今日7月17日は、松浦武四郎が「北加伊道」と名称を提案した日。道議会の全会派による条例提案で「北海道みんなの日」として制定されました。
私も記念式典に出席して各界のみなさんともあいさつし、この日ばかりは(?)高橋知事ともニッコリ握手。
条例の第1条には「縄文文化の歴史、アイヌ民族の歴史、開拓の歴史」と列記され、北海道の歴史の再認識が謳われています。
来賓あいさつのなかで加藤忠・道アイヌ協会理事長から、差別を受けた歴史のなかで「アイヌ民族衣装に腕を通すことさえできなかった」話が紹介されました。
加藤理事長が言葉に詰まる瞬間もあり、ズシリと歴史の重みを私も感じました。
国はアイヌ新法の制定に向けて作業中ですが、しっかり内容には衆参の国会決議もふまえてほしい。
実態調査も進めるとのことで、みずからアイヌと言えない現状もあるなか、アイヌ協会はじめ関係機関ともよく連携を。
記念日は単なるセレモニーではなく、歴史をふまえて現実に生かす契機とする日にしたいものです。
道庁前は、各自治体からなどの出店テントも並び、そのなかに沼田町の積雪コーナーも!
この数日に比べれば涼しい1日でしたが、子どもたちや外国人観光客は大喜びでした。
野菜など農産物も並び、あと2か月もすれば実りの秋を迎える北海道。
昨年の台風被害で復旧できていない農地もあるなかで、新たな要望も受けましたので、明日から上京して国に届けていきたい。
誰もが安心して住める北海道へ、しっかりがんばります。
【今日の句】 歴史知る 先輩たちの 声重く
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