2026年1月10日土曜日

高市政権は行き詰まっている

 通常国会の冒頭解散という報道に、道委員会として緊急の街頭宣伝へ。情勢の急転は、外交や経済政策で打開が見通せず論戦に耐えられない高市政権が、行き詰まり打開に解散を選ぶという党利党略ではないのか。仮に解散となれば「今度こそ北海道での議席回復を」と、私も力を込めました。

 米国のベネズエラ攻撃に対し、高市首相は国際法違反とさえ言えません。これまでの日本政府による「力による現状変更は認めない」立場なら、堂々と言えばいいだけです。世界秩序まで壊す米国に、いつまで追従するのでしょうか。

 中国との緊張関係は、経済問題にまで発展しています。発端である総理の台湾有事発言を撤回しない限り、ことは収まりません。レアアースの輸入など経済界からも不安の声が上がり始めており、総理の責任で打開すべき事態のはずです。

 解散報道が出た途端に、1ドル=158円へと円安も進みました。長期金利上昇とあわせ、くらしと経済への打撃をどうするのか。消費税減税など物価高への対応もめぼしく、どのように国民生活を守るかの打開策は見えません。

 加えて統一協会と自民党の関係について、内部文書による新たな疑惑が報じられ始めました。2021年衆院選で自民党候補290人を応援したほか、高市首相の名前も32回登場しているといいます。反社会団体との関係は、すべてを明らかにすべきです。

 これだけの大問題に、高市首相は直面しているわけです。国会で追及されるのを避け、当面の高支持率を頼りに解散をというのは、国民をも愚弄(ぐろう)するもの。そもそも解散しても、上記の問題が解決するわけではありません。

 米国いいなり・大企業優遇という、自民党政治の「2つのゆがみ」をただすことが必要です。くらし応援と外交努力を尽くす国へ、統一協会との関係を明らかにするとともに政治をゆがめる「企業・団体献金」も、きっぱり禁止を。ズバリ切り込む仕事は、日本共産党にまかせてほしい。

 江別市で党と後援会の「新春のつどい」でも、「急に慌ただしくなったね」「今度こそ国会に送らなきゃ」など声がかかりました。私からも情勢報告と、必ず比例議席回復をとの決意を込めてあいさつ。負けるわけにはいきません。

 【今日の句】論戦を 避ける総理に 大義なし

2026年1月9日金曜日

なくせ過労死

 道労連の新春旗びらきに丸山はるみ道議・池田由美札幌市議とともに参加して、私が代表してあいさつ。賃上げや労働時間の短縮など、団結の力で立ち向かう道労連への連帯を表しました。6年ぶりの旗びらきで、大盛り上がりのビンゴなど、元気をいただきました。

 三上友衛議長のあいさつは米国のベネズエラ攻撃に対する抗議に始まり、この間の道労連内の努力にも触れて、働く仲間の連帯と団結の大切さを強調。課題山積の今だからこそ、いっそう大事な呼びかけだと私も痛感しました。

 私から触れたのは、11日付「しんぶん赤旗」日曜版で、北海道で過労死したトラックドライバーについて報じること。車中泊を含めた時間外労働は、亡くなる前の1ヵ月間で計277時間。荷物の搬入・搬出のための待機時間も「休憩時間」とされていたといいます。

 それでも過労死と認定されず、立ち上がった遺族を支えるための「過労死認定を勝ち取る会」も結成されました。昨年の「いちの日」行動で、くりかえし報告されていたたたかいです。あらためて問題の深刻さを再認識しました。

 全産業で、24年度までの5年間で労災認定件数(脳・心臓疾患と精神障害)は1・6倍に増えています。高市首相が「働いて」をくりかえし、労働時間の規制緩和をめざすなど、あまりに逆行しているのではないか。遺族を苦しめていることにも、気づかないのでしょうか。

 過労死をなくそう。こんな当たり前のことを、なぜ政府が進めないのか。企業献金を通じて、自民党が財界・大企業優遇の政治を進めてきたからにほかなりません。非正規やスポットワークなどの雇用形態も、ルールがなければ使い捨ての温床となります。

 賃上げとともに、労働時間の短縮を。実現へ向けて、私もいっしょに力を尽くしたい。

 【今日の句】総理へと 遺族の痛み ぶつけたい

2026年1月8日木曜日

子どもの権利保障を

 大学院でお世話になった明神もと子先生から、十勝まちづくり研究会編「2025年 十勝子ども白書」を送っていただきました。多彩な方々が寄稿した、子どもを真ん中に置いた「白書」を、今回も一気に読み上げました。

 2017年から隔年発行で7冊目となります。今回は「子どもの権利の保障」実現をめざし、子どもの権利条約の「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」について深めたといいます。

 地域とともに行動する、若者の姿が生き生きと伝わってきます。本著が「大人と子どもが対等に共同」(明神先生)との言葉も納得です。

 1冊2000円(A4判・カラー110頁)で、お問い合わせや注文は tokachimachiken@gmail.com などへ。

 今日は学びながらも、雪かきに追われた1日に。道内各地では今日だけでなく、連休も荒れ模様と予想されています。お気をつけください。

 【今日の句】きなくさい世界は 子どもに残さない

2026年1月7日水曜日

生きべくんば民衆とともに

 岩渕友参議院議員と懇談や調査にまわり、課題の解決へ私も北海道でがんばらねばと痛感。夜は自由法曹団道支部「新春の集い」で、平和・人権擁護・社会正義の実現へ今年もがんばろうと交流を重ねました。

 新日本婦人の会道本部では、先月の国会要請で得た確信から始まり、子どもたちに対する自衛隊への勧誘活動の実態、DV被害者支援の現状、学校給食無償化などが話題に。

 高市政権の危険性に対して、全国大会での「つける薬は新婦人」という発言が合言葉のようになっているとの話に、岩渕議員も「いつも元気な新婦人のみなさんと連携してがんばります」と応じました。

 中小企業家同友会でも、上がる金利と円安が早くも負担を増やし始めていること、続く物価高のもとで依然として難しい価格転嫁、賃上げしたくてもできない経営状況、人口減少や人員不足など話が尽きません。

 内需の動向に左右される中小企業だけに、消費を促進する消費税減税の効果も話題に。特定の地域や大企業ばかりが潤うのでなく、広く恩恵が行き渡る経済政策への転換が必要だと痛感です。

 北海道の食と農を守るため精力的に活動されている久田徳二さんからは、濃密なお話をうかがいました。種の重要性、ゲノム編集の現状、学校給食を通じた有機農業発展の可能性など、しっかり学び直したい。

 コメ高騰・コメ不足を通じて、食と農に対する若い世代の向き合い方が変わってきたと久田さん。気候変動と合わせて、生きる土台そのものを脅かしているのは誰かを、ていねいに伝えなければとも思いました。

 釧路湿原保護とメガソーラーの課題にかかわって北海道環境事務所にも足を運ぶなど、岩渕議員も時間いっぱいの活動となりました。

 夜は自由法曹団道支部の「新春の集い」。いつもミニ学習や事件紹介などがあり、しっかり学びながら交流するのが恒例です。今年は生活保護基準引き下げ違憲訴訟、性同一性障害特例法違憲決定、そしてスパイ防止法に至るまで、準備された弁護士の方々の熱量が伝わってきました。ともにがんばりたい。

 真下紀子・丸山はるみ両道議、田中啓介札幌市議、松井真美子小樽市議とともに党からのあいさつで、自由法曹団を築いた弁護士・布施辰治(石巻市出生という点で私の大先輩)の言葉を私から紹介しました。

 「生きべくんば民衆とともに、死すべくんば民衆のために」

 暗く見える今の情勢より、さらに厳しい時代に活動してきた言葉の重みを、とらえ直したいと思ったのです。原点に立ち返って、私もがんばりたい。

 【今日の句】原点に戻れば 背筋伸びてくる

2026年1月6日火曜日

キーワードは、つながりと連帯

 憲法共同センターの呼びかけで、札幌・米総領事館へ抗議の申し入れへ。夜の道党旗びらきに合わせて来道した岩渕友参議院議員との街頭宣伝でも、米国のベネズエラ攻撃は許されない国際法違反だと訴えました。

 高市首相は、引き続き米国について触れずじまい。結果的に容認となります。これまでの米国追従という問題だけでなく、世界の秩序が壊れることに加担することになるのではないか。「力による現状変更を許さない」という、日本政府の立場も揺らぐことになります。

 総領事館は代表して受け取れる人がいないとのことで、正門前で要請書を読み上げ、参加者で抗議のシュプレヒコールをおこないました。緊急の呼びかけでしたが多くの方が駆けつけ、口々に「米国はひどい」とも。

 これを許してしまえば、グリーンランドはじめ中南米への介入や攻撃をも止められません。くり返し日本でも抗議の声を上げようと、広げていきたい。

 岩渕議員も、街頭演説で「このような暴挙を許してはなりません」と強調。私からも高市政権が大軍拡に突き進む一方で、くらしや地域が脅かされる高市政権の経済政策の転換をと呼びかけました。

 道党旗びらきは、岩渕議員・紙智子前参議院議員のあいさつに、来賓として社民党・浅野隆雄幹事長、新社会党・小柳政行書記長、戦争させない市民の風・北海道の山口たか共同代表があいさつ。高市政権に立ち向かううえで、連帯の力を発揮しようとの思いが伝わるあいさつに感謝です。

 今回の道党旗びらきは、私と若い世代とのトーク企画も。パレスチナ支援の活動を続けてきた方だけに、テーマは平和や人権にとどまらず国際情勢、国内で世論をどう高めるかにも及びました。

 たくさんのキーワードが出されるなかで、特に印象に残ったのが「連帯」「つながり」。SNSなどに振り回されても、実際のつながりで伝わる事実や議論の大切さが、若い世代から語られたことに希望を感じました。

 最後に、参加した道議・札幌市議や予定候補を代表して真下紀子道議があいさつ。バトンタッチする中村みなこ旭川市議と丸山はるみ道議とともに、札幌市でも日本共産党が地方議会で果たす役割の大きさを強調しました。地方選も来年だけに、国政も地方政治も日本共産党の躍進をと、あらためて決意を語り合いました。

 多くの方にご参加いただき、この場でもお礼を申し上げます。

 【今日の句】分断と 武力に負けない 連帯を

2026年1月5日月曜日

揺るがずモノ言う議席が必要

 手がかじかむほどの寒いなか、仕事始めに合わせた街頭宣伝からスタート。党旗びらきや道新交礼会など新年のあいさつにまわりました。良き年にと願いつつ、国内外ともに不安も尽きません。私から今度こそ議席回復をとの決意も、話させていただきました。

 新聞各紙が、米国によるベネズエラ攻撃をいっせいに報じました。共通して、このままでは国際秩序が壊れかねない危惧が示されています。国際法違反は明確でありながら、なぜ高市首相は触れようともしないのでしょうか。

 そもそも米国がおこなった軍事攻撃に対し、自民党政権が異を唱えたことはなかったのでは。今回も米国追従の姿勢が、はっきりと現れたと思います。トランプ大統領は地上軍投入も示唆しているだけに、ここで許さない姿勢を示さないで、いつ示すというのか。

 内政でも、高市政権を本格的に問わなければ。物価高が続くなか、長期金利の上昇と円安がさらなる不安要因となっています。下がる実質賃金、社会保障での負担増、重い教育費負担、中小企業・農林漁業の苦境を支えることが急がれます。

 田村委員長が党旗びらきで強調したように、「株主資本主義」「株価至上主義」という財界・大企業優先の経済政策をただすことこそ、日本の経済・産業の発展のためにも必要です。ぜひ、こちらでご視聴ください。

 昨日に背中を痛め、しかめっ面での仕事始めとなってしまいました。みなさんもお体は大事にして、1年をお過ごしください。

 【今日の句】秩序なき世界に 日本が手を貸すな

2026年1月4日日曜日

高市首相は黙っていても

 函館市・党と後援会の「新春交流のつどい」へ。新春にもかかわらず、話題は米国のベネズエラ攻撃に。国際法違反は当然だし、あからさまな軍事侵略を認めてはなりません。

 高市首相がようやく夕方に出した表明には、この軍事侵略に対する言及はなし。いつも日本政府がくりかえしてきた「力による現状変更」は認めないとの立場は、どこに行ったのか。

 軍事攻撃だけでなくマドゥロ大統領をも拘束し、当面のベネズエラを米国が運営するとまでトランプ大統領は公言しました。こんなことを認めたら、世界の秩序が崩壊してしまいます。

 日本共産党は、ベネズエラの暴力的弾圧や国民犠牲の実態は国際問題化しているとの認識ですが、ベネズエラ国民多数の意思で解決すべきもので、軍事介入は許されないと表明してきました(こちら)。

 国連はじめ欧州や中南米各国でも懸念や批判が広がるなか、それでも高市首相は「国際法違反」とさえ言えないのでしょうか。日本外交の足場にかかわる重大問題であるのに、です。

 日本政府は黙っていても、国民世論は黙らない。この部分の話には、参加された方から「そうだ」の合いの手もあり、高市政権の大軍拡路線への批判も重なって、日本が平和国家としての立場を貫いてほしいとの思いの熱さが伝わります。

 つどいは合唱や太鼓、南京玉すだれなどで大盛り上がり。党函館市議団(市戸ゆたか・紺谷克孝・富山悦子)にも大きな拍手が寄せられました。私も函館を皮切りに、これから道内各地をまわります。

 【今日の句】ダメはダメ 国民世論は 黙らない