2025年1月17日金曜日

あなたの声を聞かせて

  阪神淡路大震災から30年ーー哀悼とともに、今も苦しむ方がいる能登地方を思えば、くらしと生業を支える政治にとの決意を新たにしました。私も参議院で役割を果たせるよう、さらに活動を強めていきたい。

 今日は党道委員会で会議の1日。真下紀子道議が激励のネクタイをくださり、宮内しおり道選挙区予定候補と、旭川市で広め始めたポーズで撮影。腰が曲がった人のように映ってますが、心はまっすぐに参院選へ向かってがんばります。

 先週の第4回中央委員会総会を受けての道委員会総会です。特に議論が集中したのは要求対話・要求アンケートについて。すでに地方選挙などで取り組んでいますが、さらにあらゆる場面で切実な要求を聞き、いっしょに実現へと力をあわせていくものです。

 この活動を通じて、新しい結びつきも広げていきたい。自公が過半数割れという国会で、いろんな要求を実現するチャンスが生まれています。結びつきが広がり強まれば、その力はさらに大きくなるでしょう。

 あわせて、日本共産党の値打ちも知ってもらいたい。要求のうちには、自民党政治のおおもと--「財界・大企業優遇」「米国いいなり」という「2つのゆがみ」--から変えなければ実現できないものもあります。

 そこへ正面から切り込むのが日本共産党。要求を聞くのは単なる御用聞きではなく、いっしょに実現していくスタートともなります。これが全国で日常的に広がれば、参院選に向けても大きな力になります。

 党中央委員会ホームページにもアンケートがあります(こちら)。ぜひ、お答えくださいね。

 【今日の句】草の根で 政治を変える 党だから

2025年1月15日水曜日

核廃絶へ、思い新たに

 今日は5人の参院比例予定候補そろって広島市・名古屋市へ。高見あつみ(広島)・すやま初美(愛知)両県選挙区予定候補と訴え、広島では大平よしのぶ元衆院議員(衆院比例予定候補)が呼び込みをしてくれました。ありがとうございました。

 両市とも冷たい風のなか、熱気とあたたかさがあふれる街頭演説に。名古屋はまさに目の前というほどの距離で、聞いている方の合いの手や掛け声も、熱く伝わってきました。

 5人そろってワンチーム、必ず全員を参議院へ。昨年総選挙の得票では3議席分しかありませんので、全国で比例5議席へと支援をお広げいただきたいのです。

 広島は、やっぱり核兵器廃絶の訴えなしに始まりません。私は昨夜のうちに広島入りし、演説前に原爆ドームへ。偶然にも県被団協・忍岡(おしおか)妙子さんが続けている、平和公園ガイドも聞くことができました。

 なぜ広島が原爆投下地になったのか、どのような計画を米国は進めていたのか、爆心地の当時の状況や誰がなくなったかさえ未だにわからない現状、戦争も核兵器もない世界をとの話を、じっくり聞くこと40分ほど。

 このような語り広げる活動があったからこそ、日本被団協はノーベル平和賞を受賞したのでした。私以外にも10人ほど、立ち止まって話に聞き入りました。

 「米国・ロシアを中心に実戦配備されている核兵器があります。これを止める力は、私たちの世論です」との呼びかけが、あらためて胸に響きます。全員が署名もおこないました。

 比例予定候補の井上さとし参議院議員も被爆二世。核兵器廃絶をとの今日の訴えは、胸に響きました。私もがんばりたい。

 街頭演説は各県で配信してくれています。YouTubeでご覧くださいね。

 広島→https://www.youtube.com/live/asQAZazZauw?si=bSfaooYYmbQpyLfo

 愛知→https://www.youtube.com/live/qxSRyVlFjfc?si=U7gn0dMbNV8P4Mek

 【今日の句】この先も 同じ過ち なきように

2025年1月14日火曜日

責任ある財源論を

 朝の定例宣伝を宮内しおり道選挙区予定候補とおこない、今日のうちに広島へ。明日は11:00 広島市本通り電停前/14:30 JR名古屋駅西口で、比例予定候補5人そろっての街頭演説です。

 広島では高見あつみ県選挙区予定候補・大平よしのぶ元衆院議員、愛知ではすやま初美県選挙区予定候補も訴えます。

 広島と愛知のみなさんには初めての訴えです。天気も良さそうですし、足を運んで訴えをお聞きください。よろしくお願いします。

 通常国会は来週の24日召集と、正式に決まりました。本格的な予算審議ですので、各党の税と財政についての考え方も問われます。

 国民負担を正当化したり、社会保障予算の削減を主張する党があります。それが若い世代と高齢者の分断まで引き起こしています。

 膨れ上がる軍事費や、不要不急の大型開発のムダにメスを入れたらいいではないか。超富裕層や多額の内部留保を抱える大企業への優遇も、今こそ見直すべき。

 「年収の壁」にしても学費軽減にしても、財源が必要です。恒久的な制度にするなら、本来は限定的なものである国債発行に頼るのでなく、税と財政の改革こそ進める時です。

 わかりやすく街頭で伝えるのは難しいのですが、日本共産党は責任ある財源を示していることも、ぜひ多くの方に知ってほしい。

 明日も元気に広島・愛知で訴えます。

 【今日の句】南北に 長い日本の 気温差よ

2025年1月13日月曜日

地域に根づいた党の本領発揮で

 先ほど宮崎県はじめ大きな地震との報道が。大きな被害などがないことを、まずは祈るばかりです。今日は宮城県・大学関係者後援会でのあいさつから始まり、岩渕友参議院議員との街頭演説、衆院比例予定候補・高橋ちづ子さんと「新春のつどい」(塩釜・多賀城・宮城・黒川地区)へ。どこでも参院選勝利へと熱気ある場となりました。

 大学後援会では中嶋れん前県議、街頭演説にはふなやま由美県議・ふるくぼ和子仙台市議に福島かずえ前県議、塩釜地区でも地方議員16人のうち12人が参加。地域に根づいた発言から、学ぶことが多いのです。

 例えば国民健康保険の都道府県単位一元化。国による誘導と村井県政のもとで、標準税率に近づけ、国保税を引き上げる自治体が出ているといいます。

 住民の声の高まりや日本共産党も力を合わせるなか、簡単に議会で通らせていない自治体もあるとか。草の根の党として、まさに本領発揮です。

 街頭演説にも多くの党員・後援会員のみなさんが駆けつけてくださり、通りすがりに手を振る方の姿も。民青のみなさんと協力してのシールアンケートにも、多くの方が応えてくださいました。

 国会情勢や今後の展開・展望を話す岩渕さん・高橋さんにも、相槌や拍手。日本共産党は衆議院で議席を減らしたけど、参院選では必ず増やそうとの熱気が広がっていきました。

 「私は石巻市出身で、夫は北海道出身。何だかうれしいな」という方がいたり、大学で私が学生自治会の活動をしていたのを知っているという同級生が、今は労働組合の役員をしていることもわかりました。

 いろんな結びつきが全国にあるもの。応援の輪が広がるよう、私もがんばります。

 【今日の句】寒さにも 負けず歩いた 歴史あり

2025年1月12日日曜日

コメ農家が抱える不安に応えて

 今日は秋田県へ。大仙市では党仙北地区「新春のつどい」で交流を深め、秋田市雄和「語る会」ではコメ政策や自然環境、高齢者福祉などたっぷり語り合いました。秋田のみなさんのあたたかさも、本当にありがたい。

 仙北地区では、参院選の後に大仙市と美郷町の地方選も控えています。知事選挙もおこなわれますので、まさに選挙イヤー。代表して佐藤文子・大仙市議があいさつされ、泉美和子町議は司会を務めました。

 私からは自公紹介と参院選に向かう決意表明。会場を移しての交流では、いぶりがっこはじめ手作り漬物、おにぎりなど持ち寄って、食事をしながらの大交流会。手品披露や抽選会で盛り上がり、私まで出汁セットをいただきました。

 笑いながら「いい話だったから、拍手をして手が真っ赤になったよ」などの激励に、お弁当や手作りタケノコ煮など、両手がいっぱいに。ありがとうございました。

 秋田市雄和「語る会」は私の話とともに、さとう純子市議の市政報告も。学校給食費無償化などの陳情に他会派が背を向けている状況や、国会・地方議会ともに日本共産党が一貫した態度であることも、よくわかりました。

 意見交換で真っ先に手を上げたのは、コメ農家の方。秋田県では2025年産米から、あきたこまち全量を「あきたこまちR」に切り替える方針にしていることについてでした。

 「あきたこまちR」は、米に含有するカドミウムの基準が海外では厳しいため、国が育成したカドミウム低吸収性品種を交配・育成して、つくられた品種です。その段階で、放射性照射による突然変異を起こしていることから、不安の声が県にも寄せられているのです。

 県などの説明では、品種登録までに何年も経過しているので放射線が残らず、自然放射線と同種類の効果としています。だとしても、全量切り替えまでする必要があるのかは、コメ農家にとっても疑問が残るでしょう。

 農産物輸出の拡大や農業の競争力強化という、国の農業政策が土台にあります。「耕作放棄地も多くある。知事選挙があるが、農業政策は出されていない」との意見も出されました。

 意見交換を通じて伝わる、コメ農家の厳しさ。あわせて農薬による河川汚染やPFAS検出なども話題にのぼりました。秋田県の大事な基幹産業を守ることは、豊かな自然を守ることと一体です。

 いろんな宿題を抱えて、再び宮城県へ。会場をバタバタとまわったため、写真はJR秋田駅のもので。巨大なナマハゲと秋田犬に会えました。

 【今日の句】清流が コメと命を 守ってる