ぜひ支持をお広げください。
【今日の句】地方から 希望をひらく 3議席
2023年10月18日水曜日
早く議席を取り戻さねば
昨日に続く政府要請は2日間で12省庁へ、短い時間で実態や中心点をズバリ訴え、少しでも前進をと要請した項目数は84。窓口となってもらった紙智子・岩渕友の両参議院議員など国会とも引き続き連携して、実現へ北海道で力を尽くします。
要望項目の主なものは(記録も兼ねて)以下のとおり。時間の関係から泣く泣く別の機会にしたものもありました。省庁名は順不同です。【農水省】水田活用交付金の見直しへの対応、畑地化促進事業での十分な予算措置、酪農危機への対策強化、親元就農への支援、TAC(漁獲割当量)設定魚種拡大への対応、赤潮被害の継続など。
【厚労省】マイナ保険証にともなう健康保険証の廃止中止、医師確保と2次医療圏への支援、新型コロナ5類移行にともなう対策、各分野の報酬改定、国保の支援強化、介護分野での抜本的対策、健康で文化的な生活をおくるうえでの生活保護改善、正規雇用への転換、年金引き上げなど。
【内閣府】DV被害者支援団体への財政支援拡充、選択的夫婦別姓・同性婚の実現、男女賃金格差の是正、巨大地震と津波にそなえた支援策、アイヌ民族へ国としての謝罪や遺骨返還・差別禁止など。
【こども家庭庁】自営業やフリーランスなどを対象にした育児給付制度、18歳までの医療費無料化、学校給食費無償、国保の子ども均等割の減免拡充など。
【文科省】教員増員、学校等への冷房設備設置、就学援助で近視用眼鏡を対象にすること、奨学金・高学費など。
【総務省】自治体調査の耐震化など建て替え支援、地域おこし協力隊、福祉灯油実施への支援なおd。
【防衛省】北海道での日米共同訓練中止、沖縄県道104号線越え実弾移転訓練、自治体から自衛隊への名簿提供通知の撤回など。
【国交省】鉄路の維持・存続、新幹線の札幌延伸について需要予測などの見直し、バス路線の維持・存続、根室港区の整備促進など。
【財務省】インボイス廃止、消費税減税、所得税法56条廃止、最低賃金引き上げへの中小企業支援、業者の税・保険料の「分納」納付へ柔軟対応など。
【経産省】ALPS処理水(汚染水)海洋放出中止とホタテ養殖漁業者等支援へ責任を果たすこと、泊原発再稼働を認めない、発電コストの積算根拠、「核のゴミ」調査で自治体への押しつけをしないことなど。
【環境省】CO2削減目標の引き上げ、大型再エネ施設設置における環境破壊・環境アセスなど。
【外務省】「北方領土」における墓参等、漁業での安全操業、領土返還運動の後継者育成と支援など。
昨日に続き丸山はるみ道議、おぎう和敏(道6区)・たつの広志(道9区)両予定候補と分担しながらの要請ですが、道内どこも切迫した状況にあるのだと、発言を聞いて私も再確認。このような実態を知る機会は、官僚にとっても重要なはずです。要請を通じて得た課題や打開の方向だけでなくヒントもありましたので、これからの活動や演説にも生かしていきたい。大事なのは地域での運動であることも、あらためて実感しました。現場の声に勝るものはないからです。
何より私自身が今度こそ国会で反映できるよう、次の総選挙に向けての活動を強めたい。東京から釧路市へ移動して、明日は釧路町議選での応援です。
【今日の句】架け橋となる 議席こそ増やしたい
2023年10月17日火曜日
時間いっぱいに要請し
上京し、紙智子・岩渕友の両参議院議員を窓口に政府への緊急要請です。武村展英・農水副大臣には、農家・漁師の苦難とともに地域社会の維持にも政府の対策が急がれる旨を述べました。
限られた時間で、聞いた声の何分の1しか届けられないのではと、いつも忸怩たる思いに駆られます。参加した丸山はるみ道議、おぎう和敏・道6区予定候補、たつの広志・道9区予定候補と分担しながら、時間いっぱいの訴えとなりました。道議会で水産林務委員を務める丸山道議は、道庁食堂でホタテを提供していることはじめ切迫している道内の状況を、たつの予定候補は耳吊りホタテ養殖が盛んな噴火湾に面する自治体で「10年がかりで販路を切り拓いてきた」苦闘を振り返りながらの訴えに。
おぎう予定候補は、水田活用交付金の見直しにともなう畑地化支援事業について、地元ではわずか数%しか採択されていない数字も示し、これでは農家が先を見通せないと強調。武村副大臣もメモを取りながら、私たちの訴えを聞かれました。
回答は十分なものではないものの「わざわざ来て要請されているのですから」と、その切迫さは共有できたものと思います。北海道にも国の出先機関として農政事務所はありますが、高い飛行機代などをかけて上京していることに意義があるのです。偶然にも、鈴木知事も上京して岸田首相への要請をしていたようです。ホタテを食べてもらうとこは一概に否定しませんが、国に具体的な要望をしているかが大事。海洋放水は東電とともに国が決めたことだけに、責任が果たされなければなりません。
今日は他にも内閣府や防衛省、国交省・文科省・厚労省・総務省へと分刻みでの要請に。準備された秘書さんたちに感謝です。明日も続きますので、明日以降にまとまった形で紹介します。
【今日の句】要望の数だけ 聞いた声があり
2023年10月16日月曜日
声を集めて、突破の力に
2023年10月15日日曜日
同じ歴史をくりかえさせないように
イスラエルによるガザ地区への大規模攻撃通告に、国連人権理事会から「民族浄化に相当」「退避命令は死の宣告」との警告。国際法に立ち返れと、世論を大きくしていかねば。日本政府も、この立場に立つべきと思います。
北海道パレスチナ医療奉仕団が主催した、札幌駅前での「パレスチナの自由と平和を求める札幌緊急集会」。呼びかけ人の猫塚義夫さんは、「ガザにいる多くの子どもたちが犠牲となる。いっしょにこの問題を考えて」と訴え。何度もパレスチナに足を運んだ、猫塚さんはじめ医療団スタッフの訴えが胸に迫りました。
同じく何度も足を運んだ室工大・清末愛砂教授は、ハマスが国際法に反した攻撃をおこなったことは認められないと述べたうえで、「これまでのイスラエルの国際法違反を見過ごしてきた、国際社会が問われている。これ以上の犠牲を出さないでほしい」。切迫した訴えを、息が詰まる思いで聞きました。
今回のハマスの無差別攻撃や人質を盾にすることは、どんな理由であっても許されません。同時に、これまでイスラエルがガザを包囲・封鎖し、パレスチナ人を追いつめ、国際法に反する行為をくりかえしたにもかかわらず米国が容認・加担してきた歴史を、今こそ問い直すときです。
ガザは東西が約10km、南北は約40km。その狭い地域に約230万人が住んでいます。すでに断水・停電となっているうえ、医療機関は遺体安置所と化していると言います。退避ルートも限られ、その後の地上戦・総攻撃で帰還できなくなれば難民化してしまいます。重ねられる理不尽に対して、国連人権理事会が強く警告するのも当然です。
また同じような歴史がくりかえされるのか、と暗澹たる気持ちになります。多くの罪なき市民が犠牲になることを、また国際社会で見過ごしていいのか。いつも「法の支配」を口にする日本政府ならば、米国いいなりにならず、国際法にもとづく主張や行動を望みたい。世論も大きくしなければと、あらためて痛感しています。
先週の将棋大会に続き、今日は「しんぶん赤旗」囲碁北海道大会でもあり、開会あいさつを務めました。アマチュア最大の全国大会にふさわしく、最年少は13歳から年配者は80代まで、地区大会を勝ち上がった方々が熱戦をくり広げました。
ちょうど今日付「しんぶん赤旗」日曜版には、囲碁新人王となった上野愛咲美五段のインタビュー記事が掲載されています。鋭い攻撃的スタイルから「ハンマーパンチ」の異名を持ち、女性初の新人王となりました。対局前には必ず縄跳びを777回跳ぶそうですが、その理由はぜひ「しんぶん赤旗」で。
囲碁や将棋はもとより、どの子どもたちも文化を享受できる平和な世界を。
【今日の句】声をあげ守ろう 罪なき子どもたち