2人のお子さんがいる女性は「どんどん教育がひどいことになっている」。病気で休まれた先生の代替が見つからず、受験を前にした中学3年生でも自習時間にならざるを得ない実態があるといいます。子ども同士の荒んだ発言、心無い発言もあり、学校が安心できる場所にならないことにも胸を痛められていました。
2023年12月9日土曜日
更迭や内閣改造で済むことか
2人のお子さんがいる女性は「どんどん教育がひどいことになっている」。病気で休まれた先生の代替が見つからず、受験を前にした中学3年生でも自習時間にならざるを得ない実態があるといいます。子ども同士の荒んだ発言、心無い発言もあり、学校が安心できる場所にならないことにも胸を痛められていました。
2023年12月8日金曜日
自民党は誰を守っているのか
草を食む馬を横目に、今日は新ひだか町・新冠町へ。話題は基幹産業の農林漁業にとどまらず、ある農家はパー券問題で「もう自民党ではダメ」。不満の根深さが伝わります。
新冠町はピーマン、新ひだか町はミニトマトや花卉の生産が盛んですが、ある花卉農家では「油類にかかる税金が多すぎる」と、燃油・資材高騰への悲鳴は尽きません。
軽種馬産地にちなんだ「万馬券」というブランド米があるものの、米作農家は苦境続きで先が見通せず。その軽種馬は投資目的かと思われるほどバブル化していて、過剰生産への心配もあるといいます。
雪の少ない日高地方ゆえ、施設園芸からの新規就農者は少なくありません。そのハウス農家が2018年の豪雪で倒壊に襲われ、急いで駆けつけ、国などへ要望したことを思い出します。新規就農者に対する支援策の充実も聞きました。
一昨年には赤潮、今夏は高い海水温という変化に襲われた漁業者は、二重三重に苦しい。秋サケの漁獲はピークの1割に過ぎず、昆布も根腐れのため来年が心配されます。燃油などの高騰は共通です。
さらに福島第一原発からのALPS処理水(=汚染水)放出で、中国へ輸出しているナマコやカレイなども行き先がありません。東電との補償交渉も厳しさが見え、廃業が迫られたという加工業者も。こうなると、五重六重に苦しい。
そのうえ、農産物ともども価格転嫁が進まないのです。低賃金・低年金に重税・高保険料ですから国民の購買力も上がらず、そのため小売価格は安いまま。結局は生産側に、あらゆるしわ寄せが来るという構図です。
いったい自民党は、誰を守っているのでしょうか。農家や漁師には生産性・水揚げと自己責任を迫りながら、自分たちは業界にパーティー券を買わせての裏金作り。現場から根深い不満が出されるのは当然です。たつの広志道9区予定候補が同席され、新ひだか町・川合清町議、新冠町・武藤勝圀町議には大変お世話になりました。
この政治を変えようと、40代の方が再入党されたことが嬉しい。体を壊したため党の活動から離れていたのですが、あまりにひどい現状を憂いていたとのこと。歩けば希望は見えてくると、心から確信です。
【今日の句】やり過ごす政府に 不満は最高潮
2023年12月6日水曜日
その声は届いているから
今日は札幌市中央区へ。「イスラエルの攻撃を止められないのかと、自分の無力さにシュンとしてしまう」という一言に、今日の「しんぶん赤旗」カイロ特派員の記事を紹介しながら、いろんな形で世論を広げましょうと話し合いました。この記事に、私も朝から励まされたからでした。
「しんぶん赤旗」は世界に特派員を置き、国際政治や市民運動の潮流を報道しています。カイロでは日本から派遣された記者のほか、現地の支局スタッフがいます。大国中心の報道に偏らない、リアルな変化が伝わってくるのは「しんぶん赤旗」ならではです。
アラブの人びとの間では、同盟国を擁護する時だけ国際法を口にする欧米の欺瞞に対する怒りがあるといいます。ガザでは、米CNNや英BBCの取材を拒否する人が多いなか、日本共産党の立場を信頼して取材に応じてくれるとのこと。
現地の支局スタッフは、ガザでの取材では日本共産党の立場を必ず説明しています。ガザで起きている危機の根源を見抜くことができ、国際法を踏みにじって占領を続けている国があるという事実が伝わるといいます。日本での人道支援募金活動の写真を示すと、謝意も示されるとのこと。
「お金の問題ではない。遠く離れた日本の人びとが、ガザで何が起きているか、誰が被害者なのか理解し、連帯してくれることがうれしいのだ」(支局スタッフ・ファタさん)。遠く日本であげた声は、しっかり現地に届いているのです。
ハマスに家族が誘拐されたイスラエル人からも、ハマスへの強い怒りとともに、「民間人とハマスは違う。ガザでの民間人殺害には全面的に反対する。即時停戦を求め、将来はパレスチナとの共存を望む」との話がありました。ネタニヤフ首相が、全面的に支持されているわけではないのです。
冒頭の発言をされた方は「少し希望が見えてきました」とも。今日は、初めて「しんぶん赤旗」を購読するという方もいました。「日本が行きづまって、この先が暗い」という方からは、早く岸田政権を代えるために日本共産党にがんばってほしいと熱烈な応援も。
こつこつと歩くことは、世界の平和と日本の変化へ道をひらくこと。多くの方と、引き続き語りあいたい。
【今日の句】広げよう 命を守る 連帯を
2023年12月5日火曜日
北海道でもパーティー券
中小企業の経営にかかわり「パー券を買わされた」という方は、長く自民党員だったことで表彰を受けたばかりでしたが離党し、「もう政治にはかかわりたくない」と思っていたそうです。利権ぐるみの政治でも、地方に恩恵があればと自民党に在籍してきたと言います。