29日(水)6:00
プレハブ建ての党救援対策センターに泊まり、市の無線放送(6時と21時に音楽が鳴るんです)に目を覚ましました。
今日の予報は晴れ、最高予測気温は31℃!
9:30
続々と、地元党員の方が集まってきます。まずは私が持ってきた「白い恋人」を食べながら、朝の打ち合わせ。
秋山市議・千田さんと支援物資を手に、仮設住宅のある鹿折(ししおり)中学校へ足を運びました。
党が取り組んだアンケートに書かれた要望をもとに、トイレットペーパー・夏服衣類・粉ミルクなどです。
石油タンク(?)が横倒しになり、まだ手付かずのままになっています。
川を遡った大型漁船は、建物をなぎ倒し、そのための被害もあったそうです。
物資は喜んで受け取ってもらい、支援金が手に入っていないことへの相談なども寄せられました。
仮設住宅で、少しずつでも生活が始まっている様子に、ちょっとホッとしながら、これからも生活を考えると心配ばかりが頭を覆います。
12:00
地元党員のみなさんと、おしゃべりしながら昼食。暑い日なのでソウメンがうれしい!
「助かった家でも、周りの家がすべて壊れて避難し、“自分ばかりが助かって‥‥”と、いたたまれなくなって家を出た方がいる」
「仮設住宅に入ると“自立”になって、支援を受けられなくなる。避難所なら、食料とか不十分でも生きていられる。どうやって生きればいいと、高齢者に泣かれちゃった」
「新しく入ったアパートでも、水道が通ったのは先週」
「教室が足りなくて、2学年が1クラスで勉強している」
‥‥地震当日も含め、次々と話が出ては止まりません。
これだけの震災で、いまだに被害が続いているわけですから、不安や心配を口にして共有しあうこと自体も大切なんですよね。
15:40
千田さんの車のタイヤがパンクし、交換するなどの間、対策本部の留守番をしていると「物資はありますか‥‥」というご家族が。
ご自宅が津波で流され、お母さん(おばあちゃん)は「いつも思い出してしまうよ」と一言。
支援物資を受けられないか、関係しそうなセンター等を回られているそうです。
本当に支援の手を必要としている方々が、多くいます。
夕張の党組織から支援物資の申し出もあり、ありがたい一方で地元での整理・配布体制も強めないとなりません。
限られた期間しかいられないことで、何だかもどかしい思いになります。
【今日の句】 大臣が できて物事 進むやら
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