2025年7月25日金曜日

核廃絶の世論を広げる夏に

 札幌市内を中心に、お礼へとまわっています。北海道各地や東北・北関東も足を運べないでいて申し訳ありませんが、情勢も進んでいるし、新たな活動へと取り組んでいきたいです。今日は道原発連の宣伝や、年金者組合北海道本部の定期大会でのあいさつなどにもまわりました。

 ところで昨日、日本被団協・日本原水協・原水禁の3団体が、初めての3者共同アピールを発表しました。これまでの経過を考えれば、驚きと喜びのアピールです。

 被爆者の平均年齢は85歳を超え、当時を語れる方は少なくなっていきます。核兵器の非人道性と核廃絶の重要性を、私も含めて次世代へ引き継ぐ重要な時期に、しっかりアピールを胸に刻みたい。

 「核兵器は安上がり」と肯定した参政党の候補者が当選するなど、逆流の流れもあります。被爆者を前に、同じことを言えるのでしょうか。そもそも被爆の苦しみを知っているのでしょうか。

 世論と運動を広げることが大事だと思います。各地で開かれる反核・平和の取り組みには、子どもたちを含め、多くの方が参加されています。粘り強く広げていく活動に、私も力を合わせていきたいです。

 それにしても暑すぎる。今日も北海道は猛暑で、命と健康とともに農作物への影響も心配です。ぜひお体には、お気をつけください。

 【今日の句】核抑止言うが 机上の空論だ

2025年7月23日水曜日

連帯を強める活動に私も

  応援いただいた方や党と後援会のみなさんへ、お礼にまわっています。電話・メールやSNSなども用いてますが、ご連絡できていない方がいるかもしれません。このブログにて、あらためてお礼を申しあげます。

 猛暑のなか、党員・後援会員のみなさん、支持者・サポーターのみなさんが大奮闘くださいました。あたたかい応援も、各地でいただきました。清算的にならず、手ごたえを感じた活動もあったはずですから、次へ生かせるようにしていきたいです。

 大幅な減票という事実を受けて、底をついた議論と総括が必要です。まわりながら、ご意見もいただいています。私自身の考えも合わせ、今後の議論に参加・反映していきます。

 議論はしつつも情勢は進んでいますから、新たな活動の具体化も急がねば。トランプ関税が15%で決着となりましたが、どのような影響があるのか。また、農産物輸入や軍事費増額の合意はないとのことですが、きちんと国会・国民への報告と質疑が必要です。

 一部報道で、石破首相が退陣を表明するともされています。国会では自公少数ですので、新しい自民党総裁が、そのまま新しい総理になるとは限りません。野党側の各党の態度が、今度は迫られることになります。

 自民党へ助け舟を出すのか、新しい政治の枠組みをつくるのか。新しい政権が差別や排外主義、改憲を掲げる可能性も否定できません。一方で、選択的夫婦別姓の実現など前向きな変化を進めるチャンスも続いています。

 国会の力関係は流動的で、だからこそ国民の世論と運動が大事になります。平和や民主主義に反するものには反対し、切実な願いの実現は前に進めていく。連携・連帯・共同を、市民と野党でつくっていく新たな契機ともできるでしょう。

 どんな組み合わせの政権になろうとも「財界・大企業優遇」「米国いいなり」では国民の苦難が続きます。多くの方と語り合い、いっしょに解決や打開の道筋をつくっていく草の根の運動に、私も力を尽くしたい。

 それにしても暑すぎる。北海道で40℃に迫るなんて異常では。命と健康を脅かし、食料生産への影響も心配な暑さに、本気の気候危機対策を。

 【今日の句】40℃ 北海道で 迫るとは

2025年7月21日月曜日

これまでの応援に感謝

 朝6時半時点で日本共産党の比例議席は2議席となり、私は届かない見通しです。応援くださったみなさんに心からの感謝と、お詫びを申し上げます。掲げた公約の実現へ、多くの方と語り合うことを大事に、地に足をつけた活動に今後は取り組みます。

 自公が参議院でも過半数割れとなり、世論と運動を広げれば、切実な要求を実現できる可能性が生まれました。ここまで追い込んだことに、私も演説を通して貢献したことは胸を張りたい。

 自公政治のゆきづまりは明らかです。そこから生まれてくる様々な不安や要求に応えられる党として、政策や日常活動をバージョンアップしていかなければ。ゆきづまりの大元にある「財界・大企業優遇」「米国いいなり」と、目の前の不安や要求と結びつけられるように、です。

 大元からの改革は必要ですが、それを待てないほど不満や閉塞感を抱えていたら、すぐに実現可能な政策を求める方もいるでしょう。外国人など少数者が奪いやすい対象として焦点化されたことを、わかりやすいと受け止めた方が多かったかもしれません。

 日ごろから政治と社会、民主主義について語り合うことを、粘り強く進めていきたい。くらしや地域密着の課題と、国政を現実に動かすことを結んだ活動で、日本共産党が鮮明に見えるように。漠然とした不安なのですから、解決の道筋とともに、見えていくように。

 今回は、これまでの北海道だけでなく東北・北関東も活動地域となりました。限られた時間で「自己紹介」が中心となり、地域に密着した要求をいっしょに実現していく活動を進める時間がなかったことは心残りでした。

 それでも各地で激励をいただき、支持を広げてくださった党員・後援会員の方々に、あらためて感謝でいっぱいです。滞在日数が少なくなった北海道でも、変わらぬ応援をいただいたことも嬉しい限りです。

 紙智子参議院議員の宝の議席を引き継げなかったことは、申し訳ない思いでいっぱいです。長く私たちを励ましてくれた紙さん、本当にありがとうございました。おつかれさまでした。

 北海道の宮内しおり選挙区候補はじめ、候補のみなさん本当におつかれさまでした。あらためて、多くの応援をいただいたことに心から感謝を申し上げます。

 【今日の句】引き続き 苦難軽減 貫こう