「喫緊の課題」(小林氏)、「任期中に発議」(林氏)、「早く発議へ」(河野氏)、「国民投票を」(小泉氏)、「実現早期に」(茂木氏)のほか石破氏は自著で9条2項の削除を述べ、高市氏も以前から改憲を主張しています。まさに改憲の大合唱。
自民党自体が改憲をめざしている党とはいえ、これほど総裁候補者が足並みをそろえる状況もかつてなかったのでは。党内向けのアピールであっても、改憲が国民の審判を受けてもいない状況で、どんどん前のめりという状況は危ない。
世論調査では、国民は改憲を優先的に望んではいません。喫緊の課題というのなら、物価高に苦しむくらしや商売、社会保障や公共交通などの支援や立て直しこそ急がれるべき。軍事費膨張と改憲が進めば、くらし置き去りが加速してしまいます。
そもそも9条改憲は、自衛隊が海外に出て、米軍の指揮系統下で戦争参加ができるようにするため。9条に「自衛隊を書き込むだけ」ではありません。岸田政権で「戦争する国づくり」を進めてきたものの、やっぱり歯止めとなっていたのは憲法なのです。
冒頭に書いた青年も、防衛力は必要ではとの思いを持っていたようです。道原水協の嶋田さんが対話するなかで、納得をして署名に至ったとのこと。「攻められたらどうする」など疑問や不安がありますから、ていねいに広げていかなければ。
憲法共同センターの宣伝には宮内しおり道2区(比例重複)予定候補が、党道委員会から参加しました。
【今日の句】勇ましく言うが 裏金後ろ向き
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