2024年9月20日金曜日

今こそ労働時間の短縮を

 今日は札幌東区で、宮内しおり道2区予定候補(比例重複)と街頭宣伝へ。冷たい風雨のなか、党員・後援会員のみなさんと元気な訴えになりました。自民党がマスコミジャックをしようとも、地域では日本共産党こそ勢いがあるぞと、どんどん広げていきたいです。


 ちょうど中央委員会が政策「賃上げと一体に、労働時間の短縮を 働く人の自由な時間を拡大するために力を合わせましょう」を発表したこともあり、私からも街頭で訴えました。ぜひ全文をリンク先からお読みください。

 日本のフルタイム労働者の労働時間は年間1924時間(2022年、総務省「労働力調査」)の一方で、ドイツは何と1295時間。平均しても欧州諸国と比べて約300時間も長いのです。サービス残業の規制が弱いことが、タダ働きや過労死が減らない原因にもなっています。

 生活を犠牲に、男性を中心とした長時間労働が続くもとで、女性が家事・育児などを担って非正規雇用を選ばざるを得ない実態もあります。ジェンダー平等を実現するためにも、労働時間の短縮は欠かせません。

 今回の政策では、労働基準法はじめ関連法を束ねた「自由時間拡大のための労働時間の短縮を推進する法律案」(自由時間拡大推進法案)を提案しています。①法定労働時間を「1日7時間、週35時間」へ国が必要な措置をとる、②残業規制の強化や違法・脱法の長時間労働をなくす措置をとるーーが中心点です。

 法案は、多様な働き方があることも念頭にしつつ、裁量労働制の抜本的見直しや残業代ゼロ制度(高度プロフェッショナル制度)廃止も盛り込んでいます。公務・教員やケア労働にかかる業種への手立て、ジェンダー平等や賃上げを進める手立てについても法案では触れています。

 働いても働いても生活は楽にならないし、カネも時間も奪われていくーーこの現状を変えましょう。これだけ生産力が高まった日本で、これだけ働きづめとなるのは、根本的な問題があるからです。大企業応援の自民党政治のもとでは、労働時間の短縮など望めません。

 車から手を振って激励する方の姿もありました。明日も元気にがんばりたい。

 【今日の句】草の根の力で どんどん勢いを

2024年9月19日木曜日

地域密着の大切さを実感

 今日は佐藤耕平・道11区予定候補と陸別町・足寄町へ。帯広市から日本一寒い町・陸別町へと向かう国道には党陸別支部の大看板が立っていて、本当に励まされます。

 若いころから日本共産党を応援しているという方は、お会いしたと同時に「赤旗の歌」にて、お迎えくださいました。大好きだった先生がレッド・バージで退職へと追い込まれ、学校へ猛抗議をしたんだとの話にも驚かされました。

 「北見市までコメを買いに行きました。価格も高い」「看護学校に通っている孫の支援にと、私も年金から出している」など、くらしの切実さが次々と。上記の方からも「今度こそ勝ちたいね」と、何度もくり返されました。

 裏金事件はじめ、多くの方が本当に自民党に怒っています。しかし「どうせ変わらない」と、あきらめの声も聞いてきました。日本共産党の値打ちを、もっと広げないと。

 街頭宣伝では「いつも谷さん(=谷郁司・陸別町議)に、お世話になってるから」という方が、わざわざ家から出て最後まで聞いてくださいました。地方議員の果たしている役割は、本当にどこでも大きいのです。

 足寄町の「語るつどい」では、田利正文町議から町の介護職員不足や自衛隊分屯地での弾薬庫についての報告がありました。今日は安倍政権のもとで安保法制=戦争法が、9年前に強行成立した日。あらためて平和の大切さも語り合いました。

 「つどい」でも、田利さんご夫婦にお世話になっているとの話がありました。初めて私に会ったという方も、田利さんを通じてのご参加とのこと。街頭宣伝で手を振る方が多くいたのも、田利さんが見えたこともあるでしょう。

 地域の課題も、あらためてうかがいました。しっかり届ける議席の回復へ、明日もがんばりたい。

 【今日の句】地域から 平和と安心 つくる党

2024年9月18日水曜日

もやもやを吹き飛ばそう

 今日は帯広市・音更町へ。佐藤耕平・道11区予定候補と、街頭宣伝や地域での懇談にまわりました。もやもやがMaxだったという方から「まわりにも広げますから」との激励も、本当にありがたかったです。

 地域をまわるなかで、お会いした方は96歳。足取りもしっかりされていて、凛と「私は女学校で戦争の時代を過ごした。もう戦争はしてほしくない」と語られました。今の自民党政治を危惧されているといいます。

 40代の方からは、「まわりを見ても、政治が変わることをあきらめている人が多い」。お仕事に行くという予定の時間を超えても語り合えたのは、どうすれば社会が変わるかを知りたいから。少しでも納得してもらえていたら、嬉しいです。

 冒頭の「もやもやMax」という方も、同じような思いを抱えていました。原発・エネルギーや平和と外交など、どうしても演説では短い時間に限られるテーマも、じっくり語り合うなかで、もやもやも少しは晴れたようでした。

 地域での対話と、その積み重ねの大事さも確認しあいました。市民と野党の共闘も、市民の声が高まって実現につながったものでした。共闘を立て直すためにも、日本共産党の躍進が必要です。

 そんな思いを込めて、街頭宣伝でも訴え。「いよいよ選挙か」というような顔で、行き交う車からのぞき込む方が多かったのも特徴的でした。

 日本共産党の勢いを、さらに街頭から示していきたい。音更町・石垣加奈子町議が街頭宣伝の司会を務め、重堂聡町議も駆けつけてくださいました。

 夜は志位議長の「欧州歴訪報告会」を、じっくり聞きました。私が特に聞き入ったのは、左翼・進歩諸党との会談部分。極右勢力の台頭や排外主義、軍事同盟拡大という情勢のなかで、勇気ある活動が欧州で続けられているのです。

 政治活動だけでなく、ドイツ左翼党は数ヶ月で約8000人が入党し、その多くが青年・女性という、欧州の諸党が組織的前進をしていることも驚きです。赤旗で報道されて読んでいたものの、リアルな報告を聞いて唸るばかりでした。

 欧州で非同盟をめざすとともに、アジアでの軍事ブロック化への危惧や、相手から沖縄との連帯が示されたことも驚きでした。激動のフランスでは新人民戦線の団結とともに、極右勢力を包囲する国民運動を重視しているとの内容も学ばされるものでした。

 他にもベルリン国際平和会議、「共産主義と自由」など理論交流、欧州の「社会的ルール」についてなど、あっという間に時間が過ぎるほどの濃密な報告でした。これだけの理論と実践の国際交流をしている党が、他にあるでしょうか。

 これだけの交流と連帯が真剣に、かつ厚みと展望を持ってできたのは、日本共産党の歴史と草の根の活動を欧州諸党も知っていたから。志位さんの実感を込めた、その強調に胸を熱くしました。私たちの活動は、こんなに世界と結びついています。

 日本共産党の躍進は、国内でも国際的にも大きな意義があると身が引き締まりました。がんばらなくては。ぜひ、日本共産党YouTubeチャンネルから、お聞きください。

 【今日の句】満月のように 明るく照らせれば

2024年9月17日火曜日

あらためて統一協会との関係を明らかに

 札幌駅前で朝に定例宣伝をしていると、外国人観光客が目立ちます。この時期の道内は研修旅行など学生団体客も多く、金額面とあわせて、出張先のホテル等を確保するのに私も一苦労。客室清掃の働き手不足で、部屋数を抑えているホテル等もあると聞きます。

 札幌の専門病院へ、定期的に通院している方が道内各地にいます。JRやバスの減便・廃止で日帰りができず、やむを得ず宿泊している方から、安価な宿泊施設を確保できない厳しさをうかがったことがあります。

 一方で札幌市内では、外国人富裕層を対象にしたホテル建設も計画されています。民間・市場まかせにせず、国民生活に密着した宿泊施設のあり方を、どうにか考えられないものか。公共交通や医療圏の充実などとあわせ、課題です。

 さて、今日の「朝日」で、安倍元首相が統一協会会長と2013年に面談し、参院選での支援を確認しあったといいます。場所は自民党本部の総裁応接室のようで、セキュリティ含め簡単に出入りできる場所ではありません。知らない人を、軽々しく総裁応接室にまで入れはしないでしょう。

 岸田首相は「教団との関係は、これまで説明してきたとおり」と述べているようです。しかし、党総裁であり総理大臣が反社会的団体に選挙支援をお願いしていたという疑惑は、「これまでどおり」で済ませていいものではないはずです。

 安倍氏はいなくとも、同席したとされる萩生田氏や岸氏には説明責任があります。当時の幹事長だった石破氏はじめ党幹部でも、知りうることはあったでしょう。

 自民党と統一協会との接点についての点検は、あくまで議員からの自己申告とされてきました。それでも次から次へと関係が発覚し、岸田首相も党本部で友好団体との面談が報じられました。今回の発覚は、過去にないほどの重大さがあるのではないのか。

 統一協会は国民に多大な被害を与えてきただけでなく、改憲や家庭教育への介入、LGBTを認めないなど政治への関与を強めてきました。政策協定に署名した自民党議員も数多くいます。決して、あいまいなままにしてはいけない。

 今の自民党総裁選で、統一協会との問題に触れた候補はいません。癒着解明・被害救済や自浄能力は期待できないし、総選挙で審判をくださなければ。この問題も、道内各地で訴えていきます。

 【今日の句】蜜月が 広げた被害 なかったか

2024年9月16日月曜日

街頭演説と報告会のお知らせ

 田村智子委員長が来道して、街頭演説をおこないます。札幌・大通西3丁目にて、9月28日(土)15:30開始です。YouTube 配信もあります。お近くの方は、ぜひ足をお運びくださいね。

 委員長になってから、田村さんは初の北海道入り。早期の解散・総選挙の可能性もあるなかで、日本共産党の躍進をと訴えます。田村さん自身も東京ブロックの予定候補です。

 弁士は私のほかに、札幌市内の小選挙区予定候補(1区・千葉なおこ、2区・宮内しおり(比例重複)、3区・伊藤りち子)が務めます。そろっての訴えは、発表されてから初めてかも。

 自民党の総裁選は連日のように報じられ、立憲民主党の代表選挙も今日は北海道で4候補が訴えました。田村さんの街頭演説を機に、私も党としても活動を加速していきたい。

 明後日の18日(水)には、志位和夫議長の「欧州歴訪報告会」がオンラインでおこなわれます。18時からで、日本共産党ホームページにリンクを張ってありますので、ぜひお聞きください。

 ドイツ、ベルギー、フランスなどをまわり、国際連帯が強まったリアルな話が聞けるはず。軍事力に頼らない欧州での努力を、私もしっかり学びたい。

 【今日の句】勢いで 総裁選も 霞ませる

2024年9月15日日曜日

熱い思いを何度も聞いて

 朝までの雨も上がり、今日は釧根地区の党と後援会による「青空まつり」。私から総選挙での議席回復へ決意を述べ、参加されたみなさんと交流も深めました。マジックや演奏、抽選会などの舞台企画も盛り上がりましたよ。

 この「青空まつり」開催は5年ぶり。当時は消費税引き上げの前々日に開かれ、増税を許さないとの訴えをしていた記録がありました。さらにコロナ禍や物価高にも見舞われ、自民党政治のもとくらしが追い詰められた5年間でもあったのです。

 自民党総裁選が終われば、早期解散を公言する候補もいます。最短で10月15日告示・27日投開票とも報じられ、それだと告示までちょうど1ヶ月。国会審議さえしないのは、論戦を避けているからとしか思えません。

 釧路・根室は、自民党政治に振り回され、打撃を受けてきた地域。基幹産業である水産・酪農は経営の苦しさが増し、千島問題も岸田政権のもと進展らしいものはありませんでした。矢臼別演習場での移転訓練は、さらに強化・固定化へと進んでいます。

 「今度は必ず勝たなきゃね」と、かけていただく声も熱い。釧路在住時に所属していた合唱団でお世話になった方が、入院先でも支持を広げると言っているとの話を伝え聞き、胸が熱くなりました。

 まつり後も元市議・松永俊雄さんと地域をまわり、ある町内会長さんは「自民党は政権を下りることはないと高をくくっているから、裏金も反省していない」と、ご立腹。熱い激励をいただきました。

 「当選しないと許さないからね」と言って入党申込書にサインされた方や、「しんぶん赤旗」を購読される方も。たくさんの元気をいただきました。

 【今日の句】裏金に 無反省だと また怒り