生産量が減れば価格は上がるものですが、それでも経営を安定化させるだけの上げ幅はありません。設備投資の償還ができなくなったり、雇っている人に給料を出すのに必死になったりで、このような現実を前に養殖ホタテをやめた方もいます。ホタテがなければ水産加工場も動きません。地域経済にも大打撃になります。
へい死もザラボヤも、発生原因の解明や有効な対策を見いだせているわけではありません。経営を支える緊急支援と、分析・研究の領域を充実させて対策に反映させていく両方の課題を進める必要があります。漁師は今年1年、これからの1ヵ月をどう暮らそうか、悩みに悩んでいるのですから行政が応えていくべきです。
水産庁の予算も少なすぎます。漁業法を改悪したうえ、予算も増やさないとはどういうことなのか。泣きを見るのは地域を支える漁業者であり、その家族です。紙議員とも連携して、私もできる限りの力になりたい。
昨日から各地の党地方議員のみなさんからも、いろんな実態も聞くことができました。吉野英雄(伊達市)、立野広志(洞爺湖町)、山田秀人(豊浦町)、佐藤智子・横田喜世志(八雲町)、檀上美緒子(森町)、市戸ゆたか・紺谷克孝・富山悦子(函館市)、道議候補だった本間勝美さん、本当にお世話になりました。
明日は釧路市への移動日。日曜日に釧路町・別保公園で、党と後援会の「青空まつり」があります。お近くの方は、ぜひ足をお運びください。
【今日の句】この海と いっしょにみんな 生きてきた