2019年4月6日土曜日

北海道・札幌から希望を

 最後の最後のお願いです。北海道知事は石川ともひろ、札幌市長は渡辺たつお、道議・札幌市議は日本共産党の候補に、政治を変えたい願いを託した1票をお寄せください!

 これまで支持を寄せてくださった方も、ぜひ知人・友人にも残る時間で広げてほしいのです。1人が1人に広げるだけでも、全道規模なら大きな流れになります。一声一声が、新しい政治につながる対話です。私もがんばります。

 今日は終日、札幌北区を駆け抜けました。道議には佐野弘美、札幌市議には長屋いずみ・小室まさのりをと声を枯らしながら私も懸命の訴えに。小室候補とは合流できませんでしたが、長屋候補と佐野候補とは最後の訴えで並ばせていただきました。

 佐野候補は、北区の道議では最も質問回数の多い方でした。とりわけカジノ反対の先頭に立ってきたのは、自分自身の経験があったからこそ。「ギャンブルで子どもを泣かせてはいけない」との当たり前のことを当たり前に訴えられたのは、北区では佐野候補だけ。子どもや命を守るために大奮闘してきた議席を、失うわけにはいかないのです。

 長屋候補は、前回の選挙で惜しくも次点でした。悔しむ間もなく市民のもとへ飛び込み、聞いた声をもとにして交通量の多い地域での信号機設置なども実現する大活躍。今度は市議会で思う存分、働いてもらわなければいけません。

 今日は会えなかった小室まさのり市議候補も、労働組合の専従のころから受けた相談件数は5000件だっただけに、どれだけ小室候補に助けられた人がいたことでしょう。即戦力として市議会でもがんばってもらいたいのです。

 そして北海道知事も札幌市長も、政治の流れを変えるために何としても押し上げたい。私がまわった138ヵ所すべてで、石川ともひろ知事候補や渡辺たつお市長候補の政策なども紹介しぬきました。野党の議員候補とも、お互いに「知事には石川ともひろ候補を」と声を出しながらすれ違っていくなんて、これまでなかったことでした。

 投票箱の蓋が閉まるまで、何が起こるかわかりません。「最後までがんばったところが勝つ」のは、選挙の大鉄則。あらためて「北海道知事は石川ともひろ、札幌市長は渡辺たつお、道議・札幌市議は日本共産党の候補」に、よろしくお願いします!

 【今日の句】1票の 力の大きさ 示そうよ

2019年4月5日金曜日

辞任だけでは済ませられない

 いきなり飛び出した塚田一郎・国土交通副大臣の「忖度」発言。昼に辞任したものの、公衆の面前で露骨な利益誘導かと噴飯ものです。この地方選で審判を!

 問題になったのは「下関北九州道路」の建設計画をめぐって、塚田氏が「調査計画を国直轄の事業に引き上げた。私が忖度した」との発言。道路にかかわる国土交通副大臣の発言だけに極めて重く、総理として罷免すべき内容だったはずです。しかし、安倍首相は野党の罷免要求も拒んでいました。

 しかも昨日の参議院決算委員会で日本共産党・仁比聡平参議院議員が、この問題での安倍首相の関係を告発したのです。この道路は2008年に冬柴国交相(当時)が「今後は調査をおこなわない」と答弁しています。ところが、この道路建設の復活へ「関門会」なる与党の国会議員有志が、2016年に石井国交相あてに要望書を出しました。

 なんと、その要望書のなかに安倍首相の名前が入っているのです。総理が名を連ねて、大臣に要請書を出すなんてありえないことです。昨日は「要望書が出されたことは初めて知った」と答弁したものの、昨年10月25日には、この推進議員との会談で『早期実現に向けた活動にしっかり取り組むように』と意欲を見せたことも、仁比議員が明らかにしました。忖度もひどいけど、安倍首相があからさまな指示を出していたのではないのか。

 二重三重に問題だらけの「忖度」発言と、この大型建設事業。安倍政権になってから「国土強靭化」などの名のもと、大型事業も進められてきています。札幌でも税金1000億円をかける都心アクセス道路が大争点になっていますが、大型建設事業を進める安倍政権の姿勢と符合しています。秋元市長候補を自民・公明が応援するのも、このような根っこがあるからではないのでしょうか。

 利益誘導・血税私物化とも言える安倍政権への審判と、札幌で都心アクセス道路建設を止める審判とは連なるものです。今日まわった札幌東区は、ちょうど札幌北インターチェンジがあるところ。まさに審判をくだすなら東区から!なのです。

 宮川じゅん道議候補、太田秀子・平岡だいすけの両市議候補とも各々いっしょに訴えるなか、私からは上記の内容も強調しました。多くの党員・支持者の方も応援に駆けつけ、候補を激励していました。本当に3人とも議会で再びがんばってほしい。

 地方選挙前半戦も、音を出しての訴えは残すところ明日1日となりました。知事選・札幌市長選での勝利も訴えぬくし、議員選挙はどこも1票1票を争う大激戦となっているだけに、日本共産党が伸びてこそ政治は変わるという値打ちも訴えぬきたい。明日は北区をまわります!

 【今日の句】かばってた 総理も責任 問われてる

2019年4月4日木曜日

共闘を進めるためにも日本共産党

 「安倍政権に怒っている。共産党には野党共闘で頑張ってほしい」と、乗車スタッフに声がかかりました。野党がそろって推薦した石川ともひろ候補を何としても押し上げたいと、私も懸命の訴えです。

 今日は豊平区・池田ゆみ、清田区・吉岡ひろ子、南区・千葉なおこの各市議候補の最後の押し上げ。もちろん知事選・札幌市長選も勝利めざして両候補の政策などを街頭から紹介しています。そして北海道・札幌から市民と野党の力で安倍政権も変えていこうと力を込めているなかで、冒頭のような声がかかりました。

 ただ「共産党に入れるかどうかはわからないけど」と、思わず苦笑したくなる一言も付いていたとのこと。ぜひ一歩進んで、野党の共闘を強めるためにも日本共産党を増やしてほしいのです。もちろん私たちも、相応の努力をしなければなりません。

 衆院大阪12区補欠選挙に、日本共産党・宮本岳志衆議院議員が無所属で立候補すると発表したことに衝撃が広がっています。共闘の力で安倍政権を変えるにはこれだけのこともするのかと、驚天動地の思いで私もニュースを見ました。日本共産党も変わっていかなければいけないんです。

 話を戻すと、共闘とともに各候補を何としても市議会へ送ってほしいと訴えました。池田ゆみ候補は前回の市議選で、念願の初当選。いっしょに雇用促進住宅の問題や、平岸でのガス爆発ではいっしょに避難所も訪問するなど、困ったことがあれば駆けつける池田ゆみ候補の姿に、どれだけ多くの区民が励まされたことでしょう。

 千葉なおこ候補は、小さな2人の子を抱えながらデモや集会に参加する姿を何度も見てきました。きっと大変なこともあるでしょうに、愚痴もこぼさず懸命に困難に立ち向かう姿を、多くの党員や後援会員も見てこられたはず。秘めた情熱を、思いきり市議会で発揮してほしい候補です。

 吉岡ひろ子さんは昨日も書いたように、液状化被害の現場に足を運び大奮闘。今日はその里塚地域もまわりましたが、第一次判定の紙が貼った家がいくつもありました。都心アクセス道路よりも、被災された市民への支援を強めるべきだ!と、あらためて痛感しました。

 昼は暖かな陽射しがあったものの、やっぱり夕方からはぐっと冷え込みました。明日はさらに雨模様。マイクを通した訴えを残り2日です。体には気をつけながら、最後の最後まで支持を呼びかけたい。

 【今日の句】忖度を誇って 恥ずかしくないのやら

2019年4月3日水曜日

大型開発より被災者支援を

 今日は渡辺たつお札幌市長候補と(短時間ですが)清田区で合流! 疲れも見せず候補が訴え、多くの方も演説を聞きに来られましたよ!

 清田区は昨年の胆振東部地震で、里塚地域に大規模な液状化被害が出ました。他にも清田地域などにも被害があって、まだ家が復旧できていない現実があります。

 渡辺たつお候補が立候補を表明して、初めての街頭宣伝とともに調査も兼ねて来たのが清田区でした。まさに市民と寄り添った25年の弁護士経験に裏付けられた行動力です。国も含めて税金を1000億円かけるアクセス道路より、被災者支援こそ緊急におこなうべきなんです。

 そして、この被災者支援に奔走したのが吉岡ひろ子市議候補。党支部といっしょに約600件をまわって聞いた要望をまとめて、いっしょに国へと要請に行ったり、札幌市にもかけあったりしました。党市議団とも連携して、がれき撤去費用の償還払い制度や宅地復旧支援制度にも道を開いてきたのです。

 議員バッジをつけずに、これだけの大奮闘。市議会へ送ってもらえば、いっそう市民の声を届ける議席として活躍されること間違いありません。12年分の候補活動のなかで、どれだけ市民の苦労や痛みを聞いてきたことか。ご自身も苦労されたと思いますが、そんな姿を見せずに誰とも分け隔てなく接する吉岡さんを今度こそ市議会へ送りたい。

 そういうわけで私の訴えにも力が入りました。今日は豊平区と南区にも足を運びましたが、明日も政党カーでお邪魔するので、明日に記すことにします。あまり声を枯らさない私ですが、各地で声を張り上げてきたせいか少々かすれ気味。今日は少し早めに休むことにしましょう。

 応援に行けていない地域もあるのが心苦しいのですが、明日もめいっぱい石川ともひろ知事・渡辺たつお札幌市長の誕生、日本共産党の前進をと訴えます。

 【今日の句】カジノへと うつつを抜かす 場合じゃない

2019年4月2日火曜日

真に命を守る国民健康保険に

 今日は時に大粒の雪も降るなか、手稲区で佐々木明美市議候補の押し上げ。市政の転換には、渡辺たつお市長誕生と日本共産党の前進が必要です!

 佐々木明美候補は医療・介護の現場で働いてきただけに、命を守る情熱と優しさは手稲区で随一の候補と私は断言します。そこで今日、力を込めて訴えたのは国民健康保険についてでした。

 北海道民医連の調査でも、道内で昨年度は少なくとも4人の方が「経済的事由による手遅れ」で亡くなりました。健康保険料が払えないため無保険になったり、窓口負担が払えず受診できない方が増えているといいます。命を守るはずの健康保険のはずなのに、こんな現実があるなんておかしい。個人の責任ではなく、制度や行政の問題としてとらえるべきだと思うのです。

 何年か前に、保険料が滞納されていると子どもの保険証までも据え置かれるということがありました。稼げない子どもには何の責任もないじゃないかと大問題になり改善はされてきましたが、大人だったら保険証を取り上げてもいいということにはならないはずです。

 そもそも貧困問題として総合的な対策で解決が必要なのに、北海道も札幌市も本腰を上げていないように思います。保険料を払えない人が増えているのなら、減額・免除の拡大も必要ですし、払える保険料にすることも大切です。日本共産党は国民健康保険料の引き下げを提案しています(こちら)。

 佐々木明美候補の応援でいっしょだった道民医連の小市健一会長が、先の調査の内容にも触れて「高すぎる国民健康保険料を下げてほしい」と訴えました。お医者さんの立場からも、手遅れという状態で患者さんを診るのはきっと心が痛むことと思います。真に命を守る国民健康保険にしなければ!と、隣で聞いていて私も痛感しました。

 明日は南区と清田区へ。先ほども大粒の雪が降ってましたが、明日の天気はどうなることやら。

 【今日の句】命にも 格差つけるか この国は

2019年4月1日月曜日

日銀短観のニュースのほうが気になった

 今日は白石区(伊藤りち子・道議、さとう綾・市議)と厚別区(橋本みか・道議、村上ひとし・市議)で押上げ! 消費税導入から30年の節目の日に、あらためて日本共産党を伸ばして増税を止めようと訴えました。

 30年前の導入時、私は高校3年生。当時ワープロを使えた私が、食堂を営んでいた親に言われて、消費税3%分を乗せた価格でメニュー表をつくりなおしたことを思い出します。450円の料理は消費税3%で463.5円になりました。「切り上げ? 切り下げ?」と父に聞いていたことを鮮明に覚えています。

 福祉のための消費税と言われ30年経った今、まったく福祉は良くなった実感はなし。結局は法人税減税の穴埋めに符合するような増税だったことが、ハッキリしてきました。

 今日は昼にいろんなニュースがありましたが、大企業・製造業の景況感が2四半期ぶりに悪化したという日銀短観の報道に目が行きました。2012年12月調査以来の大幅な悪化幅だといいます。景気が後退局面か、という内閣府統計の発表も頭をよぎります。いろんな市場関係者のコメントも読みましたが「マイルドな景気後退に入っている可能性」との指摘が私にもピッタリきます。

 今でさえ食料品などの値上げが続き、消費税10%が実施されれば、誰もが少しずつでも節約しようとなるでしょう。しかし1億人を超える人が節約すれば、全体の経済に与える影響は大きくなります。やっぱり今は増税すべきではありません。

 だからこそ全国津々浦々から、増税ストップを訴える日本共産党の議席を増やすことが安倍政権への強烈なメッセージになると訴えたい。白石区と厚別区は党の道議が今ないだけに、まさに「くらし守る議席」として大きな値打ちを持ちます。もちろん市議でも、しっかり議席を守って全体として飛躍にもつなげたい。白石区・厚別区の4人の候補とも、実績も人柄も抜群だからです。

 ビックリするほど激励が続いたり、車の窓を開けて good job !と親指を上げる方がいたりと、今日も多くの期待の声を寄せてくださいました。しかし、余裕があるような状況ではありません。緩むことなく地に足つけて、しっかり明日も党の政策と値打ちを訴えぬきます。

 【今日の句】上げるなら 消費税より 年金を

2019年3月31日日曜日

さらに進むのみ

 石川ともひろ知事候補の押し上げに、野党の党首クラスが北海道に集結! 私は参加できなかったのですが、この勢いで何としても石川知事を誕生へ!

 日本共産党からは小池晃書記局長が参加したほか、立憲民主から蓮舫参議院議員、国民民主から玉木雄一郎代表、自由党から森ゆうこ参議院議員、社民党から又市征治党首、そして山口二郎教授まで駆けつけ、最後はアントニオ猪木参議院議員が「団結がんばろう」代わりに締めるなど、これで勢いが出なければおかしいくらいのメンバーです。

 3年前の衆院道5区補欠選挙でも実現できなかった党首クラスの大同団結。3年間で前進してきたことを思うと感慨深いのですが、選挙は感慨に浸っている場合でなし。この勢いで必ず勝利するために、私は私の役割でがんばらなければと思っています。

 今日は中央区をグルグルまわり、候補者並みに16ヵ所でマイクを握りました。共闘の重みをかみしめて、さらに前進するには日本共産党の議席を!と強調しました。

 中央区の道議候補である森つねとさんは、2年前の総選挙で立候補を取り下げた身です。道下大樹衆議院議員の勝利にも汗を流しました。こういう献身があったからこそ進んできた北光の野党の共闘なのです。ぜひ森つねと候補を道議会に送ってほしいと、私の訴えにも力が入りました。

 札幌市議では頼れる市議団幹事長の小形かおり候補も、市民と野党の共同宣伝などに力を尽くしてきただけに、どうしても失くすわけにはいかない議席なのです。ましてや路面電車のループ化も実現する力になっただけに、引き続き市議会で頑張ってもらわないといけません。

 今日も多くの激励をいただきました。親指を立てて good job! とされていく方、自転車を止めて拍手を送ってくださる方、観光で来られたのかキャリーバッグを引く手を止めて「がんばってー」と声援をくださる方。本当に励まされます。

 明日は白石区と厚別区へ向かいます!

 【今日の句】ここからが 突き抜けられるか 勝負です