2024年5月14日火曜日

共闘の原点に立ち返って

 今日は札幌市中央区で、道1区・千葉なおこ予定候補と街頭宣伝へ。南区選出の市議だった千葉さんにとっては初の中央区での宣伝で、多くの党員・後援会員のみなさんが駆けつけてくれました。「がんばろうね」との激励も、弾んでいるようでした。

 千葉さんは市議時代に「学校にクーラー設置を」と、母親から陳情を受けたことを紹介し、「子どもたちを悲しませることがないように」と今回の立候補を決意したと力を込めました。2児の母として同じ思いだったとの話に、顔を向けて聞いて行かれる子連れの方も。

 私からは日本共産党の議席が増えれば市民に密着した政治へ変えられることと、いま国会での岸田政権による「戦争する国づくり」へ進める法案の数々について批判しました。

 イギリス等との次期戦闘機の共同開発・生産・輸出を進める条約。

 自衛隊を一元的に指揮する、「統合作戦司令部」創設などの改定防衛省設置法。

 民間人へのプライバシーも管理・統制して、兵器などの共同開発も進める経済秘密保護法。

 いずれも憲法の平和主義に反する重大な法案なのに、大手新聞各紙の論調が低い。国会では維新や国民民主だけでなく、立憲民主党も賛成しています。立憲主義の回復へ協力すべき点は協力しつつ、それに反する法案などへ賛成することには「それでいいのか」と問いたい。

 今の自民党政治を終わらせるには、市民と野党の共闘を再構築することが不可欠です。選挙での数合わせのような調整でなく、きちんと共闘の原点に立ち返るべきではないのか。その点を訴える小選挙区予定候補は、今こそ大きな存在なのです。

 野党が互いの主張をしつつも、共闘と相互批判は両立できるし、それが民主主義を強くもするはず。日本共産党が伸びてこそ政治は変わると、引き続き訴えていきたい。

 【今日の句】何よりも 平和国家へ 進めなきゃ

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