2024年10月11日金曜日

次は核兵器禁止条約の批准を

 ノーベル平和賞に日本被団協! 核廃絶を訴え続けてきた被爆者のみなさんには、心からのリスペクトしかありません。次は日本政府の核兵器禁止条約批准へ、総選挙に向けてもどんどん訴えていきたい。

 今日は全道福祉後援会の決起集会や動画撮影など、近づく公示日に向けて準備も慌ただしくなってきました。政府の調査でも「生活が苦しい」は6割なのに、税金や保険料の負担は重く、社会保障も不十分--国民生活よりも大企業・富裕層を優遇する自民党政治を変えようと、福祉後援会も意気高い。

 マイナ保険証の押しつけと、健康保険証の廃止にも不満の声。健康保険証を残してとの署名に人だかりができたそうで、「親が介護施設に入っていて、マイナカードの写真が撮れないのに」「こんなことに金をつぎ込んで」などの声が、宣伝で寄せられたそうです。

 これだけ不満があふれていたから、石破首相も総裁選のときには廃止期限の見直しを口にしていたのでしょう。ところが総理になったら、「スケジュール通りに進める」と手のひら返し。押されているのは政府のほうですから、実現には日本共産党の躍進が必要です。

 生活保護や年金の削減で、どれだけ多くの方が苦しめられてきたことか。高齢者・低所得者に冷たい政治のもと、自己責任が当然視され、息苦しい社会にもなってきたのではないか。社会保障の充実で、安心の土台そのものを立て直したい。

 先の臨時国会では、旧優生保護法の被害者補償法案が成立しました。日本共産党は1948年の成立と52年の改定に賛成し、重大な誤りだったことを正式に表明・お詫びをしています。2019年の一時金支給法制定時にも、原告や弁護団等からの要望や批判があり、立法府としても重く受け止める必要があります。

 すべての被害者の尊厳回復、優性思想や障害のある人への差別偏見の根絶に向けて、政府も急いで取り組むべき。人権擁護と社会保障充実は一体のものだし、くらしに冷たい政治をおおもとから変えることが、どうしても必要です。私も力になりたい。

 明日は、札幌・旭川に志位和夫議長が来ての街頭演説。それぞれ小選挙区予定候補も訴えます。ぜひ足をお運びください。
 11:00 札幌北区・イオン麻生店前(地下鉄麻生駅8番出口付近)
 14:30 JR旭川駅前

 【今日の句】日本こそ 核廃絶の 先頭に

2024年10月10日木曜日

若い農家も自民をバッサリ

 おぎう和敏・道6区予定候補と合流して、名寄市はじめ6市町で訴え。仕事の手を休めて聞いてくれた方が「介護職員不足で、母が介護を受けられません」との切実な話も。どこでも自民党政治の行き詰まりが深刻なのです。

 つどいに参加された若い農家からは、農業の苦労にも触れて「コメ不足は政治の責任」とバッサリ。アジア版NATOを掲げる石破首相への危なさにも触れて、日本共産党への期待も。がんばらねば。

 解散直後ということもあり、足を止めて演説を聞く方の姿も。広い北海道ですから、毎日がまさに一期一会。わずかな時間で党の政策や値打ちを知ってもらうのは、いつも試行錯誤です。

 総選挙政策「日本共産党の躍進で、自民党政治のゆがみを正す改革を」が、発表されました。もはや行き詰まりと「自滅」の自民党政治では、くらしも地域も展望が見えません。そのうえ「戦争国家づくり」なんて許されない。

 今は少ない国会議席数でも、「しんぶん赤旗」が裏金事件を暴き、ここまで自民党を追い詰めています。議席が増えれば、さらにゆがみを正すことができます。北海道の切実な願いも届けられます。

 だんだんと朝晩も冷えてきました。体調に気をつけながら、明日もがんばりたい。

 【今日の句】何度でも 地方切り捨て 許さない

2024年10月9日水曜日

必ず道民の声を届けるために

 いよいよ衆議院が解散、今度こそ比例議席奪還へと全力あげます。今日は稚内市からスタートし、南宗谷4町村へ。わざわざ車を引き返して「応援してます」という若い方など、たくさんの激励もいただきありがたい。

 いま北海道には、日本共産党の衆議院議員はいません。定数8のうち自民4・公明1・立憲3ですから、日本共産党の議席があれば政党間の力関係も変わるし、市民と野党の共闘でも新しい発展の流れをつくれます。

 石破首相が「アジア版NATO」「核兵器共有」を掲げているときに、歯止めをかける議席が必要です。立憲が安保法制=戦争法の存続に道を開くような立場なら、北海道では日本共産党の議席がますます必要だと訴えたい。

 大争点の裏金問題も、暴いたのは「しんぶん赤旗」でした。国会の議席は少なくても、ここまで政治を動かせる力が日本共産党にはあるのです。議席が増えれば、汚いカネにまみれた自民党政治を終わらせていく力となれます。

 何より国民負担と地域切り捨てという、自民党の新自由主義経済政策で、道民がどれほど苦しめられてきたか。石破政権に「地方創生」など望めません。地に足をつけて道民の実態を反映するために、私が力を発揮したい。

 人権擁護・ジェンダー平等も、選択的夫婦別姓の実現が手のひら返しだった石破首相を見たら、やっぱり自民党では無理だとハッキリしました。実現へもう一歩なのですから、日本共産党の躍進で、私が力になってがんばりたい。

 公示まで限られた時間で、明日は上川北部を道6区・おぎう和敏予定候補とまわります。どうか「比例は日本共産党」と、知人・友人やご親戚などへお広げください。

 【今日の句】どこよりも 地に足つけた 議席をと

2024年10月8日火曜日

食や命を支える政府に

 今日は留萌市からスタートし稚内市まで走行距離は約180km、10自治体をまわりました。足を止めてくださる方、外に出てきてくれた店主さん、駆けつけてくれた党員・後援会員さんなど、たくさんの激励もいただきました。ありがとうございます。

 利尻富士を眺めながらの宣伝は、オロロンラインならではです。道内外のライダーが目立つ観光シーズンを終え、秋空のもとの利尻富士もいいもの。ゆっくり観光に来たいものです。

 しかし、この地域でのくらしには不安もあります。命と健康を守る拠点の留萌市立病院や道立羽幌病院では、医師確保で苦労していると聞きました。稚内市立病院も同様と思います。

 政府は医師偏在が問題と言いますが、勤務医の過労解消や診療報酬はじめ地域医療充実の施策こそ進めてほしい。さらに顕著な看護師不足でも処遇改善など、やれることは多くあるはずです。

 稚内市でのつどいでも、医療機関で勤められた方から「人員不足を解消するために、どうしてもがんばって」と切なる訴え。介護や障害者福祉、保育などのケア労働を軽んじる自民党政治を、どうしても変えなければ。

 宗谷管内の移動中には、好天のなか草を食む乳牛を多く目にしました。飼料代の高騰で今も苦しむ酪農家がいる一方で、乳製品輸入を続ける自民党農政の矛盾に、あらためて腹立たしさが湧いてきます。

 食料は命の源だし、社会保障は命と健康を守る土台です。これらが成り立たない状況へ地方を追い込んだ自民党政治を変えて、食や命を支える政権こそ。明日も元気に訴えたい。

 【今日の句】まわるたび思う 自民の行き詰まり

2024年10月7日月曜日

外交で汗をかく日本に

 朝の定例宣伝を終え、今日は留萌市・増毛町へ。バス停で演説を聞いてくれた方は「年金が少なくて困るよ」と一言。くらし応援の政治は、どこでも切実に待たれています。この声を届けたい。

 国会は今日が衆議院、明日が参議院での代表質問。9日には党首討論をおこない、その後に石破首相は衆議院の解散へ、という見込みです。追及逃れの党利党略解散など、許されないことです。

 今日の志位和夫議長の代表質問に対する答弁を聞いても、これまでの自民党政権と変わりなし。総裁選で約束していた選択的夫婦別姓はじめ、やっぱり自民党政権のままでは実現しないことが浮き彫りになったのではないでしょうか。

 今日でイスラエルによるガザ侵攻も1年に。ハマスによる無差別襲撃や人質拘束は決して許されませんが、イスラエルによる攻撃は自衛権の範疇をはるかに超えています。大虐殺を早く止めなければ。

 加えてレバノンへの空爆や地上侵攻、イランの核施設への攻撃まで言及するなど、このままでは中東での戦闘・戦争が激化しかねない。米国のダブルスタンダードをあらためて、国際法に団結しないと、矛盾は広がるばかりです。

 こういう時に日本政府が、軍事拡大・緊張激化の道へ進んでいいのか。いつもいつも米国いいなりの態度を続けていいのか。打開に向けた外交イニシアチブを発揮することは、できないのでしょうか。

 留萌港は特定利用港湾に指定されています。陸上自衛隊の駐屯地もある町です。自衛隊を戦争へ参加させる道ではなく、総理を先頭に外交へ汗をかく日本こそ。総選挙でも大きな争点です。

 だからこそ憲法を守り活かす立場の日本共産党の議席こそ。明日は留萌市から稚内市へとまわります。

 【今日の句】新しい総理も やっぱり行き詰まり

2024年10月6日日曜日

裏金事件のけじめなら全容解明こそ

 今日は札幌市東区「元気まつり」から登別市・苫小牧市での演説会へ。どこでも「必ず勝とうね」と熱い激励をいただき、本当にありがたい。小選挙区予定候補の取材も相次ぎ、解散前から総選挙ムードです。

 とはいえ、本来はじゅうぶんな国会審議を経て、国民の信を問うべきこと。能登地方の災害支援も、予備費対応でいいのか。裏金事件などの追及から逃れるための、党利党略解散と断じざるを得ません。

 移動中に、裏金議員の立候補は非公認とすることや、比例重複を認めないなどの方針を石破首相が表明とニュースが入りました。党四役も比例重複としないそうですが、全容解明こそ党幹部の果たすべき責任ではないのか。

 裏金事件というのは個人や派閥の問題に矮小化するものでなく、自民党の組織的問題のはず。裏金の温床となる政策活動費だって、自民党全体の問題のはずです。

 なお、比例は小選挙区で落選した候補の救済制度と思われがちですが、それは違う。各党への投票数が比例配分されて議席数となる、民主的な選挙制度なのです。比例重複だからと、比例選挙の価値を軽んじることがあってはならない。

 東区「元気まつり」では宮内しおり道2区予定候補(比例重複)、2ヵ所の演説会には紙智子参議院議員・たつの広志道9区予定候補も訴え。それぞれ訴える中身も違うし、聞いていて私も学ぶこと多し。

 道9区内の室蘭港・苫小牧港は、軍事拠点となりうる特定利用港湾とされました。今月には日米共同演習「キーン・ソード」が、全国23都道府県で実施もされます。「戦争国家づくり」を許さないためにも、日本共産党の躍進をと私も訴えました。

 明日からは留萌管内へ。限られた期間で、多くの方へ日本共産党の政策や値打ちを広げたい。

 【今日の句】秋晴れのように 政治も爽やかに

2024年10月5日土曜日

子どもも教職員も安心できる学校に

 今日はオンラインでの全道総決起集会にて、小選挙区予定候補のみなさんともども決意を述べ、必ず勝利をと誓い合いました。教職員後援会の決起集会もおこなわれ、教員だった私の初心も思い返して「戦争する国づくりを止めよう」「子どもが健やかに育つことができる社会を」と呼びかけました。

 小選挙区予定候補の訴えも、本当に力強い。この2回の総選挙は市民と野党の共闘のもと少ない候補者数でしたので、全道に広く訴えるうえで制約がありました。今回は、日本共産党の政策が道内すみずみへ届けられていくことになります。

 安保法制=戦争法廃止や立憲主義の回復にと、党として共闘は努力を重ねてきました。しかし今回は、安保法制に対する態度や、自民党の補完勢力である維新の会との協力を進める立憲民主党との間で、共闘の土台が根本から損なわれています。自民党政治をおおもとから変えるなら、日本共産党を伸ばしてこそと、くり返し訴えたい。

 教育分野では、どうしても「基礎定数増」「残業代不支給の廃止」が必要です。受け持ちコマ数を減らし、先生を増やして多忙化の解消へ。調整額の増額も理由に「定額働かせ放題」など、あってはならない。現場の実態を見れば、どうしても政治の転換が必要です。

 しわ寄せは結局、子どもたちへと向かいます。過去最多となる不登校は、今の教育政策の反映ではないのか。過度な管理や競争環境、余裕のない学校生活、多様性が認められない現状では、子どもたちにとって学校が安心できる場所になりません。

 そういうなかでも子どもたちの学びと成長の権利を保障し、懸命に子どもたちへ向き合っている教職員が多くいます。来年の通常国会には、教員の働き方にかかわる法案も提出予定。新しい国会で私も現場の切実な実態を届けられるよう、必ず議席回復へと力を尽くしたい。

 【今日の句】先生に 子どもと向き合う 時間こそ