道労働者後援会では私からの話の後に、いくつかの産別後援会とのクロストークという、これまでにない形式で、さらに情勢を深めあいました。「医療現場のギリギリの状態が続いている。自分の健康と患者への感染防止に検査の拡充を」「介護職は究極のエッセンシャルワーカー。微増・期間限定の報酬改定にガッカリした」「外国人技能実習生に、ひどい働かせ方をしていた会社があった。いっしょにたたかっている」など、実態をふまえた話は説得力があります。しっかり受け止めて、国政に反映させていきたい。
2021年2月13日土曜日
連帯を力に
道労働者後援会では私からの話の後に、いくつかの産別後援会とのクロストークという、これまでにない形式で、さらに情勢を深めあいました。「医療現場のギリギリの状態が続いている。自分の健康と患者への感染防止に検査の拡充を」「介護職は究極のエッセンシャルワーカー。微増・期間限定の報酬改定にガッカリした」「外国人技能実習生に、ひどい働かせ方をしていた会社があった。いっしょにたたかっている」など、実態をふまえた話は説得力があります。しっかり受け止めて、国政に反映させていきたい。
2021年2月12日金曜日
学ばずして変えられるほど、日本社会は甘くない
地方議員のネットワークが、日本共産党の強みの1つです。予算議会を前にして、今日は年に1度の地方財政計画学習会。今年はオンラインで全道を結び、党中央委員会自治体局から第3次補正予算・来年度予算案についての解説を受けました。私も勉強になりました。
前例のないコロナ禍での予算編成ですから、国の動向もあわせて学ばなければしっかりした質問はできません。困窮が広がるもとで、わが町での苦難軽減や町づくりはどうしたらいいのか-ー講演の後には、積極的な質問や意見が相次ぎました。地方政治と国政を結ぶ役割を担う者として、引き締まる思いで聞きました。
「学ばずして変えられるほど、日本社会は甘くない」。これは先月、党の地区委員長会議で発言された一言です。住民の苦難軽減にしても、これからの日本の針路にしても、歴史や社会の仕組みを学ばずして最善の選択はできない。今日の学習会を前に、この言葉が頭をもたげたのでした。自戒を込めて、私も臨んでいきたい。
ところで森喜朗会長が、正式に辞任会見をおこないました。ご覧になった方は、どのように感じられたでしょうか。「女性を蔑視する気持ちはない」と述べつつも、話の途中に「解釈の仕方」「多少意図的な報道」という言葉が出てもいるのは、自覚のない固まった偏見があるのでは。
いずれにしても五輪の行方にとどまらず、これを機に日本社会の遅れた部分を変えていかなければなりません。男性が優遇され、押さえつけることを当たり前にしてきた、特に女性に対して理不尽や人権無視を強要してきた政治と社会システムの総ざらいも必要です。私も力を尽くしたい。
【今日の句】表面で とどめず深め 見えるもの
2021年2月11日木曜日
歴史を前へ進める日に
今日も氷点下の札幌で、地域の党員さんとあいさつまわりに街頭宣伝、しんぶん赤旗の写真撮影で歩きに歩いた1日。すっかり体の芯から冷えました。とはいえ、あと1ヵ月もすれば少しは春が感じられる日もあるはず。やっぱり北海道の冬は厳しく、長いですね。
「やっぱり結びつきの強さって大事なんだよね」。東区でまわっていた時の党員さんの一言です。後援会員さんが、お連れ合いの知り合いだったことがわかり一気に距離が縮まり「しんぶん赤旗」も、お読みいただくことになったとか。顔と顔を合わせることの大切さを、今日も「マスクをしてるからわからなかったけど、お会いできて良かったです」と言われたことから実感しました。
歩き回った東区から北区へ移り、平岡だいすけ道2区予定候補・長屋いずみ市議との街頭宣伝。党員・後援会員さんも、寒い中たくさん集まってくださいました。4月の2区補欠選挙を必ず野党統一候補で勝利しようと平岡さん。私も「国民の側に立ってフラフラしない政権交代とするには、日本共産党が伸びてこそ。そのために比例議席の奪還と、2区で先頭に立つ平岡さんを押し上げて」と訴えました。
女性蔑視発言をした森喜朗会長が辞意を固めたと報じられました。辞任あいさつがあるのなら反省の弁をしっかり聞こうと思いますが、本人の反省はもとより、政府・与党の対応も問われるべき。人権の面からも、五輪精神からも大問題だったのに、責任を問うことをしませんでした。かばい続けてきた自民・二階幹事長も、自分の発言の何が問題なのか理解されているのでしょうか。
今日は「建国記念の日」。紀元節復活を狙うがために設けられた日ですが、復古的・前近代的な日本に後戻りさせず、歴史を前へ進める日として位置づけたい。その進める力は、市民と野党の共闘です。
【今日の句】書き終えた わが布団まで もう少し
2021年2月10日水曜日
すっと手が伸びて
ちらちらと雪が舞うなか、今日は札幌市南区へ。宣伝準備でプラスターを持って歩いていただけでも「がんばって」と拍手され、宣伝中にも激励の声がかかりました。毎日のように、今の政治に対する怒りや不満が寄せられます。
朝晩は通勤・通学の市民でごった返しになる真駒内駅も、昼は落ち着いた環境になるからか「慌ただしい朝よりも受け取りが良かった」と地元の党員さん。配っていたのは、コロナ禍でのお困りごとを聞くアンケートと、日本を変える「5つの改革」掲載のリーフレット。すっと手を伸ばす方が多く見られました。
テレビ中継はされませんが、衆議院では予算委員会の質疑が続いています。日本共産党は、先日は高橋千鶴子衆議院議員、今日は田村貴昭衆議院議員が質問に立ちました。高橋議員は公立・公的病院の再編・統合、田村議員は吉川元農水相の贈収賄疑惑を取り上げています。どちらも北海道にとっては重大な課題です。
テレビ中継は、国会からNHKへ要請します。放映権はNHKにあるからです。要請は理事会での与野党一致が原則です。与党が同意しない場合は、そもそも要請されないのでNHKも放映しません。
総理大臣が出席する本会議や予算委員会は、基本的に与野党一致して放映されます。ですから総理が出席しない今日のような予算委員会は、まずテレビ中継はされません。安保法制やTPPなど特別委員会での重大な政治課題の場合は、予算委員会と同じように要請することとなります。今はインターネットで審議中継を見られるものの、質疑の中身や委員会室の雰囲気は、以前はリアルにわからなかったんですね。
国民が見ているという緊張感は、国会質疑のうえで絶対に必要です。議員からすれば適当な質問などできなくなるし、大臣や官僚も国民への説明責任を果たさなければなりません。同じくインターネット等で中継している地方議会も増えています。日本共産党はもとより、他党の議員の質問もしっかり聞いてほしい。各党の違いが、よくわかると思います。
【今日の句】じっくりと 一言一言 問われてる
2021年2月9日火曜日
しっかり思いを受け止めて
今日は津別町議選・ともえ光政候補の応援へ。すっきり晴れた青空のもと、ともえ候補が元気に訴えるなか次々と声がかかります。期待の高まりが伝わってきました。
ともえ候補は1期目から大活躍で、公約に掲げている水道料金の値下げや循環ワゴン車の運行には、今日も「公約に入れてくれてありがとう」と声がかかりました。町が進めるドラッグストア誘致にも「いま町づくりに必要なことか」と私にまで話しかける方がいて、関心が高まっています。
ともえ候補は農協職員でもありました。いつも穏やかで和やか、相談には親身に応じる姿にも信頼が寄せられています。日本共産党の地方議員は本当にすごいと、いつも感じます。ぜひ津別町に知人・友人のいる方は、ともえ光政候補への支持をお広げください。
北見市にも立ち寄り、菊地豪一市議と街頭宣伝。立ち止まって最後まで話を聞いてくれた初老の方は、ずばり「今の政治はひどい」。コロナ対策は後手後手にとどまらず、国民に自粛と罰則を科しながら与党議員は飲み歩き、「政治とカネ」問題で議員辞職が相次いでも菅首相は他人事、東京五輪組織委員会・森会長の女性蔑視発言に根本的反省がない当事者と政府・与党の幹部-ー並べただけでも、やっぱりひどい。
北見市の党員のみなさんとの学習懇談会で、不満や批判に応える活動をすることと、自分が思う日本共産党のいいところを伝えていきましょうと呼びかけました。日本共産党が政治を変えたいという願いの受け皿であることを、私もしっかり伝えていきたい。
今は札幌へ向かうバスのなか。明日は札幌市南区で訴える予定です。
【今日の句】この済んだ空気 政治の世界にも
2021年2月8日月曜日
やっぱり選挙は積み重ね
何より、選挙には「大丈夫」ということも絶対にありません。少しでも緩みがあって議席を失った選挙を何度も目にしてきただけに、繰り返さないために必要な訴えを私も心掛けたい。いくら菅政権がひどくても、候補の評判がよくても、影響力を広げていようとも、いわゆる「風」が吹いていようとも、日本共産党は自動的に前進することは決してないのです。
2021年2月7日日曜日
情も理もある活動を
今日は札幌市中央区で街頭宣伝や少人数・短時間の「つどい」へ。街頭からも「お困りごとはありませんか」と、くりかえし私から呼びかけました。街頭宣伝に出る前から切迫した状況もうかがいました。
党中央区へ寄せられた相談や意見というのは-ー「鍼灸の仕事をしているが客は激減。飲食店だけでなく私たちにも補償がないと、もう続けられないと仲間みんなで言っている」「体重も減った。仕事も見つからない。(生活保護の勧めに対して)自分が仕事をしていた時は、生活保護は『施し』だと思っていたので、なかなか受ける気になれない」-ーなどだそうです。
この間の国会質問で、生活保護の扶養照会は義務ではないと厚労相が答弁してきたものの、まだまだ生活保護への誤解や偏見、ハードルは高い。再度の給付金が必要ですし、生活保護についても権利なのだとハッキリとさせていく必要があります。これまでの自己責任論や生活保護へのスティグマについて一掃しなければなりません。
それでも声にならない声は多いはず。だからこそ街頭からも呼びかけるし、「つどい」の場でも同様の話をすると「私は非正規労働者」という方が「休業手当ではなく有給で処理されている。休業手当をもらっても6割。この引き上げもできないのでしょうか」という実態が出されました。しっかり反映していきたいです。
「つどい」では他にも、「どうして五輪を止めようとしないのですか」「政党助成金を受け取っては」「札幌の市電延伸を全体の課題に」「二酸化炭素ゼロの目標を前倒しして」などの質問・意見とともに、「赤旗日曜版を勧めた友人から『とても面白くて、届くのを待ち望んでいる』と言われました」「志位さん・小池さん以外の国会議員も、もっとテレビ出演をして」との嬉しい話も。
ところで今日は「北方領土の日」。元島民の平均年齢が86歳に近づくなかロシアとの交渉が進まないどころか、安倍前首相が「2島返還」方針へと舵を切ったもとで、かえって交渉の到達点は後退してきたのではないか。安倍前首相へ直に質問した者の1人としても、本当にもどかしい思いでいっぱいです。
歯舞群島と色丹島は北海道の一部ですから、先行して返還されるのはありうることです。その時に中間的な条約を結ぶのもありうることです。しかし「2島返還」で平和条約締結というのでは、1956年当時のソ連側の主張に全面屈伏ということになります。これまでの日本政府の立場も、自己否定することになってしまうのではないか。
問題の根本は、①「領土不拡大」という戦後処理の大原則を、ヤルタ協定でソ連側が踏みにじったこと、②サンフランシスコ平和条約のさい、米国の要求で「千島列島の放棄」条項が入れられて日本も屈伏したこと、があります。戦後処理の不公正をただす立場に立たないと、これまでの繰り返しになってしまうのです。
そもそもは千島・樺太交換条約で、国後島・択捉島より以北の占守島までが日本の領土として確定した歴史があります。沖縄の日本復帰も、戦後処理の不公正をただす議論と、沖縄を先頭にした日本国民の世論と運動があってこそでした。だから千島問題も、元島民だけでなく北海道から声を上げ続けなければなりません。このような道理をもっている日本共産党こそが、声を上げ続けなければなりません。しっかり私も役割を果たしたい。
【今日の句】揺るがないことの 大事さ再確認