2014年11月8日土曜日

経済も人の心も、ゆがめないで

 賭場場(カジノ)解禁法案は今国会断念、TPPの年内合意も断念との報道……国会論戦と運動で、政府の悪巧みを止めています。がんばり時!ですね。

 国会論戦では大門実紀史参議院議員の質問で、流れが変わりました。

 そもそも賭博が「成長戦略」という時点からしておかしい。

 ギャンブル依存症が日本人には多いとなったら「外国人向け」と方向転換しましたが、どこの国の人だっていいわけじゃない。

 賭場で負けたら周辺の観光では節約するため、地域経済全体としても歪んだものになるとの指摘もあります。

 賭博でもTPPでも、その地域にとって何のプラスになるというのか。

 そんな予算があるのなら、本来の観光予算を増やす方がよっぽどいい。

 特に中小のホテル・旅館などは、時代に沿った設備投資をしたくてもできずにいるんだから。

 北海道の大切な物を失わず、人間の優しさやおおらかさこそ大事にした観光や経済対策は、きっとできるはずなんだから。

 【今日の句】 ゆったりと 流れる時が いいんでしょ

2014年11月7日金曜日

根競べに負けずに行動を

 鹿児島知事と県議会が川内原発再稼動を認めた日に、私は新婦人厚別支部で原発学習会→道庁前行動と渡りました。意思表示を止めてはならない!のです。

 事故が起きた際に、誰が責任を取れるというのか。

 使用済み核燃料を増やして、誰が責任を取れるというのか。

 今日の学習会は泊原発がテーマでしたが、こんな情勢だからか活発な意見が続きました。

 ご親戚が、北電に勤めているという方もいらっしゃいました。

 「どのような行動を取ればいいのですか」と、率直に聞かれた方もいらっしゃいました。

 北海道で言えば高橋知事だって、福島事故直後は「脱原発は理想論」と切り捨てる発言をしていたものが、道民の世論と運動を前に「まずは国が安全の責任を果たすべき」と(自分の責任を棚に上げて)再稼動容認を口にできないでいます。

 福島第一原発事故から3年8ヶ月になり、当時の衝撃が記憶から薄れていくなかで、学習や話し合いの場が、さらに重みを増していくもの。

 このような学習会は、とても大事ですよ--と私は述べました。

 道庁前行動は、寒さも厳しかったからか参加者が少なめでしたが、いつもよりコールが力強かったように思いました。

 直接の抗議行動、集会やデモ、学習会、署名‥‥やれることはたくさんあるわけで、原発推進側との根競べに負けず、全道で行動を続けることこそ大事!

 再生可能エネルギーで、ドイツに学んで日本的に具体化する道や、道内でも農畜林連携でエネルギーと経済の循環を進める足寄町のように、原発に頼らない道は必ず実現できる。

 もっと行政や研究者、民間も政党も、共同を強めていかなくちゃ。

 原発を必要としない現実をつくれる条件が、北海道には広く存在すると思うのです。

 根競べに負けないで!

 【今日の句】 子どもらに 何を残すか 真剣に

2014年11月6日木曜日

これぞ日本共産党の草の根の力

 赤旗まつりの会場を後片付け--こういう中央委員会や関東圏の党員の力があるからこそ、まつりは成功できたんですよね! すごいことだと、つくづく再認識です。

 借りた時より、きれいにして返す!

 当たり前のことですが、これだけの規模で徹底するというのは、参加者1人ひとりの自覚がなければできないことだと思います。

 こういう党員の姿を、もっと多くの方に知ってもらいたいな。

 今日は終日、北海道の地区委員会委員長さんとの月イチ定例会議。

 全道でも、党員のみなさんの大奮闘が報告されました。

 道南地方では、漁師のお母さんから「政党助成金をもらってないから、今度は応援するよ」との声もかけられたとか。

 政策・論戦だけでなく、日常的な党の活動というのも、きちんと見てくれていることがうれしい。

 口だけでなく実践をともなう、というのは政党のみならず一般にも難しいもの。

 ぶれずに貫く党の予定候補として、身の引き締まる思いで聞きました。

 明日も元気に! 学習会の講師です。

 【今日の句】 裏方の 見えぬ力で ひらく明日

2014年11月5日水曜日

北海道の眠れる宝を生かす

 学習会講師のため、再生可能エネルギーについて勉強中。先進地域のヨーロッパから学ぶことが多い。いかに日本的に具体化するか、が課題です。

 固定価格買取制度(FIT)によって、日本でもいっそうの普及が見込まれるはずでした。

 しかし、電力会社の意向で左右される制度上の弱点があり、もっと地域に根ざした「地産地消」型のシステムが必要だと議論されています。

 そこでドイツなのですが、導入と発展の目的は、農村部での所得安定があったようです。

 家畜ふん尿や生ゴミ、エネルギー作物を組み合わせ、発生したバイオガスで電気と熱をつくりだす。

 ドイツでは2013年末で、7800ヵ所もバイオガス施設が設置されているというから驚き!

 FITによって農家の収入増にもなり、さらに余剰作物やエネルギー作物と組み合わせればバイオガス発生量も増えるとあって、耕作放棄地対策につながったとか。

 日本ではメガソーラーや大型風車のような大型発電施設が先行し、それでは大資本しか参入できないし、そもそも不十分な送電網では対応できません。

 よく私も実例で紹介する足寄町では、林地残材、ふん尿、生ゴミなどからバイオガス化し、ドイツのような仕組みづくりが模索されてきました。

 関連して雇用波及効果も生まれ、通年で139人、ペレット関係で15人の雇用を生んだといいます。

 北海道は太陽光や風力だけでない、再生可能エネルギーのポテンシャルの高さは道庁も研究しています。

 自治体と研究者、地場産業との連携で産業化していくことは、ドイツや足寄町の経験でも可能だと思います。

 ‥‥などなど、あらためて勉強していくと、さらに制度面や専門家育成など、政策上は短期的・中長期的な対策も必要だなと思います。

 いっぺんに社会は変わらなくても、積み重ねれば数年たつと新しい姿が見えるもの。

 地に足をつけて、現実に眠っている可能性を生かした地域づくりができたらいいし、多くの方とも交流を進める必要があると感じています。

 もっと動いていかないとね。

 【今日の句】 原発を 超える力は すぐそこに

2014年11月4日火曜日

政党助成金を、くらしや教育に回せ

 みぞれ混じりで寒い朝も、元気に宣伝! 会議の後はあいさつまわりと、フルに動いて1日を終えました。たくさんの激励に感謝!です。

 朝の宣伝では、近くの飲食店の方から「がんばれ、がんばれ!」という激励があったとのこと。

 北大前の宣伝でしたが、私を知っているのか「おや?」という顔をした学生が、チラシを受け取っていく姿もありましたよ。

 税金山分けの政党助成金をばらまくよりも、くらしや教育に税金を使え!と訴えました。

 何度も書いてきましたが、私自身も大学・大学院と2つの奨学金返済を続けている身。

 ようやく今年、大学院時代の返済が終わり、来年末で大学時代の返済が終わります。

 くらしや教育に税金を使え!というのは、私の心からの願い。

 「カネの心配をしないで、しっかり学び大きくなってね」ぐらい、どうして政治が言えないのか。

 ヨーロッパの例を出すまでもなく、教育の大事さは誰だってわかることではないのですか。

 あいさつ回りでも「今度はチャンスだね」「意外と解散は早いかもしれないよ」と、声をかけられました。

 道労連では、せっかくなのでとお願いして、こんな写真も撮ってもらいました(感謝!)。

 国会の答弁を見ると、ずいぶん安倍首相の「焦り」「いらつき」が感じられます。

 うまくいかないのは、暴走してきた自分の責任なのではないですか。

 新しい政治の担い手として、多くの方に日本共産党を知ってもらえる努力をしなきゃ。

 明日は少し暖かくなるそうで、ちょっとホッ。

 【今日の句】 北風を 吹いているのは 官邸か

2014年11月3日月曜日

たすきの準備も完了!

 一足先に赤旗まつりから北海道へ戻り、立候補あいさつと合間をぬってスーツの新調へ‥‥前日までバタバタしていて、ようやく身支度も整えました。

 北海道の前衆議院議員・児玉健次さんからも「お体には気をつけて。ともにがんばりましょう」と、温かいエールをいただきました。

 予定候補活動の七つ道具(?)の1つ、たすきも引っ張り出してきました。

 前回に2本つくり、予備の1本がきれいなままなので、さっそく登場です。

 上の子は何度も見てきた私のたすき姿も、3歳の下の子は「これ何?」と興味津々。

 まだ文字も読めないし、何を演説してるかも理解できないでしょうが、ここは親父の背中を見て何かを感じてもらいましょう。

 そういえば上の子もそうやって大きくなるなかで、私のたすき姿を描いた絵の傍らに「きょーさんとー」と書いていたっけな。

 そうだ、下の子も「さいかどーはんたーい」は覚えているし‥‥選挙後に、どんな言葉を覚えるのか楽しみですね。

 我が家のことはともかく、連休開けの明日から本格的に「安倍政権退陣、新しい政治づくり」の活動スタートです。

 あらためて身が引き締まる思い‥‥!

 【今日の句】 真剣な 大人の顔に 子も学ぶ

2014年11月2日日曜日

安倍政権退陣! 新しい日本へ!

 今日の赤旗まつりで発表されました(何とか会場に間に合った~)。2012年に続き、私は衆議院比例候補(北海道ブロック)です! 全道のみなさん、よろしくお願いします!

 2007年・2010年の参院選選挙区候補、2012年の衆院比例候補に続く、4回目の立候補です。

 最初の立候補が第1次安倍政権だったので、安倍首相とは2度目の対決。

 安倍政権退陣へ、北海道の先頭に立ってがんばりたい!

 貧困と格差が当たり前でなく、雇用の安定とくらしの安心こそ当たり前の日本へ。

 緊張と不寛容の外交ではなく、友好的で建設的な外交へ。

 歴史の逆行や武力行使の道ではなく、歴史の直視と憲法を活かす日本を。

 原発でなく再生可能エネルギー、TPPでなく対等・平等の貿易へ。

 子どもを追い込む競争主義と管理統制を変えて、子どもの可能性が生きる教育環境を。

 カジノ=賭博場ではなく、北海道の基幹産業・農林漁業の振興と、地場産業・中小企業の応援を!

 何度も全道をまわるなかで、私も「この声を、どうして政府は聞き入れないのか」と思ってきました。

 生まれ故郷・石巻市や福島県に行き、被災地の復興も原発廃炉も、ぜんぜん進んでいない実態に愕然ともしました。

 子どもや若者たちが、息苦しい社会の中でもがき、使い捨てられる労働現場の実態に、何度も胸を痛めました。

 安倍首相、この苦しむ国民の声が聞こえますか?

 党北海道委員会の書記長職を兼ねての活動で、なかなか全道を回り切れないかもしれませんが、できる限り回りたい。

 立場の違いとか、日ごろの支持政党とか関係なく、今の日本をおかしいと思い、不安を感じている人とも多く対話を重ねていきたい。

 新しい政治を、北海道から示していきたい。

 よろしくお願いします!

 【今日の句】 さあ行こう これから日本は 変わってく