一方で札幌市内では、外国人富裕層を対象にしたホテル建設も計画されています。民間・市場まかせにせず、国民生活に密着した宿泊施設のあり方を、どうにか考えられないものか。公共交通や医療圏の充実などとあわせ、課題です。
さて、今日の「朝日」で、安倍元首相が統一協会会長と2013年に面談し、参院選での支援を確認しあったといいます。場所は自民党本部の総裁応接室のようで、セキュリティ含め簡単に出入りできる場所ではありません。知らない人を、軽々しく総裁応接室にまで入れはしないでしょう。
岸田首相は「教団との関係は、これまで説明してきたとおり」と述べているようです。しかし、党総裁であり総理大臣が反社会的団体に選挙支援をお願いしていたという疑惑は、「これまでどおり」で済ませていいものではないはずです。
安倍氏はいなくとも、同席したとされる萩生田氏や岸氏には説明責任があります。当時の幹事長だった石破氏はじめ党幹部でも、知りうることはあったでしょう。
自民党と統一協会との接点についての点検は、あくまで議員からの自己申告とされてきました。それでも次から次へと関係が発覚し、岸田首相も党本部で友好団体との面談が報じられました。今回の発覚は、過去にないほどの重大さがあるのではないのか。
統一協会は国民に多大な被害を与えてきただけでなく、改憲や家庭教育への介入、LGBTを認めないなど政治への関与を強めてきました。政策協定に署名した自民党議員も数多くいます。決して、あいまいなままにしてはいけない。
今の自民党総裁選で、統一協会との問題に触れた候補はいません。癒着解明・被害救済や自浄能力は期待できないし、総選挙で審判をくださなければ。この問題も、道内各地で訴えていきます。
【今日の句】蜜月が 広げた被害 なかったか
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