2024年12月28日土曜日

日ごろから声を聞いて

 冷凍庫にいるような今日は札幌市清田区へ。吉岡ひろ子市議と歩くなかで、初めて「しんぶん赤旗」を購読する方も増えました。いろんな話を聞けるのも、地域を歩くことの楽しみです。

 バス停や横断歩道の設置など、まさに地域に密着した要望も出されています。吉岡市議が警察などと交渉し、これからの活動も報告するなかで購読となりました。

 「選挙が近くなってからでなく、こうして日ごろから声を聞くのが大事だよね」と話してもくださり、私たちも励まされました。

 学校教諭という方は、今日から休みでご自宅に。ICT活用など学習内容だけでなく、それに伴う報告なども増えるため、「人は増えないのに業務ばかり増えて、職場の交流も少なくなっています」とのこと。

 本当は、学校こそ余裕をもって語り合える場でなければならないはず。あらためて現場の様子を詳しく聞けて、早く自民党政治を変えなければと痛感です。

 自民党議員のポスターを貼っている方も「町内会の付き合いで貼ってるけど、ずっと共産党を応援しているよ」。地域で分け隔てなく結びついている、党員のみなさんに対する信頼もあるからこそです。

 清田区は紙智子参議院議員の生まれ育った町だけに、来年での勇退には驚きや「必ず引き継がないとね」の声も。明日もがんばります。

 【今日の句】あの夏を 遠い昔に 思う朝

2024年12月27日金曜日

北海道選挙区でも議席めざして

 来年の参院選・北海道選挙区(定数3)に、宮内しおりさんが立候補すると記者会見。私も同席して、比例5議席をめざすとともに選挙区でも勝利をと決意も述べました。そろって参議院へ、力をあわせてがんばります。

 宮内さんは10月の総選挙でも、小選挙区2区(比例重複)候補として大奮闘。わかりやすく自分の言葉で若い世代の声を代弁する演説に、選挙中も多くの激励が寄せられました。

 命の大切さ、熱い平和への思いを持った宮内さん。若い世代にある政治不信についても、自分がそれを払しょくする政治家の1人となりたいと、決意も力強い。国会でもすぐに働くことができます。

 衆議院では自公が過半数割れとなり、切実な願いを実現するチャンスが生まれています。次は参議院で、その変化を広げたい。参議院で自公政権を助ける政党が増えても、石破政権の延命にしかなりません。

 北海道は、とりわけ自民党政治の矛盾が激しく表れている地域の1つです。半導体企業ラピダスには大盤振る舞いなのに、農林漁業や中小企業への支援は薄い。医療・介護・福祉は削られ、公共交通も運転手不足など、地域で安心して住める土台が壊れてきてもいます。

 膨れ上がった軍事費も削れば、くらし・地域を支える予算も生み出せる。ジェンダー平等などは、まさに「壁」となっている自民党政治を終わらせることで展望も開かれます。宮内さんといっしょに、新しい政治への希望を訴えていきたい。

 今日が御用納めということもあり、急いであいさつまわり。どこでも宮内さんの発表が歓迎されました(写真は全道女性後援会のみなさん)。

 ある方は「小笠原貞子・高崎裕子と女性が切り開いた歴史をもっている道選挙区で、私も押し上げにがんばります」とも。私も、あらためて比例5議席と紙議員の後継として必ず勝利をと、宮内さんといっしょに新たな気持ちで臨みます。

 今日は札幌市南区にも足を運び、うれしいことに私と年が近い男性が入党を決めてくれました。繁忙期は16時間も働き、終電がなく社員食堂でうつぶせたまま朝を迎えたときもあったといいます。

 これでは心身ともに続かないのと、自分に責任があったのではとの思いから退職したとのことでした。「でも何かしなければ、とのきっかけになるかと思って」と、今日お会いする時間を割いてくれていたのです。

 千葉なおこ前札幌市議もいっしょに語り合い、人間が使い捨てられる社会を変えようとの呼びかけも受け止めてくれて、申込書にサインされたのが本当にうれしい。さっそく「何をしたらいいですか」と前向きで、その場にいた支部長さんも喜ばれていました。

 やっぱり、地域・職場・学園に根を張った党をつくらなければと実感です。明日もがんばりたい。

 【今日の句】新しい一歩を そろって踏み出そう

2024年12月26日木曜日

参院比例は「全国はひとつ」で

 先月の東京に続き、参院比例予定候補5人で今日は大阪・京都へ。選挙区予定候補の清水ただし(大阪)・倉林明子(京都)もそろって、参院選勝利をと訴えました。他地域での演説は緊張でしたが、どこも反応はあたたかい。元気をいただきました。

 私からは大阪で食と農を守れ、原発ゼロの日本へと訴え。京都では業者・くらしを守るために消費税減税・インボイス廃止をと力を込めました。「私も札幌出身」という方から、お土産までいただき本当にありがたい。

 現職の小池晃・井上さとし・山下よしき各参議院議員の国会情勢を交えた訴えは、横で聞いていながら納得。私と同じ新人の白川よう子さんが紹介した沖縄の声も、胸に刺さりました。

 参院比例は「全国がひとつ」の選挙区。活動地域を5つに分けた、この5人全員が国会へ行けてこそ政治は必ず変わります。くらし・地域の課題から国際政治まで網羅できるベストチームです。

 大阪・清水ただしさんは、2014年に衆議院に初当選した同期。予算委員会で安倍首相(当時)に私が千島問題で、清水さんがカジノ問題で連続して追及もしました。明るいなかに、しっかりした論戦力の清水さんと、今度は参議院でいっしょに働かせてほしい。


 そして定数2の京都選挙区を勝ち抜いてきた倉林さんは、3期目の挑戦。看護師だった経験から社会保障の専門家として、そして党でジェンダー平等を進める先頭に立ってきた、頼れる「アッコさん」なのです。

 三者三様ならぬ六者六様の訴えに、聞かれた方も元気になったのではないでしょうか。大阪では「とことん共産党」に出演してくださった、落語家の月亭太遊さんの姿も! 嬉しいですね。

 いま日本共産党は、参議院で11議席。だから企業・団体献金禁止法案や政党助成法廃止法案を提出できます。ここから減ってしまうと、この法案提出権を失ってしまうのです。本会議での質問も、大幅に回数が減ります。

 だから比例5議席はどうしても必要だし、現職選挙区の議席を必ず確保して上積みをめざし、改選7議席を超えたい。お力添えを、よろしくお願いします。

 【今日の句】この力あれば 必ず変えられる

2024年12月25日水曜日

もっと教育予算を、もっと学校に余裕を

 終業式を終え、わが家の中学生も「明日から冬休み」と喜びながら帰宅しました。長時間労働に追われた先生たちも、少しは休めるでしょうか。余裕が奪われ、学校が息苦しい場となってきたのは自民党政権の教育行政の結果です。

 このままでは学校がもちません。教員不足、過去最高となった精神疾患による休職者数、長時間過密労働、GIGAスクールへの対応--子どもたちでは、登校拒否・不登校が過去最高を更新し続けています。

 長時間労働を抑える残業代制度の適用や、教職員定数の抜本増をと、教職員の声が政府を動かしてきています。文科省は、残業代制度適用を否定しつつ、教職調整額を一気に13%引き上げようとしてきました。

 ただ、これでは「残業代に当たる分が増えたのだから、もっと働け」となりかねません。おおもとにある給特法(公立学校教員給与特別措置法)の改廃が、どうしても必要です。

 世論に押されて出てきた文科省の主張さえも、昨日の財務相との折衝で、2026年1月から1%だけ引き上げる方針にされてしまいました。まったく話になりません。

 教育には金を出さず、軍事費には補正予算だけで8268億円も費やした石破・自公政権。半導体メーカーのラピダスにも、気前よく1兆円を計上しました。自民党政治そのものが、豊かな教育にとっての「壁」そのものです。

 学校給食費の無償化法案を、他野党が提出するとしています。地方議会とあわせて何度も求めてきた党として、さらなる教育条件の改善に向けて、私も声を上げ続けたい。

 【今日の句】休み中 子の貧困も 解決を

2024年12月24日火曜日

やっぱり消費税減税を

 クリスマスイブは、1988年に消費税法が強行成立された日。食堂だったわが家でも、導入時には混乱もありました。くらしにも商売にも負担の重い消費税は減税を、そしてインボイスは廃止を。何度でも訴えたい。

 札幌市厚別区で後援会のみなさんと街頭宣伝をおこない、あいさつまわりのなかでも、切実な声が止まりません。

 「声にしてないけど、みんな生活には困っているはず」「高齢者は長生きするなと言われているよう」「働いている息子からも、お金を貸してほしいと頼まれた」などなど。

 年末年始は少し奮発しようかな、という家庭もあるでしょう。しかし、もともとの価格があまりに高い。灯油やガソリンの値上げも重なり、「友人同士でも、出かけるのは控えようと話している」との声も。

 だから今こそ、消費税減税を。消費税廃止各界連の街頭宣伝では、署名に応じる若い方の姿もありました。

 消費税は、誰にでも等しくかかる公平な税金という方がいます。しかし、低所得者には負担が重く、中小・零細業者やフリーランスにとって価格転嫁が難しいのが消費税です。

 大企業にとっては「法人税減税の穴埋め」としての消費税となってきたし、輸出大企業には戻し税の恩恵もあります。公平でも公正でもありません。

 かつて消費税減税は、共産党や社民党ぐらいしか訴えていなかった時代がありました。しかし今や他の野党も政策に掲げ、世論調査でも減税は多数の声です。実現へと迫っていくためにも、ぜひ「消費税は減税を」とお広げください。

 今日の宣伝には、道防衛局への要請で来札していた矢臼別平和委員会・寺川真幸さんも参加されました。遠方から来て寒いなか、本当にありがとうございます。

 【今日の句】サンタでも 物価高では 困るだろう

2024年12月23日月曜日

地方で住めなくしているのは、自民党政治じゃないか

 やっぱり今日も寒かった朝の定例宣伝。ラピダス支援には大盤振る舞いの補正予算も、本来はくらし・教育・社会保障や農林漁業への支援を強めるべきと訴えました。北海道では地域社会・地域経済の疲弊が進み、今こそ安心してくらせる土台の立て直しが必要です。

 衆議院・厚労委員会では、田村貴昭議員が介護サービス改善をと取り上げました。北海道は訪問介護事業所がゼロという自治体が12、1事業所しかない自治体も70にのぼります。179自治体の約48%にも及ぶのです。

 参議院・農水委員会では、紙智子議員が酪農経営の危機的状況を訴えました。全国の酪農家は1万戸を割り、北海道でも離農・離脱が止まりません。中央酪農会議の実態調査でも、「6割が赤字、半数が離農を検討」と深刻です。

 「サービスを受けられないようなことがあってはならない」(福岡厚労相)、「悩ましい。いま考えている」(江藤農水相)と、大臣答弁でも具体策はなし。自民党政治の枠組みでは解決しないと、みずから言っているようなものです。

 民間では訪問介護とデイサービスが成り立たないため、事業所を「町営化」することにしたのは中頓別町。昨年度は3480万円の赤字を、町の一般会計から繰り入れたとしています。国からの交付金はありません。

 酪農でも、高止まりしている飼料価格への国の補てんが昨年度は打ち切られています。代わりにと支援している自治体がありますが、財源に限りがあります。だから酪農家は先が見えず、離農も検討せざるを得ないのです。

 くらしや農林漁業への支援を削り、大企業には大盤振る舞い--この自民党政治の枠組みを、どうしても変えないと。くりかえし訴えていきたい。

 【今日の句】半導体ばかりが 地域の柱じゃない