「手土産なしでオバマ大統領が帰るなんてありえない。TPP妥結へ安倍首相は決断する」--そんなこと許すかと、札幌でTPP反対のデモ行進!
私も参加しましたが、冒頭の言葉は主催者あいさつをされた飯澤理一郎さん(食糧と農業を守る全北海道連絡会代表)のもの。
夕方のニュースで生放送中継もされたそうで、参加した私たちも緊張感に包まれました。
すでに日豪EPAで国会決議を守らない「地ならし」もされて、ある新聞では牛肉の具体的税率まで報じられています。
飯澤さんは「アメリカのねらいは農業分野の開放とともに、もっとも大きくは保険の分野」と指摘されましたが、TPPはアメリカやグローバル企業に農業も食糧も、生活も地域経済も売り渡すもの。
こんな重大な問題が秘密交渉で、何も国民は判断もできていないのに、交渉を進めていいはずないではありませんか。
自民党だって、いろんな条件をつけるかのような言い方をして、しかも国会決議だってあげたではありませんか。
それらに反するような妥結など、絶対に認められない。
北海道選出の自民・公明の国会議員だって、道民に約束していたはずです。
それが今や、反対する農協にまで圧力を加えている、という話もチラホラ聞こえてくる。
自民党は「日本を、取り戻す」どころか「日本を、売り渡す」ではないのか。
シュプレヒコールの声も大きく、市内中心部に響きました。
さて、安倍首相は何をオバマ大統領に約束するのか。
そう簡単に、この民意と運動は鎮まりませんよ。
鎮めませんよ!
【今日の句】 彼ら言う 愛国心の 薄っぺら
0 件のコメント:
コメントを投稿