2011年7月16日土曜日

明日の道をつくるシンポジウム

 雨が降って、少し涼しくなりました。暑がりの私にとっては、ちょうどいいくらい。

 本州は猛暑とのニュースを見るたび、大変な毎日なんだろうなぁとつくづく感じます。

 さて、今日は党中央地区・統一行動前のあいさつ、レッド・パージ被害者の名誉回復と補償をもとめる北海道懇話会総会に参加(この総会で、私も役員に選ばれました)、夜には原発問題シンポのパネリストと、慌ただしく行動。

 シンポは若い人が多く集まり、パネリストだった大友さんからも期待の声があがっていました。

 「北海道の放射線量は?」「自然界で危険な放射性物質は無いの?」「どうやって巨大な原発利権とたたかったらいいの?」‥‥などなど、青年の目線で率直な意見が出されました。

 いろいろ模範的な答えは言えるのでしょうが、やっぱり私は大小いろいろ、このような話し合いの場がつくられることが解決の一番の確かな道だと思います。

 理詰めで考え、再生可能エネルギー導入が各地で広がり、何より国民の声が決定権を持つ--このような道筋をつくることは、新しい日本の政治風土をつくることにもつながると思います。

 少人数でも、私も各地に足を運んで話し合いたい。

 ブログをご覧のみなさんでも(すべてには、もちろん応えられませんが ^^;)、集まりの場があった時には、気軽にご連絡くださいね。

 【今日の句】 独断で 決めちゃう首相も いるようで

2011年7月15日金曜日

今日は党創立記念日

 89周年になりました。

 私が入党したのは1991年で、ちょうど今年で20年。

 党の歴史の2割以上も経験していたとは、自分でも驚きです。

 それはさておき、特別の国難のなかで迎えた89周年。

 こちらのように「昭和の三陸大津波」の時にも、党は被災者救援に取り組んでいたんですね。

 党員数も社会的条件も、もちろん救援規模も違ったでしょうが、基本の思いは1つ。

 国民の苦難軽減。

 私も初心を思い起こし、決意を新たにする1日です。

 それにしても稲わらと肉牛への放射能汚染。

 農家の思い‥‥政府も東京電力も、重く受け止めよ!

 【今日の句】 原発の 罪が重たく のしかかる

2011年7月14日木曜日

ドサクサまぎれの軍事大国化は許さない

 女子サッカー日本代表、すごいですね!

 決勝の相手の米国は、世界ランキング1位だったのでは。

 文字どおり、頂点をかけたたたかい。悔いなく、がんばってほしいですね。

 さて、今日も道安保破棄実行委員会の会議、JR北海道で働く方との懇談、明後日の原発問題シンポ準備‥‥と慌ただしく過ぎていきました。

 震災・原発事故とありましたが、政府・民主党は沖縄・辺野古沖へのV字滑走路案の押し付け、武器輸出三原則の見直しなど、アメリカの要望も受け、自民・公明時代と変わらない軍事路線を進んでいます。

 危険なことは、自民党との「大連立」の動機の1つに、憲法改悪も視野に入れていること。

 日米安保条約で、日本の平和と民主主義、経済的主権が侵害されているどころか、奪われている実態があります。

 「トモダチ作戦」という名目で日米共同演習も実行でき、さらに一体化も進められる恐れもあります。

 救助・復興に自衛隊が頑張っている、との国民世論もつくられていますが、だからと言って軍事大国になることが許されたわけではありません。

 大事なことは、草の根の声の高まり。

 運動を広げることを会議で確認し、私も各地の学習会に積極的に出かけることにしました。

 国難の大課題を前にしている時だからこそ、ドサクサまぎれはさせない。

 鋭い監視の目も、私達に求められていることを自覚してがんばります。

 【今日の句】 自信持て なでしこ達に 教えられ

2011年7月13日水曜日

なし崩し的な営業運転再開でいいのか

 全国に比べれば涼しい方かもしれませんが、札幌も暑い‥‥夜の我が家も窓などを閉めきるとムシムシです。

 今日は会議の後、夜には党豊平・清田・南地区委員会で3中総報告学習会。

 どのように対話・運動していくか‥‥などの質問もあり、さっそく行動へ踏み出そうという思いが伝わってきました。

 地区内の大学で「原発からの撤退」と「核兵器廃絶」の署名をお願いしたら、30分ほどで30数筆もの署名が集まったそうです。

 青年たちの思いにもこたえる活動をしなければ、とも思いました。

 さて、泊原発3号機の調整運転問題で、原子力保安院から指摘を受けて、北電は最終検査を受けるようです。

 保安院の指摘を盾にした、なし崩し的な進め方に疑問を持つ方も多いのでは。

 福島事故が収束せず、安全基準も不明瞭ないま、いったん運転を止めて総点検すべきでは。

 期日が来たから、と安易なことは通用しなくなっている世論の動向だと思います。

 営業運転や再稼動が新たな「安全神話」の基準にならないことが重要だと思います。

 【今日の句】 やる気には 満ちてる首相で あるけれど

2011年7月12日火曜日

原発問題シンポジウムへぜひ!

 今日は朝に北海道大学へ。16日(土)に「原発問題を考えるシンポジウム」をおこなうのに、学生から参加を!と呼びかけてチラシを配りました。

 いつもの宣伝より受け取りも良く、関心の高さがわかります。

 青年・学生向けではありますが、ご年配の方は知り合いの若い人にも声をかけてください!

 原発問題を考えるシンポジウム
 ●日時:7月16日(土)18:30~20:30
 ●会場:かでる2・7  820会議室
       (札幌市中央区北2条西7丁目)
 ●パネリスト:
  大友詔雄さん(自然エネルギー研究センター代表取締役)
  三浦泰裕さん(北海道地域・自治体問題研究所事務局長)
  畠山和也(日本共産党道政策委員長)
 ●主催:日本共産党北海道委員会
       日本共産党国会議員団北海道事務所
      民青同盟北海道委員会

 その後は終日、党道委員会総会で室内にこもりっきり。全道から、さらに党を強く大きくしなくては、との意見が相次ぎました。

 気仙沼市でのボランティアから、朝に帰ってきたばかりの道委員からの発言にはグッときました。

 今だ片付かない被災地。

 みずからも被災しながら、献身的にがんばっている地元党組織。

 北海道でできること、もっとあるはずだと強く思いました。

 【今日の句】 不一致が 日常的な 政府って

2011年7月11日月曜日

泊原発に調査へ

 昨日から泊村に入り、紙智子・大門実紀史の両国会議員による調査に同行してきました。

 内容は、泊原発の地震・津波対策の安全性。

 真下紀子道議、宮内聡・国会議員団北海道事務所長や岩内町・余市町・仁木町から党地方議員も加わる大調査団でした。

 構内にも入り説明を受けましたが、セキュリティ上から勝手に写真を撮れないため、文章だけになることをご容赦ください。

 福島原発事故が起きてから、保安院による緊急安全対策の「指示」が出されてきました。

 その内容は緊急安全対策、外部電源の確保や送電線の保全などですが、6/6に出された活断層調査の追加指示は、回答期限が8月末ということもあり、北海道電力からの回答はまだありません。

 地震対策では、水平基準値(横揺れ)には550ガルまで耐えられるとしていますが、鉛直(縦揺れ)では368ガルとされており、発電所から活断層が遠いか近いかは、こういう点でも問われてくる問題です。

 ちなみに、直下型地震だった阪神淡路大震災は840ガルでして、泊周辺で同様の地震が起きるかどうかは、大きな対策上の焦点と言えます。

 合わせて、ストレステストがどのようなものになるかで、さらなる対策強化や電力供給対策も必要になってきます。

 これらの問題意識を共有して、議員が先頭になって質問・聞き取りなどをおこないました。

 結論的に言えば、明確な答えがなく不十分、だったと思います。

 関係4町村だけでなく、周辺自治体も含めた情報共有も、知事が枠組みを検討していることなどで主体的な立場での回答ではなかったように聞こえました。

 ストレステストの動向によりますが、1号機再稼動については「防災と、稼動に向けた同意とはリンクしない」との回答。

 北海道の電力需要ピークは12月で、8月末で2号機が点検に入った時には、東北へ送っている60万kwの電力もあり余剰が少なくなる、との見通しです。

 需給問題はさらに私たちも突き詰めて考えたいと思いますが、道民の不安が解消されず合意が得られないままの再稼動は、矛盾を広げることにもなると思います。

 道議会での質問、今回の調査などをもとに、まとまった見解・政策をつくりたいと考えています。

 北海道だからこそ再生可能エネルギーの開発・普及の可能性は大きいし、当面の需給対策でも段階を踏んだ打開の方向が見えていければ。

 原発は、いずれにしてもいつかは廃炉にしなければいけないわけですし、北電の近藤会長も「原発の増設は難しい」と報道で述べています。

 そうであるなら、その道筋をつくる時期であることは間違いありません。

 多くの人の知恵と力も借りて、道筋をつくるためにがんばります。

 【今日の句】 防ぐなら 新たな道を 創るのだ