2022年9月23日金曜日

侵略さえなければ

 プーチン氏が部分的動員を発令したことに、ロシア国内で反対の声があがっているといいます。国連総会でも、各国からウクライナ侵略を非難する演説がおこなわれています。道理と世論の力で一刻も早く戦争を終わらせられるよう、粘り強く声をあげていきましょう。

 反対集会を報じる映像のなかに、「自分の子どもを戦場へ送りたくない」と答える女性の姿がありました。30歳でも40歳でも、母親からすれば変わらず自分の子。命を奪い、奪われる戦場へ送られることなど許さない、凛とした迫力が画面から伝わりました。

 2月の侵略開始から、どれだけの命が亡くなったことでしょう。侵略さえなければ、平和な時間を過ごせていたはずです。あらためて、今回の侵略に心から抗議したい。

 台風の影響で、北海道でも道南地方や太平洋側で雨が強まっているようです。この間の台風などで、日本全国でも被害が出ています。お気をつけください。

 【今日の句】国民に 真実隠し コマ扱い

2022年9月22日木曜日

やっぱり納得できない

 党道委員会で安倍元首相の「国葬」反対宣伝。拍手をしながら通り過ぎる方もいらっしゃいました。「しんぶん赤旗」日曜版の見本紙も次々と受け取られ、関心の高さがひしひしと伝わってきました。

 法的根拠もなく、多額の税金を使っていいのか。安倍氏が特別扱いされていいのか。国会での議論は必要ないのか。法の下の平等や、思想・信条の自由という憲法上の大事な規定にも反しないのか。世論調査では、岸田首相の答弁に納得していない方が多数です。

 しかも、統一協会との関係の深さが疑われる安倍元首相。自民党の国会議員を「点検」したなかに安倍氏は含まれず、このままふたをする態度にも、国民は納得しないでしょう。統一協会と自民党の癒着や政治がゆがめられた全容を明らかにするには、安倍氏の調査は欠かせないはずです。

 その統一協会について知りたいと、党釧根地区とつないだ学習会もおこないました。主に30~50代の党員中心の学習でしたが、統一協会の反社会的カルト集団ぶりに驚きの声が相次ぎました。私自身も準備するなかで多くの国民が被害に遭った現実を学びなおし、自民党政治の責任は重いと再認識。

 このまま「国葬」を強行すれば、歴史の汚点となります。北海道で私も中止の声を、いっしょに広げていきたい。

 【今日の句】税金も 国の儀式も 私物化か

2022年9月20日火曜日

信頼あってこそ共闘も発展

 戦争させない市民の風・北海道と、党道委員会との懇談がありました。参院選で応援いただき、あらためて感謝とともに、来年の地方選や日常的な取り組みについての意見を交わしました。こういう積み重ねが大事なんですね。

 参院選は「共闘しないと、こうなるという結果」(川原共同代表)と話されたように、あらためて共闘の大事さを痛感する結果となりました。いま、国葬や統一協会問題もあるなかで、岸田政権に代わる受け皿として野党がまとまらなければ、との意見も出されました。私も同感です。

 東京の山添さん(共産)や辻元さん(立憲)・福島さん(社民)など、ネットワークを生かした、従来の選挙戦とは違う支持の広がり方もあったとの話にもなりました。あわせて共通して出されたのは、日常的な運動や信頼を積み重ねること。市民の風としても、名前のとおり市民運動としてのうねりをつくりたいとの話でした。

 党としても共闘の前進に力を尽くす決意を述べ、私からも感謝と意見を述べました。この間の戦争反対・国葬反対の運動でも、参加される市民のみなさんの思いが熱いのです。岸田政権がひどいというのもありますが、ひどいだけでは声が広がりません。積み重ねてきた運動などが市民の目に映って、だんだん声は広がっていくものだと思うのです。

 国葬などの国政上の大きな課題とともに、札幌五輪や「核のゴミ」と原発再稼働、地下鉄とバスの接続問題など身近な課題など、要求を語り合って地方選に向けても力をあわせましょうと語り合いました。政党側の私たちのスピードも問われます。私もいっしょに力を尽くしていきたい。

 【今日の句】一歩ずつ 積み重ねたら 固き道

2022年9月19日月曜日

子どもたちに平和な社会を

 今日は札幌・大通公園での集会とデモ・パレード。7年前の強行採決を忘れず、国会内で聞いた「野党は共闘」コールも忘れず。憲法をいかした日本へと、私も力を尽くしていきます。

 集団的自衛権は現憲法で認められているという、とんでもない憲法解釈へと捻じ曲げた当時の安倍政権。海外での戦争や攻撃に武器をもった自衛隊を参加させないとして、国民から大きな反対の声があがりました。

 国会周辺をはじめ全国各地で「戦争法反対」の共同が広がり、日本共産党も「戦争法廃止の連合政権を」と求めて、市民と野党の共闘が発展してきました。今日の集会でスピーチした清末愛砂・室工大大学院教授も福祉保育労所属の保育士さんも、当時を振り返りながら、「子どもたちに平和な社会を」など呼びかけました。

 うれしいことにデモ・パレードには、わが子がお世話になった保育園から、多くの保育士さんが参加していました。一昨日に運動会を終えたばかりですが「全然疲れてないよ」と、さわやかに「戦争反対」とアピール。子どもたちの未来に、やっぱり戦争はいりません。

 ロシアによるウクライナ侵略に乗じた防衛費(=軍事費)倍増方針も、その財源は見通しが立っていません。生活関連予算を、これ以上カットするわけにはいかないからです。ましてや国債発行だなんて、とんでもない。そもそも軍事より外交にこそ、いっそうの力を注ぐとき。憲法の精神を今こそ発揮しようと、私も広げていきたいです。

 【今日の句】礼賛の国葬 やっぱり許されぬ 

2022年9月18日日曜日

この街で私らしく

 台風被害が心配です。一方で雨の札幌は、今日はピース&カラフルな1日。どこにいても平和で、誰もが自分らしく生きられる社会へ。そんな思いがはじける1日でした。

 さっぽろレインボープライドは「レズ・ビ・ゲイ プライドマーチ in 札幌」の時代を数えれば、東京に次ぐ国内2番目のパレードから始まったもの。2018年から新たなパレードとして歴史を刻み、市民の認知度も上がってきました(昨年はコロナ禍でオンライン開催でした)。

 こういう力が、昨年の札幌地裁における「同性婚を認めないのは憲法違反」という判決につながっていると思います。昨日からイベントやブース出展などもおこなわれ、今日はにぎわう大通公園を中心にパレード。撮影を望まない方専用の梯団も準備するなど、1人ひとりの尊厳を大事にすることが貫かれています。

 一昨年は私もパレードに参加したのですが、今年は沿道から連帯を示しながら参加。写真のような公式タオルとリストバンドを持ってパレード全体に応えましたが、歩く方の笑顔がまぶしい(ちなみにALLY缶バッジは、ある医療職員さんの手作りのものです)。

 日本共産党からは札幌市議団(佐々木明美・長屋いずみ・千葉なおこ)、小樽市から道議予定候補の丸山晴美市議が参加しました。市民のみなさん、弁護士、労働組合、企業などから多くの参加がありました。

 パレードやデモは歩くことの方が多いので、沿道で連帯する感覚も新鮮でした。沿道でも一体化していると、通行する方の注目も違うんですね。今回のパレードテーマ「この街で私らしく生きていく。」を実現できるように、政治の分野でもがんばりたい。

 「戦争させない市民の風・北海道」による、ウクライナ侵略反対の集会にも参加。雨もあり参加は少なめでしたが、私もマイクを握り、立憲・勝部参議院議員も見えられました。テレビや新聞の報道は少なくなってきたものの、粘り強く声をあげ、話題にし続けることが大事だと思います。

 今も国外避難を強いられているウクライナ国民がいるし、亡くなられた方々の命は戻ってきません。侵略がなければ、誰もが平和な社会で、家族や友人とともに幸せな生活を送れていたはずです。やっぱり一刻も早く終わらせなければ。参加者のスピーチを聞きながら、あらためて強く思いました。

 【今日の句】比べずに 自分らしくと 歩いてく