福島特措法改定案が審議入りしたその日に、復興相が記者会見で激高? 「感情的になった」との言い訳より、避難者への考え方が違う!
記者が自主避難者について質問したのに対して、「自己責任」との考えを示した今村復興相。
発言の文脈から「帰っている人もいるのに」帰らないことへの「自己責任」という認識を示したのは間違いありません。
「帰れるものなら帰りたい」
それなのに、なぜ帰れないか、復興相が認識でも気持ちでもわかっていないのなら、大臣の資格にかかわってくるではないか。
福島第一原発は事故が収束していないなかで、放射能汚染の不安や、また事故でも起きたら‥‥との思いは出てきて当然でしょう。
小さな子どもと避難して、新たな環境に慣れてきたことだってあるでしょう。
もちろん帰還を願う方もいるわけですから、除染の徹底などは政府として責任を負う必要はある。
帰りたい人、帰れない人、困っている人‥‥その誰もが思うのは「原発事故さえなかったら」ということであって、自己責任に帰着させる問題ではない。
避難者が分断されていることが問題なのに、復興相が分断を当然視してどうするんですか。
明後日6日の午前に、震災復興特別委員会があります(3時間だけで日本共産党の質問は別の日になります)が、それ以前にも声を上げないと!
本当に腹立たしいことばっかりで、共謀罪は審議入りめざすわ、教育勅語を教材で使うことを否定しないわ、銃剣道まで教えようとするわ、森友問題では知らぬ存ぜぬと通そうとするわ‥‥。
明日は私、農林水産委員会と経産委員会が重なっていて、経産委員会の方で質問に立ちます(16:10~17:00、ネット中継あり)。
原賠機構法の改定案に対する質疑で、「東電改革提言」と賠償費用の国民負担問題などを取り上げます。
【今日の句】 寄り添うの 意味を大臣 知ってるか
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