2014年11月29日土曜日

女性も男性も輝く社会を!

 演説会に街頭宣伝と、今日もフル回転。女性後援会・新婦人内後援会のみなさんとの宣伝は、着ぐるみありで街ゆく人も注目! 高校生も手を振って応えてくれました。

 中央区演説会には大門実紀史参議院議員が「朝まで生テレビ」後に直行して駆けつけ、紙智子参議院議員も2区の宣伝や女性後援会宣伝に合流しました。

 そういえば、と思って調べ直したことが1つ。

 「女性は(子どもを)産む機械」と発言して、大臣を辞任した方がいました。

 この発言が2007年1月‥‥そう、第1次安倍政権の時です。

 今日の宣伝でもスピーチでありましたが、今の安倍政権が示す「女性活躍」に期待は低い。

 日本軍「慰安婦」をなかったかのようにする発言が、与野党を問わずに飛び交いました。

 それを否定することなく、「慰安婦」報道をめぐってはとんでもない誤報があったと、まくしたててきた安倍首相。

 こういう政権で「女性活躍」と言われても、女性の立場でなく、男性目線の話でないかと直感的に感じると聞きます。

 子育てにしても、女性の産休・育休制度の充実や職場復帰できる条件を整備するのは当然として、男性も子どもを育てるパートナーなのだから労働条件を見直すことも当然だと思います。

 一昨日の各党討論会でも、この課題では共通点も多いのですから、共同して進めればいい。

 でも、そこで前に進まない原因が、超古い男尊女卑の価値観を持つ政党や政治家であり、女性にかかる人件費を軽くしたい経済界の意向にあるのではないでしょうか。

 争点の1つに「女性活躍」もあるわけですが、突き詰めれば誰もが人間らしく生きる社会を実現するにはどうするか、憲法を活かした社会をどうつくるか、という問題だと思います。

 全文を暗唱できる必要はなくても、国会議員として憲法全文は目を通しておくのはイロハのイではないのでしょうか。

 明日は公示前ラストサンデー、元気にがんばります!

 【今日の句】 この命 みんな母から 授かった

2014年11月28日金曜日

地域を疲弊させたのは誰だったのか

 北海道に来ながら、演説でTPPに触れなかった安倍首相。明らかな「逃げ」! それでもか、だからこそか、アベノミクスに固執するのは「追い込まれ」た証拠ではないでしょうか。

 今日は紙智子参議院議員と、各界の方々や団体にあいさつにまわり、北農中央会や北海道農業会議などでは、やはりTPPの話題も。

 道漁連では、交渉内容の不透明さも話題になりました。

 郵政選挙のマネでもしてるのか、安倍首相がワンイシューにこだわる姿を見せても、そうは世論が許さない。

 米価の下落、酪農家は経営危機、地域で金融・スーパー・ガソリンスタンドのカナメになっている農協つぶしまで政府がねらっているのであれば、ふつふつと怒りが湧くのも当然です。

 郵政民営化のときもそうでしたが、郵便局も地域コミュニティの維持に、大きな役割を果たしてきたんですよ。

 それが既得権益とばかりに民営化され、そのねらいの源流をたどるとアメリカからの年次改革要望書に突き当たる。

 保険分野などで日本市場へ参入するため「公平な競争」を旗印に民営化を迫り、その結果、不採算となる地域では統合・縮小などの事態が進められました。

 まったく構図は同じなわけで、いったい今の地域の疲弊がなぜ生まれたのか、自民党には何の反省もないのでしょうか。

 1つ1つの農漁村が元気になってこそ、地域経済も少子化問題も、解決の糸口が見えるというのに。

 訪問の合間に、総選挙に向かう北海道版政策の記者会見、夕方には道庁前の反原発行動、さらに夜も訪問などなどと駆け回りました。

 こんな日中の話があったものですから、道庁前では福島訪問のときの思い出をスピーチしました(写真は反原連スタッフのスピーチです)。

 事故直後、救助に来た自衛隊員の方も線量計など持っておらず、何重にもマスクをしていたそうです。

 それが原因でか、若い隊員さんが酸欠のような形で倒れたり。

 帰りのバスが、被爆を恐れて猛スピードであったり。

 これが原発事故のリアルな姿なのかと、お話を聞く中で実感しました。

 原発の多くは、農漁村に置かれています。

 原発マネーに染まらざるを得なくなり、ますます地域の発展がゆがんだものになったように思います。

 今からでも、変えられるものは変えなくちゃ。

 スピーチを終えた後、支持者の方でしょうか、その場で選挙募金までお寄せいただきました。

 今回の総選挙は、もちろん安倍政権の暴走を止めるし、新しい日本をつくる準備のための総選挙でもある、と訴えたい!

 【今日の句】 ワンイシュー 自信のなさの 裏返し

2014年11月27日木曜日

日本と北海道の針路を問う

 北海道新聞社主催の各党討論会に出席。ちょっと固かったかな‥‥他党は議員経験のある方ばかりですので、胸を借りるつもりで言いたいことを言わせていただきました。

 明日の道新で速報、明後日の紙面でほぼ大要が掲載されるとのことです。

 道新HP(こちら)から、Ustreamにて見ることもできますので、ご覧・ご意見ください。

 討論テーマは、ざっと次の9つ。

 ①最も訴えたいこと、②安倍政権の2年間とアベノミクス、③消費税増税と社会保障、④地域振興策、⑤TPPと農業振興策、⑥原発とエネルギー、⑦集団的自衛権と憲法、⑧北方領土問題、中国・韓国との外交、⑨定数削減と「一票の格差」問題、に会場からの質問で「女性活躍」について、が加わります。

 このテーマを見るだけでわかるように、どれも日本の未来を左右する重大問題ばかり。

 しかも多くは、国民多数が反対してるにもかかわらず、安倍政権が強引に進めようとしているものばかりです。

 私からは、安倍政権はこれまでの自民党政権のなかでも、2つの点で最も危険だと訴えました。

 1つは、沖縄知事選の結果を受けても態度を変えないように、国民の声を無視する姿勢であること。

 もう1つは、侵略戦争を肯定・美化する態度。

 そして、どの課題も含めて安倍政権全体を問う選挙戦にしたい、と述べました。

 合わせて大事にしたのは、どのような日本と北海道にするかの「対案」を示すことでした。

 詳しくは新聞や動画をご覧いただきたいのですが、消費税増税でなく2段階で財源確保と社会保障の維持・充実の道を開くことや、地域振興策でも第一次産業・観光・自然エネルギーを3本柱に据えること、アジアの緊張緩和にASEANから学ぶこと、などなどです。

 私の個人的な思いとしては、北海道こそ新しい日本の姿を示せる地域になるべきだし、なれると思うのです。

 国土開発や高度成長を否定するものではありませんが、自然条件と調和した新たな産業と人的交流で、社会の持続性も保っていく。

 自発的な取り組みも広がっているのですから、国が大きな方向を示すとともに、見合った支援を強めていく。

 他党のみなさんとも重なる政策もあるのですから、それは1つずつ実現していったらいい。

 問題は、国政の主要争点での違いがあるわけで、それは浮き彫りになった討論会だったのではないかと思います。

 昼には、TPP反対のデモ行進にも参加。

 先頭を行くトラクターには注目が集まってましたよ!

 一部輸出大企業を支援する経済政策を、地域と家族と中小企業に移す、というのがキーワード。

 特に第一次産業を、国の大黒柱に据えることこそ強く訴えたいのです。

 安倍首相は帯広や釧路などで遊説されたようですが、果たして道民のくらしの苦しみに応えた訴えをされたのでしょうか。

 【今日の句】 この寒さ 感じられたか 安倍首相

2014年11月26日水曜日

国づくりの基本に、第一次産業を位置づけて

 第4回定例道議会の開会に向けた朝宣伝、会議を経て農民後援会などへ挨拶にまわりました。農家は所得倍増どころか経営難に苦しんでいるぞ、安倍首相!

 農民後援会の方の中には、農民運動北海道連合会の一員として道農政部と北農中央会へ、昼間に要請をおこなった方もいます。

 特に、酪農畜産と稲作農家の実情が、切々と訴えられたと聞きました。

 円安による飼料高騰に電気料金の値上げが追い打ちをかけ、稲作は直接支払いのカットによる米価半額という異常事態です。

 農民後援会の集いで、私からは3点を述べました。

 ①農家の経営を支える緊急対策を求める。

 直接支払いは昨年度までおこなっていたのだから、すぐにでも予算措置はできるはずだ。

 資材高騰対策も、いろんなメニューがあると国は言うが、さらに実態に踏み込んで使いやすくしていくべきだ。

 酪農、畑作など、それぞれに見合った緊急対策を。

 ②こんな時にTPP推進だなんて、とんでもない。交渉中止を。

 もともと推進したのは民主党政権だが、2年前に反対のポスターまで貼っていた自民党は、どう説明するのか。

 大地公認だった議員・候補が、民主や維新の公認になり、どう説明するのか。

 いっかんして反対してきた日本共産党の議席実現で、きっぱり意思を示そう。



 ③「第一次産業は国を支える大黒柱」と、政府が旗を掲げるべきだ。

 食料自給率の引き上げを、食料確保を国の責任で。

 自国の子どもたちに、なぜ外国産米を食べさせなければいけないのか。

 集団的自衛権行使で、若者に戦場で血を流させるより、農業で汗を流す国のほうがいいではないか。

 最後のフレーズは、どうしても今日、言いたかったのです。

 農業は命を守る産業だから、農家こそ平和の守り手でなければならない--この言葉を、私は矢臼別のたたかいから学びました。

 この国の未来を、軍需産業が栄える国にするのか、それとも1つ1つの地域が栄える国にするのか。

 農業に株式会社を参入させ営利化するのか、家族経営を基本に国が安定供給に責任を持つのか。

 この問題でも、安倍政権の暴走を止めたいと心から思うのです!

 【今日の句】 握手した ゴツゴツした手は あたたかい

2014年11月25日火曜日

安倍政権打倒のチャンス、逃すものか

 東京で中央委員会総会に参加し、帰りにFBを見ると札幌のブルデモがこれでもか!の迫力で、カクサンされてるではないですか。寒い北海道だけど熱い!

 会議でも、元気も勇気もやる気も湧いてきました。

 総会後に、比例予定候補者の会議が別会場に開かれて、比例ブロックごとに決意表明がありました。

 こういう時は北から順に、というわけで私がトップバッターで「必ず勝ち抜く!」と発言しました。

 消費税でも原発でもTPPPでも集団的自衛権でも、暴走にガマンできぬ!のです。

 ブルデモの写真を見たら、みんな力強いというか、コールのとおり「国民なめるな!」の表情。

 飛び入り参加もあった、書いてありました。

 この熱気、一緒にいたかったな~と思いつつ、また明日から元気にがんばろうと思いました。

 安倍政権を引きずり下ろす、絶好のチャンスなんだから!

 【今日の句】 この国の 夜明けは北から 作り出す

2014年11月24日月曜日

比例で伸ばして、小選挙区も勝負!

 3連休の最終日も札幌市内を駆け回り、札幌反差別パネル展にも足を運びました。いろんな形で、いい社会をつくりたいと願っている方がたくさんいる--私もがんばろう!と思いました。

 そもそも街頭で声を張り上げて「殺せ」とか「帰れ」とか、そんなのありえない。

 表現の自由とか民主主義は、他者の存在を認めることから出発するのであって、それを否定して差別や憎悪を蔓延させて、どこが先進国と言えるのかと思います。

 その後の私の訴えにも、そんな言い回しを込めるようになりました。

 さて今日の街頭宣伝は、小選挙区予定候補に次々と取材が入りました。

 全候補を平等に扱うべきだから当たり前ですが、それでも前回より注目度が違う感じを肌で受けます。

 報道は小選挙区中心になるので、比例の私はインタビューをそばで聞くことが多いだけに、いっそうそれを実感します。

 今日の宣伝も反応があたたかい。

 夕方は「日本共産党といっしょに日本を変えるネットワーク」(青年学生後援会)と、いっしょに宣伝もしました。

 「チラシの受け取りが良かった~」とか「大学生の子どもがいるお母さんが、高い学費に困っていると話してたよ」とか、取り組んで初々しい感想が返ってきました。

 そのお母さんには、さらに話を続けて日本共産党についても考えてもらうことになったそう。

 まだまだ、党の政策も活動の中身も、伝わりきれていないと思っています。

 明日は東京にて終日会議で、選挙方針や政策の柱も打ち出されます(ネット中継もされます)。

 もちろん北海道に引き寄せて、私らしく日本を変える道筋と決意を訴えたい。

 明日も元気に!

 【今日の句】 子どもらの 就寝時間に 間に合った

2014年11月23日日曜日

だから日本共産党の前進を

 今日は札幌北区での演説会、全道後援会の総決起集会など駆け回りました。決起集会は参加者が廊下にまであふれ、勝つぞ!との思いがすごい。私も熱く挨拶しました!

 どちらも大門実紀史参議院議員が国会報告を兼ねて講演。

 「野党の選挙協力」についての以下の話に、私も納得したので大要を紹介します。

 ☆2009年の総選挙で、日本共産党は小選挙区を絞り込んだことがあるが独自の判断によるもの。民主党を勝たせるためではない。「共産党のおかげで当選できた」と言ってくる民主党議員はいたが。

 ☆しかし、その後の民主党政権はどうだったか。自民党でもできなかった消費税増税を、自民・公明に呼びかけて実施した。今の増税で苦しむ原因をつくったのではないか。

 ☆そのような民主党に加え、維新も混ざって選挙協力ができるのだろうか。基本的な政策の一致のない選挙協力が、どのようなことになるのか、もう歴史を忘れたのか。

 ☆共産党は、基本政策の一致があれば共同もする。沖縄がそうだ。

 ☆今の安倍政権の状況ならば、暴走に立ち向かう民主的な政党が生まれていいはずだ。しかし現状は、日本共産党が伸びるしかない。今の政治状況は、自民党 vs. 日本共産党+国民運動だからだ。

 そうなんです、例えば仮に私が反安倍政権の野党共同候補となったとしても、民主の消費税増税や維新の侵略戦争を認めない姿勢とを、どうやって国会で態度表明していけばいいのか。

 議席の数だけで政治が決まる、という見方に陥らないことが大事だと思います。

 確かに悪法が通りはしたけど、3分の2の議席を持っていても、いま解散しなければ政権はもたないという状況にも追い込まれた。

 ここには大門議員が指摘したように、日本共産党の国会論戦と、国民運動の高まりとが背景にあったと思います。

 そもそも小選挙区制のため自民党の議席が多いだけであって、政党ごとの投票となる比例では、北海道だって与党4(自民3・公明1)に、野党4(民主2・大地1・維新1)と伯仲なんです。

 要は野党が野党として力を発揮していないのが問題なのであって、だから日本共産党が伸びることが大事なんです。

 安倍政権の全体が問われる選挙戦で、正面からどの問題でも対決してきたのが日本共産党でした。

 そして対案も示して、審判を仰ぎたいと思っています。

 3連休の最終日も、宣伝で札幌市内をまわります!

 ○10:00~ 白石区・東札幌駅前(吉岡ひろ子3区予定候補と)

 ○11:00~ 東区・区役所前(金倉まさとし2区予定候補と)

 ○12:00~ 中央区・JR桑園駅前(のろた博之1区予定候補と)

 ○14:15~ 南区・真駒内駅前(のろた博之1区予定候補と)

 【今日の句】 勢いは どこの党にも 負けないで