昨日・今日と、私は安倍首相の米国議会演説、TPP、農協改革について質問。
昨日の農水委員会はこちら、今日の本会議はこちらから見ることができます!
どれも重要課題ですが、とりわけ私が問題にしたのは安倍首相の米国議会演説です。
首相は、GATT農協交渉のころ農業解放に反対の立場をとった自身の行為を「血気盛んな若手議員だった」と述べました。
当時は若かったから、農業解放に反対したのを許してくれとでも言いたかったのか。
しかし当時、細川内閣に対して自民党は本会議で「米について、ミニマムアクセスの受け入れで輸入量が年々拡大されることになれば、全国の稲作農家及び畜産・畑作農家すべてが崩壊に向かって進む」と批判しているのです。
日本共産党も同じように指摘してきましたが、いまや歯止めなき輸入自由化路線の転換をと訴えているのは日本共産党だけのように思います。
いまや日本は世界有数の農産物輸入国となり、食料自給率も39%まで低下しました。
そして昨年の米価下落に追い打ちをかける交付金削減や、急激な円安による飼料高騰に消費税増税!
これだけ農家が苦しんでいるときにTPPを結ぶとなれば、どうして農家の所得を増やすとでもいうのでしょう。
議員室に戻り、夕方にはテレビで安倍首相の会見を見ました。
すんなり「戦争立法」を審議入りさせるわけにもいきません。
自衛隊の性格を変えることであり、活動範囲を広げて武器の使用も緩和されるし、攻撃の対象ともなる後方支援もできるし、集団的自衛権のもとでアメリカとも攻撃できる。
あらためて憲法9条を見てみましょう。
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
国会論戦でもがんばりますが、世論と運動の高まりがカギになります。
がんばりましょう。
【今日の句】 強行は きっと審判 くだされる
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