2018年7月15日日曜日

先輩の積み重ねがあったから

 今日は党創立記念日。街頭からも日本共産党の歴史を語り、地域もまわるなか「記念日ならば」と5人の方が赤旗日曜版をお読みいただきました。

 日中の札幌は雷が鳴り響き、腹に響くほど! 奇跡的に宣伝のときには雨もあがり、車の窓を開けて手を振るお母さんと子どもの姿もありました。宣伝をずっと聞いていて、終わった後に豪雨被害への救援募金に応じてくださる方も。しっかり被災地へ届けます。

 今年はカール・マルクスの生誕200年でもあります。科学的社会主義を打ち立て、日本でも「資本論」「共産党宣言」などが大きな影響を与えました。一方で日本では、全国での労働争議や米騒動などくらしを守るたたかいや自由民権運動・大正デモクラシーなどの流れもあり、そのうえで日本共産党は創立されたのです。マルクスの設計図で、つくられた党ではないということです。

 戦前の日本では、侵略戦争に反対することが党の旗印でした。そのため絶対主義的天皇制に反対したことから、私たちの先輩は「非国民」「アカ」など不当な差別を受け、特高警察による不当逮捕や拷問・虐殺もおこなわれました。

 しかし、日本国憲法に戦争放棄や基本的人権の尊重が盛り込まれ、私たちの主張が正しかったことが証明されました。日本共産党が「ぶれない」と評されるのは、その方針とともに歴史に裏付けられた姿勢にあるんですよね。

 だから旧ソ連や中国が「言うことを聞け」と押しつけてきたときも真っ向から批判し、自主独立の立場を確立することになりました。その後の旧ソ連崩壊には「もろ手を挙げて歓迎」とのコメントも出し、私たちの綱領にもしっかり明記しました。日本共産党は、独裁や強圧に立ち向かってきた党なのです。

 国内政治では長く「日本共産党を除く」体制や「2大政党制」キャンペーンのもとで、前進できない時期も味わいました。しかし、いまや「市民と野党の共闘」に日本共産党が欠かせない存在になり、新しい政権をめざす地点にまでいます。先輩たちの長く粘り強い活動が、ここまで情勢を変えてきたのでした。

 街頭でも訪問でも、このような党の歴史を紹介しました。「自分に何かできるなら」と快く購読もOKしてくれた男性は、「安倍政権を本当に終わらせないと大変なことになる」と期待の声を寄せてくださいました。その期待に、何としても応えたい。

 私の入党は学生時代、党員だった先輩が「侵略戦争に反対したのは日本共産党だけだったんだよ」と教えてくれたことがきっかけでした。その一言がなければ、今の私はありません。その「一言」を言える党員が各地にいることで、政治は必ず変えていくことができると思うのです。

 ブログをお読みのあなたも、この機会に日本共産党のことを、さらに知っていただければと思います。そして仲間となって、いっしょに世直しを!

 【今日の句】あきらめぬ 大事さ今は よくわかり

2018年7月14日土曜日

地域の底力で鉄路は再生できる

 JRと車を乗り継ぎ、釧路市から浦河町へ約6時間。「JR日高線の再生を!」フォーラムに参加してきました。

 高波による被災を復旧せず、JR北から放置され続けて3年半。JR北は廃線とバス転換を狙ってきても、住民や「JR日高線を守る会」のみなさん、首長さんなどの声が食い止めてきました。その「JR日高線を守る会」が主催してのフォーラムです。

 パネリストは3人で、池田拓・浦河町長、宮田和保・JR北海道研究会代表、地脇聖孝・安全問題研究会代表の各氏。経過も現状も知っているつもりの私でしたが、あらためて3人の話を聞くことで日高線を存続させる意義が明らかになったと思いました。

 池田町長は「私はJRの応援団」と切り出し、そもそもの誤りは国鉄の分割・民営化にあったことを指摘したうえで、道路・港湾・空港は国や自治体が責任を負うのに、なぜ鉄路だけはJRに任せるのかと強調。北海道の鉄路は食料供給や観光など日本を支えている大事な役割があることと、株主は国が100%であるのだから国が責任をもってほしいとまとめました。

 宮田代表は、ドイツの木材産業従事者が自動車や電機関連より多いことを紹介し、「地域を衰退させると格差が広がりファシズムが生まれる」という教訓から地域を維持することが政治の役割になっていることから話されました。これだけの鉄道格差や「赤字だからダメ」と言っているのは日本ぐらいで、鉄道の社会的性格を認めることをすべきと強調。支える財源も、本州のJR3社の法人税を特定財源化することや、JR各社で基金をつくるための拠出など、さまざまなことができると述べました。

 地脇代表は、「輸送密度が低いから維持できない」というのは本当かと、その計算方法に疑問を投げかけました。全国で、まちづくりの中に鉄道を位置づけている事例、あるいは鉄道を中心としたまちづくりの事例を紹介しながら、国の責任で維持することを求めるとともに、地域で知恵と力を出すことや観光地としての日高の価値にも触れて、再生に向けた方向性を示唆されました。

 参加者からの発言では「政府が2年間の支援を決めたというが、どう見たらいいのか」「存続をあきらめてる人もいるが、今日のような話し合いが大事と感じた」「地元道議がバス転換へと急いでいる動きが心配」「自然を生かした観光に力を」など次々と発言があり、パネリストからも応じた発言がありました。地元の人の発言の後に私も発言しようとしていたのですが、熱がこもって発言が長くなる方もいて時間切れとなってしまいました。それだけみなさん、鉄路の維持へ思いが込められているということなんですね。

 「JR日高線を守る会」代表の村井直美さんが最後に、「私たちはもっと怒ってもいい」と強調され、同時に「地域を底力を感じるような集会でした」とまとめました。私も同感です。今こそ「地域の底力」を発揮すれば、安倍政権の暴走を終らせる道は開けるし、鉄路の再生も展望が生まれることは欧州の「鉄道復権」が証明しています。傍観や評論ではなく、当事者として道民みんなが関われる状況や世論にしていきたいと私も思いました。

 【今日の句】鉄道は 人の出会いも 運んでる

2018年7月13日金曜日

鉄道と私の接点

 JRに乗って4時間半、今日は釧路市へ。2ヵ所の「つどい」とJR問題講演会で、たっぷり話をさせていただきました。

 花咲線・釧網線は沿線自治体首長さんで維持に向けた動きがあり、どちらもかかわるのが釧路市。今日の講演会には元国鉄職員さんも多くいて、JR北海道の不誠実な態度や人減らし、使い勝手の悪さなどとともに観光推進としての提案を求むというご意見もいただき、私自身も学ぶことの多い会でした。今後の活動に生かしたい。

 私からは、JR北海道の赤字がなぜ膨らんだのか、新幹線の札幌延伸との関係をどう見るか、道内の首長さんの反応、諸外国の例などを交えながら日本共産党の提言も紹介しました。思ったより時間が足りなくて焦りましたが、それだけ鉄路の問題は緊急的な対策も、根本的な見直しも必要な問題ということです。

 話の冒頭に紹介しましたが、鉄道問題と私の接点の1つは、国鉄の分割・民営化にともなう採用差別事件でした。労働争議の状況を交流して団結を固めあう、札幌駅前での「1の日行動」集会が毎月ひらかれて私も参加していました。当時、保育園に通っていた娘を迎えに行って、そのまま集会に参加したときのことを話しました。

 冬の雪の日の集会でしたが報告が熱を帯びて、終わるころには頭に雪が積もるほどの日でした。終わったあとに娘がひとこと「パパの友達ってたくさんいるんだね」と、頭の雪も気にせずに話したことには驚きました。私に友達が他にいないということでなく、雪のなかでも熱心に話し合う姿の連帯や団結の姿勢に触れて、娘なりに「たくさんの友達」と表現していたのだと思ったのです。

 安全問題が浮き彫りになったときに、JR北海道(JR各社もですが)の人減らしが大きな問題となりました。それでも安全であることの帳尻合わせをするため、検査内容の改ざんにまで追い詰められました。JR北海道の赤字経営は深いところからつかまなければいけないと、当時から思い続けてきた角度なのです。

 もちろん根本には国の責任があります。同時に、JR北海道の経営責任を考えたときに、これまでの検証も必要だと思います。まずは当面、路線廃止を食い止めるための緊急策や道民の世論形成を急ぎたい。

 「つどい」では、入党すると話されていた方もいました。後で申込書を書いてもらうはずですが、嬉しいですね。明日は浦河町まで行きます。

 【今日の句】安全を 守る誇りを 知ったから

2018年7月12日木曜日

道でも国でも災害支援を

 北海道での豪雨被害対策を進めてと、党道議団と道への要請に。救援募金の呼びかけや、総がかり行動にも参加して歩数は1万歩超! 今日はよく歩きました。

 道からは総務部・農政部・建設部とそろって要請を受けていただき、真下紀子道議が上川管内での調査をふまえ、私からも深川市で聞いた声を紹介しながら早急な対策を要請しました。激甚災害指定はじめ国の力も必要ですし、道は道としての対策をぜひ願いたい。

 特に農家のなかには農地・農道が大きな打撃を受けているので、来年の営農計画とあわせて親身に聞き取ることが大事だと思います。河川についても単なる原状復帰にとどまらず、改良復旧にも積極的に取り組んでほしいのです。

 こうやって話し合いながら感じたのは、やっぱり国会で何をやっているんだ!ということ。被災者支援や災害対策というのは1つ1つの事例が具体的なうえ、想定とは異なることにも直面しがちです。だからスピードとともに責任体制が必要なわけで、カジノなどの審議に時間を割いてる場合ではないと思うのです。

 総がかり行動でも、同じような思いがスピーチされました。デモのコールも「カジノよりも災害支援を」「飲み会よりも災害支援を」「飲んでる場合か」と力が入り、歩いていた方の反応も多かったように思います。

 明日は釧路市へ。つどいなどとともに、メインは夜の党釧根地区委員会が主催するJR問題懇談会。私が報告するのですがバタバタしてる合間の準備なので、まとまった話となるかどうか‥‥。明後日は浦河町で日高線を考えるフォーラムにも参加する予定で、この2日間はJR問題でしっかり議論を進めていきます。

 【今日の句】何度でも言うぞ カジノじゃないだろう 

2018年7月11日水曜日

届けたい声がこんなに

 再来週予定の政府交渉に向けて、全道各地からの要望100項目ほどを何とか整理して一息。夜は札幌東区で、党創立記念講演を聞きました。

 各省庁からの概算要求を前に、各地の要望を届ける政府交渉は毎年この時期におこなっています。昨年は国会で、寄せられた要望を各省庁に振り分けて準備する立場でしたが、今年は各地の要望をとりまとめて国会にゆだねる立場。要望の背景や実態がよりわかるだけに、項目の整理も苦労するものなのです。

 どれもこれも大事な要望です。くらしや地域が、それだけ大変だということでもあります。当日は限られた時間での交渉(1項目2~3分ほど!)なので、まさに段取り八分の世界。少しほっとしました。

 夜の講演は、総がかり行動実行委員会・高田健さんと市民連合・中野晃一さんのあいさつからスタート。あたたかい激励を聞いて、とても嬉しい思いになりました。この流れを大きくして、早く安倍政権にかわる政権をつくりたい。

 志位和夫委員長の講演は、党綱領の中心点と今の情勢を切り結び、もはや破たん済みの自民党政治を変える力は日本共産党綱領にありと力強く訴えました。私も、そうだそうだと思いながら聞きました。

 講演後は会場で、入党してほしい男性への呼びかけ。返事は明日に持ち越しですが、ぜひ仲間になってほしいです。仲間が増えることで、新しい社会へ一歩近づくのですから。

 【今日の句】救うのは 合区議員か 被災者か

2018年7月10日火曜日

政府与党は被災者の方を向いているか

 晴れていても川が氾濫するという、考えられないことまで起きている豪雨災害。札幌は雨でしたが、救援募金のご協力をお願いしました。

 森つねと道議予定候補(中央区)もいっしょに呼びかけ、多くの方がご協力いただきました。「自分もお金がないので少しだけなんですが」と話されていた若い男性がいたとかで、そのお気持ちがうれしいですよね。

 ニュースを見ていると、すべて流れずにとどまっている土砂崩れも想定されていると研究者の指摘。緩んでいる地盤が何かのはずみで滑ったり、再度の強い雨で崩れてきたりする可能性を考えると、どうにか安全な場所に避難されていてほしいと願うばかりです。当然、避難所では安心できる環境に整えてほしいのです。

 少しでも役に立てればという募金のお願いなのですが、それでも本当にもどかしい思いはぬぐえません。暑さが厳しいなか現場で救援活動に取り組んでいる方々や、後片付けをされているみなさんも体力的にきつかろうと思います。

 だからこそ、なぜ国会はこんな時にカジノ法案など審議してるんだと情けなくもなります。野党はそろって「政治休戦」を呼びかけているのですが、自民党は何をそこまでカジノの早期成立にこだわるのか。疑問に思わない自民党議員はいないのでしょうか。

 とはいえ、こちらが暗澹たる気分になっている場合ではない。被災されたみなさんが最も苦しんでいるんですから。

 【今日の句】もどかしさ 与党議員は 感じぬか

2018年7月9日月曜日

こんな時にカジノ!?

 日本共産党は豪雨被害への救援募金を呼びかけました(こちら)。救援や支援に力を合わせる時なのに、政府・与党はカジノ審議優先‥‥理解できない!

 安倍首相が外遊を取りやめたのは豪雨被害への対策のためなのですから、それに最優先して当然のはず。総理だけでなく、カジノ解禁法案の中心的答弁者である石井国交相の役割を考えても、優先すべきは審議ではなく被災者支援のはずです。今日は参議院で選挙制度変更の公明党案の採決まで進めて、明日は自民党案で採決してしまうとの報道を見ると、もはや国民のためより自民党のための政治をしているとしか思えない。

 実は安倍政権のもとで、災害対応よりも、官邸の意向によって国会審議が優先された例があります。私が委員をつとめていたときのTPPがそれで、ちょうど熊本地震と重なったときのことでした。

 地震の1回目が発生したときは、与野党で話し合って官邸の震災対応を優先させました。いわゆる「政治休戦」です。次の週の月曜日に委員会を伸ばしたのでした。ところが、その後2回目の地震が発生し(これが本震でした)次の委員会も伸ばすことになるだろうと思っていたところ「与党が委員会を開くと言っている」との連絡が入ったのです。

 大きな地震が2度も続いたのだし、対策の陣頭指揮にあたるべく総理出席の委員会など開く場合ではないと野党側は主張。委員会を開いたとしても、質問者(私もそうでした)が落ち着いて審議もできないし、震災対応についての質問も中心となりますから、これではTPP審議も深まらないとも強調しました。しかし、どうやら委員会開会は「官邸の意向」という情報があり、国民の命やくらしよりTPPが大事なのか!と怒ったことをよく覚えています。

 今回は大水害よりカジノ、というところでしょうか。腹立たしいを通り越して、悲しくなります。支援の手を待っている被災者は、どんな気持ちでいることでしょうか。明日を生きることさえ不安を感じている多くの方を前に、政府・与党は「今はカジノの議論が必要だ」と胸を張って言えるのでしょうか。今まででも十分ひどい政権だと思っていましたが、ここまでひどいとは。

 私は朝の定例宣伝(NHK取材がありました)、道や小樽市、国立海上技術学校に行っての調査などに取り組みました。これはこれで大事なことなのですが、今は政府・与党の国会対応への腹立たしさでいっぱいです。別の機会にお知らせできればと思います。

 今は被災者支援を最優先すべき時ですが、やっぱり安倍政権は早くかえなければいけないと痛切に感じているのです。

 【今日の句】与党から 誰も良識 示せぬか