2023年12月30日土曜日

困った場合はご連絡を

 党事務所としては、今日が一応の仕事納め。来月の党大会を前に、北海道でも今月は「しんぶん赤旗」購読者が大幅に増えました。あわせて応援・激励もいただき、本当にありがとうございます。こつこつとがんばる党員・後援会員さんの努力にも励まされました。

 年末年始も、党の各事務所では留守番体制を敷いています(一部を除く)。「しんぶん赤旗」輸送・配達上の対応が主たるものですが、相談が寄せられることもあります。

 年末年始は役所等が閉庁していますが、切迫した場合の対応をしている自治体もあります。厚労省から11月に、都道府県や政令市・中核市へ「年末年始における生活困窮者支援等に関する協力依頼について」という事務連絡が出されています。

 くらしに困った場合は、お住いの町の役所に連絡されてみてください。日本共産党の各事務所への連絡は、こちらでご確認ください。年始から街頭宣伝などに出ている地方議員もいますので、遠慮なくお声がけください。

 年の瀬にもかかわらず、自民党の裏金疑惑にかかわる任意聴取などが続けられています。こんなカネまみれの政治は、年末の大掃除とあわせて一掃したいものですね。

 写真は年明けから使う、新しい私のリーフです。

 【今日の句】年末に 物価の高さ 身に染みる

2023年12月29日金曜日

「しんぶん赤旗」も「ほっかい新報」もご購読を

 11/28付ブログで紹介した、清末愛沙・室工大大学院教授との対談を掲載した「ほっかい新報」新年号が刷りあがりました。次号に続くほど、平和・くらし・人権について縦横に語った盛りだくさんの内容です。

 「しんぶん赤旗」は全国向け政党機関紙ですが、「ほっかい新報」は北海道を中心としたものです。購入希望の方は、北海道内の日本共産党地区委員会(こちら)にお訊ねください(数に限りがあります)。1部80円・月ぎめ230円です。

 対談は、イスラエルによるガザ攻撃から始まっています。暗い思いを抱えた1年になりましたが、国内外で「イスラエルのジェノサイドを許すな」の世論が広がったことに希望を持ちたい。くらしや人権の面でも「黙ってはいけない」という、うねりが広がった1年でもありました。

 新しい社会を多くの方が願っているなかで、2024年は連帯・連携の輪を広げていく年にしよう。そんな展望を語り合う対談になりました。ぜひ「しんぶん赤旗」ともども、「ほっかい新報」をお読みになってください。

 今年も残り3日となった今日も、自民党議員事務所への家宅捜索がおこなわれるという異常事態。裏金疑惑への怒りの声は尽きません。年越しが心配という方がいるという一方で、カネと利権にまみれた政治を続けさせるわけにはいきません。

 【今日の句】どの国に生まれど 平和な毎日を

2023年12月28日木曜日

今こそ野党は構想を示して

 今日は札幌市中央区へ。自民党議員への相次ぐ家宅捜索や柿沢議員・秘書の逮捕に、訪問先では「テレビを見てた。本当にひどい」と怒りの声が次々と。「応援になるなら」と「しんぶん赤旗」の購読も増え、期待に応えてがんばろうとの思いも新たにしました。

 「かつて社会党員だったんだ」という年金生活の方は「昔は国鉄も(ストで)よく止まったしなあ」と言いつつ、「今度はがんばってよ」とあたたかい激励。スナックで働いているという方は「共産党の言うことはよくわかる」と入党申込書を受け取っていただき、検討してくださるとのこと。

 「しんぶん赤旗」で気になる記事は切り抜いているという方は、「身近な問題に取り組むとともに、『日本をこうする』という構想を、今こそ野党が示してほしい」とのご意見。日本も北海道も行きづまっているのですから、大元から変える党の政策を、どんどん広げていかなければ。

 公的・公共分野を重視して生活の土台を立て直すこと、ケアワーカー・エッセンシャルワーカーの位置づけを抜本的に高めること、食料・エネルギーの自給率向上、基本的人権の尊重とあわせ個人的には「教育立国」こそめざしたい。できないはずはありません。

 自民党の金権腐敗ぶりは、まだまだ表に出てくるかもしれません。真相解明はもちろん、広がる政治不信を前に、新しい政治の姿や日本の針路、「やればできる」ということを広げたい。いろいろと学ばされた1日でした。

 【今日の句】くりかえし 危機感とだけ 言う総理

2023年12月27日水曜日

話題は郵便はがき代の値上げにも

 今日は札幌市東区にて、党員・後援会員さんと地域訪問。自民党の裏金疑惑は「しんぶん赤旗」のスクープが発端だったことを伝えると、「そうだったの!?」と驚いて購読してくださるなど、いろんな出会いがあった1日。強い寒風に心が折れることもなく、こつこつと歩いて回ってきた地域のみなさんに敬服です。

 年末年始とお金が必要な時期に物価高騰が続いていて、生活は楽ではありません。今日も「赤旗をとってあげたいけど、本当に生活が大変で」との話が。自民党政治がくらしを追い込んできたことを、長く地域をまわってきたことで実感するのです。

 だから1度きりの所得税減税や給付金で、とても納得できるものでない。岸田首相の支持率が下がるのは当然です。「今度こそ議席を取ってもらわないと」との激励を、しっかり受け止めてがんばりたい。

 地域をまわりながら、今日の話題の1つが年賀状。先日、郵便はがき代が大幅に値上げされる報道もあり、「来年は年賀状をやめようかな」「今はLINEで連絡しあってるし」とも。郵政民営化によって何かと便利になるかのような幻想がふりまかれ、結局は負担増やサービス低下となっています。

 民営化万能論や新自由主義の誤りは、北海道でこそ明らかになったのではないでしょうか。公的・公共分野を再構築して、安心の土台もつくり直したい。明日もがんばります。

 【今日の句】民営化万能 もはや幻想だ

2023年12月26日火曜日

働く仲間で力をあわせ

 年末となると、2008年の「年越し派遣村」を思い出します。派遣社員に対する一方的解雇に、支援と連帯の輪が広がったのでした。あれから15年、非正規雇用の待遇改善はじゅうぶんに進まず、理不尽な働かされ方や長時間労働・各種ハラスメントも後を絶ちません。

 仕事を終えた後の方や、労働組合にかかわるみなさんと語り合いました。私からは党の「経済再生プラン」「非正規ワーカー待遇改善法案」を紹介しつつ、ここまで労働条件を悪化させた財界・大企業優遇の自民党政治を変えようと呼びかけました。

 働いているなかでの日ごろの疑問や、寄せられる労働相談の特徴なども聞きました。「ボーナスも出ない職場がある。とりわけ介護や福祉は国の支援が必要」など、切実な実態に胸が痛みます。こんな日本に誰がしたのか。

 自民党の裏金疑惑は、財界・大企業優遇の政治と一体のものと思います。パーティー券購入の「見返り」は、規制緩和や法人税減税など大企業の利益を増やすことだったのではないでしょうか。しわ寄せは労働者へ、そして北海道では地域の疲弊へとつながりました。

 非正規雇用が増やされ、国鉄・電電公社・郵便局は民営化を通じて地域から撤退・閉鎖などとなり、道立高校の統合・削減もあって、人口減少に拍車がかかった北海道。もう大本から変えなければと、参加された方から熱く語られました。

 働く仲間で力をあわせ、必ず自民党政治を終わらせよう。呼びかけに応えて、30代の方が入党してくれるという嬉しいことも。以前から日本共産党に投票していたとのことで、私も元気をもらいました。力をあわせれば、必ず社会は変えられます。

 【今日の句】貧困を広げた 自民の無反省

2023年12月25日月曜日

岸田首相は国民の不満をわかっていない

 朝の定例宣伝を終えて、今日は小樽市へ。「いつも応援してるよ」とのあたたかい激励や、せっかく来たのだからと「しんぶん赤旗」を再講読してくださる方もいて本当にありがたい。雪の坂道を踏みしめながら歩いていく党員さんの、粘り強さにも励まされた1日でした。

 官房長官を務めた松野氏はじめ、安倍派の幹部が相次いで任意での事情聴取を受けました。政治不信が極まるなか、岸田首相は経団連の会合で陳謝したとか。党内に改革組織をつくるようですが、真相解明へのイニシアチブを発揮する姿勢は見られません。これだけの大問題なのに他人事のようです。

 「自分たちだけ荒稼ぎして国民には増税だなんて、もっと国民も怒らなきゃ」「インボイスが始まって経理が大変になった。政府は(税金を)取ることばっかり考えてる」「憲法9条があるのに武器まで輸出するって、どういうこと」など、行く先々で堰を切ったように岸田政権への不満が出されます。

 岸田首相は、国民が何に怒っているか、わかっていないのではないか。みずから国会で「コストカット型の30年」による結果だと言っていたにもかかわらず、賃上げや社会保障拡充への具体策はなく、国民の多数が反対している軍拡増税や紙の健康保険証廃止などを強引に進めようとしています。国民の声など聞いていない、との不満が積もっているのです。

 昨日24日は、消費税法案が採決された日。初めは3%だった消費税も3倍化し、さらに物価高騰で生活も商売も苦しさを増しています。今こそ消費税減税へ、大企業や富裕層ばかりが潤う税金の仕組みを変えれば、財源はつくれます。大元から変えましょう。私も議席回復へ、明日もがんばりたい。

 【今日の句】この腐敗 もっとみんなで 怒らなきゃ

2023年12月24日日曜日

FREE PALESTINE

 「ガザの、パレスチナの命を救え!」集会とデモ行進(主催:北海道パレスチナ医療奉仕団)。道内でも旭川市・釧路市で、全国でも各地で連帯した行動がおこなわれました。私もプラカードを持って参加、1日でも早く停戦へといっしょにがんばります。

 札幌駅前の集会では、高崎暢弁護士、奉仕団団長の猫塚義夫さん、医師の香山リカさん、室工大大学院教授の清末愛砂さんなどがスピーチ。西ほなみさんの「クリスマスを喜べない」という切々たるスピーチや、エジプト人留学生の「FREE PALESTINE」との熱い訴えに、拍手も広がりました。

 デモ行進のときの気温は、表示されていた温度計で0℃。しかし、寒さに負けず「NO NO GENOCIDE」などのコールはとても熱い。この瞬間も広がっているかもしれない犠牲を思うと、黙ってはいられないのです。

 デモ行進には若い世代の注目はもとより、外国人観光客からの連帯のサインがありました。デモ到着地近くの大通公園ではクリスマスイベントもあり、コールも聞こえているようでした。

 直接の攻撃だけでなく、不衛生によるものや必要な医療を受けられないゆえの犠牲も増えている現実。病院や学校、国際機関・ジャーナリストまで攻撃するとは常軌を逸しています。

 猫塚さんの「声をあげることで空爆の1つでも思いとどまらせることができれば、何人かの命を救うことができます」との言葉が、心に残りました。国際的にはイスラエルと米国の孤立が深まっているし、あきらめずに声にしていきましょう。

 【今日の句】虐殺の ない世界こそ 贈らなきゃ