中間報告という「究極の強行採決」まで繰り出し、常軌を逸している政権・与党。負けることなく「共謀罪」法の廃止へ、新しい政治をつくるたたかいに!
すでに経過はご存知のとおりだと思いますが、振り返れば昨日の参院本会議で突然、与党から「共謀罪」法案の中間報告という提案がされたことから情勢が動きました。
委員会採決を省略して本会議で報告・採決というのは、かなり特別な事情を想定された場合であって、しかも今回は法務委員長は与党(公明党)から出しているのですから、委員会運営のイニシアチブは与党にあるのに、です。
委員会での強行劇は、都議選で不利に働く恐れ--だから一気に本会議に持ち込んだということなら、これぞ党利党略ではないのでしょうか。
その後は野党4党での対抗を確認し、各種問責決議案や、衆議院では内閣不信任案を提出。
多くの舞台が参議院とはいえ、私もほぼ寝ずに、最後は本会議場で傍聴しながら同僚議員と悔しい思いをしました。
しかし、傍聴して金田法相の答弁を聞いて、やっぱり意味がわからない答弁だと、つくづく思いました。
衆議院では「一般人は対象にならない」と繰り返していたのに、参議院ではドンドン対象が広がる答弁をしてきたことも、本当にひどい!
民進党・自由党・社民党・沖縄の風と、各会派も勢ぞろい。
偶然にも訴えに共通していたのは「選挙で野党を増やそう」「安倍政権を終わらせよう」。
安保法制=戦争法のときも、成立したからあきらめるのではなく、これを廃止するための政府をつくろうと日本共産党も呼びかけ、市民と野党の共闘も広がりました。
今日を終わりでなく、新たなたたかいのスタートに!
こんな傲慢と暴走は、一日も早く終わらせよう!
さて今日は、徹夜状態ではありますが、まだ残っている法案質疑のため午後から農水委員会が予定されています(参議院も法務・外防・農水などが審議です)。
質問は斉藤議員がおこない、私は討論の予定です。
この後は終日、睡魔とのたたかい‥‥。
【今日の句】 この動き 止めずに希望へ つなげよう
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