2025年10月3日金曜日

今こそ平和の国際連帯を

 道AALA連帯委員会が創立60周年記念として、ヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使を招いて明日、講演会を開きます。今夜の歓迎レセプションに私も参加して、若干ながら交流もさせていただきました。

 ガルシア大使が日本の地方へ出向くのは、今回が初めてと言います。講演は明日13:30から札幌市教育文化会館(中央区北1西13)で、参加費1000円(学生500円)です。私は残念ながら参加できないのですが、ぜひ足をお運びください。

 ガルシアさんのあいさつでも、トランプ政権による経済封鎖によってキューバ経済が厳しくなっていることが触れられました。しかし何度となく、困難を乗り越えてきたのがキューバの歴史。革命の伝統は続いています。

 道AALAはキューバへ訪問もしながら、駐日キューバ大使を招いた講演会などを開いてきました。このような活動があるからこそ、平和の国際連帯が築かれるのだと再認識です。

 私もスピーチの時間をいただき、キューバが核兵器禁止条約・第3回締約国会議で大きな役割を果たされたことに触れました。キューバが外交の基礎に核兵器廃絶を据えているのは、米国からの激しい圧力を受けてきたことにも起因していると思います。

 この会議を前後して、党では吉良よし子参議院議員・笠井亮前衆議院議員がガルシア大使に面会し、会議の成功へと力を合わせてきました。ガルシア大使に赤旗掲載の写真を見せると、吉良さんとは2回、笠井さんとは何度も会ったと話されていました。

 大国が侵略や虐殺に実行・加担しようとも、それを許さない国際運動が広がっています。その中軸となってきた非同盟諸国運動で、キューバが積極的役割を担ってきました。今日のような機会に恵まれたことに感謝です。

 スピーチのほかにサルサの披露もあって、会場はおおいに盛り上がりました。ちなみにガルシア大使のパートナーであるホルヘ・クレスポさんが、私の隣に座っていたので聞いてみると「私は踊りが苦手」とのことでした。

 行ったことのないキューバですが、時間とお金の工面がつけば一度は行ってみたい国です。とても刺激を受けた、国際交流のひとときでした。

 今日は先立って、党石狩地区の6中総学習会でも話をさせていただきました。「集中期間」が始まっているもとで、今月はあらゆる活動の前進をと強調もしました。

 私の話も集中して聞いてくださり、いっしょにがんばろうと最後に呼びかけ。キューバに負けずに、明るく元気に私もがんばりたい。

 【今日の句】大国の 横暴止める 連帯を

2025年10月1日水曜日

やっぱり日本共産党が伸びてこそ

 候補発表された昨日からあいさつにまわり、切実な実態や課題もうかがいました。看護師不足、教育管理、中小企業の経営難、物価高が家計直撃など話が尽きません。早く自民党政治を根本から変えないと。決意を新たにしました。

 ある診療所では、看護師不足のため系列病院から助勤が来るのですが、なにしろ遠く片道2時間。申し訳ないとの思いで看護師が休みを控えるようにしているという、胸が痛むような話を聞きました。

 生活保護の減額は違法と最高裁判決があったのに、いまだに国は謝罪も補償もしないどころか、新たな補正で減額を狙っているとの話も。OTC類似薬の保険適用が外されたら、このような貧困世帯は薬も手に入らなくなると、怒りの懇談となりました。

 米国もイスラエルも常軌を逸しているなか、「このまま世界が壊れていくのではと本当に心配」と語る方も。以前のあいさつまわりで、国際政治がこれだけ話題になったこともありませんでした。国内外ともに歴史的岐路なのです。

 せっかく自公が少数になったのに、維新や国民民主との連立政権かとも報じられ、参政党もスパイ防止法などで歩調を合わせています。やっぱり日本共産党が伸びなければダメなんだと日々日々、痛感させられます。

 札幌市厚別区で「しんぶん赤旗」購読も呼びかけると、せっかく来たのだからと継続して読むという方も。政策議論も薄い自民総裁選に呆れ気味で、今こそがんばってとの激励もありがたい。(写真は28日の厚別区「ふれあいまつり」でのもの)

 明日からは「しんぶん赤旗」日曜版電子版の登録も始まります。こちらの特設サイトから、ぜひご覧ください。まわりの方にもおすすめと拡散を、お願いしますね。

 【今日の句】気がつけば 今年も100日 切っていた

2025年9月30日火曜日

今度こそ議席奪還へ

 今日の「しんぶん赤旗」で報じられたように、再び衆院選比例・北海道ブロックの予定候補として挑みます。地域に密着し、自然・食料を大切に。大事にしたい教育・社会保障、そして平和・人権。アイヌ施策や千島問題など、北海道からの発信が大事な分野でも力を尽くします。

 参院選は党全体が厳しい結果で、私も紙智子参議院議員の議席を引き継げず痛恨の思いでいました。しかし、新たな連立政権を視野に自公政治の延命や、さらに悪い方向へ進みそうな今の国会情勢。やっぱり日本共産党が伸びなければ、です。

 先日、ある若い新聞記者が、私が国会議員であったことを知らなかったと聞きました。もう10年も前なので、知らない方がいるのも当然。あらためて地に足つけた活動を、と痛感です。

 衆院選比例は政党名を書きます。日本共産党という党名に誤解や偏見、とまどいを持つ方が多いのも事実。私も「共産党には近づくな」と言われて育ったので、その思いはよくわかる。

 中国や旧ソ連にも厳しく批判してきた歴史があるし、社会主義・共産主義は「人間の自由」が花開く社会をめざしていることも伝えていきたい。そもそも身近な相談相手として、地方議員や支部・党員ががんばっていることも、です。

 党員や「しんぶん赤旗」読者が増えてこそ、選挙のときには大きな力となります。来月2日からは赤旗日曜版の電子版も始まります。10月分は無料で読めますので、ぜひ特設サイトをご覧ください。

 今度こそ北海道での比例議席奪還へ。がんばります。

 【今日の句】国会へ 届ける願い てんこ盛り