2021年4月17日土曜日

命を守るために力をあわせて

 道2区補選・市民と野党の「共同街頭演説」に日本共産党からは私がマイクを握り、松木けんこう候補の必勝と、政権交代へ扉を開こうと強調しました。立憲・逢坂誠二衆議院議員、社民・浅野隆雄道連幹事長と交代で訴えました。司会は市民の風・北海道の川原茂雄共同代表が務めました。

 感染防止に気をつけながら多くの方が駆けつけてくださり、このような機会が求められていたと実感しました。安倍前首相から続く強権政治を批判した逢坂議員からは「民主主義の土台が壊されてきたことに立ち向かう選挙。菅政権を打ち倒そう」、原発汚染水の海洋放出を告発した浅野幹事長も「政権を変えていくために松木候補の勝利を」と呼びかけ、「そうだ」の声もかかりました。

 菅首相が訪米中も国内のコロナ感染は増加の一途で、大阪では症状が重くなっている方の治療に手が回らない状況も生まれています。コロナ中等症患者の専門病院とされた大阪市立十三市民病院では、すでに昨年末までに医師10人・看護職員22人が退職し、人手不足は解消されていません。北海道でもじわじわと感染が広がっているなか、すでに緊張状態が1年以上も続き、なお全国の医療従事者に次々と負担が襲いかかる実態に胸が痛みます。

 感染拡大防止に国民へ自粛を要請するなら、十分な補償が必要だとの声を菅政権は本気で受け止めているのか。医療機関や高齢者施設などで働く方へ、くりかえし検査をできるようにもするべきです。医療従事者や中小業者、多くの国民を見捨てるような政治は、とにかく早く変えたい。2区補欠選挙で、しっかりと示さなければ。まわりの方に投票へ行くことを呼びかけましょうと、私からも訴えました。ぜひブログをお読みの方も、道2区(札幌東区・北区)はもとより長野県・広島県への知人・友人へ、お声がけをお願いします。

 【今日の句】国民を 見捨てる政治に 審判を

2021年4月16日金曜日

松木候補勝利でジェンダー平等も前へ

 今日も札幌東区へ。道2区補選も中盤で、明日・明後日は市民と野党の「共同街頭演説」もおこなわれます。参加される方は感染防止対策をしっかりおこない、また「市民の風」としてライブ配信もするようですので、ホームページなどでご確認ください。お天気が心配ですが、明日・明後日の分は以下のとおりです。

 ●17日(土)13:30~札幌駅南口/15:00~ビバホーム新琴似店付近

  弁士 逢坂誠二衆議院議員(立憲)/浅野隆雄道連幹事長(社民)/畠山和也(共産)

  司会 川原茂雄・「市民の風」共同代表

 ●18日(日)13:30~イオン麻生店前/15:00~ザ・ビッグ東雁来店付近

  弁士 池田真紀衆議院議員(立憲)/山内恵子元衆議院議員(社民)/紙智子参議院議員(共産)

  司会 山口たか・「市民の風」共同代表

 18日は「ジェンダー平等・女性共同街頭演説」と銘打たれています。松木けんこう候補の協定書でもジェンダー平等の実現が盛り込まれましたし、さらに大きなうねりへとしていきましょう。

 今日の対話のなかでも日本の女性の現状について意見が出され、そのなかで札幌市議会での女性トイレが話題に。元札幌市議の飯坂宗子さん(東区)が当選した当時は女性議員が珍しく、近くに女性トイレがなかったような話を聞いたと党員さん。そのような話を私も聞いたことがあります。日本の女性参政権行使は戦後からなので、国会・議会は男性のものとの反映があったかもしれません。

 このような理不尽に立ち向かってきた先輩たちがいて、この間のジェンダー平等を求める運動の高まりがあってもなお、政治的には道半ば。松木候補の勝利で前へ進めましょうと、私からも呼びかけました。

 福島第一原発からの汚染水を海洋放出するなとの抗議行動スタンディングを、党道委員会の勤務員でおこなうことになり私も参加。問題点を整理した高橋千鶴子衆議院議員のインタビュー記事も、こちらでお読みいただきたいです。漁業関係者はじめ国民の納得は得られていないし、海へ流さない立場で科学的知見を集めて対応することを。強行に放出することは許されません。

 【今日の句】米国で 総理は何を 言われるや

2021年4月15日木曜日

身近なところでがんばる力

 松木けんこう候補の勝利へ、今日は札幌東区で党後援会員さんを訪問。「菅首相から、やる気が見えないもんね」と、どの方からも激励をいただきました。私からも「補選の勝利で政治の流れを変えましょう」と呼びかけてまわりました。

 選挙戦も3日目となり各候補の主張も浸透していくころですが、補欠選挙は総選挙ほどの報道量とはなりません。候補の街頭演説を聞ける人も多くはないでしょう。だからこそ、ふだんからの結びつきがモノを言います。「あまり松木さんは応援してないけど、あなた(※同行してくれた党員さん)が来てくれたからね」という話もありました。

 この機会だからと、日本共産党への質問をされる方も。過去の中国共産党との関係、宗教への考え方などの質問に答えると、少しスッキリされたのか「引き続き読みましょう」と「しんぶん赤旗」の購読を継続してくれることにもなりました。「日本共産党のそもそものところを、もっと話された方がいいですよ」とのご意見も参考にしたい。

 長い支持者さんからは「松木さんと仲良くしたらいいよ」。日本共産党が立場を越えたかかわりを大事にしてほしいと願っている方で、近所に信号機が設置された当時の話をしてくださいました。「近所の子どもが交通事故で亡くなって、安全を願う住民の声を取り上げてくれたのが共産党の議員でした。それで信号ができてから、うちの母も何かのたびに共産党のことを口にしていたんです」と、長く支持してくださった理由を話されたのです。

 身近なところで日本共産党が力を尽くす大切さを、あらためて学びました。そういう市民の願いがわかるからこそ、国会でも地方議会でも揺るがずがんばることができる。まずは2区補選での勝利めざして引き続きがんばろうと、背筋が伸びる思いでした。

 期日前投票も始まっています。札幌北区・東区にお知り合いのいる方は、ぜひ早めにお広げください。

 【今日の句】まだ総理 本気で五輪 やる気なの

2021年4月14日水曜日

勝利へ、できることを精一杯

 今日も長屋いずみ市議と、札幌北区をまわりました。閉店による空き店舗など、歩きながらコロナ禍の影響を実感します。松木けんこう候補の勝利でコロナ対策の抜本的拡充へと、政治の流れを切り替えたい。

 吉川貴盛・元農相の応援をしていたこともあるという方からは、共産党を支持ではないとしつつ「共闘するよう柔軟になってきたよね。いいこと言っているんだから、あとは実現できる力を持てるかどうか」と、激励交じりの話をいただきました。国会での議席数はもちろん、他党との協力、政策もよりシャープに、そして世論の高まりなど、いろんな課題があるのは承知のうえ。まずは目前の2区補選勝利と、衆議院選挙で比例議席の奪還に全力です。

 北区の党事務所に足を運ぶと、スタンディングのためのプラスターを取りに来ていた党員さんたちの姿がありました。政権交代への流れをつくる選挙にしようと奮闘する姿に私も元気をもらい、今日は歩き続けて文字通り足が棒になるくらい。ある障害者支援施設では「応援していますから」と、ありがたい激励もいただきました。補選が話題になったところでは、松木けんこうさんの勝利に日本共産党もがんばっていることを伝えました。

 それにしても日本の選挙運動には制限が多いと、あらためて痛感します。拡声器を使ってはダメ、候補の名前や写真が入ったビラやプラスターもダメ、供託金も小選挙区の立候補は300万円と超高額で、これでは誰もが自由に立候補なんてできません。欧米などは選挙運動も自由度が高く、それゆえに国民の議論が活発なのだと思います。国民が政治に無関心なのではなく、無関心にさせる状況を政治の側がつくっているのでは。こういう点も乗り越えていきたい。

 【今日の句】あらためて思う 基本は双方向

2021年4月13日火曜日

政権交代への扉を開こう

 北海道2区補欠選挙、いよいよ告示日。松木けんこう候補の第一声に私も駆けつけました。松木候補は演説で各党の名を上げ、候補を取り下げた平岡だいすけさんの分もがんばる決意を述べました。写真は、社民党・浅野隆雄道連幹事長と並んでいたところに松木候補がまわってきた時のものです。

 自民党が候補を擁立せず、公明党は自主投票。だからと言って吉川貴盛・元農相の疑惑の真相は、何ひとつ明らかになっていません。本気で反省を示すというのなら、与党としての自浄能力を発揮すべきではないのでしょうか。それができないのなら、しっかり審判をくだすしかありません。

 コロナ感染が再び拡大しているなかでもあり、松木候補も再度の給付金や学生支援などを公約に掲げました。経済についても、変わらず訴えてきた消費税減税の意義を説きました。枝野代表や逢坂衆議院議員も応援演説に立ち、松木必勝をと訴えました。平岡さんを候補としてたたかえないのは重ね重ね残念ですが、長野・広島とあわせた3国政選挙で野党統一候補が勝利できれば政権交代への扉を開けるのですから、私もいっしょに力を尽くしたい。

 投票を呼びかける戸別訪問はできないので、そのまま北区で長屋いずみ市議とコロナ禍の影響を聞いてまわることにしました。「もう1回、持続化給付金を」「固定資産税などの固定経費が重い」「近所で6月に閉める飲食店もあると聞いた」など、商店では切実な声が次々。商品の全国配送をしている店から「配送料が高くなっている」との指摘もありました。

 補選や日本共産党のことが話題になることもあります。「若い人(※平岡だいすけさん)にがんばってほしいと思ってたのに、どうして共産党は候補を譲ったの」など率直な意見も出されて、共闘で政権交代をめざすことや、松木候補とも協定書を結んでいることなどを私から紹介しました。党員・後援会員のみなさんは、つながりや電話を通じた支持を呼びかけていて、私もいっしょに汗をかいていきたい。松木けんこう候補の勝利めざして、しっかり役割を果たしていきます。

 明日から期日前投票も始まります。お知り合いが道2区にいる方は、ぜひ投票をお呼びかけください!

 【今日の句】この選挙 自分事だと 伝えてく

2021年4月12日月曜日

海洋放出も地層処分も強行するな

 いよいよ明日が道2区補選の告示日。今朝の定例宣伝でも松木けんこうさんとの協定内容を紹介しながら、政権交代への流れをつくろうと呼びかけました。明日からも引き続き力を尽くしたい。

 松木さんとは衆院農林水産委員会で隣同士の席で、いろんな話をさせていただきました。お連れ合いさんが福島県大熊町出身で、福島第一原発事故のため義父母は避難生活に。数か月後に義母は避難所で倒れて亡くなります。「僕は、原発はやめたほうがいいと思うよ」との話を聞いたことがありました。偽りない気持ちだと思います。

 今日は道原発連の定例宣伝の日。菅政権は明日にも、福島第一原発事故での放射性物質トリチウムを含む「処理水」=汚染水を、人体に影響がないレベルにまで薄めて徐々に海洋放出する閣議決定をおこなうとしています。試験操業から本格操業へと向かおうとしている漁業者にとって、当然許されないもの。梶山経産相は「風評被害は当然起こる。対策に万全を期す」と述べていますが、海洋放出しないことこそ最大の風評被害対策です。

 私の母の実家は女川町江島(湘南の江の島ではありません)で、漁師のもとに母は育ちました。私も子どものころに江島へ行くと、夏はまず海へ行くのが当たり前。ウニを見つけて持って帰ろうとすると、子どもであっても諫められたものでした。海は漁師にとって大事な場所なのだと、子どもながらに学びました。海を汚すようなことなど、もちろん許されない。これまでも原発事故のため漁に出られず苦しい思いをしてきたのに、また苦しみを漁師に押しつける気なのでしょうか。

 安倍前首相は、この汚染水を含む原発事故の状況について「コントロール下にある」と述べて、五輪誘致を進めました。開催できるかわかりませんが、その五輪を前にして汚染水の海洋放出を決めるとは不可解そのもの。合意なく決める姿勢は、寿都町や神恵内村で「核のゴミ」最終処分場への「文献調査」を始めたことにも通じます。「汚染水管理地がいっぱいになるから」「いずれ『核のゴミ』も処分しなければいけないから」として「仕方ない」で済ませていいのでしょうか。

 原発に賛成でも反対でも、過酷事故が起きれば大きな被害が出ることは誰もが認めるところ。地震の活動期に入ったと言われる現在、それならば原発とは違う道を日本は進んでいいはずです。海洋放出でも地層処分でも、その影響は次世代にまわされてしまいます。汚染水や「核のゴミ」は厳重に管理しながら、研究開発の結果を待つことです。

 そもそも原発のない日本にこそ進みましょう。私も原発ゼロの声をあげていきます。

 【今日の句】薄めても 量は変わらぬ トリチウム

2021年4月11日日曜日

宣伝にも声がかかり

 道2区補選告示日まで、あと2日。松木けんこうさん押上げにと、今日は札幌北区で長屋いずみ市議と街頭宣伝にまわりました。松木さん本人からのメッセージも寄せられて、心ひとつに私もがんばりぬきたい。

 「私は無党派で、前回は初めて共産党(※2017年の2区・金倉まさとし小選挙区候補)に入れた」という方が、演説後に声をかけてくれました。誰もが認めるぶれない共産党が、松木さんを推すことへの疑問でした。私から長野・広島とあわせて野党統一候補が勝利できれば政治の流れを変えられることや、松木さんと各党・市民とで協定書も結んだことなど話して、短時間で納得まではなりませんでしたが、最後は「紙智子参議院議員のファンなんだよ」と笑顔で応じてくださいました。

 低投票率も心配されていますが、関心はだんだんと高まっているように感じます。補選の意義を伝えに伝えて、投票に行こうと思ってもらえるようにしていかないと。マイクを通した訴えは明日までになりますが、いろんな形で引き続きかかわっていきます。

 今日は札幌中部民商・共済会の総会もあり、来賓として一言あいさつ。札幌中央地区の森英士地区委員長も参加しました。コロナ禍で苦しむ業者へ親身な相談を続けてきた中部民商は、会員数を増やしての総会となりました。「歓迎会などができず、新会員の顔がわからないという方もいるでしょう」と佐賀会長。つながりあう大事さに心を砕いてきた姿勢が伝わるあいさつでした。業者を支えるあたたかい政治を、いっしょにつくりましょう。

 【今日の句】本気さを 伝えて変化 始まって