2016年2月27日土曜日

本気の思いは脅迫に負けない

 ユニキタ(UNITE & FIGHT Hokkaido)主催のデモの時間、ちょうど札幌に着ける!ということで、氷点下のなか元気なデモに私も参加しました。

 手の指の先から足のつま先までジンジンする寒さでしたが、集まったみなさんの思いは熱い。

 みんな、本気。

 「実は前回、共産党に入れたんだ」と教えてくれた方、帯広から足を運んでがんばる青年、いつも裏方で支えているみなさん‥‥何より勇気と本気の思いで声をあげる、ユニキタのメンバーの団結がすばらしい。

 すでに報道でご存じでしょうが、爆破予告のメールが反原発連合に届いて、会場の安全を警察が確認してから始めるという異例な状況でありました。

 そうとはいえ、いや、そうだからこそ私も駆けつけて、脅迫に負けない姿を示したいと思ったのです。

 今回は一参加者の私でしたが、主催するスタッフや警備のみなさんの緊張感は、とても大きかったことでしょう。

 でも、本気の思いは脅迫などに負けない。

 おかしなことには声をあげる、間違った政治なら政権を変える、当たり前のことを当たり前のように声にしているんだと、きっとメンバーの彼らは言うでしょう。

 コールには「選挙に行こうよ」「投票しようよ」というのもありました。

 「いっしょに歩こう」というコールもありました。

 自分も主権者、あなたも主権者。

 みんながつながれば、必ず政治は変えられる。

 私も、また明日からの活動に新鮮な気持ちで向かうことができそうです。

 戦争法は廃止!

 (写真は知人の伊藤さん提供のものです)

 【今日の句】 「そうだよな」 思ってる人 きっといる

2016年2月26日金曜日

日々の緊張感のなかで

 来週にも来年度予算案が衆院通過か、との報道も。決まっているのは29日(月)集中審議のみ。笠井亮&塩川鉄也の両議員が質問に!

 甘利前大臣のあっせん疑惑から始まった、この予算委員会。

 日本共産党は志位委員長を先頭に、安保法制=戦争法、消費税増税、介護、地方交付税、最低賃金、軍拡予算、学費、政治とカネ、日本経済、下請企業、軽井沢スキーバス事故‥‥と、多彩なテーマで論戦してきました。

 もちろん重要課題を掘り下げるのも予算委員会の大事な役割ですが、国民生活に多岐にわたる問題をしっかり論議するのも大事なこと。

 中央公聴会・地方公聴会を通じて、国民や専門家などの意見を反映させることも大事なこと。

 論戦とともに、このように国会そのものの機能といいますか、民主的運営についても与野党を問わず議員は大きな責任を負っています(もちろん与党に大きな責任があることは間違いありません)。

 議員になって1年を過ぎましたが、今でも新しい発見がある毎日です。

 立法府にいる者として、国権の最高機関に携わっている者として、自分を律してがんばりたい。

 ずいぶんと真面目な話になってしまいましたが、日々の緊張感がそう思わせていることなのです。

 いろいろと会議の合間に、憲法労組懇の院内集会に参加しました。

 共産・民主・社民・生活の各党がそろって先日の野党合意を報告し、会場も一体感があったように思います。

 安倍政権の暴走を止めるために、私たちの歩みも止めてはならない!のです。

 【今日の句】 毎日が きっと歴史を 動かして

2016年2月25日木曜日

国が責任を認めると言うのなら

 夕張市民が歩んできた歴史を高市総務大臣は知ってるか--私の言いたかったことです。財政再生計画を根本的に見直すべき時!

 衆議院インターネットから見ることができます。

 後半は、政治家・高市早苗として、この歴史に向き合え!と質問しました。

現行法制だけ見れば、まだ夕張市は返済の義務を負います。

 でも、それで本当にいいのか。

 人口が減ること(特に若い世代!)に、どれだけ市民が心を痛めているか。

 「借金返して自治はなし」となれば、何のための「再生」なのでしょう。

 夕張へ調査に行き、たくさんのことを委ねられました。

 どこまで今日の質問に反映できたかは、自分に厳しく問いたいと思いますが、国が責任を認めると言うのなら今こそ市民の現状に向き合うべきだ。

 夕張市民が、夕張にいて良かったと誇れるように、私も力を尽くしたい。

 【今日の句】 子どもらが 笑顔で町を 誇れるよう

2016年2月24日水曜日

夕張の声を代弁したい

 明日の予算委員会分科会は日本共産党から16人が質問に立ちます。私は総務省枠18:00~18:30で、夕張市財政再生問題の質問!

 インターネット中継がありますので、ぜひご覧くださいね。

 遊休農地の課税強化についても一言聞くことにしています。

 国のエネルギー政策転換で、市民生活が振り回されてきた夕張の歴史。

 加えて、この10年は国の管理下に置かれて、返済は続けていますが人口減少は他自治体よりも進んでいます。

 10年も経つと、市職員の管理職も変わりますし、10年前に生まれた子どもは小学生。

 文字どおり直接の責任を負っていない市民が増えてくるなかで、行政サービスの削減路線を続けて本当にいいのか。

 当時から、これだけの削減策では若者が住めなくなるし、担税力のある労働者も減れば返済が大変になると指摘してきました。

 数字だけを見れば順調な返済だと、国は見えるのかもしれません。

 しかし現実は、そんな生易しいものではない‥‥と明日、質問していきたい。

 準備の合間に、新日本婦人の会のみなさんの署名提出行動にも参加。

 しっかり願いを受け止めて、これから、もうひと踏ん張りがんばります!

 【今日の句】 炭鉱の 苦難を総理は 知ってるか

2016年2月22日月曜日

意志あるところに道があり

 すでに報道済みですが、5野党合意にもとづく新しい選挙方針を確定しました。本気で安倍政権打倒!です。

 詳しくはこちらに、今日の会議での志位委員長の報告がありますのでご覧くださいね。

 自民党からは「自公の安定政権か、共産党を含む革新政権か、国民の審判を仰ぐ」との話も出ているようですが、立憲主義・民主主義を壊した安倍政権のどこが安定政権なのでしょうか。

 反共宣伝を用いた分断策は、これまでも行われてきました。

 しかし、日本共産党が何か悪いことでもしたのでしょうか。

 いま大事なことは、このまま安倍政権の暴走が続けば歯止めが利かなくなる恐れがあり、それを止めるための大同団結です。

 もちろん相手のあることなので、真っすぐに野党共闘が進むものではないでしょう。

 しかし、意思なきところに道もなし。

 今日の予算委員会でも、政党の枠を超えて野党間でのエールもありました。

 大事なことを、見失わずに!

 【今日の句】 焦ってる きっと政府は 焦ってる

2016年2月21日日曜日

法治国家を壊しているのは安倍政権だ

 辺野古新基地建設はNO! 全国の行動に合わせて北海道でも集会とデモ行進がおこなわれ、私も参加しました。

 国会周辺の行動には28000人が集まったとFBに書かれていましたが、札幌では前泊博盛・沖縄国際大学大学院教授を招いた講演に450人が参加!


 道労連と平和運動フォーラムの両団体による開催ですが、このような共同が続くようになってきたんですね。

 このような共同を続けるために苦労されてきた方のことを思うと、大事に大事に、さらに広げていかなければと思うのです。

 さて前泊先生の講演ですが、沖縄の民意に反する政府・自民党に対する批判とともに、国民的関心を広げなければいけないという強烈な問題意識を投げかける内容となりました。

 国政の場にいて沖縄の状況を幾分か知っているつもりでいても、まだまだ自分の認識を問わなければいけないなと思った次第です。

 きっと講演を聴かれた方すべてが、同じような思いを持たれたのではないでしょうか。

 それにしても今の日本政府、本当に「法治国家」と言える状況にあるのでしょうか。

 辺野古の新基地建設には何度もNOと示したのに、時には公約を覆させ、時には行政不服審査を悪用し、時には実態のない抑止力論をかざしてみたり‥‥。

 肝心のアメリカは、辺野古に普天間飛行場以上の機能を求めているし、日米地位協定に基づく支配構造は沖縄のみならず全国で今も続けているのですし。

 あまりに従属的な日本政府の態度が、本当に情けなく思えます。

 米軍は抑止力とは違う存在であることは、身近で見続けてきた沖縄県民がよく知っている。

 その沖縄から、このまま負担を押し付けるのなら日米安保条約の是非にまで進むとの声も上がっていることを、どうして日本政府は理解できないのか。

 普天間問題の解決策は、行き先は米側が考えればいいのであって、無条件撤去こそ。

 そもそも米側の「銃剣とブルドーザー」によって奪われた土地の代わりに、なぜ新たな土地を差し出さなければいけないのか(しかも建設費用まで日本持ち!)。

 気温が高く足元が悪いなかでのデモ行進でしたが、沖縄との連帯の思いがあふれた行動になりました。

 【今日の句】 聖域が 米国従属 そのままに