今日の道党会議で役員改選があり、道書記長の任務から離れることとなりました。すでに衆議院議員としての活動が中心でしたが、また新たな気持ちで国会に臨んでいきたい。
書記長というのは「方針の正確な実践者」とでも言うべき任務で、委員長という「方針の正確な決断者」と二人三脚で党運営に当たるものです。
忠実な実践者とは言え、組織や一人ひとりの党員に方針を押し付けるのとは違います。
理解と納得、合意をつくって、党員と党組織の力を積み上げていく役割です。
時には文書やニュースの作成や点検、時には重要な会議での取り仕切り、時には専門部との協議や調整、そして専従職員の1人ひとりにも目を配って意思統一をはかる、難しくもやりがいのある役割です。
日本共産党は国会議員が全権を持つのではなく、規約にもとづき、組織的・集団的に方針の決定や実践をすすめる党です。
今日のような道党会議も、方針が報告されてシャンシャンと終わるのでなく、各地の代議員の討論を保障し、代議員全員による役員改選の投票をおこなっています。
何やら組織的な固い話となってしまいましたが、これが政党としてあるべき姿ではないか、と思うのです。
もちろん1人ひとりの党員には自由な意思があり、方針の決定までには議論を尽くします。
同時に、集団的に決めた方針は全員で実践し、きちんと検証をおこなうことも規約には認めています。
日本共産党が93年も続けてこれたのは、論戦や運動の柔軟性や発展もありますが、このような組織的方針がしっかりしているからだと思います。
日本共産党の姿を、さらに多くの方に知っていただきたいですね。
【今日の句】 老舗には 続いた理由が ちゃんとある
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