2024年1月6日土曜日

あたたかき連帯をさらに

 今日は紙智子参議院議員と小樽市へ。党と後援会の「新春のつどい」では、能登半島地震への哀悼とお悔やみの意を表しつつ、圧巻の潮太鼓に力をもらい「今年もがんばろう」との決意があふれました。丸山はるみ道議・党小樽市議団も、そろって参加しました。

 来賓で見えられた迫俊哉・小樽市長や鈴木喜明・市議会長はじめ、誰もが大きな被害に心を痛めていることから話が始まります。北海道開拓の時代、ピーク時で入植者の3割が北陸出身者と言われ、小樽市では北前船主が株主の柱として十二銀行(現・北陸銀行)支店が設置されました。遡ると北陸地方にルーツがあるという方が今日もいて、大地震は他人事ではないのです。

 石川県では亡くなられた方が100人を超え、行方や安否が不明の方で1人でも多く命が助かればとの思いは尽きません。会場では救援募金も呼びかけられました。あたたかき連帯を、いっしょに広げていきたい。

 参加された方から「今度こそ議席を」と、くりかえし激励をいただき、ありがたい限り。恒例のくじ引きでは歓声があがり、最後を締める潮太鼓は腹の奥深くまで響きました。あふれる笑顔が今後も続く、安心してくらせるための政治をと思いも新たにしました。

 自民党の裏金疑惑にかかわり、2人の国会議員が立件される見通しのようです。容疑はパーティー収入の不記載・虚偽記載とのことですが、金額の多寡によらず、より多くの議員が問われることではないのでしょうか。

 裏金は何を目的としたのか、どのように使ったのか・使っていないのか、誰が考え実行に至ったのか、問題だと認識していなかったのか、違法と知っていたなら隠していた理由は--明らかにすべきことは山積です。しかし、自民党総裁である岸田首相は全容解明に背を向けています。

 カネや利権を大事にする政治より、命やくらしが大切にされる政治をと。地震被害の実状が伝わるにつれ、その思いを強くします。明日もがんばりたい。

 【今日の句】ぬくもりが 伝わる支援を 政府でも

2024年1月5日金曜日

待ったなしの課題と切迫感

 あいさつまわりと、今日は全道の党地区委員長会議。15日からの党大会を前に、決議案の討議や仲間を増やす「大運動」の真っただ中です。各地で能登半島地震救援募金の取り組みも始められているし、「国民の苦難軽減」の党としてがんばろうと確認しあいました。

 災害救援とともに、そもそも物価高騰や働き手不足など道内経済・地域社会の課題の解決も急がねば。「介護ヘルパーが足りない。移動支援を必要とする方がいて、可能な介護事業所を探しまくっている」「インボイス導入があり、今年の確定申告は本当に複雑になった。登録番号をとっていない事業所には、契約できないとの話が出始めている」など、出された声は切実かつ深刻です。

 もっと現場に踏み込んで実態を把握しなければ、と痛感します。通常国会を前に、国の出先機関への要請もしなければと検討中。さまざまな課題が待ったなし、なのです。

 道農民連に足を運ぶと、いろんな資料を作成されていました。猛暑は今後も続くかもという心配や、戸数減少の影響からか保有施設を閉鎖する農協もあるとの話、酪農家の離農スピードが早いことなど、「このままでは本当に地域が成り立たなくなる」と富沢書記長。紙智子参議院議員と危機感を共有しました。

 大地震・大事故があったからだけでなく、早く打開への取り組みを急がなければと切迫感があります。地に足をつけながら、政策的にもまとめていきたい。

 【今日の句】被災地に 暖かな日を 願いつつ 

2024年1月4日木曜日

前へ出る1年に

 党北海道委員会は今日が仕事始め。能登半島地震救援募金を呼びかけた新春宣伝や、多くのご参加をいただいた党旗びらきで、私も議席回復に向けた決意のあいさつ。ご参加くださったみなさんに、ブログ上でも感謝を申し上げます。

 宣伝では「本当にどうにかしてほしくて」と声を掛けながら募金される方や、がま口を開いてたっぷりの5円玉を募金してくださった方などから、あたたかい思いがいっしょに寄せられました。しっかり全額を被災地へ届けます。

 被災の状況が明らかになるにつれ、その被害の大きさに驚きました。亡くなられる方の数も増えています。健康状態の悪化や今後の悪天候も心配だし、1人でも多くの命が救われるようにと祈る思いです。

 岸田首相の記者会見では「一致団結して、この国難を乗り越える」との言葉がありました。強調されずとも、何とかしたいとの思いはあふれています。水や食料の支援、電気・ガソリン・暖房の確保、医療などケアの体制強化に、国のさらなる支援をと願うばかりです。

 党旗びらきでは、来賓として渡辺明さん(戦争させない市民の風・北海道)、齋藤道恵さん(軍拡NO!女たちの会・北海道)、神保大地さん(札幌オリパラ招致の是非は市民が決める・住民投票を求める会)、浅野隆雄さん(社民党北海道連合)、小柳政行さん(新社会党北海道本部)からスピーチや激励をいただきました。

 市民と野党の共闘や、一致点を大事にした活動で、このような結びつきが広がったことは本当にうれしい。新しい政治の実現にもつながるはずです。行きづまった自民党政治を変えたいと願う方は、たくさんいるのですから。

 だから今年は、日本共産党が前へ出る。北海道では、私自身がその先頭に立ってがんばりたい。紙智子参議院議員、小選挙区の予定候補(3区・伊藤りち子、6区・おぎう和敏、9区・たつの広志)、道議団・札幌市議団とあいさつや決意も交わし合いました。

 なお、志位委員長による党旗びらきあいさつも元気の出る内容でした。こちらから、ぜひお聞きください。

 【今日の句】少しでも 被災地支えに なれるよう

2024年1月3日水曜日

その心が届くように

 まだ被害の全容が見えない能登半島地震。日本共産党は災害募金のご協力を訴え(こちら)、民青同盟道委員会も小雪が舞うなか募金を呼びかけました。私も見守りがてら、いっしょに並ばさせてもらいました。

 募金を懸命に呼びかける民青の彼らの声が、札幌駅前に響きます。中高校生ほどの子をはじめ、広い年代の方が募金に協力していただきました。金額の多少でなく、その心が伝わってくることに、私の気持ちもあたたかくなりました。この心が現地へ届いてほしい。

 寒さと余震、加えて雨が降るとの予報に気持ちが重くもなります。町全体が大きな打撃を受けた珠洲市の状況を見たら、東日本大震災をも思い出しました。じゅうぶんに二次災害に気をつけながらの救援を、そしてまずは数日を越えられるような国の支援をと願わずにいられません。

 志賀原発の様子も明らかになってきました。敷地内で約3mの水位の上昇が観測されていたことや、外部電源が一部使えない状況になっていました。住民の安全を最優先とするのなら、きちんと情報は開示されるべき。引き続く安全の確保ととともに、やっぱり原発の存否を問わなければ。

 遅ればせながら写真は1日の新春宣伝。紙智子参議院議員と伊藤りち子・道3区予定候補、白石区・佐藤綾市議と清田区・吉岡弘子市議とで、新年の決意を込めて訴えました。何があろうと自民党の裏金疑惑は忘れないし、許せることではありません。今年は自民党政治を変える年にしようと、私からも呼びかけました。

 日本は自然災害を避けられない国なのだと、正月から痛感させられました。くらしを支える自治体職員やケアワーカー・エッセンシャルワーカーが大事であることも再認識です。もうけ最優先や大軍拡でなく、くらしと地域を最優先の政治こそ。私も力を尽くしたい。

2024年1月2日火曜日

もどかしい思いばかりが

 能登地震の犠牲・被害に胸を痛めていたときに、羽田空港で航空機と海保機の衝突事故だなんて。地震や事故で亡くなられたすべての方に、心から哀悼の誠を捧げます。まだ能登では救援が進んでいますし、多くの方の命が救われることを願うばかりです。

 津波や土砂崩れ、火事に家屋倒壊との被害の大きさ。日本共産党も対策本部を立ち上げて、情報収集と救援活動を始めています。救助も二次災害を心配しながらですし、寸断されている道路の復旧や避難所での万全な体制づくりとあわせて、国や他自治体からの応援がないと厳しい。すでに進められているでしょうが、可能な限りのスピード感をもって願いたい。

 冬ですし、避難所の床が寒いといいます。段ボールベッドやパテーション代わりの簡易仕切りはあるのでしょうか。自宅待機者も含め、給水や食料支援の情報伝達も心配になります。医療機関での非常用電源を最優先に確保しつつ、情報確認に欠かせないスマホの充電用電源も今日の被災者支援では欠かせません。

 こうして書き綴ることばかりという状況が、本当にもどかしい。しかし、党としては何度も大震災における支援を進めてきた蓄積があります。現場の情報や要求を正確にとらえることが大事と自分にも言い聞かせて、できることを尽くしたい。

 羽田空港の事故も、管制からの指示に問題があったのか、航空機や海保機での何らかのミスがあったのか。海保機は能登への物資搬送中だったとのことで、本当にやるせない。これ以上の悲劇が起きないよう、しっかりした原因究明を。

2024年1月1日月曜日

不安の一夜に、少しでも支えを

 能登を中心とした大地震。津波警報などが出ている地域は、引き続き命を守られる行動をと願います。家の倒壊や土砂災害もあり、無事を祈るばかりです。日本共産党は対策本部を立ち上げ、藤野保史・前衆議院議員や地方議員などが情報収集や救援活動を始めています。

 富山へ行っていた知人は避難所にいるとのことで一安心ですが、安否や被害などの全容はわかりません。余震も続いているし、不安の一夜と思います。いま現場への直接の力になれないことが、本当にもどかしい。

 テレビ・ラジオでは「東日本大震災を思い出してくたさい」と、強い調子で呼びかけました。思い出したくない方もいるのです。それでもあえて、このような表現を用いる意味を思うと、命を大切にされた行動をと願うばかりです。

 お困りごとは各自治体とともに、日本共産党にもご相談ください。各事務所などは、こちらをご覧ください。このブログが少しでも役に立ちますよう‥‥。

 新年にあたっての街頭宣伝については、明日のブログに書くこととします。

2023年12月31日日曜日

今年もありがとうございました

 2023年も残り数時間。来年こそは、くらしの安心や平和な世界を実感できる年にしたいですね。さて、今年の私の3大ニュースは--。

 ③義父が亡くなる(1月)

 昨年末に入院先で亡くなり、正月もなく葬儀にて見送った年明けとなりました。長く酪農を営み、いつも働き者の義父でした。釧路市での演説会などへ何度も来てくださり、激励いただいたことも忘れられません。議席回復で恩返しをと、決意を新たにしています。

 ②統一地方選で候補とともに奮闘(4月)

 道議・札幌市議で悔しい後退となりましたが、札幌市では市長選でも大争点となった冬季五輪招致について、世論と論戦の力で撤退するに至りました。

 地方議員の地域密着と粘り強い活動には、本当に学ぶことばかり。道議会では鈴木知事に正面からモノ言う議席の値打ちが、あらためて浮き彫りになってきています。このがんばりが国政へ反映・連携できるよう、私もがんばらなければ。


 ①イスラエルのガザ攻撃強まる(10月)

 ハマスによる無差別殺傷も許されませんが、イスラエルによる常軌を逸したジェノサイドは到底許されない。これまでもパレスチナ人への人権侵害や空爆・殺害がくり返されてきたし、今回こそは止めさせなければなりません。

 街頭宣伝や北海道パレスチナ医療奉仕団が呼びかけた集会やデモ行進への参加を通じて、「命を奪うな」との熱い思いを持たれている方々が多くいると、あらためて気づきました。一刻も早く停戦へと、引き続き声をあげていきたい。

 世界では戦争や攻撃、国内では物価高騰に人権侵害など、暗い話題ばかりを思い返してしまう1年でした。個人的には、かつて経験がないほどの猛暑が本当に厳しかったです。

 来年は明るさを取り戻せる1年に。あらためて今年1年、本当にありがとうございました。

 【今日の句】一兎さえ追えず 卯年は暮れていき