岩内町からの帰りは、地吹雪で視界も1~2m!
北海道民なら知っている「路肩上方の矢印」を頼りに、何とか地吹雪地帯を脱出。
雪害にも様々あるわけですが、みなさんも気をつけてくださいね。
原発の安全性に心配する声がありつつ、原発を撤退した場合に今後の雇用や地方財政を心配する声があるのも事実です。
撤退を決めても廃炉まで相当の期間があるわけですから、関連する雇用がすぐに無くなるということもないと思います。
何より事業主として、北電が下請け会社も含めて雇用を維持する責任もあります。
自然エネルギーの普及には送電網・変電施設の充実も必要なので、そのような仕事の置き換えも考えられるかもしれません。
地方自治体の補助金依存状況は国策のもとで進められたのですから、国が経過的に財政上の責任を負うことも必要でしょう。
水産・農業が盛んな岩内ですので、関連産業応援で地域振興の道も開くことが期待されます。
いずれにしても、町民のみなさんが率直な話し合いをできる環境が必要だと思います。
あいさつして回ると漁師の方から「働き盛りの頃に魚の輸入と200海里が始まり、今さらTPPなんて何だとも思う。まじめに働く人を後押しする政治にしてくれよ」と声をかけられました。
地域社会の維持・発展は、原発やTPPのあるなしにもかかわらず、北海道の重要課題。
やるべき仕事がたくさんあると、痛感した1日でした。
【今日の句】 原発も 吹雪も止めて 晴れの日を